ベイトリールの熟練度別使い方!基本からチューニングテクニックまでを紹介します!

ベイトリール

【HEDGEHOG STUDIO/ヘッジホッグスタジオ】 16EM MS 2004-3012H用 MAX11BB フルベアリングチューニングキット 【SHG】

ベイトリールというとその使う人によって大きくその性能の引き出し方が変わってきます。

それはずっとベイトリールを使ってきた人なら、自分が最初にベイトリールを使ったころからするとずいぶん理解できるのではないでしょうか。

今回はそんな使い方について熟練度別の使い方を基本からチューニングテクニックまで解説していきたいと思います。



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初心者向けの解説

まずは、ベイトリール初心者の方向けに基本的な使い方を説明していきたいと思います。

その他の設定方法についてもこの基礎が理解できているうえでの使い方となってきますので、中級者や上級者の方も一読しておいてもらえるとよいのではないかと思います。

それでは解説していきます。

そもそもベイトリールとは?

まず初心者がベイトリールを使うときには、ベイトリールがどういったものかを理解しておく必要があるでしょう。

ベイトリールとは、正式にはベイトキャスティングリールといいます。

これは元々ルアーを投げるためではなく、ベイトつまりエサを投げるためのリールだったということです。

ですので、基本的には重さのあるものを投げるのに向いているリールだということを理解しておきましょう。

ベイトリールの設定の基本・メカニカルブレーキ

ベイトリールではルアーを投げるときにブレーキの設定が必要になります。

このブレーキ設定ができていないと、ルアーが飛ばなかったり、バックラッシュといってラインがスプールの上で絡み合ってなかなか取れない状況になってしまったりします。

このメカニカルブレーキは初心者のうちはルアーの重みでゆっくりとラインが出ていくくらいに締めておきましょう。

そうすることで解消できないようなバックラッシュにはなりづらくなります。

ベイトリールの設定の基本・ブレーキシステム

ベイトリールにはメカニカルブレーキともう1つブレーキシステムがあります。

これは、スプールの回転がキャスト初期段階では速く、着水直前では遅いことに合わせてブレーキの微調整をしたほうがよいことによって生まれました。

本当に初期段階のベイトリールには無かった機構です。

このブレーキシステムですが、初心者のうちはMAXの状態で使っていくことをおすすめします。

MAXにしておくことでトラブルが起きにくくなるだけでなく、鋭いキャスティングも身に付いていきます。

ベイトリールではサミングが必要

最後に初心者の人に知っておいてもらいたいのが、サミングというものです。

ベイトリールではどうしてもルアーが着水したからといってスプールの回転が止まるわけではありません。

ですので、特に着水寸前にはこのサミングが必要になります。

サミングとは親指でスプールの回転を押さえる方法となり、ベイトリールでは必須のものとなります。

練習方法としては、重たいルアーをぶら下げてキャストせずにルアーの重みだけを使ってその調整方法を身に付けていくのが良いと思います。



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中級者向けの解説

ここからは中級者向けの解説に移っていきます。

よりベイトリールがどういうものかを知っておくことで、より使い方が上手くなり、結果として釣果につながることと思います。

それでは解説していきます。

メカニカルブレーキの設定は一定で

中級者になったら、メカニカルブレーキはルアーによって変更せず一定の設定を試してみましょう。

一定の設定とは、メカニカルブレーキを緩めていくと、スプールが左右にカタカタと動き出すところがあると思いますが、その動き出さないギリギリのところで決めてしまう方法です。

これがベイトリールのスプール性能を発揮しやすい設定となります。

スプールによって微調整が必要になりますが、現場でその設定を探してもらえればと思います。

使うルアーに合ったスプール径を選ぶ

ベイトリールにはいくつものスプール径があります。

そのスプール径によって投げやすいルアーウエイトが決まったり、またハンドル1回転あたりの回収スピードが決まってきます。

基本的にはスプール径が小さな32ミリ程度のスプールが7グラム以下のウエイト向け、34ミリが黄金比とされいろんなルアーが使える、36ミリ以上のスプールは大遠投向けといった感じです。

回収スピードについてはスプール径が大きければ速くなります。

中級者になったらこの使い分けも意識しておくとよいと思います。

キャスティングに合わせてブレーキを変える

最後にキャスティングに合わせたブレーキ設定を覚えておきましょう。

例えばオーバーヘッドキャストであれば強めにしておく、ピッチングであれば弱めにしておくといった感じです。

基本的にはそのキャストに必要な力の大きさによってブレーキの設定を変えておくとよいでしょう。

上級者向けの解説

ここでは上級者向けの解説を行っていきます。

私も長年ベイトリールを使ってきましたので、こういったことを気にしつつ釣りをしています。

それでは解説に入ります。

ロッドに合わせたキャスティングを身に付ける

ロッドにはカーボン製だったり、グラス製だったりといった素材の違い、またファストやスローといったテーパーの違いがあります。

ですので、キャストする人がこれにしっかりと併せていく必要があります。

例としてカーボン製のファストテーパーは鋭く反発させるように、グラス製はゆっくりと振り抜くようにといった感じです。

これによってキャスト距離が全くといって変わってきますので、意識しつつ釣りをしてみてください。

キャスティング方法を全て知っておく

ベイトリールのキャスティング方法は下記の方法があります。

  1. オーバーヘッドキャスト
  2. クオーターキャスト
  3. サイドハンドキャスト
  4. バックハンドキャスト
  5. アンダーハンドキャスト
  6. サークルキャスト
  7. スパイラルキャスト
  8. フリップキャスト
  9. ピッチング
  10. フリッピング
  11. ボウ&アロー

これらの方法を知っておき、かつキャストを練習してどんなシチュエーションでも出来るようにしておくことで、より多くのスポットを攻略することが出来ます。

ぜひ知っておき、かつ練習しておくとよいと思います。

ベイトリールのチューニングテクニック

ベイトリールにはいくつかのパーツやオイルが使われています。

これらをちょっとだけ変更したりすることで、よりベイトリールの性能を発揮することが出来ます。

ここではそのチューニング方法を消化しておきたいと思います。

ハンドルチューニング

ベイトリールにはハンドルが必ず付いていますが、これをメーカー標準のまま使っている人も多いと思います。

このハンドルを軽量化し、小型化するだけでもキャストのしやすさは変わってきます。

特にカーボン製のハンドルを使ってみることをおすすめします。

ベアリングチューニング

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ベイトリールにはカラーと呼ばれるものが入っていることがあります。

このカラーをベアリングに交換するだけでも使いやすさは変わります。

パーツ表をよく見てみると、その大きさが表記してあることがありますので、それと同じ大きさのベアリングを探して交換してみるとよいでしょう。

オイルチューニング

ベイトリールにはオイルとグリスといったものが注油されています。

これを各パーツによって使い分けるといった上級テクニックがあります。

例として、スプール軸には標準のオイルを使い、ハンドルノブには高回転用オイルを使うといった感じです。

自分の使い勝手に合わせていろいろ試してみるとよいと思います。

まとめ

今回はベイトリールの熟練度別使い方と題して、解説を行ってきましたがいかがだったでしょうか。

段階を踏んで上手く使っていくことが出来ると思いますが、これらの使い方があると知っておくだけでも、釣りの最中に考えることが違ってくると思います。

ぜひ今回の記事を参考にして、自分の釣りに役立ててもらえると嬉しく思います。







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