湯シャンとは?白髪染めトリートメントの色持ちアップ!
毎日のシャンプーは配合されている成分の影響で、頭皮や髪に色んなダメージを与えてしまいます。
そこで人気になっているのが湯シャンです。
お湯のみでシャンプーを使わずに洗髪する方法で、頭皮や髪の健康を考えて湯シャンする人が増えています。
湯シャンは意外にも白髪染めトリートメントとの相性も抜群です。
そんな、湯シャンのメリットとカラートリートメントとの関係について紹介しましょう。
目次
湯シャンとは
湯シャンとはシャンプーなどの洗浄するアイテムを全く使わずに、お湯のみで髪と頭皮を洗うことです。
シャンプーを使わないところから、海外ではノープーと呼ばれることもあります。
実践している芸能人も多く、タモリさんや福山雅治さん、YOUさんなどがいます。
タモリさんや山雅治さんは石鹸を使わないで体を洗う方法も実践していて、脱洗浄成分で若々しい肌や髪をキープしています。
YOUさんは湯シャンだけでなく、髪のカットも自分でやっていて美髪を保っています。
海外ではミランダ・カー、ビヨンセ、ニコール・リッチーもやっていて、美容のカリスマ的な女性や髪が美しい女優さんばかりです。
湯シャンで得られる効果
湯シャンはシャンプーやコンディショナー、トリートメントなどのヘアケア剤を使わずに、頭皮や髪を正常で健康な状態にしてくれます。
肌を保護するバリア機能は顔や体だけでなく、頭皮にも備わっています。
当然、毎日シャンプーすることで頭皮に必要な皮脂が奪われすぎて、健康な状態を保てなくなってしまいます。
潤いが奪われすぎてぱさついて乾燥している髪や頭皮に、コンディショナーやトリートメノトの保湿成分をプラスして、髪がサラサラになったと感じてしまいます。
リコンなどが毛穴に詰まったり、シャンプーがきちんと洗い流せていなくて、成分が残留することで頭皮や髪へダメージを与えてしまいます。
湯シャンは潤いを適度に残してくれますから、髪と頭皮を健康に保ってくれます。
皮脂の過剰分泌を防いで頭皮や髪が自ら潤うようになり、サラサラの髪になれてしまいます。
髪のクセや広がりなどが緩和されたり、表面のキューティクルを傷つけずに洗うことができます。
エイジングの悩みにも効果的
湯シャンは髪と頭皮の本来の健康を取り戻してくれて、健やかな状態にしてくれます。
これが髪や頭皮のエイジングにも効果的で、抜け毛や白髪を予防するのにも役立ってくれます。
抜け毛や薄毛になってしまうのは、毛根の細胞などの働きが低下してしまうのと、頭皮の状態が悪くなるからです。
シャンプーで細胞や頭皮が痛めつけられることがなくなりますから、血行がよくなって毛根までしっかり栄養が届くようになります。
抜け毛やボリューム不足、薄毛、髪のハリコシの低下などを改善してくれて、ふんわりした髪を取り戻してくれます。
白髪は加齢による色素細胞の機能の低下によるものですが、毛細血管が丈夫になって栄養が運ばれるようになれば、色素細胞もしっかり働いてくれます。
白髪染めトリートメントの特徴
普通の白髪染めは強力な染料や薬剤が使われていて、髪の内部から1回でしっかり染めてくれますが、頭皮や髪に大きなダメージを与えてしまいます。
白髪染めトリートメントは髪の表面部分に色を付けているようなイメージで、髪の内部に入り込むことはありません。
その分染毛力は白髪染めよりも劣りますし、徐々にゆっくりと色が染まっていきます。
内部から髪を染めたりしませんから、頭皮や髪を傷める心配がありませんし、トリートメント成分が髪の補修や保湿をしてくれます。
白髪染めは1回染まれば半永久的に色落ちすることはありませんが、白髪染めトリートメントはシャンプーするたびに徐々に色が落ちていきます。
湯シャンが色落ちを遅らせる
白髪染めトリートメントの強敵はシャンプーで、シャンプーの洗浄成分がどんどん染料を落ちやすくしてしまって色落ちを早めてしまいます。
