冬のマッディーウォーターな野池攻略におすすめのクランクベイト! ベイトリールで使う時のタックルと使い方とは?

ベイトリール

ダイワ(Daiwa) リール 14 SS SV 103HL

冬のマッディーウォーターは一見すると生命感が感じられないくらいですが、その状況下でもブラックバスを狙うことはできます。

その攻略においては、適切なルアー選択と、効率よくキャストして探っていくことができるベイトリールの存在は不可欠です。

今回はその冬のマッディーウォーターの野池攻略について、クランクベイトを主とした攻略法を紹介していきたいと思います。



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冬のマッディーウォーターの野池の状況

冬になってもマッディーウォーターとなっている野池は、非常に栄養価が高いことが考えられます。

その状況下では、酸素と言ったファクターが一つキーになってきます。

冬になると日照時間が減りますが、その日照時間の減りと水温の低下が植物プランクトンの働きを鈍くします。

こうなってくると深場では酸素がほとんど生産されることはなく、消費の一方をたどってしまいます。

このような状況においては、ブラックバスはほとんどディープにいることは少なくなるでしょう。



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冬のマッディーウォーターの野池で狙い目の場所

では、冬のマッディーウォーターの野池の狙い目の場所とはどういった場所でしょうか。

それはシャローになります。

シャローとは浅場を指す言葉ですが、冬になると敬遠しがちになる場所になると思います。

しかし、マッディーウォーターの冬では、意外にシャローにブラックバスが居ることが多いです。

もちろん濁った水の中では、目視することはできませんが、今までの私の経験上では、深くて2メートルくらいまでのブラックバスが厳しい状況の中でも釣りやすいと思っています。

シャローの中でも、カバーがあったり、岩があったり、溝があったりといったような場所がよいです。

また、流れ込みがあるような場合は水温が野池本体の水温より高ければ、そこにブラックバスが集中していることもありますので、意識して探してみるようにしてみてください。

そしてこの状況を攻略するにはクランクベイトがおすすめです。

下記にそのタックルと攻略法を紹介していきます。

クランクベイト

クランクベイトはブラックバス用のルアーとして有名ですが、その効果は冬でも発揮されます。

クランクベイトの強い水押しは、冬のマッディーウォーターの中で視界があまり開けていない、かつ動きが鈍っているブラックバスにでもアピールしてくれます。

冬のブラックバス攻略には、ファットボディーのクランクベイトがよいと思います。

かつ、ラトルがボディーに入っていて、音でもブラックバスにアピールできるようなものだとなおよいでしょう。

冬のブラックバスが潜んでいそうなカバーや岩周りであっても、クランクベイトの回避性能を活かして果敢に攻めていくことができるのも、冬のマッディーウォーター攻略にクランクベイトがおすすめの理由です。

クランクベイトが効く状況

具体的にクランクベイトが効く状況とはどんな状況でしょうか。

それは私の経験上からしても、低気圧が絡む時です。

冬で低気圧の状況と言えば雪が降ることが思い浮かびますが、この雪の中でも結構釣れたりします。

やはり低気圧の時はブラックバスの活性が上がるようです。

ただし、体調管理をしっかりするために防寒着を着るなどの対策をして釣りに臨む必要があります。

冬のマッディー攻略におすすめのクランクベイト

冬のマッディーウォーター攻略におすすめのクランクベイトは、1.5メートルから2メートルくらい潜ってくれるクランクベイトです。

冬のシャローに居るブラックバスは、基本的にはボトムに腹を付けていることが多いです。

釣れた時にはお腹に寄生虫や泥が付いてくることが多いのがその証拠です。

しかし、ボトムを常にタッチするようなディープタイプのクランクベイトだとなかなか釣れにくいです。

なので、できるだけブラックバスの頭上を通すことができるクランクベイトがよくなってきます。

クランクベイトに適するベイトリール

クランクベイトに適するベイトリールはバックラッシュしにくく、ローギアのものがよくなってきます。

クランクベイトでおすすめする1.5メートルから2メートルダイバーというものは、だいたいですが10グラム前後が多くなります。

このグラム数ではスプール径やブレーキの効き具合が重要となってきます。

下記におすすめのベイトリールを紹介しますので参考にしてみてください。

ダイワ・SS SV

ダイワ(Daiwa) リール 14 SS SV 103HL

私がクランクベイトにおすすめするベイトリールは、ダイワのSSSVです。

このリールはスプール径が34ミリとなっていて、これは10グラム前後のルアーをキャストするのに向いています。

さらにですが、ボディーが非常に軽量で150グラムとなっており、冬の繊細なブラックバスのバイトを感じるのにも一役かってくれます。

このシリーズにはギア比5.3のローギアがラインナップされていてこれがクランクベイトにはおすすめです。

ローギアがラインナップされているベイトリールはだんだんと少なくなってきていますが、クランクベイトにはやはりローギアでゆっくりと巻くことが重要なので、リール選びのときに検討する一つにこのSSSVを入れてみてください。

クランクベイトのロッド

冬のマッディーウォーターのクランクベイトのロッドには、絶対的にグラスロッドがよくなってきます。

グラスロッドの中でもティップ部分が繊細であるものがおすすめです。

理由としては、冬のブラックバスのクランクベイトへのバイトは、体当たりするようなことが多く、フックポイントが掛かりにくいです。

そういった体当たり系のバイトのときに、追従性があるグラスロッドだと、比較的初期掛かりを誘発してくれます。

初期掛かりを誘発したあとは、非常にソフトにフッキングするようにしてください。

そうするとフックが持つ特性のスプリングバッグ現象が起きやすく、掛かりの浅いブラックバスでも深いフッキングへと持ち込むことができます。

クランクベイトのライン

冬のマッディーウォーターのクランクベイトに合うラインは、フロロカーボンラインでしょう。

理由として、冬のブラックバスはバイトをミスすることも多くあります。

そのミスした場所を把握するためにも感度のよいラインが必要になります。

さらにフロロカーボンラインの特性である比重の重さを使ってみると、ラインを弛ませたままの状態で、クランクベイトを引いてくることもできます。

この使い方だと、ラインの変化でブラックバスのバイトやバイトミスを見ることができるのでおすすめとなります。

ぜひ参考にしてみてください。

クランクベイトの使い方

冬の野池のクランクベイトの使い方は、リトリーブに変化を持たせた方法です。

まず基本としては、クランクベイトがアクションする最低限のスピードで巻いていきましょう。

そして、クランクベイトがボトムから30センチくらいの場所をキープしておくことができるとなお良いです。

これを一定速度で行っていくときは、ローギアのベイトリールがしやすいです。

次にこの一定層を泳がせているクランクベイトがブラックバスが居そうな場所に差し掛かった時は、巻く速度を遅くして少し上方向に浮きつつアクションする状況を作り出してみてください。

この方法を一度ではなく、同じコースに対して複数回アプローチしていくのが冬のクランクベイトで有効な使い方となります。

まとめ

今回は冬のマッディーウォーターな野池を攻略する際におすすめなクランクベイトとそのベイトリールで使う時のタックルについて解説してきました。

冬をクランクベイトで攻略できたとすると、その後の春でも非常にクランクベイトは使えて釣果を伸ばすことができますので、かなりおすすめです。

ぜひ今回の記事を参考にして、冬のバスフィッシングも楽しんでみてください。







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