カサカサになるのはなぜ?乾燥肌の子供さんのオールインワンゲルの選び方
子供さんの肌がカサカサに乾燥していると、お母さんとしてはなんとかしてあげたい気持ちでいっぱいになりますね。
キッズ用スキンケア製品が数多くありますが、子供さんの肌の乾燥が気になる時には品質が良い保湿ケアアイテムで十分に保湿してあげることが大切です。
ここでは、乾燥肌の子供さんのオールインワンゲルの選び方をご紹介したいと思います。
子供さんの肌が乾燥しやすい理由とは
角質層のバリア機能が未熟であるため
子供さんの肌は大人のように角質層のバリア機能が発達しておらず、未熟であるため乾燥しやすいのです。
肌の角質層は外部の刺激から肌を守る役割を持っているのですが、大切なバリア機能がうまく働かない状態では肌の水分保持がうまくいかないだけではなく、外部の影響を受けやすいため肌の乾燥が酷くなってしまうことがあります。
ゴシゴシ肌を擦るように洗顔するため
手洗いや歯磨き、洗顔など子供さん自身でできることが数多くありますが、子供さんの中には手で顔をゴシゴシ擦るようにして洗顔する子もいるため、毎日の中で肌にダメージが蓄積することがあります。
角質層の状態が安定していない子供さんが洗顔時の摩擦によって肌がダメージを受け続けていると、肌が乾燥してしまうことがあります。
洗顔後にタオルで肌を擦るように拭き取るため
洗顔後はタオルで肌を優しく押さえるように拭くのが基本ですが、子供さんの中にはタオルで顔をゴシゴシ擦るようにして拭く子もいます。
タオルの摩擦は想像以上に子供さんの肌にダメージを与えるので注意が必要です。
長期間使用したタオルは生地が硬くなっていることもあるので、子供さんが使用するタオルは定期的に新しいものと取り替えてあげるようにしましょう。
洗顔後の保湿が不十分であるため
大人の方は洗顔後に化粧水やクリームなどを使って保湿をしますが、子供さんの中には洗顔後に特に何もしない子もいます。
子供さん自身は洗顔後に肌が乾燥するなどの知識がないため、保護者の方が意識的に子供さんの肌の状態を見ながら乾燥する前に十分に保湿してあげることが大切です。
洗顔後の保湿が不十分だと子供さんの肌が乾燥しがちになることがあります。
日常の中でできる子供さんの肌の乾燥予防対策
肌に優しく働きかける石鹸を使用する
子供さんが洗顔時に使用する石鹸は、肌に優しく働きかける自然由来の成分から作られたものがおすすめです。
洗浄力が控えめできめ細やかな泡が肌を包み込むようにして汚れを落とすものであれば、肌の乾燥を防ぐ対策をとりながら清潔さを保つことができます。
アレルギーをお持ちの子供さんの場合、自然由来の成分の中に肌に合わないものが含まれている可能性があるので、安心して石鹸を使用したい場合には、かかりつけの医師に相談した上で使用すると良いでしょう。
過度な洗顔を控えるようにする
肌を清潔に保つことはとても大切なことですが、過度な洗顔は子供さんの肌の乾燥を誘発するので注意が必要です。
肌が乾燥している時には、朝はぬるま湯だけの洗顔で優しく汚れを落として夜だけ1日の汚れを落とすために石鹸を使用するなど工夫すると良いでしょう。
朝と夜のどちらとも石鹸を使った洗顔をしたい場合には、肌の水分や油分を奪わない子供さんの肌に合うものを使用しましょう。
子供さんに正しい洗顔方法を教えてあげる
自分で洗顔できる子供さんがいますが、正しい洗顔方法を教えてあげることで肌へのダメージを軽減する対策がとれます。
ぬるま湯を手ですくって顔を優しくすすぐようにして、肌を擦らない洗顔方法を子供さんと一緒に練習すると良いでしょう。
柔らかい手触りの肌に優しいタオルを使う
洗顔後は顔に残った水分を丁寧に拭き取ることが大切です。
