【2022年】私が絶対おすすめするベイトリールランキングベスト13
ベイトリールはその機能や性能により種類も価格も様々です。
ベイトリールを使ってみたいけど結局どれを買えばよいか迷うこともあるかと思います。
そこで、これまでの経験を踏まえつつ価格と性能を考慮したおすすめベイトリールをランキング形式でご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしていただければと思います。
目次
- 第1位 「シマノ 16 アルデバラン BFS XG」
- 第2位 「シマノ 17 スコーピオン DC」
- 第3位 「ダイワ 14 タトゥーラ 103XH-TW」
- 第4位 「アブガルシア BIGSHOOTER COMPACT」
- 第5位 「シマノ 16 メタニウム MGL XG」
- 第6位 「シマノ 16 スコーピオン 70HG」
- 第7位 「シマノ 15 メタニウム DC HG」
- 第8位 「ダイワ ジリオンSV TW 1016SV-SH」
- 第9位 「シマノ 14 カルカッタ コンクエスト 200」
- 第10位 「シマノ 14 オシアコンクエスト 200HG」
- 第11位 「シマノ NEW バスワンXT」
- 第12位 「シマノ 16 メタニウム MGL HG」
- 第13位 「ダイワ アルファス エア 7.2」
- ベイトリールとは
- ベイトリールの7つのメリット
- ベイトリールのデメリット
- ベイトリールの持ち方
- 上級者におすすめのトラウトフィッシング用ベイトリール
- 初心者向けベイトリールの使い方
- ベイトリールはロックフィッシュにもおすすめ
- ベイトリールの魅力とは
- ベイトフィネスとは
- 「シマノ リール 16 メタニウム MGL XG」の詳細
- まとめ
- 参考URL
第1位 「シマノ 16 アルデバラン BFS XG」
「シマノ 16 アルデバラン BFS XG」
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アルデバランBFXは、もともとベイトフィネス用に作られたようなベイトリールで、特に軽めのリグやプラグをキャストするのに適しています。
キャストしてみると分かるのですが、もともとが回転数が軽めにしかも早くなるようにセットしてあります(スプール回転数は調節可能です)。
そのためにバックラッシュを起こしやすい感じがします。
そこでおすすめとしては、最初使う時はベイトリールのスプールを少しきつめにしめこんでから投げるようにするとバックラッシュがおきにくいです。
軽めのルアーを使う時に少しづつ慣らして徐々にスプールの回転を上げていった方が良いと思います。
軽めの回転数に慣れてくると、他のベイトリールより飛距離をかせげます。
第2位 「シマノ 17 スコーピオン DC」
「シマノ リール 17 スコーピオン DC」
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使いやすくて投げも巻きも抜群。
とにかく飛距離が出ますし、さらにDCがよくできています。
この性能をこの価格帯で買えるのは驚きです。
Amazonの口コミでも高評価ですので、ぜひ読んでみて下さい。
第3位 「ダイワ 14 タトゥーラ 103XH-TW」
「ダイワ リール 14 タトゥーラ 103XH-TW」
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11件のカスタマーレビュー
外観が光沢のあるブラックで、高級感があるベイトリールになります。
バックラッシュが少ないので、ストレスを感じることなく、また、時間をロスすることなく、釣りを楽しむことができ、おすすめです。
また、フルオートマチックのSVを搭載していますので、初心者の方でも安心して使用できます。
タフネス構造になっているので、万が一落としてしまった時でも大丈夫です。
また、大口径ギアを搭載していますので、パワフルな巻上をすることができます。
第4位 「アブガルシア BIGSHOOTER COMPACT」
「アブガルシア リール BIGSHOOTER COMPACT」
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15件のカスタマーレビュー
チタンを採用した海水淡水両用のベイトリールです。
バス、シーバス、根魚等大型魚を対象としておりパワーハンドル採用で、トルクのあるギアーを採用していることから魚をかけた時、ストレスなく巻き上げる事ができます。
実際私は、このリールを使用しておりルアー専用でシーバスを狙うとき使っています。
おすすめとしては、シーバスの90cm以上を狙って釣りに行った時、何の不安もなくかけることができることです。
また、強い風に対応したシステムが組み込まれている点も安心できます。
第5位 「シマノ 16 メタニウム MGL XG」
「シマノ リール 16 メタニウム MGL XG」
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シマノの人気モデルで、ブラックバスはもちろん、シーバスやロックフィッシュ釣りにもおすすめです。
重さ175グラム70番サイズの軽量・コンパクト設計で握り込みがしやすくなっています。
スプール寸法は34ミリ径/22ミリ幅でルアーの重さを幅広くカバーしてくれます。
ブラックバス釣りに対応できるようにナイロン12ポンド100メートルといったラインキャパシティーにしてあるのも特徴です。
第6位 「シマノ 16 スコーピオン 70HG」
「シマノ リール 16 スコーピオン 70HG」
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9件のカスタマーレビュー
まずなんといっても価格がお手ごろです。
高価なリールとの違いは、ベアリング数や重さ、ドラグ性能ですが、よほどのヘビーユーザーでない限り不足を感じることはほぼないと思います。
これがひとつあれば、バスフィッシング、いかだ釣り、堤防から足元を狙うような釣りなど様々な釣りに対応できます。
入門を過ぎた釣り師であれば満足すること間違いなしです。
第7位 「シマノ 15 メタニウム DC HG」
「シマノ リール 15 メタニウム DC HG」
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10件のカスタマーレビュー
1ピースの4極着磁リング磁石のマグネットを使っているベイトリールで、従来のタイプのものと比べてブレーキ力が強くなったり、回転数のMAXをおおよそ12%アップさせて、安定感のあるロングキャストができるようになり、おすすめです。
また、“HAGANE”ボディを採用しています。
耐久性に非常に優れており、何かの拍子に落としてしまったりしても安心です。
真水でも海水でも使用できます。
バックラッシュの回数も従来のものと比べて抑えることもできて、とても優れたベイトリールになります。
第8位 「ダイワ ジリオンSV TW 1016SV-SH」
「ダイワ リール ジリオンSV TW 1016SV-SH」
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13件のカスタマーレビュー
私も以前使っていたのですが、シーバス用に持ってました。
バックラッシュが怖くて抵抗がありましたが、ベイトリールとしては、tウィングシステムなどバックラッシュにも対応してますし、中小型のルアーにも無理なく投げられるようなスプールの経を大きめを採用いる点などおすすめできます。
海から淡水にも使用できるような作りのベイトリールで、ベイトリールとしては、あまり海水対応というのは少ないのでシーバス用としては、選択のひとつには、もってこいと思います。
