ホホバオイルでクリームを作るなんてなんか難しそう…いいえ!実は意外に簡単!一度ハンドメイドクリームにトライしてみよう!
最近静かなブームになっているのが、自分で材料を調達してハンドメイドのコスメを作ることです。
化粧水なら自分でもどうにか作れそうだけど、クリームや乳液なんかどうやって作るの?
と疑問に思う人も多いかと思います。
しかし、レシピを見て基本的なことをマスターしてしまえば、実は意外と簡単に作ってしまえるのです。
その中でも簡単に作れてしかも優れた美肌効果が実感できるのが、ホホバオイルを主成分にしたスキンクリームです。
今回はホホバオイルを使ったハンドメイドクリームの作り方と、その材料や効果について紹介していきたいと思います。
目次
ホホバオイルのスキンケアではなんだか物足りない?
ホホバオイルをスキンケアに愛用している人は多いかと思いますが、顔や身体にホホバオイルだけをつけていても確かに美肌効果が実感できます。
ただ中にはオイルだけでのスキンケアでは、なんだか物足りないと思っている人も中にはいるみたいです。
そんな人たちは市販のクリームや乳液なども一緒に併用しているほか、無添加やオーガニックのコスメを併用している人も少なくありません。
ところが市販のコスメは添加物が心配な反面、無添加やオーガニックのコスメは高価なものが多いことから、それでは自分でコスメを手作りしようということでハンドメイドのコスメが静かなブームになっているのです。
ホホバオイルハンドメイドクリームの3つのメリット
ホホバオイルハンドメイドクリームには主に3つのメリットがあります。
完全無添加で安全・安心!
ホホバオイルを使用したハンドメイドクリームは何といっても、ホホバオイル自体の刺激が少ないうえに、完全無添加で作ることができるので敏感肌の人やアトピーの人でも安全・安心で使用することができます。
市販のコスメの場合は添加物が含まれていたり、たとえ天然成分100%でも使う人がアレルギーを起こす可能性のある物質が含まれていたりする可能性があります。
しかしホホバオイルのハンドメイドクリームならば、ホホバオイルとミツロウ以外はアレルギーになる可能性のある物質を省くことができますし、自分で作ったものなのでより正確に全成分をしっかり把握することができます。
今のコスメは全成分表示が義務付けられていますが、使用する人にとっては知らない成分も多いのではないでしょうか?
その点ハンドメイドならば自分が知っている材料しか使わないので、何が入っているのか不安になる必要もありません。
好きなアロマが使える!
市販のコスメにもアロマが配合されて物がありますが、それほど数が多いわけではありませんし、中には香りを長持ちさせるために合成香料が加えられているものも少なくありません。
しかしハンドメイドクリームならば自分の好きなアロマが使えますし、少しずつ作ればその日の気分に合ったアロマのクリームがいくつも作ることができます。
また自分好みの香りの強弱も調整できるので、自分の為の、そして自分だけのハンドメイドクリームでいつでもスキンケアできるというわけです。
ただしハンドメイドクリームやアロマを使用する前には、予めパッチテストを行うなどしてアレルギーがないかどうかを確かめてから使用するようにして下さい。
無添加・オーガニックコスメに比べてコスパが良い!
