どうしたらよいの?ホホバオイルが固まった時の対処法と3つの予防策
ホホバオイルは、寒い環境下にあると固まるという性質のあるオイルになります。
固まったからといって、特別内容物に変化が生じているわけではないので問題はないのですが、やはり固まらない方が良い事には変わりはありません。
そこでここでは、ホホバオイルが固まった時の対処法と、そもそも固まらない為の予防策を紹介していきます。
寝る時に布団に入れる
まずはホホバオイルが寒くても固まらないようにする予防策がてらみていきましょう。
予防策は全部で3つありますが、まずひとつ目の予防策と言えるのが、寝る際に布団に一緒に入れて眠るという予防策です。
ホホバオイルが一番固まりやすい時間帯は、まず間違いなく夜でしょう。
夜から朝にかけては、一日の中で一番気温が下がる時間帯になります。
そんな時間帯ですから、固まりやすい性質のあるホホバオイルを放置していたらどうしても固まってしまうのです。
でもそれならば予防も簡単です。
要するに、ホホバオイルの周りの気温が下がらないようにしてあげればよいのです。
では、どうしたらホホバオイルのまわりの気温を下がらないように出来るでしょうか?
ホホバオイルの周りの気温を下がらないようにするには、ストーブをあてるなどの方法もあるでしょう。
でも、ストーブを当てるというのは電気代もかかりますし、最悪の場合火事などの危険性もあります。
なのでそれはあまりおすすめはしません。
火事にならないようにしつつしっかりそれを温めるのに一番良いのは、自分が入る布団に一緒に入れてあげるという方法です。
一緒に布団に入れてあげれば布団による暖かさと体温による暖かさでしっかりと温められて、固まることを防ぐことが出来るでしょう。
布団に入れてもこぼれないようにしておく
この方法で予防をしていくためには、布団にいれてもこぼれないようにしていかないとなりません。
もしホホバオイルの容器のしまりが悪くて、布団にそれをいれておくとこぼれてしまうというようであれば、ホホバイルは無駄になりますし、布団もオイルでべとべとになり気持ち悪さが残ってしまうでしょう。
なのでそうならないようにするためには、しっかりと容器を密閉しておくことが大切になります。
あるいは、容器の上からジップロックなどでしっかりとロックしてあげるのもアリでしょう。
容器を入れて変えて適宜かき混ぜる
ホホバオイルを寒くても固まらないようにする予防策として、容器を入れかえて、適宜かき混ぜるようにするというのもおすすめです。
容器を入れ替えるのは、シンプルにかき混ぜることが出来るような容器が必要だからです。
そのままの容器でかき混ぜることが出来るようなのであれば、そのままの容器でも問題はないでしょう。
でも、そのままの容器でかき混ぜることが出来るということはあまりないのではないでしょうか?
だからかき混ぜることが出来るような容器が必要になることは多いでしょう。
固まる前にかきまぜられるから固まらない
なぜこうしてかき混ぜてあげると固まらないのかと言いますと、それは単純な話です。
固まる前にかきまぜられていけば、当然ながら固まる前に中身が動いてしまう事になります。
だから、そのまま素直に固まってくれなくなるのです。
いちいちいれかえるという手間があったり、日々かきまぜないとならないという手間はかかりますが、そのひと手間で固まることを防げるのですから、これもおすすめの方法です。
少しでも日当たりのよい場所に置く
あとホホバオイルが固まることを予防する方法として言えるのは、少しでも日当たりのよい場所に置くという、シンプルな方法になります。
何度も言うようですが、ホホバオイルが固まってしまうその原因は、ホホバオイルの周りの温度が下がってしまうからです。
ということは、ホホバオイルの周りの温度が下がらなければよいわけです。
では、家の中で少しでも温度が高いところと言えばどこになるでしょうか?
家の中で少しでも温度が高いところと言えば、まず間違いなく日当たりが良いところになるでしょう。
ばっちり直射日光があたるところとそうでないところでは、温度は大きく変わってきます。
だから、ホホバオイルをおいて保存する時には、なるべく直射日光のあたるところにおいて保存すると良いでしょう。
ただし窓際は注意が必要
直射日光が当たるところと言うと、ついつい窓際を選択してしまいがちです。
たしかに窓際は直射日光もあたりやすいかもしれません。
でも、窓際には弱点があるのです。
それが、直射日光はあたるものの、冷気も入りやすいという点です。
家の中で特に気温が低いと言えるのは窓際です。
それはなぜかと言いますと、窓の隙間から冷気が入ってくるからです。
いくら窓とは言えども、その密閉度は完璧ではありません。
だから、冷気位は隙間から入ってきてしまうのです。
もちろんそれは部屋全体を大幅に冷たくしてしまうほど大量のものではありませんが、少なくともその窓際にあるものの温度を下げてしまう位の冷気は入ってくるでしょう。
それではいくら直射日光があたっても、直射日光によってそれが温められることは全くなくなるのです。
わざわざ固まりやすくしてしまう可能性の方が高いでしょう。
そうならないように、窓際以外の直射日光が当たる場所を探し、そういうところに置くようにしていきましょう。
固まった場合の対処法
ここまで、ホホバオイルを固めない為の予防方法を紹介してきましたが、最後に、もしホホバオイルが固まってしまったらどうしたらよいのかということについても紹介していきます。
もしホホバオイルが固まってしまったら、その時には、容器ごとお湯につければ良いです。
たとえばもし、食器を洗う際にお湯が出るというのであれば、そのお湯で容器ごと洗うようにすれば良いです。
もしそういうわけではないというのであれば、おふろ場にいってシャワーを出して、それでホホバオイルを温めるようにすればよいでしょう。
ただそれだけでホホバオイルを解凍でき、問題なく普通に使えるようになります。
ただ、こうしてホホバオイルを解凍していく際には、一点だけ注意点があります。
熱湯で溶かさないように注意
それが、熱湯で溶かさないように注意するということです。
熱湯で溶かせば、それだけ早く解凍が進んでいきそうな気もしますから、ついつい熱湯で溶かしていきたくなる気持ちもわかります。
でも、熱湯で溶かそうとすると、容器が割れてしまう可能性がすごく高いです。
ホホバオイルなどのオイルが入っている容器というのは、えてして急激な温度の変化に弱いです。
だから、常温の状態や温度が下がっている状態のところに熱湯をかけられてしまうと、それによって瓶はまず割れてしまうのです。
割れるまではいかなくても、ヒビくらいは入ることでしょう。
そもそも、熱湯の中にホホバオイルの瓶を入れていく際には、自分の指も火傷してしまう可能性が高いですし、それをして良いことはほぼほぼ何もないと言えます。
なので、解凍する際に熱湯を使うというのは避けるようにしていってください。
まとめ
ホホバオイルが固まることの予防策も、固まってしまった場合の回答方法も、どれも別段難しいことはありません。
だから、予防をしっかりして、もしそれでも固まってしまったとしても、焦らず対処していくようにしてください。
できれば固まらないようにしておいた方が面倒くさくないですから、特に予防はしっかりすることがおすすめです。