ベイトリールは、海だと風が強いことが多いので敬遠しがちなのですが、スピニングより、パワーがぜんぜん違うので海水対策してあるこのリールは、私自身使ってみてもおすすめのひとつと言えます。
第9位 「シマノ 14 カルカッタ コンクエスト 200」
「シマノ リール 14 カルカッタ コンクエスト 200」
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11件のカスタマーレビュー
カルカッタというと、今から30~40年ほど前のことですけど、abuアンバサダーが全盛で、日本に本格的なパーミングカップのベイトリールがなかったころその日本版として、発売されたのを記憶しています。
カルカッタ201は、ルアー用として使う場合、左ハンドルの手に、ぴったりくるパーミングカップなので、バスフィッシングには、もってこいです。
特にトップに使うには、ルアーが落ちた瞬間にバイトすることが多いので、もっともおすすめだと思います。
引き上げるパワーを十分なので強引なかけ引きもいけると思います。
マイクロモジュールギアを搭載しており、ギアノイズが低減される効果が期待できておすすめです。
また、従来品と比べてギアの耐久性も向上されています。
さらに、セーフティレベルワインドを搭載しています。
指を巻き込んでしまう怪我やレベルワインドの破損を予防する機能で、初心者や初級者でも安心して使用できます。
第10位 「シマノ 14 オシアコンクエスト 200HG」
「シマノ リール 14 オシアコンクエスト 200HG」
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6件のカスタマーレビュー
このベイトリールは、ゴールド色で見た目が良いです。
また、主要パーツだけでなく、細かいパーツまで耐久性のあるものを使用しているのでおすすめです。
ワッシャには、カーボンクロスワッシャを採用しています。
さらにクラッチには、特殊表面処理を行って、対塩性、耐久性が非常に高いピニオンギアを使用しています。
ギアのノイズを減らしたマイクロモジュールギアを採用しているのも魅力的です。
サイズは、1つサイズが下のものかと感じてしまうほどコンパクトなので、扱いやすいです。
第11位 「シマノ NEW バスワンXT」
「シマノ リール NEW バスワンXT」
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142件のカスタマーレビュー
初心者におすすめなベイトリールは、シマノ リール NEW バスワンXTです。
シマノ製なので、信頼性が高く、安心して使えています。
軽くて使い勝手がとても良く、性能もしっかりとしています。
それなのに、価格はお手頃な価格ですので、ベイトリールをこれにして、他のツールにお金をかけられます。
淡水でも海水でも使用可能です。
第12位 「シマノ 16 メタニウム MGL HG」
「シマノ 16 メタニウム MGL HG SHIMANO 16 Metanium MGL」
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シマノメタニウムは、とにかく軽くて扱いやすいベイトリールです。
他のベイトリールと比べると20グラム前後軽く作ってありますので、実際ロッドと共にルアーをキャストしてみると分かるのですが、この20グラムはとても大きい感じがします。
何十回も何百回もキャストをするわけですからちょっとの重さが疲れや飛距離に影響してきます。
特にシャローベイトとの相性が抜群によく、キャストするのは10グラム前後のシャローベイトが最適です。
10ポンド前後のラインを100mというキャパから考えると、ラインは細いにこしたことがなく、シャローに適した細さともいえます。
スプール回転もちょうどシャローベイトしかも10グラム前後をキャストするのに適した回転数といえます。
第13位 「ダイワ アルファス エア 7.2」
「ダイワ リール アルファス エア 7.2」
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18件のカスタマーレビュー
G1ジュラルミンの特性を生かし最適に新設計してエアスプールに搭載しました。
G1ジュラルミンはマグネシウムの2倍の強度、ジュラルミンの1.3倍の強度を持つ素材です。
淡水から海のルアーまで広く対応し、上級者から初心者まで使いやすいおすすめできるベイトリールです。
バックラッシュ対応性能が良く、アキュラシー性能に優れています。
スタートラグにザイオンを使用し、強度が増してしかも軽量という特性を持たせています。
ベイトリールとは
ベイトリールとは両軸受けリールのことで、ハンドルの軸とスプールの軸が同じ方向を向いているのが特徴です。
主に船釣りや磯釣り、ブラックバスを中心としたルアー釣りに使われるものです。
ベイトリールは、スプールが回転してラインを放出する構造になっているため、スプールが空回りしてしまう「バックラッシュ」が起こりやすいです。
そのためベイトリールが初心者には扱いづらいと言われています。
しかし近年は技術の向上により、そのバックラッシュを軽減させた機種が多く出ています。
ベイトリールの7つのメリット
ベイトリールのメリットは、
- 巻き取りの力の強さ
- キャスティングの手数を増やせる
- 飛距離の微調整
- ラインが撚れにくい
- 機構に頼らない指ドラグ
- 片手操作が可能
- 手返しが良い
の7つが挙げられます。
それぞれ詳細を説明致します。
メリット1:巻き取りの力の強さ
ベイトリールの1つ目のメリットは、なんといっても巻き取りの強さです。
真っ直ぐラインが出て真っ直ぐ巻き取れるので抵抗が少ないです。
これがスピニングリールになると、どうしてもラインローラーのところでラインが90度前後の角度を持ってしまうのでこれが抵抗になります。
また、スプールもラインに引っ張られるので角度が付き、角度が付くと軸との抵抗が生まれ、それで巻き取りの力を発揮できなくなります。
ベイトリールはとても力があるため、カバーのテキサスリグの釣りなんかでよく使われます。
巻き取りの力が欲しい人にはベイトリールはおすすめです。
続けて、2つ目のメリットを解説していきます。
メリット2:キャスティングの手数を増やせる
ベイトリールの2つ目のメリットは、キャスティングの手数を増やせることです。
スピニングリールだと、ベールを返してラインを指に引っ掛けてからキャストという一連の動作になります。
しかしベイトリールでは、クラッチを切ればキャストできます。
さらにルアーをキャストして着水したときも、スピニングリールだとベールを返してハンドルを巻くとなりますが、ベイトリールの場合はハンドルを回転させればクラッチも自動で返りそのまま巻くことが出来ます。
キャスティングの手数を増やせることは、結果的にバスの目の前をルアーが通る確率を挙げられるので、釣果にも結びつきます。
メリット3:飛距離の微調整
ベイトリールでの飛距離の調整はサミングで行います。
サミングとは、スプールの端に親指の腹の部分を押し当て、スプールの回転を制御し、飛距離の調整また、バックラッシュをさせないようにすることです。
スピニングリールだと両手で調整したとしても、最低数センチ単位になるのに対し、ベイトリールではミリ単位での調整が出来るといっても過言ではありません。
飛距離の微調整ができることはとても大きなメリットと思います。
メリット4:ラインが撚れにくい
ベイトリールはラインが真っ直ぐ出ていき、真っ直ぐ巻き取りをしてきます。
スピニングリールだとスプールにラインが回転しながら巻きつくため、どうしても撚れが発生してしまいます。
ラインが撚れにくいということは、ラインの劣化がゆっくりになったり、ワームなんかを使った時に回転しにくくなります。
上手くベイトリールを使えば、スピニングリールよりもラインの持ちを良くすることが出来ます。
メリット5:機構に頼らない指ドラグ
先ほど、飛距離の調整のところでサミングというものを紹介しました。