タオルを使って顔全体をゆっくり押さえながら拭くことでダメージを軽減することができます。
この時、柔らかい手触りの肌に優しいタオルを使用することをおすすめします。
タオルの原料にもこだわってオーガニックコットンなど高品質なものを選んであげると良いでしょう。
洗顔後に子供さんの肌を十分に保湿する
洗顔後は何もしない子供さんが多いかもしれませんが、子供さんは大人以上に肌が乾燥しやすいので洗顔後は化粧水や保湿ゲルなどで肌を十分に保湿することが大切です。
大人と子供は肌質がまったく違うので、保護者の方が使用しているスキンケアアイテムは子供さんの肌に合わない可能性があります。
子供専用の肌に優しいゲルなら優しい保湿ケアができます。
乾燥肌の子供さんのオールインワンゲルの選び方
肌に優しい原料から作られたゲルを選ぶ
オールインワンゲルは化粧水・美容液・クリームなどがひとつになった便利なアイテムなので、洗顔後にワンステップで十分に保湿することができます。
特に子供さんは洗顔後に保湿などのケアをしていると面倒さから嫌がる可能性があるので、できるだけ手早く保湿できるアイテムを選んであげることが大切です。
オールインワンゲルなら短時間でスキンケアが済むので子供さんにおすすめです。
子供用と記載があるゲルを選ぶ
オールインワンゲルには大人用と子供用がありますが、子供さんの肌の乾燥が気になる時には子供用と記載があるものを選ぶと良いでょう。
大人と違って角質層の状態が未熟な子供さんの肌に合わせて作られたゲルなら、安心してスキンケアをすることができます。
無添加で肌に負担が少ないゲルを選ぶ
オールインワンゲルはそれぞれ品質に違いがありますが、子供さんが使用するゲルを選ぶ時には無添加で肌に負担が少ないものがおすすめです。
オールインワンゲルは肌に直接使用して、角質層に潤いを与えるものなので添加物を含むものだと肌への負担が気になります。
子供さんが毎日安心して使えるものを選ぶことで、肌の乾燥予防対策をとることができます。
ポンプ式で清潔に使えるゲルを選ぶ
子供さんの肌の角質層が不安定なことを考えた場合、いつでも清潔な状態で使えるオールインワンゲルを選ぶことが大切です。
ゲルの中にはポンプ式で必要な分だけ取り出せるものがありますが、容器の中のゲルを直接手で触れないので清潔に使用できておすすめです。
子供用のオールインワンゲルの使い方
①優しく洗顔して肌を清潔にする
オールインワンゲルは清潔な肌に使用することが大切なので、子供さんが洗顔した後に使用します。
洗顔後にタオルで押さえるようにして水分を優しく拭き取ったら、余分な水分が肌に残っていないか確認しましょう。
これは、肌に残った余分な水分とゲルが混ざり合って保湿の働きが半減しないように気をつけるためです。
②適量のゲルをとって子供さんの肌に伸ばす
適量のオールインワンゲルを手にとったら、子供さんの額・両頬・鼻・顎にのせてゲルを優しく伸ばしていきます。
ゲルを伸ばす時も、肌を擦らないように気をつけることが大切です。
③手のひらで肌全体を優しくハンドプレスする
ゲルが肌全体に行き渡ったら、手のひらで子供さんの肌を丁寧に優しくハンドプレスしてあげます。
こうすることで手のひらの体温で肌が温まり、ゲルに含まれている保湿成分が角質層に浸透しやすくなります。
まとめ
子供さんは成長の途中なので、肌の角質層の働きもまだまだ不安定な状態です。
大人と比較すると肌が乾燥しやすいため、毎日の洗顔の後は子供用のオールインワンゲルで優しく丁寧に保湿してあげると良いでしょう。
ゲルに含まれている保湿成分が乾燥しがちな肌をサポートして肌に潤いを与えることができます。
正しいスキンケアを実践することで、潤いに満ちた素肌を目指すことができるでしょう。