ヘアオイルは濡れた髪と乾いた髪のどちらにつけるのが効果的?
ヘアオイルを使う際には、濡れた髪につけているという方や、髪を乾かしてからつけているという方など、色々な方がいるでしょう。
では実際問題、ヘアオイルは濡れた髪と乾いた髪のどちらにつけるのが効果的なのでしょうか?
ここではそんな、ヘアオイルを使う際には濡れた髪につかうべきか、乾いた髪に使うべきかということについて見ていきます。
濡れた髪につけると保湿が出来る
ヘアオイルを濡れた髪につけるべきか、それとも乾いた髪につけるべきかという事を見ていくのであれば、まずは濡れた髪につけた時にはどういう効果を発揮するのかということを知っておかないとならないでしょう。
実際、ヘアオイルは濡れた髪につけるとどういう効果を発揮するのでしょうか?
濡れた髪にヘアオイルを付けると、その髪についている水分を閉じ込めてくれるようになります。
つまり、わかりやすく言うとしっかりと保湿をすることが出来るということになります。
髪の毛は、すごく乾燥しやすいものです。
だから、実は全然保湿が足りていないものもたくさんあるでしょう。
しかし、保湿が足りていない髪の毛はドンドンダメージをうけていきます。
そしてどんどんパサパサになり、次第にスタイリングも全然まとまらなくなるでしょう。
それだけならばまだしも、次第に髪の毛が切れたり、ぬけたりしていってしまいます。
やはりそれはすごく残念なことですから、保湿はしっかりとしないとならないのです。
だから、濡れた髪にヘアオイルを付けるのはすごく効果的だと言えるでしょう。
水分がないと保湿効果も出ない
ヘアオイルの保湿効果の肝は、水分を閉じ込めるというところにあります。
なので、水分が髪の毛にないと保湿効果は発揮できなくなります。
なんとなくイメージとして、乾いた髪の毛にヘアオイルをつけていった方が、保湿が染みわたっていきそうなイメージがある方もいるかもしれませんが、それは間違いなのです。
保湿メインで使うならば、濡れた髪につけるのがおすすめです。
濡れた髪につけるとドライヤー熱からも守られる
濡れた髪の毛にヘアオイルを付けることには、もう一点よいことがあります。
それが、ドライヤーの熱からも髪の毛をまもることが出来るようになるという点です。
濡れた髪の毛にヘアオイルをつけるということは、その後で髪の毛を乾かすことになるでしょう。
そして髪の毛を乾かすということは、おそらくほとんどの人がドライヤーを使うことになるでしょう。
ドライヤーは髪の毛を傷めてしまうものですが、何もしないで自然乾燥を待つというのも、それはそれで髪の毛には良くないのです。
頭皮が蒸れて雑菌が溜まりがちになりますし、基本的にはドライヤーで乾かした方が効果的だと言えるのです。
でも、ドライヤーで乾かすと熱で髪の毛が痛む。
本来はそんな矛盾があったのですが、濡れた髪の毛にヘアオイルをつけていくと、その矛盾からも解放されていくでしょう。
膜になるので熱からまもって貰える
でも、何故ヘアオイルは髪の毛をドライヤーの熱からまもることになるでしょうか?
それは、ヘアオイルが髪の毛の上の膜となるからです。
そもそもヘアオイルが水分を閉じこめてくれるというのも、その膜となる機能が関係しています。
水分の上で膜となる、つまり水分の上に蓋をするから、髪の毛の水分を閉じ込めることが出来ると言えるのです。
そしてそんな膜が、ドライヤーの熱からも髪の毛をまもってくれるようになるのです。
乾いた状態に付けるとツヤ感がより出る
では、乾いた状態の髪にヘアオイルを付けるとどのような効果があるのでしょうか?
乾いた状態の髪の毛にヘアオイルをつけていくと、それによってより髪の毛にツヤ感が出るようになります。
ヘアオイルを使う目的の一つとして、髪の毛にツヤ感を出したいということがある方もいるでしょう。
ツヤ感を出すのであれば、乾いた状態の髪の毛につけた方が効果的なのです。
なぜなら、その後で髪の毛に触れることがあまりないからです。
もし濡れた状態の髪の毛にヘアオイルをつけていったら、先述のようにその後でドライヤーで髪の毛をかわしていくことになるでしょう。
そうして髪の毛をかわしていくということは、当然ながらその際にはたくさん手で髪の毛に触れていくことになるでしょう。
そんな風にたくさん髪の毛に触れていく際に、多少なりともヘアオイルは取れていきます。
そして思ったよりツヤ感が出ないようになるのです。
思いきったツヤ感が人気
最近の髪型では、ちょっとした、髪の毛が綺麗に見えるようなツヤ感ではなく、もっと激しめのツヤ感が人気だと言えます。
激しめのツヤ感と言うのは、もっとまるで濡れているかのような髪型のことになります。
そういう激しめのツヤ感を出すには、やはり乾いた状態の髪の毛につけていく必要があるでしょう。
正確には、一旦濡れた状態の髪の毛にヘアオイルをつけて、それを一度ドライヤーで乾かして、それからさらにヘアオイルを付けるくらいでちょうど良くなるはずです。
それだけやれば最初のツヤ感に加えて、乾いた状態にヘアオイルをつけた時のツヤ感も加わってくるので、かなりしっかりしたツヤ感になるはずでしょう。
髪の毛のまとまりがよくなる
乾いた状態にヘアオイルをつけることのメリットとして次にいえるのは、髪の毛のまとまりがよくなるということです。
何度も言うようですが、濡れた状態にヘアオイルをつけたら、まずはそれを乾かさないとなりません。
そうして髪の毛を乾かしていくと、それによって髪の毛の毛束感はなくなっていきます。
それは髪の毛がサラサラに見えて素敵ではあるのですが、中にはもう少しまとめたいという方もいるのではないでしょうか?
そんな風に髪の毛をまとめたいという方には、乾いた状態の髪の毛にヘアオイルを付けるのがおすすめです。
スタイリング剤の様に使える
つまり簡単に言うと、乾いた状態の髪の毛にヘアオイルを付けると、スタイリング剤の様に使うことが出来るということになります。
なので、スタイリング剤は使いたくないけど、ちょっとスタイリング剤を使っているようなまとまり感を出したいという方には、乾いた状態の髪の毛にヘアオイルをつけるのがおすすめになります。
スタリング剤とは違いヘアオイルならば、髪の毛を傷めるような素材は入っていないと言えます。
だから、髪の毛をいたわりつつスタイリングが出来るようになるでしょう。
そういうことがあるので、乾いた髪につけるというのも全然アリだと言えます。
ボリュームを抑える事も出来る
まとまりが出るということは、ボリュームを抑えるということでもあります。
なのでたとえばパーマヘアーなどでボリュームが出過ぎて困っているという方には、乾いた髪にヘアオイルをつけた方が効果的だと言えるでしょう。
ボリュームが出過ぎると頭も大きく見えるので、スタイリングでそれを抑えることが出来るというのはすごく効果的なのです。
どんな人であっても、頭は大きく見えるよりは小さく見えた方が良いでしょう。
まとめ
ヘアオイルは、濡れた髪につけるのもアリですし、乾いた紙につけるのもアリだと言えます。
スタイリング剤として使用するならば乾いた髪につけて、ヘアケアとして使うのであれば、濡れた髪に使用するのが適切だと言えるでしょう。
是非これらのことを参考に、自分にあったタイミングでスタイリング剤を使用するようにしていってください。