今度はそのサミングを応用した、指ドラグというものを紹介します。
ベイトリールにはスタードラグと呼ばれるドラグシステムが付いていますが、通常はフルロック状態にしておくことが多いです。
しかし、そんな状態で大きなバスが掛かってラインが限界に近づいたときに勝手にラインが出て言ってはくれません。
そこで指ドラグを使ってファイトするという選択肢があります。
指ドラグは、クラッチを切って親指のスプールの押さえ具合でラインの出方を調整する方法です。
これは、魚の大きさやライトラインを使ったとき等問わず行うことが出来ます。
ただし、指を滑らせてしまうとバックラッシュしてしまうので注意してください。
メリット6:片手操作が可能
ベイトリールはスピニングリールのようにベールを起こす必要がないため、キャストの一連の動作を片手で行うことが出来ます。
勿論ある程度の慣れが必要だが、テキサスなど細かいアクションをつける釣りでは、ロッドを握っている手の中指を使いドラグやハンドルを弾くことでリトリーブすることも可能になります。
メリット7:手返しが良い
ベイトリールはキャストの一連の動作を片手で行えるため、次のキャストへの動作も素早く行うことが出来ます。
例えばスピニングリールでのキャスティングには、ラインと人差し指にかけ、ベールをおこす、そしてキャスティングするという、三つの工程が必要です。
しかしベイトリールの場合、スプールを親指で抑えてクラッチを切ってキャストする、というように一つの動作でキャスティングを行うことが出来るのです。
ルアーフィッシングでは勝負は本当に一瞬で、ほとんどの時間キャスティングと巻き取りをすることになります。
ですので少ない動作でキャスティングができるということは、テンポ良く釣り上げることになり釣果に繋がるのです。
また釣りでは、ルアーをキャストして巻くという動作を何十回、何百回と行います。
それが少ない工程でするわけなので、疲れにくくもなるというメリットもあるのです。
そのためテンポ良く探りたい時にはタイムロスを減らすことができるのです。
ベイトリールのデメリット
ベイトリールのデメリットは、
- ラインのキャパシティが少ない
- バックラッシュ
- ルアーウェイトの制限
の3つが挙げられます。
ラインのキャパシティが少ない
ベイトリールのデメリットはスピニングリールなどに比べてラインのキャパシティが少ないことです。
ベイトリールは構造上スプールを大きくしてしまうとベイトリール自体も大きくなってしまいます。
ベイトリールは手のひらに握り込むようにして使うため、あまり大きくすると操作性が失われてしまいます。
スピニングリールではラインを300メートル以上巻くことができるリールもありますが、ベイトリールに巻くことができるラインキャパシティは100メートルから多くても200メートル程度になってしまいます。
バス釣りなど釣り場が広くないような場所では100メートル程度のラインキャパシティでも十分ですが、海での釣りではベイトリールだと不十分な場合があるのです。
バックラッシュ
ベイトリール最大のデメリットはバックラッシュです。
バックラッシュとは、スプールの回転とラインの放出量のバランスが崩れることで起き、スプールにラインが絡まってしまうトラブルです。
スプールが直接回転してラインが出ていく構造となっているため、ベイトリールではバックラッシュというトラブルが起こりやすいのです。
そのため、ベイトリールにはブレーキ機構というものが搭載されています。
「メカニカルブレーキ」と「遠心(マグネット)ブレーキ」が搭載されており、このブレーキを調整することでバックラッシュの発生を防ぎます。
ただこれをもっても、バックラッシュの発生を全く無くすことは出来ないので、やはり最大のデメリットになってしまいます。
ルアーウェイトの制限
ベイトリールは軽いルアーを投げることが出来ません。
ベイトリールはキャスト時にスプールが回転しラインが放出される構造です。
そのため軽いルアーではスプールを十分に回転さえるだけのパワーが出ないので、うまくキャストすることが出来ないのです。
最近ではベイトフィネスモデルという、軽いルアーを投げるために開発されたベイトリールもありますが、軽いルアーを使うにはスピニングリールが不可欠になってしまいます。
ベイトリールの持ち方
ベイトリールを使っている人を見ると、皆さんいろんな持ち方をしていると思います。
ある人は手全体で包み込むように持っていたり、またある時は1本だけベイトロッドのトリガーにかけていたりとさまざまです。
ベイトリールの持ち方の違いにはそれぞれメリットもあり、全くと言っていいほど間違った持ち方もあります。
芸能持ちと呼ばれる間違った持ち方
まずは間違った持ち方をお伝えしておきます。
これは芸能持ちと呼ばれていますが、ロッドのエンド部分を握る持ち方です。
芸能人の釣り番組なんかでよく見られていたのでこの名前が付いています。
この持ち方は全くと言っていいほど、メリットがありません。
ベイトリールを巻くときに安定しない持ち方のため、かなり疲れます。
魚が掛かった時なんかは、リールが左右に動いてしまいなかなか巻き取ることさえできません。
ベイトリールを正しく使っていく上では、この持ち方はおすすめできません。
次からは正しい持ち方について紹介していきます。
トリガーに掛ける指の本数で呼び方が変わる
ここから正しい持ち方について紹介していきます。
まずは、ベイトリールの持ち方の呼び方について簡単に述べておきます。
ベイトリールの持ち方の呼び方は、ロッドのトリガーに掛ける指の本数でそれぞれ、
・ワンフィンガーグリップ
・ツーフィンガーグリップ
・スリーフィンガーグリップ
と呼び方が変わります。
それぞれの持ち方についてはそれぞれに利点があります。
それについては次から解説していきます。
ワンフィンガーグリップの利点
ワンフィンガーグリップとは、ベイトロッドのトリガーに人差し指1本を掛ける持ち方です。
この持ち方の利点は、なんといってもキャスティングの正確さになります。
人差し指1本を掛けることで、ベイトリールのクラッチが切りやすくなり、またサミングもしやすくなります。
人差し指以外の3本でグリップをしっかり握れるので、ロッドがねじれにくく力強く鋭いキャスティングが可能になる持ち方です。
ただ、魚の引きなど大きな負荷がかかった時はなかなか力を入れるバランスがとりにくく向きません。
あくまでもワンフィンガーグリップはキャスティング専用の持ち方と考えておいた方が無難です。
ツーフィンガーグリップの利点
ツーフィンガーグリップとは、ベイトロッドのトリガーに人差し指と中指の2本の指を掛けて持つ持ち方です。
この持ち方のメリットは、ワンフィンガーグリップとスリーフィンガーグリップの中間の使用感を得られるということです。
キャスティングにおいても、魚の引きに対してもある程度の負荷までなら対処できます。
この利点を活かすことができるのはピッチングなどの近距離で連続してキャストしていく釣りです。
ラバージグやテキサスリグを使った近距離の釣りにかなりおすすめです。
スリーフィンガーグリップの利点
スリーフィンガーグリップとは、ベイトロッドのトリガーに人差し指・中指・薬指の3本を掛ける持ち方です。
パーミングとも呼ばれます。
この持ち方の利点は、なんといっても力の入れやすさです。
ベイトリールを包み込むようにがっちりと握れるので、持ち手が安定し、魚の強烈な引きに一番対応が効く持ち方です。
キャスト後の持ち方としてはスリーフィンガーグリップが一番おすすめです。
上級者におすすめのトラウトフィッシング用ベイトリール
渓流でのトラウトフィッシングゲームでは、近年手返しの良さとそのキャストフィーリングからベイトリールが盛んに使われています。
今回はそんなベイトリールを使ってトラウトフィッシングを行おうと考えている上級者に向けたトラウトフィッシングでベイトリールを使うメリットとおすすめのベイトリールについて見に行こうと思います。
トラウトフィッシングにおけるベイトリール
トラウトフィッシングとは?
