ホホバオイルを塗り過ぎると起こる可能性のある3つのデメリット
肌や髪を美しくするために使えるホホバオイル。
ホホバオイルを使うと肌や髪に潤いを与えたり、綺麗にしたりする効果を期待することができます。
その効果を高めようと思って、ホホバオイルを多くつける方もいることでしょう。
しかし、つけすぎは良くなく、つけすぎることで逆効果になってしまうことがあります。
ここでは、ホホバオイルを顔につけすぎると起こる可能性のあるデメリットを説明していくので、ホホバオイルを使用している方は参考にしてみてください。
目次
毛穴に詰まり毛穴の開きが目立つように
ホホバオイルを塗り過ぎると、オイルが多すぎることで毛穴詰まりを起こす可能性があります。
毛穴にオイルが詰まってしまうと、毛穴が開いた感じになり、毛穴が開いているような状態になってしまいます。
「毛穴が開いている状態を見られても気にしない」という方もいるかもしれませんが、毛穴の開きは人の印象を大きく左右してしまいます。
なぜ印象を大きく左右するのかというと、毛穴が開くと目立つからです。
見る距離が遠いと毛穴の開きは分かりませんが、近い距離で見ると完全に分かってしまいます。
毛穴の開きが目立つと、肌が汚く見えてしまう場合があり、ホホバオイルの塗り過ぎによって毛穴が開いたように見えると、周りの人に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
徐々に黒ずんでいく
毛穴にオイルが詰まって開いてしまうと、徐々に毛穴が黒ずんでいってしまいます。
鼻の毛穴が黒ずんでいけば、苺のような鼻になってしまいます。
苺のような鼻になれば、比較的離れた位置からでも鼻の毛穴の黒ずみが目立つようになってしまいます。
美肌にするためにホホバオイルを使っていて、肌が汚く見えてしまっては本末転倒です。
本末転倒にならないように、ホホバオイルはつけすぎず、適量塗るようにしましょう。
塗り過ぎが原因でニキビができることも
ホホバオイルを塗り過ぎて、毛穴にオイルが詰まってしまうと、毛穴の開きが目立つようになるだけでなく、ニキビができてしまうこともあります。
ホホバオイルは美肌効果を期待することができるものであり、ニキビにも有効だといわれています。
雑菌をやっつける作用もあるため、ニキビにも有効だといわれているのですが、毛穴にオイルが詰まってしまうと、ニキビができてしまう場合があります。
雑菌をやっつける作用があっても、毛穴詰まりをおこしてしまったら、雑菌をやっつける作用はいかせなくなり、ニキビができてしまうのは当然といえば当然です。
毛穴が目立ったり黒ずんだりするだけでもショックを受けますが、ニキビができたら更にショックを受けるかと思います。
そのため、ニキビができるのはなるべく避けたいものです。
ニキビが多くできる可能性がある
ホホバオイルを塗り過ぎたのが原因でニキビができる場合、ニキビが1つだけならまだいいですが、いくつかできる可能性は高いといえます。
肌に塗り過ぎるということは、広範囲にわたって毛穴詰まりを起こす可能性が高く、広範囲に毛穴詰まりを起こせば、ニキビが多くできやすくなります。
美肌の人でも、たまにニキビが1つくらいできてしまうことはあり、1つでも悩みになってしまう場合があります。
では、ニキビが多くできてしまったらどうでしょう?
