近場で楽しめる大物釣り!エギングロッドを使ったカープフィッシング!

エギングロッド

ダイワ ロッド マッドドラゴンT 3-360

カープフィッシングという言葉を聞いたことがある方は居るでしょうか?

カープとはコイのことで、海外では結構専用タックルがあったりして盛んな釣りです。

日本ではぶっこみ釣りが有名だと思いますが、もっと簡単に釣ることができる方法があります。

それが今回紹介するエギングロッドを流用したエサ釣りです。

近場でできるのでぜひチャレンジしてもらいたいおすすめの釣りです。



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カープフィッシングの魅力

それでは最初にカープフィッシングの魅力をお伝えしておこうと思います。

カープフィッシングは比較的簡単で、初心者でもすぐチャレンジできる釣りです。

下記にその魅力を3つ挙げていきます。

近場で大物が釣れる

なんといってもまずは近場で大物が釣れることでしょう。

コイはどんなに小さくでも50センチくらいあり、ときには1メートル近くの大きさのものも居ます。

重さも他の淡水に居る魚と比べると重たいですし、数にしても目で見つけることができるほどの場所も多いです。

生息しているのも川や池、ときには海水が入り混じるような河口域にもいて、狙う場所を問いません。

コイは非常に生命力が強く、場所の規模の大小もあまり関係ありません。

エリア選びに困ることもなく、近場で大物が釣れるのは魅力の一つです。

エサが手に入りやすい

コイは雑食性であり、食べるものを選びにくいです。

口周りにあるひげをはじめとする器官で、エサをより発見しやすく、これがコイを釣りやすくも釣りにくくもしています。

特に触りすぎたエサは人の匂いが付いてしまったりしているのですぐ見切ってしまいます。

コイは動物質のエサでも植物質のエサでも大丈夫です。

釣具店においてある専用の練り餌でもよいですし、スーパーに売ってあるようなものでもよいです。

私がおすすめするのは食パンです。

食パンだと、ハリが隠しやすく、それだけの重量でもキャストできるからです。

また、チャミングといってコイの警戒心が高いときには撒き餌として使うこともできます。

時期を問わない

最後にカープフィッシングの魅力となるのが時期を問わないことです。

春から夏、秋にかけては他にも釣れる魚が多くいますが、ことさら冬となるとなかなか魚のアタリを得ることさえ難しくなってきます。

そんな状況においても、コイは環境適応能力が高いため、比較的元気で釣りの好ターゲットとなってくれます。



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使いやすいエギングタックルの目安

ここまでカープフィッシングの魅力をお伝えしましたが、今度はそれに流用できる使いやすいエギングタックルの目安を紹介しておきます。

そのほとんどのタックル面の条件は満たしていますが、一部変更することでより狙いやすくなります。

それでは下記にその目安を紹介していきます。

エギングロッドの条件

まずエギングロッドの条件ですが、できるだけ硬めで長いロッドがよいです。

やはり硬さがあったほうが、よりコイの強い引きに耐えることができます。

コイは一旦頭が釣り人側に向かなくなってしまうと、強い走りを見せるようになります。

そうできるだけさせないために硬いパワーのあるロッドは必要となります。

また長さはあればあるほどよいです。

長さがあることでよりエサを遠くへ投げることができ、ラインのコントロールもしやすいです。

エギングロッドに関してはガイドの心配はほとんどないですが、一応Sicリングが採用されているものが一番ラインを痛めにくいのでおすすめです。

リール

リールはエギングでよく使われる2500番から3000番で問題ありません。

ひとつ目安としたいのはドラグの出がスムーズに出るものとなります。

ときどきドラグが出たり止まったりというリールもありますので、注意が必要です。

価格帯的には2万円以上のものを使っておくと特にこれといった問題はないかと思います。

ドラグに関しては締めすぎないようにして使いましょう。

ライン

ラインはPEラインをそのまま流用してよいです。

PEラインは水に浮きやすいという特性があり、エサの重みだけでキャストした際のウキの役割を果たしてくれます。

ラインを見てアタリを取るようになれると、ヒット率を高めることができおすすめです。

また、ラインに色分けしたマーカーがあったりすると、エサが沈んでいくときなんかのスピードがわかったりして、より具体的に状況を把握しながら釣りをしていくことができます。

リーダー

エギングではフロロカーボンリーダーが使われることが多いです。

なのですが、カープフィッシングにおいてはこのリーダーは素材を変更したほうがよいです。

その代わりのリーダーとしたい素材はナイロンです。

ナイロンは水より少し重たい比重を持っていますが、表面張力を切らない限りはあまり沈むことが少ないです。

これができるとよりエサを自然に落とし込んでいくことができます。

意外にですが、コイはこのような沈むスピードなんかはよく見ていて、不自然だと見切ってしまうことが多いです。

そしてリーダーの長さですが、1メートルは取っておいたほうがよいでしょう。

それくらい取っていれば、PEラインとの結束部分が不自然さを与えることも少なく、コイの強い引きに対してのショックを吸収する役割をしてくれます。

フック

カープフィッシングのときにエギングロッドを流用して購入する必要があるのがフックです。

フックは太軸のものを選んでおいた方が、強度面で安心です。

もし結ぶことができるのであれば、環付きフックではなく、プレス仕様で外掛けや内掛けといった結び方ができるものがよいです。

理由としては、環付きフックより軽く、フックポイントが立ちやすいことからです。

釣るときのコツとおすすめのエサ

先にもお伝えしましたが、私がおすすめするエサは食パンです。

食パンのメリットは、フックを完全に隠せることです。

意外とフックの反射光をコイは見ているので、それをカモフラージュするための方法です。

ひとつ気を付けておきたいことが、食パンを握ってつぶしすぎないようにすることです。

つぶしてつけることで飛距離を出すことができるようにはなりますが、その分沈むスピードが上がってしまいます。

ボトムに着いたエサよりもフォール中のエサの方がアピール力は高いので、飛距離とフォールスピードのバランスが取れる点を見つけ出してみると良いと思います。

コイがヒットしたら

コイがヒットした時は、ドラグをしっかり利用してファイトするようにしましょう。

無理にその強い引きをロッドで受け止めてしまうと、ロッドが破損してしまうことも考えられます。

コイは障害物に潜ったり、ジャンプしたりすることはほとんどないので、ゆっくりとファイトすれば大丈夫です。

コイが近くまで寄ってきたら、いよいよ取り込みですが、このときはネットがあったほうが安全です。

岸近くに寄ってきたコイはかなり暴れますし、岸に上げるとより暴れます。

そんなときにネットがあれば比較的安全に取り込むことができ、フックも外すことができます。

ネットを使うときには、柄の部分に負荷が掛からないようにして使うことを心がけるようにしてください。

まとめ

今回紹介したカープフィッシング、いかがでしたでしょうか。

近場で場所を選ばず、大物が狙える手軽な釣りは他に類を見ません。

それに流用できるエギングロッドの応用範囲もすごいと思います。

タックルに関しても、リーダーとフックを揃えればよいので、費用として1,000円もかからないと思います。

今回の記事を参考にしつつ、カープフィッシングにぜひ挑戦してもらえればと思います。







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