トラウトフィッシングとは全国の渓流域、本流域などの淡水の河川や湖で行われる釣りでニジマスやイワナ、サクラマスなどのトラウトと呼ばれる鱒科の魚をターゲットとして行われます。
ウェーダーやウェーディングブーツを履き、河川や湖に立ちこみながら、スプーンやミノーなどのルアーを使用しトラウトの捕食や警戒を煽ることでヒットへと持ち込むことから、他のルアーフィッシング比べて難易度が高いと言われています。
釣り上げたトラウト達はとても美しい魚体で、自然の景観なども相まってその釣果は最高のリフレッシュになります。
またその対象となる魚のサイズも様々で、渓流域で20センチ前後の魚の数釣りを楽しむ釣り人もいれば本流域や湖で50センチオーバーの巨大魚を狙う釣り人もおり、そのバリエーションの広さも人気の秘訣です。
トラウトフィッシングのタックル
トラウトフィッシングでは主にスピニングタックルが使用されます。
個人差はありますが、渓流域では5フィート前後のロッドと2000番台のリールを本流域では6から7フィートのロッドに2500番台のリールを、湖では7から9フィートのロッドに2500から3000番台のリールを合わせる場合が多く、その扱いのしやすさからトラウトフィッシングの定番となっています。
しかし近年主に渓流域を中心にベイトタックルを使用する釣り人が多くなってきました。
ベイトリールとは主にバスフィッシング用に使われているリールで、その手返しの良さやキャスト制度の高さが持ち味ですがライントラブルが多い、軽量のルアーが使用できない、などの理由からトラウトフィッシングには不向きとされてきました。
しかし大手メーカーが発売したベイトフィネスと呼ばれる新しい釣りスタイルがトラウトフィッシングに適しているため近年のトラウトフィッシングにおけるベイトリールの導入のきっかけとなりました。
トラウトとベイトフィネス
ベイトフィネスとは軽量のルアーをキャストすることに特化したベイトリールです。
バスフィッシングの主流であるベイトタックルで、スピニングタックルの釣りにまで対応するために開発されたもので本来スピニングタックルでキャストするべき5g以下のルアーを細いラインで快適に飛ばすことのできるベイトリールです。
従来のベイトリールでは太いラインで重たいルアーしかキャストできず、軽いルアーをキャストしようとするとバックラッシュなどのライントラブルの原因となっていましたがベイトフィネスを使えば、ベイトリールで細いラインを使用しノントラブルで軽いルアーをキャストできるのです。
これに目を付けたのがトラウトフィッシングの釣り人たちでした。
トラウトフィッシングの渓流域では木々の生い茂る藪からキャストするケースや渓流魚にプレッシャーをかけないために確実なキャストが要求される場面が多々あります。
そのためキャスト制度の高いベイトリールは、本来トラウトフィッシングには最適なリールだったのですが軽量ルアーに対応していなかったため、一部のコアな釣り人にしかその存在は知られていませんでした。
それが軽量ルアーを快適に投げられるベイトフィネスの登場で一気に日の目を見ることになったのです。
今回はまさに今人気に火の付き始めたベイトフィネスを使用したトラウトフィッシングを導入したいと考える上級者に向けてシマノ、ダイワ、アブガルシアの高価格帯のおすすめベイトリールを紹介したいと思います。
シマノ
シマノとトラウトフィッシング
シマノとは日本における釣り具のトップを走る最大手メーカーの一つです。
トラウトフィッシングだけではなく、バス、ソルト、餌釣り等、釣りに関係するあらゆるものを世に送り出しています。
シマノは日本の釣り具メーカーの中でもトラウトフィッシングとの関係性が強く専用タックルのカーディフシリーズをはじめ、エントリーモデルから上級者向きのアイテムまで幅広いものを提案しています。
もちろんそれはベイトリールでも例外ではなく、ベイトフィネスが登場する以前から丸型ベイトリール、カルカッタシリーズの小さい番手を発売しており、トラウトフィッシングでベイトリールを使う先駆けにもなっています。
今回はそんなシマノリールの中からトラウトフィッシングに最適な「アルデバランBFS XG」と「カルカッタコンクエストDC BFS」を紹介します。
アルデバランBFS XG
アルデバランシリーズはシマノのベイトリールにおける、軽量ルアーを投げることに重点をおいたシリーズです。
その中でもこの「アルデバランBFS XG」はベイトフィネス専用設計で現在のシマノの技術を集約させたベイトフィネスリールと言えます。
シマノのベイトリール史上最軽量を誇るボディーに専用のスプールとブレーキシステムが合わさることで軽量ルアーをほぼノーストレスでキャストできます。
またギア比が高いため巻き取りスピードも速く、テンポ良く釣りをすることが可能です。
もちろんこのテンポの良さはバスフィッシングだけではなく、トラウトフィッシングにおいても同様で川幅の狭い、山奥での要所、要所のポイントに手返し良く確実にキャストしていくことが必要な渓流域での釣りには最適です。
またベイトフィネスに特化したブレーキシステムなので、軽いルアーを低い弾道でキャストでき木々の下などの大型トラウトが潜んでいる絶好のポイントにルアーを送り込むこともできます。
価格はAmazonの販売価格が大凡35000円でリールとしては少し高いという印象を持ちますがこの性能を考えれば、上級者であれば最初の選択肢に入るべきリールです
カルカッタコンクエストDC BFS
次に紹介するのが今年発売予定の「カルカッタコンクエスト DC BFS」です。
カルカッタシリーズと言えば、シマノの丸型ベイトリールの代表作で、バスフィッシングだけではなく、トラウトフィッシングでも良く使用されるシリーズです。
そのカルカッタの最上位モデル、カルカッタコンクエストDCに今年から新たにベイトフィネスモデルが追加されることになりました。
カルカッタは本来重いルアーを中心にキャストするために作られてきたシリーズですがその性能と巻き心地に定評があり、ベイトリールながら小さいモデルも販売されていたため、これまでもトラウトフィッシングで使用されてきました。
そのカルカッタにデジタルコントロールと呼ばれるバックラッシュをコンピューター制御によって抑える機能を搭載しさらに軽量ルアーを投げることに特化した新ブレーキシステムまで導入した今作はカルカッタシリーズ初のベイトフィネスモデルということもあり、トラウトフィッシングユーザーにとっても待望の一台だと言えます。
発売は5月の予定で、価格は5万円前後が予想されます。
カルカッタシリーズの最上位モデルのためもちろん安い買い物ではありませんが上級者としてこだわりのベイトフィネスリールを使用するには最適とも言える極上のリールです。
ダイワ
ダイワとトラウトフィッシング
シマノと人気を二分する大手メーカーのダイワですが、トラウトフィッシングの展開においてはシマノよりやや劣る印象を持ちます。
専用ロッドなども発売していますが、そのラインナップはやや少なめで、シマノに比べるとトラウトフィッシングとの結びつきは少ないです。
しかしベイトフィネスの分野にその焦点を移すと、シマノに遜色のない逸品を多数販売しています。
もともと堅実なシマノに対して、最先端の技術と革新的な製品が売りのダイワは近年盛り上がりを見せるベイトフィネスリールに大きな力をいれています。
ルアーフィッシングにおけるベイトリールは、ロッドとの組み合わせはメーカーを問わず自由に行えるのでより最先端で高性能のリールが使いたければ、ダイワのベイトリールもその選択肢に入ります。
特に今回紹介する「SS AIR」と「T3 AIR」はダイワの最先端の技術が集約されたベイトフィネスリールです。
SS AIR
「SS AIR」は堅実と軽量を両立する合金を使用したスプールと肉抜きされたハンドルから生み出される確かなキャストフィーリングが売りのダイワのベイトフィネス専用ベイトリールです。
