人によって生え方が違う！【タイプ別】おすすめの白髪染めの方法
鏡を見た時に白髪を見つけてしまうと多くの方がショックを受けます。
白髪は年齢に関係なく、ストレスや栄養不足でも生えてくることがあります。
人によって白髪の生え方に違いがありますが、生える位置によって上手に白髪染めをすることで綺麗な髪色を保つことができるのです。
ここでは、タイプ別おすすめの白髪染めの方法をご紹介したいと思います。
目次
頻繁な全体染めは髪を傷める原因となることも
白髪は人によって生えてくる場所や生えてくる量に違いがありますが、全体的に多く白髪が生えていないのであれば、必ずしも全体染めをする必要はありません。
白髪染め製品には化学成分が配合されているものと、自然由来の成分が主成分となっているものがあります。
化学成分を含む白髪染めで頻繁に全体染めをしていると、白髪ではない髪まで痛んでしまう場合があります。
部分的な白髪であれば染め方を工夫することで、髪の痛みを防ぎながら綺麗な髪色を維持することができます。
白髪染めと白髪隠しを両用すれば髪色が維持しやすい
白髪は髪の根元からすぐに生えてきてしまうので、綺麗に白髪染めのケアをしても髪の根元の部分が白く目立ってきます。
特に額やこめかみの部分は白髪が目立ちやすいので、中には市販の白髪染めを使って頻繁にケアしている方がいます。
しかし、化学成分を多く含む白髪染めは髪だけではなく頭皮に悪影響を与えることがあるので、使用する頻度を少なくするなどの工夫が必要です。
髪の生え際などは市販の白髪隠しのアイテムを使うことで、いつでも綺麗な髪色を保つことができます。
ただ白髪隠しは一時的に白髪に色をつけて目立たなくさせるためのアイテムで、夜にシャンプーをすると色が落ちてしまいます。
ある程度白髪が伸びてから全体染めしたい時など、その間の白髪染めケアの繋ぎとして自然由来の成分配合の白髪隠しを使用すれば髪の痛みを抑える対策がとれます。
全体的にまばらに生えている
ヘアトリートメントタイプの白髪染めを使用する
白髪が多いわけではないけれど全体的にまばらに生えている場合、化学成分を含む市販の白髪染めで全体染めをすると白髪ではない髪もダメージを受けてしまいます。
白髪が全体的にまばらに生えている場合、後頭部などはお手入れが行き届きにくいので簡単に全体の白髪染めケアができる製品がおすすめです。
自然由来の染料配合のトリートメントタイプの白髪染めは、髪を傷めることなく白髪染めできます。
1回ですぐに白髪が染まるわけではなくお手入れを重ねることで髪に色が定着していきますが、まばらな白髪なら量が少ないので十分にお手入れできます。
ヘアマニキュアタイプの白髪染めでケア
ヘアマニキュアは髪の表面に色を定着させて白髪を目立たなくします。
色持ちしやすいところが大きな魅力で、髪の艶や指通りの良さを必要としている方にぴったりです。
綺麗な仕上がりを目指すなら美容室でのケアがおすすめで、自然由来の成分ではないので頭皮につかないように染める必要があります。
全体的にまばらに白髪がある方なら白髪の根元の部分が目立ちにくいので、根元から少し離れた部分からヘアマニキュアでケアすれば綺麗な髪色を楽しむことができます。
部分的にまとまって生えている
スティックタイプの白髪隠しでケア
額やこめかみの部分などにまとまって白髪が生えてくる場合には、自然由来の成分配合のスティックタイプの白髪隠しでケアすることで綺麗な髪色が保ちやすくなります。
目立ちやすい部分にまとまった量の白髪があると頻繁に白髪染めしたくなりますが、白髪隠しのアイテムで白髪を隠すようにして、ある程度の間隔をあけて白髪染めすれば、髪の痛みを防ぐ対策がとれます。
