ディープレンジを攻略する! 適切なベイトリールとルアーとは?

ベイトリール

デュエル(DUEL) ルアー 3DB ディープクランク 70F PBB R1108

ディープの釣りというと苦手意識を持つバスフィッシャーマンは多いはず。

その理由としては、水中の感覚が掴みにくかったり、ブラックバスがどこにいるのか見当が付きにくいことが理由かと思います。

これがシャローだと見たりして解決できるのですが、水中映像なども少ないディープは難しかったりします。

そんなディープを攻略するにあたり、今回はベイトリールとルアーのおすすめを紹介していきたいと思います。



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ブラックバスがディープに居る理由

ブラックバスがディープに居る理由は、大きく2つあるかと思います。

まず一つ目ですが、これは安全確保のためです。

シャローはブラックバスのエサとなる小魚やエビ、虫といったものが多くいますが、それと同時に鳥や獣といったブラックバスを食べようとする生き物もいます。

これらが多くいるときはエサを食べるどころではないので、ブラックバスは安全確保のためディープに居ることがあります。

次に水温が安定するからです。

表層付近の水は日光や風といった条件により、温度差が激しくなります。

ブラックバスはこの急激な温度差を嫌う傾向があります。

これは水温が低下する場合、特に顕著に起こります。

ブラックバスは水温がそのまま体温となるため、一気に寒くなるとかなりダメージを受けてしまいます。

水温が上下するよりは、水温が低くても安定しているほうがブラックバスの活性は変わりにくく、比較的釣りやすいです。

そういったことを避けるために、ブラックバスはディープに行き、水温が安定した状態を求めて行動します。



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ディープ攻略のキーワード

ディープではハイアピールということを意識していきましょう。

ハイアピールとは、音や光の反射、重たさといった多岐に渡るものです。

ディープのブラックバスは絞り込みされにくいので、このような陸っぱりではアピールが強くなりすぎることがあるルアーでも見切られにくいです。

あまり小さいルアーは使わない方が、効率よく攻めていくことができると思います。

ディープ攻略には深く潜るか重たいか

ディープ攻略には、深く潜るタイプのルアーか、重たくてすぐに沈むようなルアーのどちらかが必要となります。

中途半端に潜るようなルアーではディープのブラックバスにはアピールが届きません。

深く潜るタイプのルアーはたとえばリップが大きなものが付いていたり、重たいものは単純にウエイトがあるものとなります。

ここからは具体的にディープ攻略に向いているルアーとタックルを紹介します。

ディープクランクベイト

ディープクランクベイトとは、深く潜るタイプのクランクベイトです。

潜らせるにはパワーが必要なので、ベイトリールが適することが多いです。

下記にその使い方やタックルについて解説しておきます。

思っているより使いやすいディープクランク

ディープクランクベイトは使い方が非常に単純です。

リールのハンドルを巻くと、勝手にルアーの限界値まで潜ってくれます。

そのためには遠投することが必要となってくることでしょう。

また、バイトしてきたときにはディープクランクベイト自体の巻き抵抗がなくなったり、重くなったりと感じやすいのでヒットに持ち込みやすいといったこともメリットとして挙げられます。

ディープクランクに合うタックルの条件

ディープクランクベイトに合うタックルの条件はいくつかあります。

それは、遠投できること、深く潜らせるためのパワーがあること、潜るための抵抗が少ないことが条件となります。

下記にその目安を挙げていますので、参考にしてみてください。

ロッド

ロッドはできるだけロングロッドを使いましょう。

7フィート以上あれば良いと思います。

ロングロッドのメリットは、軽い力で遠投できることと、より潜らせたりといったレンジコントロールができることです。

素材に関しては、中弾性のカーボンが良いと思います。

グラス素材という選択肢もありますが、いろんなバランスを考えるとカーボン製のロッドが良いと思います。

リール

リールはパワーのあるベイトリールを選びましょう。

パワーがあるのは、ギア比が低くローギアと呼ばれるタイプのものです。

ディープクランクベイトは抵抗があり、長時間ハンドルを巻いていると疲れが出てきてしまいますので、できるだけ手元への負荷が少なくなるようにしてみてください。

また、ディープクランクベイトはキャスティングウエイトがあるものも多いので、スプール径が大きなものを選んでみるのもよいかと思います。

ライン

ディープクランクベイトのライン選択は2つです。

一つ目はフロロカーボンラインという選択肢です。

フロロカーボンラインは単純に比重があり、深く潜るディープクランクベイトの動きを妨げにくいです。

もう一つはPEラインという選択肢です。

PEラインは初心者の方は使いにくいと感じる人も多いと思いますが、高感度で細さがあるのでよりディープクランクベイトの動きを把握しやすく、深く潜らせることができます。

スピナーベイト

ディープ攻略に使いたいルアーとして2つめに紹介するのが、スピナーベイトです。

スピナーベイトはブレードやスカート、ヘッドといった複数のパーツから成り立つルアーであり、アピール力が抜群に強いです。

ディープで使う際のことについて下記に解説をしていきます。

水質悪化に強いスピナーベイト

スピナーベイトはディープ攻略において、特に水質悪化したときに出番があるルアーです。

スピナーベイトのアピールで一番強いのは、ブレードの回転によるアピールです。

基本的には、このブレードの回転によるフラッシングが強いアピールとなっています。

その次に振動や金属音といった感じになると思います。

スピナーベイトを扱いやすいタックル

スピナーベイトもディープで使うには、タックルにパワーを必要とします。

その目安を下記に消化していきます。

ロッド

ロッドはレギュラーテーパーのロッドが良いと思います。

レギュラーテーパーとは日本語にすると胴調子といった形で、バットで抵抗を受け止めつつ、その先の柔らかさでルアーの動きを妨げにくいといった感じです。

キャストに関しても振り抜けはよいほうになります。

また、ロッドのリアグリップについては、体に当てて固定するくらいの長さがあったほうが疲れにくく良いと思います。

リール

スピナーベイトに合うベイトリールは、ディープクランクベイトよりは速いギア比のものです。

あまりにもギア比を高くしてしまうのは、疲れを増す原因となるので、ノーマルギア程度が丁度良くなってくるでしょう。

また、キャストする際のワンポイントアドバイスですが、基本追い風になるように投げたほうがよいです。

向かい風に投げると、スピナーベイトはパーツの分だけバランスを崩しやすく、バックラッシュにつながりやすいからです。

ライン

スピナーベイトの場合はフロロカーボンラインがよいでしょう。

他のナイロンやPEラインだと、ブレードなどと絡んでしまった時に取れなかったり、傷が入り易かったりするからです。

太さは12ポンド程度あれば強度と飛距離のバランスが取れるのでおすすめです。

まとめ

ディープ攻略はチャレンジすると思ったよりも単純に考えてよいことが分かると思います。

ただし、そのためには強い抵抗に対して疲労を感じにくい、パワーのあるベイトリールとタックルを選ぶことは重要となってくることでしょう。

今回の記事を参考にして、ディープクランクベイトとスピナーベイトを使ってディープ攻略をやってみてもらえればと思います。







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