ヘアオイルって、具体的にはどんな使い方ができるの?
髪の毛をケアするものとして、トリートメントやヘアクリームなどが主流となっていますが、最近はヘアオイルというものも注目されています。
他のヘアケア商品よりも、いろいろな幅広い使い方ができるので、そのときに合った使い方でヘアケアが楽しくなります。
そんなヘアーオイルの正しい使い方や効果などをまとめてみました。
ヘアオイルがもたらす効果
1.乾燥を防ぐ
髪が乾燥してしまうと、ぱさついたり傷んで見えます。
トリートメントやへアパックなどはよく聞くと思いますが、ヘアオイルが意外と乾燥に効き目をもたらします。
特に髪が広がりやすい人や、くせ毛の人には特にヘアオイルがおすすめです。
また、冬は乾燥して静電気がおきやすいですが静電気も防いでくれます。
なぜ髪が乾燥してしまうかというと、髪の水分が蒸発することで乾燥やパサつきが発生してしまいます。
しかし、ヘアオイルを使うことによって、ヘアオイルが髪の毛をコーディングしてくれるため、髪の蒸発をふせいでくれるのです。
保湿をしながら髪につやを与えてくれるので、乾燥を防ぐとともに髪がきれいに見える効果があります。
2.ドライヤーから髪を守る
ドライヤーをかけると、どうしてもドライヤーの熱で乾燥したり傷んだりしがちです。
さきほども言いましたように、ヘアオイルは髪の毛をコーティングしてくれるのでドライヤーを当てる前にヘアオイルを塗ってから乾かすことで、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
また、髪が濡れている状態のときは、キューティクルが開いている状態になっているので、ヘアオイルが浸透しやすい状態になっています。
ドライヤーの熱から髪を守ってくれ、しかもヘアオイルの成分が浸透しやすいので濡れた髪にヘアオイルを塗ることで保湿効果などを高めます。
3.スタイリング剤として使用する
保湿のために、ヘアケアとして使うことが多いですがスタイリング剤としても使えます。
髪をセットする前に、ヘアオイルを使用することで髪の毛が硬い人や髪が広がりやすい人など、髪の毛が扱いやすくなるため、セットしやすくなります。
また、最近はウエットヘアといって濡れ髪が流行っています。
ヘアオイルとワックスを混ぜて使うことで、ウエットヘアを作ることができます。
ヘアオイルだけではだめなの?
と思う人もういると思いますが、ヘアオイルは髪の毛を保湿したりまとまりやすくする効果はあるのですが、形をキープする力がありません。
なのでワックスと混ぜて使うのです。
へアオイルの正しい使い方
1.適切な量をつける
まずは、手のひらに適量を出します。
このとき、多くつけるすぎるとべたべたになってしまいます。
頭皮や髪のべたつきの原因になってしまうので、つけるぎは絶対気をつけてください。
べたべただと不潔に見えてしまいます。
つける量の目安は、だいたい2~3滴です。
髪の長さや量でも変わってくると思うので、調節しながらつけるといいです。
ヘアオイルに量が記載されている場合もあるので、そちらを参考にするのが一番確実でしょう。
2.ヘアオイルの付け方
手のひらに適量を出し、両手をこすりあわせてオイルを馴染ませてからつけます。
こうすることで、ヘアオイルが同じ場所に集中してつくことがなくなるため、むらなくべたべたもならずにつけることができます。
このとき指の間もしっかり馴染ませることが大切です。
3.ヘアオイルをつける場所
まずは、ぱさつきやすい毛先から付けていくのが基本です。
毛先から内側に向かって揉みこんで行きましょう。
そのまま上の方までつけていきます。
基本的に頭皮にはつけなくてよいです。
頭皮の乾燥が気になるという人は、べたべたならないように少量をつけても良いです。
ヘアオイル選びのポイント
1.髪質に合うものを選ぶ
ヘアオイルは、いろんな種類のものが販売されています。
高いものを使えばいいというわけではありません。
オイルをつけすぎて、べたべたになってしまうというケースがありますが、ヘアオイルが髪質に合っていないという場合もあります。
乾燥がきになる人は潤い重視のもの、べたつきやすいという人はさっぱりタイプというのもあるようなので、自分にはこれが合いそうだというものを選ぶようにしましょう。
どのように判断するかというと、テクチャー(質感)で判断します。
さらさらなものとドロッとしたものがあるので、自分に合いそうなのを選ぶとよいです。
個人的におすすめするのは、さらさらなテクチャーの方です。
重めのものは、髪の毛自体も重くみえてしまうことがあります。
そして、付け方によっては汚く見える場合もあるのでさらさらな物の方が最初はおすすめかなと思います。
2.大容量のものは選ばない
様々なヘアオイルがありますが、どうせならいっぱい入ってて金額が安いものを選びがちですよね。
しかし、大容量のものでない方がいいです。
なぜかといいますと、ヘアオイルは一度開けてしまうと酸化してしまうからです。
酸化してしまうと固まったり使いづらくなってしまいます。
酸化を気にして、早く使おうとしてしまうといっぱい髪につけてべたべたしてしまうといったこともあります。
小さいものでしたら、そのようなことを気にせずに使うことができるので小さいものの方がいいのです。
また、大きいのを買ってしまうと使いきるのが大変です。
ヘアオイルは、そうそう減るものではないので使い切るのが大変です。
もし、購入したヘアオイルが気に入らなかったり、飽きてしまって違うのも使ってみたいと思ったときに大容量のものだともったいないです。
こういったことを考えると、絶対に大容量のものより小さくて持ち運びできるものをおすすめします。
3.好きな匂いのものを選ぶ
ヘアオイルは、ヘアミストやスプレーのようにいい匂いがするものがほとんどです。
シャンプーやリンスなどよりも匂いが残りやすくて、すれ違ったときにふわっと匂いがするので好きなものを選びたいですよね。
あんずやツバキなどの匂いのものをよく目にしますが、他にもいろいろなものがあるようなので自分の好きなものを選ぶといいです。
ただ、匂いが強すぎるものもあるようで、頭皮の匂いと混ざって悪臭になったりする場合もあるようなので注意してください。
4.天然成分が入ってるものにする
ヘアオイルに使われいるオイルには、植物性と鉱物性の2種類あります。
髪の内部から美しくする必要があるので、植物性のものがおすすめになります。
植物オイルには、つばきオイルを始めとして、オリーブオイル・ホホバオイル・アルガンオイル・ボタニカルオイル・ひまわりオイルなどの天然成分が使用されています。
これらの植物性オイルは、保湿効果が高くて、髪にも頭皮にも優しい天然成分でできているのでヘアケアにむいており、安心して使うことができます。
毛穴をふさがないので、頭皮マッサージにもよく使われています。
鉱物性のものは、シリコンを含んでいるものが多く髪の艶や手触りはかなりよくなりますが、ヘアケアには向いていません。
ヘアケアを目的とする場合は植物性のものを、髪の毛をきれいにみせたい人は鉱物性のものを選ぶといいです。
まとめ
ヘアオイルは、使いかた次第で様々な効果を発揮することができます。
べたべたするのが嫌で使いたくないという方も正しい使い方をすることによって、べたべたを防ぎ、髪をきれいにみせてくれるので一度使うと手放せなくなるかもしれません。
ヘアオイルを使って、さらさらな髪を手に入れ髪美人になれるように頑張りましょう。