エアブレーキシステムと呼ばれるバックラッシュを極限まで減らすブレーキシステムは、なんと1円玉クラスのルアーをもキャストできると言われています。
渓流におけるトラウトフィッシングでは5g以下はもちろん、状況によっては3gを下回るルアーをキャストする場面もあります。
そのような状況下でストレス無くルアーをキャストできる本リールは昨年限定モデルとしてストリームカスタムという渓流トラウト専用モデルも発売され話題となりました。
トラウトフィッシングにおけるベイトリールではシマノも専用リールはほとんど販売しておらず限定モデルながら専用モデルが発売されたということは、SS AIRはメーカー公認の渓流用ベイトリールということになります。
価格はAmazonの販売価格が約3万円で、シマノのアルデバランBFS XGとほぼ同価格帯と言えます。
渓流ベイトフィネス用の最初のリールとしてはこの2台のどちらかを購入すればまず間違いないです。
T3 AIR
「T3 AIR」は先ほど紹介したSS AIRの上位モデルでダイワの発売する、ベイトフィネスリールにおけるフラッグシップモデルです。
ダイワの最先端技術が集約されたT3 AIRはSS AIRを上回る軽量化とキャスト性能を実現。
さらに他のベイトフィネスリールには導入されていない、飛距離の面にも特化し、軽量ルアーをより遠くにキャストすることが可能です。
トラウトはとても警戒心の強い魚で、一度人影を発見すれば、例えルアーを見つけてもヒットしないことがざらにあります。
そのため魚がいるポイントと距離をおいてキャストすることはサイズ、数、どちらの面においても大切なことなのですがベイトフィネスは基本的に軽量ルアーをよりトラブル無く、正確に投げることに特化されているため、飛距離という面はある意味欠点の一つでしたT3 AIRはベイトフィネスの飛距離という欠点を無くしたまさに、究極のベイトフィネスリールなのです。
最上位モデルのため、販売価格も5万円前後と高価ですが、デザインも近未来的で素晴らしく持っているだけでも、所有欲を満たしてくれるリールです。
アブガルシア
アブガルシアとトラウトフィッシング
アブガルシアは古くからトラウトフィッシングとの関わりが強く、カーディナルなどのトラウト用リールが30年以上も前から発売さています。
もちろんその関わりは現在も続いており、数多くのフィールドテスターがトラウトの実釣テストを繰り返し、専用ロッドをはじめとした様々なアイテムの開発がおこなわれている、トラウトフィッシングと密接に関わっているメーカーです。
アブガルシアはトラウトフィッシングだけではなくバスフィッシングにも力をいれており、ベイトフィネスという分野でも「REVO LTZ AE74 Racing」と呼ばれるリールを世に送りだしました。
REVO LTZ AE74 Racing
アブガルシアが発売しているベイトリールの中で最もベイトフィネスに特化したモデルが「REVO LTZ AE74 Racing」です。
REVO LTZは大幅に肉抜きされたスプールと軽量されたボディー、このために開発されたブレーキシステムが生み出す、安定したキャストが売りです。
私は以前釣り具販売店の試投コーナーで触れたことがあるのですが、ロックフィッシング用の軽量ワームをノーシンカーでキャストできこれは間違いなく渓流における軽量ルアーのキャストに最適だと感じ、トラウトフィッシング用にすぐに購入しました。
実際に渓流で使用してみて、試投の時に感じた感覚を超える、性能に大満足しているおすすめのリールです。
またアブガルシアらしいそのデザインも魅力でシックな黒を基調にしたボディーと差し色のイエローのバランスが玄人も唸らせる魅力を生み出しています。
販売価格はAmazonで4万円前後とシマノのアルデバラン、ダイワのSS AIRに比べると少々高いですが性能はもちろん定番リールとは少し違う、自分だけのモデル使いたいという上級者におすすめの一台です。
上級者におすすめのトラウトフィッシング用ベイトリールまとめ
今回はトラウトフィッシングとベイトフィネスとの関係性を見ながら上級者におすすめの各メーカーが販売するベイトリールの中から上位モデルを中心に見てきました。
今回紹介したリールはその価格帯から上級者におすすめとしていますがもちろんこれからベイトフィネスやトラウトフィッシングをはじめる方にもおすすめのベイトリールです。
特にアルデバランやSS AIRはその価格と性能を考えれば、初心者にこそおすすめです。
今回の記事を参考に上級者からこれからトラウトフィッシングを始める方まで、自分に合うベイトリールを選ぶきっかけになってくれればと思います。
初心者向けベイトリールの使い方
ベイトリールが使いたいとバスフィッシングをしている初心者なら、誰でも思うことかと思います。
ただ、やはり本当の基礎の基礎から使い方とおすすめのベイトリールがわからないというのが正直なところかと思います。
そこで今回は長年ベイトリールでのバスフィッシングを経験してきた私からベイトリールのタックルの基本的組み方とおすすめのベイトリールについて解説していきたいと思います。
ベイトリールはまずベイトロッドに合わせる
初心者の方のためにまず基礎の基礎であるロッドとの組み合わせについて解説します。
バスフィッシングに使われるロッドには2種類あり、一つがベイトロッド、もう一つがスピニングロッドです。
この2種類のロッドの見分け方として一番簡単なのは、リールをセットするところにトリガーと呼ばれる指を引っ掛ける出っ張りがあるかどうかです。
ベイトリールにはこのトリガーの付いたロッドを使います。
このトリガーはキャストやファイト時にロッドが滑って抜けてしまわないようにする役割を持っています。
ベイトリールにはベイトロッドを使うことが絶対条件です。
ベイトリールでラインを通すときの注意点
ベイトリールでラインを通すときは、レベルワインダーと呼ばれるところにラインを必ず通します。
このレベルワインダーとは、スプールに平行にラインを巻き取り、スムーズにキャストからリトリーブまでをするための機構です。
初心者の方はこのレベルワインダーと呼ばれる穴の中にラインを通し忘れがちです。
そうなったままでキャストしてしまった場合は、かなり巻き取りが大変になり、ラインも痛めてしまいます。
なので、このレベルワインダーには必ずラインを通すようにしてください。
キャスティングはブレーキ設定を強めに
ベイトリールには必ずブレーキ調整が出来る機構がついています。
主につまみで調整するようになっていて、初心者の方はそのつまみを強めに締めておくといいと思います。
目安はルアーを付けてクラッチを切った状態でロッドを振ったらラインがでるくらいにしておくと安心です。
慣れてきたら徐々にブレーキは緩めていくといいと思います。
最後に初心者の方におすすめのベイトリールについて解説していきます。
初心者の方におすすめのベイトリール
私が初心者の方におすすめするベイトリールは、シマノのバスワンXTです。
このリールは価格からすると破格の機能を搭載しているベイトリールです。
特に初心者の方におすすめする理由がブレーキシステムです。
シマノのSVSという以前は上位機種にも搭載されていた、遠心力を使ってバックラッシュをしにくくしたブレーキシステムが特徴です。
このブレーキシステムを搭載したリールを私も幾度となく使ってきましたが、バックラッシュしにくくありつつ、ブレーキがスプールの回転数によって遠心力が弱まり、キャストの最後の方の伸びがでるブレーキシステムです。
このブレーキシステムがこの価格で使われているのは本当に驚きです。
また、初心者の方におすすめする理由がスプールにもあります。
このバスワンXTのスプールの直径は34ミリとなっています。
簡単に説明すると、スプールの直径が小さければ軽いルアー、大きければ重たいルアーに向くようになります。
その中間で黄金比とされ、どんなルアーでも投げやすいスプールの直径が34ミリなのです。