徐々にゆっくりと髪が染まる横から、どんどん色落ちしてしまいますから、色を髪になるべく定着させるためにはシャンプーをしないのがベストな選択です。
そこで、湯シャンの登場です。
洗浄成分を含まずに髪と頭皮を洗うことができますし、キューティクルを傷める心配もありません。
白髪染めトリートメントの色落ちを遅らせてくれて、色持ちをアップさせることができます。
湯シャンで白髪が染まりやすくなる
シャンプーやコンディショナーなどには色んな成分が含まれていて、髪をコーティングすることできれいなツヤや滑らかな指通りを実現しています。
コーティングしているということは、白髪染めをする時にこれらが弊害となり、色が入りにくくなります。
特に表面に色をつけてコーティングするトリートメントタイプの場合は、ゆっくり色が濃くなっていきますがそのスピードがさらに遅くなってしまいます。
湯シャンは髪表面をコーティングしたり、毛穴に何か詰まってしまう心配がありません。
髪がピュアな状態になってくれて、白髪染めトリートメントの染料が入りやすくなります。
しっかり染めてくれてさらに色持ちもよくなりますから、少なめの回数でも白髪が目立たない髪をキープできます。
湯シャンの基本的なやり方
湯シャンは間違ったやり方をしてしまうと清潔に保てなくなりますし、臭いやフケなどの頭皮トラブルにつながってしまいます。
そこで、基本的なやり方を紹介しましょう。
まず、湯シャンをする前に丁寧に髪の絡まりを解いて乾燥したほこりなどを落とすために、ブラッシングを行います。
シャンプーしていた頃よりも、もっと丁寧に時間をかけて行うのがコツです。
お風呂に入ったら、シャワーを髪や頭皮に当てながら、頭皮を十分に洗うようにしましょう。
マッサージするように頭皮をもんだり、毛穴の汚れを搾り出す感じで行うと上手くできます。
シャワーの温度はぬるま湯程度でとどめておいて、高くても40度くらいが上限です。
洗顔と同じで温度を上げすぎてしまうと、皮脂の取りすぎになって頭皮が乾燥しやすくなります。
マッサージする時には力を入れすぎず、頭皮をこすらないのがポイントです。
お風呂から上がったらしっかりタオルドライをして、なるべく早くドライヤーで髪を乾かしましょう。
開いたキューティクルをしっかり閉じさせる役目と、頭皮に雑菌が繁殖するのを防ぐ役目を持っています。
いきなり完全湯シャンに移行しない
いきなりシャンプー断ちをして湯シャンにみにしてしまうと、まだまだシャンプーの影響が残っていて、髪のごわつきや頭皮の臭いがきになってしまいます。
2日に1回はシャンプーを使う、5日に1回など徐々にシャンプーの回数を減らしてあげて、頭皮と髪を慣れさせるのがコツです。
無理はしないで臭いやかゆみ、べたべたが気になるなら、頭皮に影響を与えないノンシリコンのアミノ酸系シャンプーを使ってあげるのがおすすめです。
自分のペースで少しずつシャンプーの間隔を広げてあげて、湯シャンへと切り替えていくのが失敗しないコツです。
白髪を染めた後2日間だけ湯シャンする
どうしても湯シャンで不快感があるなら、白髪染めトリートメントを定着させるために染めた後2日間だけ湯シャンを実践してみましょう。
これだけでも大分色持ちがよくなってくれて、白髪が目立たなくなってくれます。
特に白髪を染めた直後のシャンプーは大きく色を落としてしまいますから、なるべく避けるのがおすすめです。
まとめ
湯シャンは白髪が染まりやすくなり、白髪染めトリートメントの色持ちもよくなってくれます。
長期間行えば白髪を予防する効果までありますから、髪と頭皮のエイジングが気になる女性にぴったりな方法です。
最初は抵抗があるかもしれませんが、やっていくうちに慣れてしまいます。
せめて、白髪を染めた後だけでもトライしてみて、色落ちを進行させないようにしましょう。