100円から5千円超えのものまで・今まで使ったことのあるオールインワンゲル6種の感想は「ひとつで済ませず結局ふたつに

オールインワンゲル

化粧水も美容液も乳液もいらない、たったひとつでスキンケア出来るオールインワンゲル。

通常の基礎化粧品以上の効能を売りにしたものもありますが、従来通りのケアの仕方が望ましいとの書き込みもあり賛否両論です。

私が試した限りのオールインワン系基礎化粧品は、概ねのものがやはりそれだけではインナードライが気になってしまいました。

今回は、その体験を詳しく書きます。



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オールインワンゲルを使い始めたきっかけ

お金がなかった

私がはじめてオールインワンゲルを買ったのは、借金で首が回らなくなっていたときです。

高い化粧品を買うお金もないし、手入れをする暇もないし・・・。

(当時はパートをかけもちして家で内職までしていました)それでダイソーで見つけたオールインワンゲルを購入して使うようになりました。

最初は「おっそれなり。この値段でこれは結構良いかも。」と思いました。

でも続けて使ってたいら、顔の表面がベタベタして油分過多の水分が足りない状態に笑うとパキっとしわがクッキリと出てしまい、美容以前に笑うと顔が痛くなるという事態に・・・。

もともとインナードライが悩みでしたが、確実にこれ一本でお手入れしていたときは悪化していました。

結局は、百均の化粧水と美容液をつけてから乳液・クリームの代わりに使うようになり、最終的には化粧品を変えました。



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その他に使ったオールインワンゲル

ちふれのうるおいジェル

ダイソーのオールインワンゲルが終わってから、次に手を出してみたのが、ちふれのオールインワンゲル・うるおいジェルです。

最初のダイソーのときもそうなんですが、ゲルって名前からして透明のみずみずしいジェルみたいなのを想像してたんですが、白っぽいクリームなんですよね。

中身あけてちょっとビックリしました。

ちふれのほうは「ジェル」ってハッキリ書いてあるので今度こそみずみずしい透明のジェルだろうと思ったら、やっぱり白いクリームで二度ビックリしました。

率直に言って、中身を手に取ってみてすぐに「ダイソーのときとそんなに変わらなさそう」って思いました。

実際に顔に塗ってみても、やはり水分が足りないというか・・・肌の内部にほとんど水分が浸透しない感じです。

結局これも化粧水のあとに塗ることにしましたが、それでも笑うとちょっと痛いレベルの「うるおい」でした。

豆乳イソフラボン オールインワンジェル

なめらか本舗 リンクルジェルクリーム 100g

よく遊んでいた友達が使っていました。

何度か泊まり込みで遊びに行ったときは使わせてもらっていました。

使った感じは上記の2例に漏れずうるおい不足でした。

その友達の顔も触りましたが、微妙な感じでした。

ギトギト、ベタベタってほどではないけれど、もっちりプニプニでもないんです。

下地を塗らないでテクスチャの硬めのリキッドファンデーションを塗った肌というか・・・。

その子は20代の年下でしたが、若い女性のわりにすべすべした感じがなかったです。

母の使っていたお高めのジェル

一個が4~5千円で、定期的に宅配で届くオールインワンジェルでしたが、そもそも名前もメーカーも知らないで一時期使わせてもらっていました。

容器のカラーは赤だったのは覚えています。

エイジングケアにも対応しているけれど、子供が使っても大丈夫みたいなことを母が言っていました。

こちらも白いクリームなんですが、今まで書いた3つの中で一番良かったです。

クリームを手に取ると、手の温度でやわらかくなる特徴がありました。

クリーム全般に当てはまることかもしれませんが、サラッとするくらいに滑らかになりました。

顔につけてみた感じは、このオールインワンゲルひとつで、今までの化粧水プラスオールインワンゲルの組み合わせに匹敵していました。

使ったことのあるオーガニック・無添加系のオールインワン化粧品

24hコスメ プレミアム オールインワン ナチュラルクリーム

24hプレミアムオールインワンナチュラルクリーム 45g

もともと人並みにお金があったころは、オーガニックコスメや無添加コスメをよく使っていました。

経済的に何とか持ち直したころに、24hコスメのオールインワンクリームのプレミアムを購入しました。

(決め手は通販でなくても郊外のドラッグストアで手に入るから)ちなみにノーマルなほうのオールインワンクリームより値段はしますが、プレミアムはエイジングケアの製品らしいのでこちらを使うことに。

ミツロウがベースになっていて、ツバキ油やらアボカドオイルなどが配合されているので肌に栄養を与えてくれる成分は入っているようです。

質感はジェルというよりもクリームというよりも、アイボリー色のロウソクのような感じです。

かなり硬くて、付属のスパチュラで使うぶんだけ取ります。

これも手のひらで温めてよく練ってから塗っていました。

だいぶやわらかくなりますが、がっつりギトギトになります。

化粧水をつけてから塗るとミツロウのギトギトがふたをしてくれて、水分を閉じ込めてくれている感じはしました。

次の日の朝起きると、ギトギトじゃなくなっていて肌の艶も水分も、ちょうどいい感じになります。

(あくまでも私の場合はですが)昔、通販でミツロウのクリーム(大体は24hのオールインワンよりやわらかい)をよく購入していたので「あれもオールインワン化粧品として使えるのか」と思いながら使っていました。

純馬油

北海道 純馬油 クリーム (馬油100%)‐KH762006

あるとき知人が雑談中に「ミツロウより馬油のほうが人間の肌に近い」「馬油だけつければ何もいらない」と言い出しました。

その知人はお店をしていてどうもそのとき馬油を店に置きたかったらしく、置く予定の馬油を試しにと手に塗ってくれたんですが、確かに薄く伸びてサラサラとしています。

塗った手の調子が良かったので、その知人が販売する予定のもの(馬油100%だと言っていた記憶)より安い製品を探して使ってみました。

それがこの「純馬油」です。

これは化粧水なしでも肌がパリっとなりません。

オールインワンとして、馬油はかなりおすすめ出来るアイテムじゃないかなと思います。

24hコスメのオールインワンクリームもですが、馬油はオールインワンではない一般の基礎化粧品より個人的には秀逸だと思います。

ただし、夜寝る前に使うのは良いけど、朝使うのは向かないです。

特に24hコスメのほうは、少なめに使うと肌がこすれて痛いし、そうならない量を使うともうメイクができないような状態になってしまいます。

でも逆に朝起きたときの肌のコンディションが良いので、洗顔や手入れの必要は私の場合はないです。

化粧水と乳液はかなり使える組み合わせ

プチプラのオールインワンを使うよりも

私がオイリー肌でインナードライだからか、安いオールインワンを使うよりも化粧水と乳液のほうが結局はコンディションが良くなることに気が付きました。

安くてもそこそこ保湿力のある化粧水と、サラサラすぎずドロドロすぎない乳液を組み合わせて使うと、それだけでかなりもちっとした肌の状態になります。

クリームも美容液も塗らなくて大丈夫です。

あくまでも私の場合はです。

それが百均のものでも、ちふれのオールインワンより結局は水分をキープしてくれてます。

まとめ

オールインワン化粧品でも、ミツロウや馬油は寝る前に使うと翌日夕方まで肌の状態が良く保たれるので、個人的に気に入っています。

使われている成分もシンプルだしお肌に負担がかりにくいであろうものなので、人を選ばず使えそうだなと感じていなす。

しかし、一般的な価格安めのオールインワンゲルに関しては、乾燥肌の人には向いてないんじゃないかなと思います。

本当に時間がないときに使うくらいで考えても良いかもしれませんね。