一定の周期で本格的に白髪染めをする時には、髪のコンデションに合わせて1回でしっかり髪に色が定着する白髪染めを使用すれば頻繁に白髪染めせずに済みます。
自然由来の染料タイプの白髪染めでケア
人によって白髪染めをする際に、色持ちを重視する方がいれば髪へのダメージの少なさを重視する方もいます。
白髪染めによって髪に負担を与えたくない方であれば、日頃は白髪隠しでこまめにケアしておいて、一定の周期で本格的に白髪染めをする時に、自然由来の染料タイプの白髪染めでケアすると良いでしょう。
自然由来の染料でも1回でしっかり髪に色がつくものがあるので、髪に優しく納得がいく仕上がりを目指すことができます。
しかし、シャンプーをするたびにどうしても色が落ちるので、こまめに白髪染めをする必要があります。
泡タイプの白髪染めでケア
部分的にまとまって白髪が生えていても、ほかには白髪が生えていないこともあります。
髪のダメージよりも手軽に白髪染めをすることを重視している方であれば、泡タイプの白髪染めが便利です。
1剤と2剤を混ぜ合わせるなどの手間を省いて、白髪が生えている部分に泡を馴染ませれば良いので手軽にケアできます。
泡タイプの白髪染めは化学成分配合のものが多いので、必ずパッチテストをして自分に合う製品かどうか確かめた上で使用しましょう。
髪の分け目の部分から生えている
パウダータイプの白髪隠しでケア
髪の分け目から多くの白髪が生えてくる場合、頻繁に白髪染めのケアをするのは手間と時間がかかります。
髪の分け目は目立つ部分なので、ある程度の間隔をあけて白髪染めをしている場合には、パウダータイプの白髪隠しで髪色を保つと良いでしょう。
白髪が生えている範囲が広くても、スポンジに染料のパウダーを馴染ませてさっと撫でるように使用するので手軽に自然な仕上がりになります。
パウダータイプはふんわりとした仕上がりが魅力ですが、汗や水に弱く服を汚してしまう可能性があるので、汗をかかない季節や晴れた日に使用すると良いでしょう。
シャンプータイプの白髪染めでケア
髪の分け目の白髪が目立つ場合には、頭皮と髪のどちらにも優しい白髪染めがおすすめです。
シャンプータイプの白髪染めは自然由来の成分配合で、お手入れを重ねるごとに少しずつ白髪に色がつくので、毎日使用しているシャンプーを白髪染めシャンプーに切り替えるだけで手軽に白髪染めができます。
白髪染めをするための面倒な準備の必要もなく、バスルームで洗髪するだけという手軽さなので仕事やプライベートの予定で忙しい方におすすめです。
化学成分の白髪染めと自然由来の成分の白髪染めの違い
化学成分を含む白髪染めはキューティクルを開いて髪内部に染料を定着させるので、製品によっては1度でしっかり色が定着して髪色の持ちが良いという特徴を持ちます。
しかし、染まり具合や髪色の持ちの良さだけを見るとメリットが多いように感じますが、白髪染めのたびに髪が乾燥しやすくなるため切れ毛の原因になることがあります。
それに対して、自然由来の成分の白髪染めは髪の表面に植物などの染料を定着させるので、髪への負担は少ないのですが、シャンプーのたびに少しずつ色が落ちてしまうため色持ちが悪いという特徴があります。
この二つの特徴を踏まえた上で、上手に白髪染めのケアをすることで綺麗な髪色を保つことができます。
まとめ
白髪が生えていても量が少ない場合には、頻繁に全体染めするのではなく白髪を効率良く染めることができる方法を選ぶことが大切です。
人によって白髪染めに求める条件に大きな違いがありますが、白髪染めは長くお手入れを続けることを前提としてケア方法を考える必要があります。
自分にとって無理のない髪や頭皮に優しい白髪染めの方法なら、理想的な髪を維持しやすくなります。