無添加・オーガニックコスメは敏感肌の人でも安心して使用できる、低刺激でクオリティの高い商品が数多く出回っていますが、結構高価なものが多いというデメリットがあります。
ところがホホバオイルのハンドメイドクリームならば、無添加・オーガニックコスメと同じように低刺激で安全な上、コストもかなり抑えることができます。
ゴールデンホホバオイルの場合は、マカダミ屋のものだと80ml税込1,380円、ミツロウは50g税込600円で手に入れることができますので、100gのハンドメイドクリームをこの材料を使って作れば2,000円でお釣りが出る金額で完全無添加の極上ホホバオイルハンドメイドクリームが作れちゃうわけです。
またオーガニックにこだわりたい人は、USDA認定 オーガニック・ホホバオイルというものが税込2,100円でアマゾンから購入することができます。
ホホバオイルハンドメイドクリームの基本的な作り方
ホホバオイルハンドメイドクリームは基本さえきちんと把握すれば、意外と簡単に作ることができます。
それでは今度はホホバオイルとミツロウだけで作る、ホホバオイルハンドメイドクリームの作り方について説明していきたいと思います。
用意する材料
- ゴールデンホホバオイルかピュアホホバオイルを75ml
- ミツロウを15g
- クリームを入れるガラスかスチール缶の容器(大体100gくらい入るもの)プラスチックだと湯煎した材料が熱いので変質の恐れがあります。
- 割りばしか竹串などかき混ぜるもの
- ビーカーなどの耐熱容器
作り方
まず、ホホバオイルとミツロウを計量して、ビーカーなどの耐熱容器にホホバオイル、ミツロウを入れます。
次に耐熱容器に入れたホホバオイルとミツロウを弱火で湯煎にかけ、割りばしか竹串でかき混ぜながら溶かしていきます。
この時に弱火で湯煎にかけて溶かすということがポイントになります。
お鍋にそのまま材料を入れて溶かしてしまうと、焦げてしまう恐れがあるのでやめて下さいね。
またミツロウは完全に溶かすようにしないときれいなクリーム状になりませんので、丁寧にかき混ぜてきれいに溶かすようにしましょう。
最後にミツロウが完全に溶けたら湯煎からおろし、クリーム容器に移して完全に固まれば出来上がりです!
ハンドメイドクリームってずっと置いておけるの?
ハンドメイドコスメは防腐剤が入っていないため、市販のコスメのように長期間保存することができません。
特に夏場は常温保存するとすぐに傷むため、冷蔵保存しておきましょう。
ここで紹介したホホバオイルのハンドメイドクリームの場合も同様で、夏場以外の季節は冷暗所で保存し、2カ月以内に使い切ってしまうようにしましょう。
ここで紹介したクリームは100gくらいの分量のレシピで、フェイス用とボディ用を兼ねた分量のクリームのレシピを紹介しましたが、フェイス用だけの場合は3分の1くらいの量が適量かと思います。
またそれほど多く使用しないという人は、その都度少量ずつ作ることをおすすめします。
ホホバオイルとミツロウの比率は1対3から1対6くらいの割合が良いでしょう。
かためのクリームがお好みの人は、先のレシピよりもホホバオイルを少なめにしてミツロウの割合を増やすとよいでしょう。
アロマオイルを加えて美肌効果をさらにアップ!
ベーシックなホホバオイルハンドメイドクリームがうまくできるようになったら、今度はアロマオイルを加えてさらに美肌効果をアップしたスキンケアクリームにトライしてみましょう。
スキンケア効果が高くて比較的刺激が少ないアロマオイルには、ラベンダーやカモミール、サンダルウッド、ゼラニウムなどがあります。
ニキビや吹き出物で悩む人にはラベンダー、荒れ性の人にはカモミール、肌の硬い角質層をやわらかくしてしっとりした肌にしたい人にはサンダルウッド、シミやしわを改善しエイジングケア効果を得たい人にはゼラニウムがおすすめです。
ホホバオイルハンドメイドクリームにアロマオイルを加えるタイミングは、クリームの容器に入れて表面が少し固まりかけた時に入れると、香りが飛ばないで済みます。
アロマオイルの量はクリーム100gに対してほんの3~5滴程度で十分です。
クリームの量が少ない場合は1滴程度でも十分に美肌効果が実感できます。
まとめ
ホホバオイルは低刺激で美肌効果に優れたスキンオイルなので、このまま使用しても肌バリア機能が高まりしっかりとうるおうのですが、ミツバチのロウ分泌腺から分泌されたミツロウを加えることでさらに抗菌作用と保湿効果が高まり美肌効果が期待できます。
普段忙しい人はなかなか手作りするヒマが持てないかもしれませんが、ちょっと時間がある時にトライしてみるとなめらかなクリームの使用感と保湿効果がやみつきになるといった声も聞かれるくらいにハマってしまう人もいるようです。
忙しい時は市販のスキンケアクリームで、時間があればホホバオイルハンドメイドクリームを作って、しっとり感を楽しんでみてはいかがでしょうか?