秋のボトムに着くブラックバスはジグヘッドリグとベイトリールで攻略!
秋になるとブラックバスはボトムにべったりと着いてしまうことが幾度となくあります。
これは水質の悪化だったり水温が急激に下がったりした場合に起こることが多いですが、このような状態になってしまうと、速く動くルアーには全くと言っていいほど反応しなくなってしまいます。
こういったときにはジグヘッドリグをベイトリールで使っていくのがおすすめです。
今回はこのベイトリールとジグヘッドの組み合わせで秋のボトムに着くブラックバスを攻略していく方法を紹介したいと思います。
目次
秋のボトムに着くブラックバスの状態
秋のボトムに着くブラックバスの状態としては活性が低いことが前提となります。
水質の悪化や水温が急激に下がったりした場合なので、ブラックバスにとってはとても体調的に悪くなっている状態です。
このような状態では適水温だったとしても、速い動きのルアーは追うことはまずありません。
そんな時には目の前を通る、しかも確実に捕食できるだろうものしか反応しなくなります。
そのような状況においては、ベイトリールとジグヘッドリグの組み合わせで狙っていくとよくなってくるでしょう。
ジグヘッドリグが効果的な理由
ではそのジグヘッドリグが効果的な理由についてここでは解説しておきます。
ジグヘッドリグは使い方によって、かなり人それぞれ釣果が変わってきてしまいますので、ここで挙げるメリットを参考にしてアクションさせるように心がけてみてください。
それでは解説していきます。
ゆっくりとアクションさせることができる
まずジグヘッドリグではゆっくりアクションさせることができるのがメリットとなります。
特にボトムにべったりと付けたままで、操作性がよいというのは他のルアーではなかなかありません。
ボトムにジグヘッドのウエイトが適度に引っかかりつつアクションできるので、地形を感じ取りつつ、ブラックバスがバイトしてくる可能性を高く両立させることができます。
ジグヘッドリグでは初心者の方でもラインを結べれば使えるといったのもメリットになるでしょう。
効果的なロールアクションができる
ジグヘッドリグではゆっくりとアクションさせつつ、ロールアクションを加えることができるのもメリットでしょう。
ロールとはワーム本体を軸として左右に回転する方向のアクションのことです。
ロッドとラインを上手く使うことによって移動距離を抑えたロールアクションを行うことができ、これは活性が下がったブラックバスにとても効果的となってくれます。
ロールアクションを出すコツとしては、ロッドの弾力を上手く使ってラインを左右に振ることです。
これは少し練習する必要がありますが、慣れれば長時間でもアクションさせることができますので、ぜひやってみてください。
フッキング率が高い
最後に上げるメリットはフッキング率が高いことでしょう。
ジグヘッドリグはフックポイントがむき出しになっていますので、ブラックバスがワームを吸い込んだらとても掛かりやすい状況となります。
活性が低いブラックバスはワームを咥える力も弱いですので、これは大きなメリットとなってくれることでしょう。
ベイトリールでジグヘッドリグを使う理由
ジグヘッドリグではスピニングタックルを使う人も多いと思います。
ではベイトリールで使っていく理由とは何になるでしょうか。
それは太いラインが使えることです。
スピニングタックルでは8ポンドを越えるようなラインを使っているとヨレなど自分が注意するだけではどうしようもないトラブルが多くなりがちです。
しかし、ベイトリールであれば設定をしっかり行っておくことでそういったトラブルは少なくできます。
また太いラインを使うことによって、先に挙げたロールアクションをより強く出すことができるようになります。
秋のジグヘッドリグの釣りで気を付けたいこと
ここで秋のジグヘッドリグの釣りで気を付けたいことを挙げておきます。
それはフッキング時です。
秋のボトムに着くブラックバスは活性が低いためにワームをくわえこむ力が弱いです。
このくわえこむ力が弱いときに強くフッキングモーションを取ると、ブラックバスの口にフックが掛かることなくすっぽ抜けてきてしまうことが多くなります。
ですので、こういったときにはスイープフッキングをするようにしてみてください。
スイープフッキングとはブラックバスのバイトがあったら、まずロッドで少しだけラインを引っぱり負荷を掛けます。
負荷を掛けることによってブラックバスからすると食べたエサが逃げると思いこむようになります。
エサが逃げると思ったブラックバスは、くわえる力が強くなります。
そこでさらに力を加えつつ、しっかりとロッド全体に力を掛けてフッキングするようにすると掛かる確率を高めることができます。
フッキングが出来ないとより鋭く、速くなりがちですが、このような方法で解消できることが多いですので、ぜひやってみてください。
秋のジグヘッドリグと相性が良いワーム
それではここで秋のジグヘッドリグと相性が良いワームを紹介しておきたいと思います。
秋のボトムに着くブラックバスにはワーム自体のアピールが強めのものがちょうどよいでしょう。
それでは紹介しておきます。
サワムラ ワンナップシャッド
くびれが特徴的なシャッドテールワームです。
素材自体がかなり柔らかいのが特徴です。
ジグヘッドリグとの組み合わせでアクションを加えると、くびれとテールが複雑に動いてくれます。
カラーラインナップも豊富にありますので、特に秋にはアピール系のチャートやピンクといったカラーを選んで使っていくとよいと思います。
ケイテック スイングインパクト
全体にリブが入ったシャッドテールワームです。
リブが水を噛んでくれますので、アクション時に抵抗が増して、使用感が得られやすいワームです。
アクション時にも、そのリブが水を噛んだりテールが動いたりすることによって、ブラックバスにアピールしてくれます。
ケイテック シャッドインパクト
ピンテール系のスマートなワームです。
ジグヘッドリグとの組み合わせではナチュラルなロールアクションで活躍してくれます。
程よいアピールの強さとなっていますので、他のシャッドテール系ワームとのローテーションで使ってみてもらうとよいと思います。
ジグヘッドリグで使いやすいベイトリールとは?
ジグヘッドリグで使いやすいベイトリールはずばりベイトフィネス専用のベイトリールです。
ジグヘッドリグはどうしても重量が他のルアーに比べると軽くなりますので、軽量なルアーを快適に使っていくことができるベイトリールを使っていくとよいです。
下記におすすめを1つ紹介しますので、参考にしてみてください。
ダイワ SS エア
ギア比8.1でエアブレーキシステムを採用しているベイトフィネス専用のベイトリールです。
軽量なスプールに効きのよいマグネットのブレーキシステムを採用していますので、あまり軽量ルアーを使ったことが無い方にもおすすめのベイトフィネス専用リールとなっています。
適切な箇所にザイオン素材を使っていて、自重が145グラムと軽量になっていることで軽く持つことができ、感度の向上にもつながっています。
できれば利き手と反対の手でハンドルを回すことができるモデルを選ぶとキャストからアクションまでの効率が良くなりますのでおすすめします。
まとめ
今回は秋のボトムに着くブラックバスをジグヘッドリグとベイトリールを使って攻略していく方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
秋のボトムに着くブラックバスは1匹ヒットしてくれば、同じ場所に群れで固まっていることも多いので連続ヒットも狙うことができます。
ぜひ今回の記事を参考にして秋のブラックバスを釣ってもらえればと思います。