ニキビ肌にはホホバオイルがおすすめ?その理由を詳しく紹介!
ホホバオイルは肌を保湿する事ができますが、ニキビ肌の方はオイルを使用したら、ニキビが悪化しそうなイメージを抱いているでしょう。
所が、ホホバオイルはニキビ肌に有効な美容オイルと言われているので、ニキビ肌の方こそホホバオイルを使用したほうが良いのです。
そこでニキビ肌の方のために、なぜホホバオイルを使用したほうが良いのか紹介するので、見ていきましょう。
ホホバオイルの魅力
ホホバオイルがニキビ肌に有効な理由として、抗酸化作用・低刺激・浸透力などが挙げられます。
そこで、ホホバオイルを詳しく知らない方のために、この3つのポイントについて詳しく紹介しましょう。
抗菌作用
ホホバオイルは、抗酸化作用が優れているので、ニキビが悪化する可能性を低くしてくれるのです。
その仕組みを知ってもらうためには、まずニキビの原因となるアクネ菌を理解する必要があります。
このアクネ菌は空気を嫌って油分を好む習性があるのです。
そのためアクネ菌は、空気にあまり触れないで済む毛穴に多く潜んでいて、油分をエサにして繁殖します。
そしてアクネ菌は活性酸素を出す事によって、肌が炎症してニキビになる訳ですが、抗酸化作用は活性酸素を除去してくれるのです。
そのため優れた抗酸化作用があるホホバオイルは、ニキビ肌の方にはおすすめの美容オイルです。
低刺激
ホホバオイルは低刺激になっているので、ニキビの上から塗っても、ニキビが悪化する可能性は低いのです。
実際にホホバオイルは、人工心臓の潤滑油として使用されているほど信頼性が高いオイルなのです。
そのため他の美容オイルを利用して肌荒れを起こした方でも、ホホバオイルであれば利用してみる価値があるでしょう。
ただし全ての方が利用しても問題がないという訳ではないので、ホホバオイルを利用して、肌トラブルが起きたら、利用をすぐに中止したほうが良いでしょう。
浸透力
ホホバオイルの主成分は『ワックスエステル』と呼ばれるもので、ホホバオイル全体の約95%以上にもなります。
そして私たちの人間の肌にも約3割ほどワックスエステルが含まれていて、そのワックスエステルは肌の角質層にも含まれています。
そのため、同じワックスエステルを含んでいるホホバオイルは高い浸透力を誇っているのです。
そのような事を考えたら、ホホバオイルは高い抗酸化作用と浸透力を誇っている美容オイルなので、ニキビ肌の方は利用してみる価値があるでしょう。
アクネ菌が繁殖する原因
抗酸化作用のあるホホバオイルを使用しても、アクネ菌を繁殖させるような事をしていたら、ニキビの症状は悪化しやすくなります。
そこでニキビの症状が悪化しないように、アクネ菌が繁殖する原因を紹介するので、参考にしてみて下さい。
食生活
アクネ菌は油分をエサにして繁殖するので、油分である皮脂が過剰分泌したら、アクネ菌が繁殖しやすくなってしまいます。
そして皮脂が過剰分泌する理由はいくつかありますが、そのうちの一つとして『偏った食生活』が挙げられます。
動物性脂肪の多い食品である卵・チーズ・脂身の多い肉ばかり食べていたら、皮脂が過剰分泌されてしまうのです。
そのため肉や卵だけではなくて、野菜なども食べるようにして、バランスの良い食生活を送る事が重要です。
メイク方法
アクネ菌が繁殖しやすいケースとして、油分の多いリキッドファンデーションが毛穴に残ってしまう事が挙げられます。
このような事態を避けるためには、リキッドファンデーションを厚く塗らない事が重要です。
もしもリキッドファンデーションを厚く塗ってしまえば、毛穴にリキッドファンデーションが落ちやすいので、アクネ菌が繁殖しやすくなります。
そのためリキッドファンデーションを顔へ塗る場合には、指ではなくてブラシを使用して、均一な量で厚く塗らないようにしましょう。
クレンジング剤
リキッドファンデーションが毛穴に残らないようにするために、洗浄力の強いクレンジング材を使用したくなるかもしれません。