おそらく、かなりのショックを受けてしまい、精神には大きなダメージを受けてしまいます。
ニキビが多くできることで肌が汚く見えるわけですから、大きなショックを受けて当然ですよね。
精神的に大きなダメージを受けると、気持ちが暗くなってしまうこともあるため、ニキビが多くできるのはできるだけ避けたいものです。
ですから、ホホバオイルの塗り過ぎには十分注意する必要があります。
逆に乾燥してしまう場合もある
ベタベタになるほどホホバオイルを塗り過ぎると、逆に肌が乾燥してしまう可能性もあります。
ホホバオイルは保湿力が高いオイルなため、乾燥肌対策として使っている方もいます。
ですが、塗り過ぎると逆効果になる可能性があるのです。
塗り過ぎることで皮脂が分泌されなくなる
ホホバオイルは肌に相性が良いオイルなため、肌に馴染みやすくなっています。
そのため、適量使えば、ホホバオイルの肌への効果を期待することができます。
しかし、塗り過ぎてしまうと、身体は「皮脂を分泌しすぎた」などと思ってしまい、皮脂の分泌をとめようとしてしまいます。
皮脂の分泌がとまってしまうと、当然肌は乾燥しやすくなり、パサパサな状態の肌になりやすくなります。
皮脂の分泌は肌の乾燥を防いだり、バリア機能を働かせたりするのに必要なことです。
皮脂の分泌がとまってしまうと当然肌には良くないため、ホホバオイルの塗り過ぎは良くありません。
負の連鎖に陥る可能性がある
ホホバオイルの塗り過ぎによって乾燥肌になると、負の連鎖に陥る可能性があります。
ホホバオイルを塗り過ぎて皮脂の分泌がとまってしまうと、皮脂が分泌されなくなることで肌が乾燥してしまいます。
肌が乾燥してしまうと、肌の乾燥をどうにかしようとしてホホバオイルを塗り過ぎてしまう方もいることでしょう。
再びホホバオイルを塗り過ぎてしまうと、皮脂の分泌がとまった状態が続くようになってしまいます。
そのように、塗り過ぎて肌が乾燥することで、負の連鎖に陥ってしまう場合があるのです。
負の連鎖に陥らないようにするには、塗り過ぎによって肌が乾燥したら、塗り過ぎに気を付けるようにしなければなりません。
腕や脚などは塗り過ぎてもトラブルは起こりにくい
ここまでホホバオイルを塗り過ぎるデメリットを説明してきましたが、そのデメリットは顔に塗り過ぎた場合のことです。
腕や脚など顔以外の部分であれば、塗り過ぎても問題ないことでしょう。
では、なぜ問題ないのかというと、顔以外の部分は皮脂の分泌作用が弱いからです。
顔以外でいうと、背中は身体の中で皮脂が分泌されやすい部分になりますが、そもそも背中にオイルを塗ることは困難です(自分で塗る場合)。
それらのことから、腕や脚やお腹など、顔以外の部分にホホバオイルを塗り過ぎても、デメリットが発生する可能性は低いことでしょう。
だからといって塗り過ぎても意味はない
先程、腕や脚など顔以外の部分なら塗り過ぎても問題ないというようなことを話しましたが、問題ないといってもホホバオイルを必要ないほど多く塗る意味はありません。
塗り過ぎるとホホバオイルを無駄に消費し、意味がない上に勿体ないため、顔以外の部分だからといって塗り過ぎるのはおすすめできません。
ホホバオイルを開封してから多くの月日が経過し、劣化が心配で、勿体ないから使い切りたいけどたくさん残っているという場合は、顔以外の部分に多く塗っても良いでしょう。
そのようにすることで、品質が悪くなる前に全部使うことができます。
ですが、そのような理由以外では、オイルを多くつける意味はありません。
髪に使う時も塗り過ぎに注意
ホホバオイルを顔や身体だけでなく、髪に使う方もいることでしょう。
髪に使う場合も使いすぎないことが大切です。
ホホバオイルをヘアオイルとして使用すると、髪が潤う・髪にツヤがでる・熱や紫外線から髪を守る、などの効果を期待することができます。
しかし、髪に使う量が多すぎると、髪はベタベタしてしまい、汚らしい感じになってしまいます。
綺麗な髪にするために使っているのに、汚らしい感じになったら本末転倒です。
ですから、ヘアオイルとして使う時も、塗り過ぎないで適量使うようにしましょう。
まとめ
ホホバオイルを多く塗ったからと言って効果が高まるわけではありません。
塗り過ぎてしまうと逆効果になってしまう可能性があるので、適量付けるのがベストです。
もし、オイルを手に取りすぎてしまった場合は、腕や髪など他の部分につけると良いでしょう。
そのようにすることで、取りすぎてしまっても無駄になることはありません。
参考URL・参考文献・根拠など
https://jojobaoil.love/over-paint/
https://www.au-be.jp/technique/entry22495.html