34ミリスプールのベイトリールは使ってみるとわかりますが、本当にバックラッシュしにくいです。
初心者の方はどうしてもそのバックラッシュという壁にぶつかってしまうと思いますが、ブレーキ調整を少しきつめにしておけば、過度に心配する必要はなくなります。
このシマノのバスワンXTは本当に初心者の方におすすめのベイトリールなので、ぜひ使ってみてください。
初心者向けベイトリールの使い方まとめ
今回はベイトリールを使ったことが無い初心者の方に向けて記事を書きました。
なかなか人に聞くのも恥ずかしいと思いますので、今回の記事をまず参考にしてベイトリールに挑戦してもらえればと思います。
ベイトリールを使えるようになればバスフィッシングの幅がかならずといっていいほど広がりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
ベイトリールはロックフィッシュにもおすすめ
防波堤でも手軽に狙えるロックフィッシュは、今では非常に沢山の人が狙うターゲットです。
多くの人は手軽に使えるスピニングリールで狙っていますが、実はロックフィッシュこそベイトリールが有利なターゲットなのです。
そこで今回は、なぜロックフィッシュにベイトリールが有利なのか、その理由をご紹介していきたいと思います。
強い巻き上げ力で根から魚を離せる
ベイトリールの利点の一つに、巻き上げ力の強さがあります。
ベイトリールは構造上スプール自体が回転し、その回転方向とラインの排出方向が一緒ですので、巻き上げ力がスピニングに比べて強く、瞬発力のある魚をいなすのに有利です。
巻き上げる速さに関してはスピニングリールに軍配があがるのですが、最近ベイトリールはハイギヤ化が進み、プラグなどの巻物でもスピニングに負けないポテンシャルを発揮することができます。
ロックフィッシュは、根に潜み、近くを通りかかった魚を素早く捕食するものがほとんどです。
そして捕食した後は素早く根に身を隠します。
これは釣りでも同じことで、かかったら素早く根から引き離さなければ根に潜られてしまい、いくら粘っても寄せられなくなり、泣く泣くラインを切らなければならなくなります。
ベイトリールがあれば、その巻き上げ力で魚をすぐに根から離し、余裕をもってやりとりすることができるようになります。
底が取りやすい
ベイトリールは前述のように、スプール自体が回転する構造となっています。
つまり、スプールの回転の有無で、着底がわかるようになっています。
スピニングリールの場合は、ラインがスプールからほどけるようにラインが出て行くので、ベイトに比べると着底した瞬間がわかりにくいのです。
ロックフィッシュは根を探ることが基本となりますので、着底がすぐわかることは効率よく探ることにもつながりますし、また根掛かりも少なくすることができます。
この恩恵に一番預かれるのが、テトラなどの穴釣りです。
穴釣りはテトラなどの隙間に落として探るので、素早く着底がわからなければいけません。
その点で着底がすぐにわかるベイトリールが有利であると言えます。
手返しが良い
ベイトリールは片手でクラッチをオフにしてラインを送ることができるので、手返しよく探ることができます。
スピニングの場合、反対の手でベールを起こしてやらなければいけませんので、ベイトリールより少し動作が遅くなります。
またスプールがフリーの時のラインの放出量の調節も、ベイトリールはスプールを親指で押さえながら簡単に、繊細に調節できます。
これはわかりにくいフォーリング中のアタリも非常に取りやすくなります。
これらの手返しの良さは、穴釣りやランガンが主流になるロックフィッシュでは非常に大きな利点になります。
コントロールが付けやすい
ベイトリールはキャスト後に親指でスプールを押さえることで、ラインの放出を調節できますので、細かいコントロールが付けやすくなっています。
ロックフィッシュは、防波堤基部の船着場などにもいますので、時には船と船の間など、近距離の際どいところをピッチングなどを駆使して狙わなくてはいけません。
そうしたところを狙うのに、ベイトリールは非常に有利なのです。
またそういったところではランガンが基本で、いかに沢山の場所を探れるかが釣果に結びつくので、前述の手返しの良さと合わせて、コントロールのつけやすさがいかに重要かがわかると思います。
ベイトリールは進化している
一昔前まではベイトリールはスピニングリールと完全に住み分けられるぐらいに性能の方向性が違いました。
しかし最近ではスピニングじゃないとできないということがほとんどありません。
それぐらいベイトリールは進化しているのです。
投げるにはコツが必要ですが、最近はブレーキシステムも発達してきましたので、初心者でもバックラッシュ無しで使うことも可能です。
是非、ロックフィッシュ狙いの方はベイトリールを試してみてください。
ベイトリールの魅力とは
ベイトリールはスピニングリールと比べてベテランの人向けと言ったイメージがあるかもしれません。
しかし、ベイトリールであってもその特長などを理解することで、より楽しくより快適にビギナーであっても楽しむことができるのです。
まずは、ベイトリールを自ら購入して使用してみましょう。
もっとルアーフィッシングが楽しくなるはずです。
ベイトリールの最大の魅力とは
手返しの良さは釣果に大きく影響する
ベイトリールと言えばどのようなイメージを持っていますか。
ベイトリールは、扱いにくいリール、投げにくいリールと言ったイメージを持っているのではないでしょうか。
しかし、ベイトリールには一般的なスピニングリールよりもはるかに優れている能力を持っていることは、使用した人でなければ理解できないでしょう。
その性能は、釣果にまで大きく影響があるほどなのです。
ベイトリールの魅力は、その手返しの良さです。
ルアーを投げる、そしてルアーにアクションを与え、またポイントに向かって投げると言った一連の行動は、ルアーフィッシングにおいてもっとも基本とされる動作ですが、この動作はベイトリールがスピニングリールよりもはるかに上回った性能を持っています。
力強いルアーフィッシングを楽しむことができる
そして、ベイトリールは力強いルアーフィッシングを楽しむことができます。
スピニングリールは、遠方しやすい特徴がありますが、その形状上、パワーフィッシングには向いていない傾向にあります。
ベイトリールは、ロッドから近い部分にリールのハンドルがあり、ラインを巻きやすく、さらにロッドとの相性がとても良いことからパワーフィッシングにとても向いていると言えるのです。
大型の魚をターゲットとすることができますので、釣りの楽しみをさらに広げてくれる存在だと言えるでしょう。
ルアーを正確に投げることができる特徴がある
ルアーをポイントに正確に投げることは、ルアーフィッシングを行う上で確実に実行するべきことです。
正確にルアーを投げることができれば、それだけ釣果が向上していくことは間違いありません。
スピニングリールは遠投しやすい特長がありますが、正確にポイントに着水させることは簡単ではありません。
一方、ベイトリールはスピニングリールよりも投げやすいと言った特長があります。
リール自体は扱いが難しいかもしれませんが、ロッドに近い部分にリールが付いているため、リール自体の重さを感じにくくポイントへ正確に到達させることができます。
ルアーフィッシングにおいて最初に習得するべき、正確なポイントへの着水を実現できるベイトリールは、スピニングリールよりも先に使い方を覚えておくべきなのです。
人気のベイトリール3選
シマノメタニウムMGLの魅力
ルアーフィッシングメーカーとして名高いシマノは、ベイトリールにも力を知れていることで知られています。
中でもメタニウムMGLは、飛距離が伸びやすい構造になっており、ルアーを投げていて楽しく感じることができるほどです。
また、ブレーキング操作も行いやすい特長があるため、特にビギナーの人には扱いやすいと感じることができるベイトリールでしょう。