しかし洗浄力の強いクレンジング剤を使用したら、皮脂を必要以上に取り除いてしまうのです。
皮脂は外部刺激から肌を守ってくれるので、皮脂が足りなくなったら、外部刺激から肌を守るために皮脂が過剰分泌する事になってしまうのです。
そのため洗浄力の強いクレンジングを使用しないで、低刺激になっているホホバオイルでクレンジングしたほうが良いでしょう。
ただしホホバオイルだけではメイクを完全に落とす事は難しいので、最後の仕上げに洗顔料でメイクを落としたほうが良いです。
ホホバオイルを使用する際の注意点
魅力的なポイントが多いホホバオイルですが、残念ながら注意すべきポイントもあります。
そこでホホバオイルを利用しても失敗しないように、注意すべきポイントを紹介するので、確認してみて下さい。
添加物
ホホバオイルは低刺激になっているので、肌へ塗ってもダメージを与えるような可能性は低いです。
ただし日本で数多く販売されているホホバオイルの中には、値段を安くするために添加物を使用している商品もあるのです。
ホホバオイル自体が低刺激になっていても、添加物が使用されていたら、肌にダメージを与えてしまいます。
特に注意したほうがいいのが『フェノキシエタノール』です。
このフェノキシエタノールが原因でニキビになってしまった方もいるので、フェノキシエタノールを配合しているホホバオイルは使用しないほうが良いでしょう。
使用量
ホホバオイルは、抗酸化作用がある上に保湿効果もありますが、使用量に注意しなければいけません。
もしも美容にかけるお金を減らしたくて、ホホバオイルの使用量を減らしてしまったら、ホホバオイルの効果が発揮されなくなります。
それとは逆にホホバオイルを多く塗ってしまえば、ニキビの原因になる時があるので、適量で使用する事が重要です。
おすすめのホホバオイル
ホホバオイルが、ニキビ肌に合う美容オイルである事が分かった方たちの中には、ホホバオイルを利用したくなった方もいるでしょう。
そこで、ニキビ肌の方に、おすすめのホホバオイルを2種類まで紹介するので、参考にしてみて下さい。
エムズコスメ マッサージオイル
エムズコスメ マッサージオイルは『アーモンドオイル』が配合されていて、このアーモンドオイルにはビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEは抗酸化作用が優れているので、アクネ菌による活性酸素を除去したい方には、エムズコスメ マッサージオイルはおすすめです。
そしてエムズコスメ マッサージオイルは『オリーブオイル』も配合されているので、肌の水分をキープしやすくなります。
そのため皮脂をある程度までコントロールできるようになるので、ニキビ肌の方は、エムズコスメ マッサージオイルを利用してみる価値があるでしょう。
無印良品のホホバオイル
無印良品のホホバオイルは、サラサラとしたテクスチャーなので、べた付くようなホホバオイルを利用したくない方には、おすすめのホホバオイルです。
そして無香料・無着色なので、肌にかかる負担を軽減できています。
実際に合成香料やタール色素などが配合されていたら、肌にかかる負担は大きいのです。
そのため無印良品のホホバオイルであれば快適な使用感を実現している上に、肌にかかる負担も軽減できているので、多くの方が満足できるホホバオイルでしょう。
まとめ
ニキビ肌には、ホホバオイルが合う理由を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ホホバオイルは抗酸化作用が優れているので、アクネ菌による活性酸素を除去する事ができます。
ただしアクネ菌を繁殖させるような事をしたら、ホホバオイルを使用しても、ニキビが悪化する可能性が高くなります。
そのためホホバオイルを利用しながら、アクネ菌を繁殖させないようにしましょう。