狙える魚のターゲットも幅広いため、これからルアーフィッシングを行いたいと考えている人にとっては最高のベイトリールだと感じることができるはずです。
ダイワスティーズSVは軽量で扱いやすい
また、釣具メーカーとしては昔から人気があるダイワも、人気のベイトリールを次々と登場させています。
中でもスティーズSVは、軽いのに剛性があると言うまさに素材自体に力を入れて作られたベイトリールとなっています。
価格は高いと感じるかもしれませんが、長く愛用するベイトリールとして考えるには、こうしたベイトリールを持っておいた方が有利だと感じることができるでしょう。
シマノスコーピオンは信頼度が高いリール
シマノスコーピオンは、ルアーフィッシングに慣れている人におすすめできるベイトリールです。
まさにベテラン用のリールとして開発された物であり、スコーピオン自体の歴史もとても長いベイトリールです。
しかし、比較的価格が安く、手に入れやすいリールだとも言えます。
パワーフィッシングに向いており、大型の魚をターゲットとした釣りにおいてはその力を十分発揮してくれます。
ブラックバスをターゲットとした設計になっていますが、シーバスでも対応できる能力を持っています。
ベイトリールの魅力を活かした選び方とは
ベイトリールのギア比から選ぶ
ベイトリールのギア比と聞くととても難しい話のように感じるかもしれません。
ギア比とは、リールのハンドル1回転回したのに対して、スプール自体が何回転するかという比率のことです。
ギア比にはローギアとノーマルギア、そしてハイギアに分類されていますが、一般的にはギア比6.3がノーマル状態だと言えるでしょう。
ギア比自体においてもそれぞれ特徴がありますが、もし初めてバス釣りでベイトリールを買う人であれば、中間的な存在であるノーマルギアを選ぶことをおすすめします。
ローギアのベイトリールの特長とは
あえてローギアのベイトリールを選ぶメリットとはどのような部分にあるのでしょうか。
ローギアのベイトリールは、巻物と呼ばれるルアーを安定した速度で巻き続けることに向いているリールです。
回収速度がとても遅いので、カバーから魚を一気に引きずり出すと言ったテクニックには向いていませんが、広いエリアで一定の速度でルアーを巻き続けるのにはとても向いているギア比だと言えます。
ハイギアのベイトリールの特長を活かす
では、ハイギアのベイトリールを選ぶメリットとはどのような部分にあるでしょうか。
ハイギアのベイトリールは、ワームやラバージグなどの、早い回収が必要な釣りにとても向いています。
巻物の使用は巻き抵抗が大きくなってしまいこうしたハイギアのベイトリールには向いていません。
あくまでも回収を早くしたい、手返しを早くしたいと言った釣り方を行う場合には、ハイギアのベイトリールは最適だと感じることができるでしょう。
ベテランのルアーフィッシャーであれば、ローギアの物とハイギアの物を上手に使い分けて釣りを行うことが一般的だと言えるでしょう。
ベイトリールで遠投を行うには
ベイトリールの構造や特徴を理解しておく
ベイトリールで遠投を行うことは難しいと考えている人は多いでしょう。
確かに、スピニングリールよりも投げ方が難しく、無理な力を与えることでバックラッシュの原因を招いてしまうことにもなります。
しかし、その構造や特徴を理解することでベイトリールでもスピニングリールと同じような飛距離を実現させることは十分できます。
そのためにはしっかり投げる練習は行うべきでしょう。
また、バックラッシュが気になり遠投を行うことができないと言った人は、バックラッシュを軽減してくれる機能を備えたベイトリールもありますので活用してみましょう。
ベイトリールは、今までの釣りをさらに楽しい物にさせてくれるリールです。
多くの有名メーカーからベイトリールが発売されていますので、そのメリットをしっかり理解して選んでみましょう。
ビギナーであっても、ベテランであってもベイトリールで楽しい釣りを行うことができます。
自分に合っている一台を、時間をかけて選んでみましょう。
ベイトフィネスとは
ベイトフィネスとは、元々はスピニングリール、スピニングタックルを使用してキャストしていたようなライトリグを、ベイトリール、ベイトタックルを使用してキャストする釣りです。
元々ベイトタックルはある程度より軽いルアーをキャストするのには不向きで、無理に軽いルアーをキャストしようとするとスプールの回転とルアーの飛行で出ていく糸が合わずにバックラッシュしてしまったり、全然飛距離が出ませんでした。
それで、ダウンショットリグやノーシンカーリグなどのライトリグ、スモラバや小さいシャッドなどには当然のようにスピニングリールを使っていました。
しかし近年ベイトリールの技術の進歩により、スプールの軽量化、回転性能が向上し専用のベイトリールを使うことでそれらのライトリグの釣りをベイトリールで行えるようになり、後述のような利点がたくさんあるのであっという間にバスアングラーに浸透しました。
現在ではバスフィッシングにとどまらず、ソルトルアーのシーバスフィッシング、メバル釣り、エリアトラウト、渓流トラウトなど様々なシーンでベイトフィネススタイルの釣りが人気になっています。
ベイトフィネスのメリットは?
スピニングタックルの特徴
ベイトフィネスのメリットをお話しする前に、スピニングタックルの特徴をおさらいしましょう。
スピニングタックルは、初心者でもキャストがしやすいこと、スプールの回転に関係なく抵抗なくキャストできるので軽いルアーでも飛距離を出すことができるというメリットがあります。
反面、ラインの向きをベイルアームで直角に変換して巻き取る構造上糸ヨレが必ず生じます。
小型のスピニングリールに太い糸を巻くと巻き癖が付いてしまい、ライントラブルが生じたり、そもそもキャストできなかったりします。
そのため、スピニングタックルでの釣りは細い糸を使い、ドラグをゆるく設定することで慎重に魚とファイトして釣り上げる釣り方になります。
また、キャスト時の抵抗が少ないため弾道が山なりになること、サミングがしづらいこともありピンポイントで狙うキャストには相対的に不向きです。
キャストするときのベイトフィネスの利点
ご存知の通りベイトリールは親指でクラッチを切ってサミングができるコンパクトな構造です。
弾道もスプールの回転速度と飛行速度が釣り合うことで適度な抵抗が生まれ、直線軌道に近い弾道で狙ったポイントにキャストすることが出来ます。
直線軌道なので糸ふけも少なく、着水直後のアタリを取ったり着水後すぐにアクションを加えることもできます。
アクションするときのベイトフィネスの利点
キャスト時から連続しての流れになりますが、ベイトリールでキャストした後のラインはほぼ直線で、テンションを緩めてもスピニングのようにばねやコイルのようにくるくるにはなっていません。
ルアーの周りがごちゃごちゃしていなければ魚に対するプレッシャーが少ないだけでなく、余分なたるみが無いので魚のアタリや水中の障害物の感触はダイレクトに伝わってきます。
そしていざ、魚がバイトした時にはロッドをあおったアワセの力が直接ラインを伝わってすばやくフッキングすることができます。
余分なラインを巻き取ったりその分大きくアクションしたりという0.数秒の違いが釣果を分けることはアングラーならだれでもわかることですね。
ファイトするときのベイトフィネスの利点
さらにスピニングタックルと比較したベイトフィネスの利点は、掛けた後のファイトが有利です。
太い糸を使えることと巻き上げの力が強いので、カバーの奥で掛けた魚を強引に引きずり出して手元に寄せることができます。
ドラグがゆるいスピニングタックルで同じようなことをしようとすると、無理をすればラインブレイクするし、ゆっくり慎重にファイトすれば魚はカバーの奥に潜ってしまいラインが巻かれてしまいやっぱりバラしてしまうことになります。
バスフィッシングでよくあるその悔しさを回避する方策として、ベイトフィネスが考案されたのだと思います。
おすすめのベイトフィネスタックルは?
まず普段は右巻きのベイトリールを使用している右利きのアングラーでも、ベイトフィネスのリールに限っては左巻きにしている人が圧倒的に多いです。
理由としてはライトリグを扱うのに慣れているスピニングに合わせたというだけでなく、利き手でロッドを操作するほうが繊細な動きをルアーに与えやすいこと、キャスト後の持ち替えが要らないので着水直後のアタリを取れることにあると思います。
使うルアーの性質上、落ちてすぐ喰ってくることが多かったり、シェイキングなどの微妙なアクションや、迷わず喰ってくるアタリよりもその場でついばむようなショートバイトが多い釣りになることが影響しています。
それなので、ベイトフィネスタックルの場合は右利き右投げのアングラーは左巻きのベイトリールがおすすめです。
各社のベイトフィネス専用機
各社ベイトフィネス専用のタックルをそろえています。
シマノだとアルデバランBFS、ダイワならSSエア、アブガルシアからはレボLTXが代表機種です。
それぞれにバリエーションがありますが、共通しているのは軽量スプールを使用していることとリール自体が軽量なことです。
スプールが軽いだけでなく、ボールベアリングの数を増やしたり、ブレーキ性能を軽量ルアーに特化したりしているのでリール選びがこの釣りの肝になります。
どのメーカーが優れているということもなく、普段使っているベイトリールに合わせるのがブレーキ性能のクセやデザイン性などの点で使いやすいです。
ベイトフィネスで釣果をアップするには
まず、上記のようなベイトフィネスの利点を理解した釣りをすることです。
ただ単に今までスピニングタックルでしていたライトリグの釣りをベイトタックルに置き換えるだけでは、釣りをしている自分の目新しさ異常のメリットがありません。
場合によっては、糸が太いことによるプレッシャーや、バックラッシュ、飛距離不足によって、スピニングタックルを使った時よりも釣果が落ちることも大いにあります。
スピニングでは投げるのをためらったようなカバーの奥の奥にルアーを送り込むこと、掛けた後はタックルを信じて強気のファイトをして主導権を魚に渡さないこと、操作性を駆使してルアーを沈める深さやスピードを意識してコントロールすることが釣果に繋がります。
ベイトフィネスとスピニングタックルを両立するスタイルも
よく、ベイトフィネスはスピニングを上回っているのでもうスピニングはいらないとか、いやいやベイトフィネスはメーカーが売り上げを伸ばしたいから言ってるだけでスピニングだけで充分だという論争が沸き起こります。
どちらが良いという考えよりは、ベイトリールで重いルアー、スピニングでライトリグ、に加えた新しいジャンルとしてベイトフィネスを捉えたほうが良いと思います。
カバーが多くスピニングでは対応できなかったところで釣りをするアングラーにとっては、ベイトフィネスによってスピニングは不要となるかもしれませんし、オープンエリアをホームにしてカバーをピンポイントで攻める必要の無いアングラーにとってはわざわざベイトフィネスを導入するメリットはないかもしれません。
ただ、第三のジャンルとしてのベイトフィネスの心得があることで、今までできなかった釣りができ、獲れなかった魚を取ることが出来るようになるかもしれないと考えると、やっぱりベイトフィネスを無視するわけにはいかないというのが事実だと思います。
そういう意味で、多くのアングラーがベイトフィネスとスピニング両方のタックルを準備し、釣り場環境に合わせてどちらかを使用したり、あるいは両方準備したりと工夫しています。
「シマノ リール 16 メタニウム MGL XG」の詳細
シマノの人気モデルとして名前を引き継ぎつつモデルチェンジを行っているのが、メタニウムシリーズです。
この最新モデルとなるのが、「メタニウムMGL」シリーズです。
最新鋭の技術を採用したこのベイトリールは使っている釣り人から高い評価を得ています。
このリールには3つのギア比がラインナップされていますが、中でも人気が高いメタニウム MGL XGの特徴を今回は紹介していきたいと思います。
基本スペック
メタニウムMGLXGの基本スペックを最初に紹介しておきます。
自重は175グラムと非常に軽量であり、サイズはシマノベイトリールの70番サイズとなっていますのでコンパクトで握り込みがしやすくなっています。
スプール寸法は34ミリ径/22ミリ幅となっていることによって、このメタニウムMGLシリーズが使われることが多いバスフィッシングでメインとなるルアーの重さを幅広くカバーすることができています。
エクストラハイギア
名前にあるXGとはエクストラハイギアの略となっています。
このギア比はシリーズ中で最もハンドル1回転あたりの巻き取り量が多いです。
1回転あたりの巻き取り量は最大で91センチとなっていますので、トップウォーターの釣りや、テキサスリグやフロッグといったカバーの釣り等、主にリズムが速い釣りにおすすめです。
ギア比が高くなってくると巻き取りに力が必要となってきますが、その点はハンドル長を48ミリとしてノブをやや大きめで握りやすいサイズとすることで巻き取り時のパワーを上げることで改善を図っています。
NEWマグナムライトスプール
メタニウムMGLXGの名前にある「MGL」はこのスプールの略です。
このスプールはこれまで困難であったスプール側面へのブランキングを行っており、慣性力を下げることによってバックラッシュの発生率をダウンさせつつも、飛距離はアップしたというメリットを生み出しています。
さらにこのベイトリールがメインとして使われるブラックバス釣りに対応できるようにナイロン12ポンド100メートルといったラインキャパシティーにしてあるのも魅力的です。
NEWSVSインフィニティ
SVSという遠心力ブレーキシステムをさらに機能的に向上させたのがこのNEWSVSインフィニティというブレーキシステムです。
このブレーキシステムは遠心力ブレーキでありつつ外部ダイアルのみで多くのルアーに対応したブレーキ調整ができるようになっています。
これによって以前はブレーキシューをサイドプレートを開けて調整したり、またその時に紛失してしまうといったデメリットがありましたが、その点を改良しています。
サイレントチューン
スプールを保持するベアリングに圧力をかけ、ベアリングの振動を減少させるようにしているのが、サイレントチューンという機構です。
これによってスプールの回転が一層スムーズになり、使い勝手がよくなっています。
また無駄な振動が出ないことによって、キャストフィールの向上にも貢献しています。
マイクロモジュールギア
ギアの歯をできるだけ小さくして、噛み合わせを多くすることにより、巻き心地や強度アップを図っているのがこのマイクロモジュールギアというギアです。
ベイトリールの心臓部分であるこのギアの技術向上によってより静かな巻き心地が得られ、快適に釣りを行っていくことができるようになっています。
HAGANEボディ
たわみの少ない金属をボディに採用することによって、巻き上げの力の向上や耐久性をアップさせています。
また海水での使用にも対応しています。
ブラックバスだけでなく、シーバスやロックフィッシュの釣りで使っていくこともできるでしょう。
実売価格は約3万円となっていて、この価格で最新鋭技術を採用したベイトリールが使えるというのは驚きです。
デザインもシルバーを基調としていますので、どんなベイトロッドとも合わせやすいでしょう。
ぜひこのベイトリールをご自身の釣りにおいて使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した製品は、価格も性能も自信をもっておすすめできるものです。
ぜひご自身にあうベイトリールが見つけていただければと思います。
参考URL
https://tsurihack.com/107
https://lure-tsuu.com/bass-96/