白髪染めの頻度は自宅と美容院で変わる可能性が？その理由を紹介
年齢を重ねるに従って白髪が増えてくるので、多くの方たちが白髪染めを行うべきか悩んでしまうでしょう。
しかし白髪染めを行っても、髪の毛が伸びてきたら、再び白髪になっていきます。
そのため、白髪染めを行う場合には、どの程度の頻度で行ったら良いのか悩んでしまうでしょう。
実は自宅と美容院では白髪染めを行う頻度が変わる場合があるので、その理由を詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
白髪染めの頻度
自宅と美容院で白髪染めを行う頻度が変わってしまうのは、髪の毛が伸びていくスピードと、自宅と美容院で異なる所があるからです。
そこで、これから白髪染めを行う方のために髪が伸びるスピードや、自宅と美容院の違いについて詳しく紹介しましょう。
2ヶ月が理想？
白髪染めを行っても、1カ月経てば髪の毛が約1cmは伸びてしまいます。
そのため白髪染めを行ってから、1ヶ月後には髪の根元が約1cm近くは白髪になっている部分ができてしまいます。
そのような事から、白髪染めを行っている方たちの中には、約2週間で白髪染めを行っている方が多いのです。
所が白髪染めは髪や頭皮に大きなダメージを与えてしまうので、白髪染めを2週間に1回の頻度で行っていたら、髪や頭皮に大きなダメージが残っていくでしょう。
そのような事を考えたら、白髪染めは2ヶ月に1回程度にしたほうが良いでしょう。
自宅と美容院の違い
白髪染めは、確かに髪や頭皮に大きなダメージを与えるので、2ヶ月に1回の頻度が理想です。
しかし自宅で白髪染めを行う場合とは違って、美容院では白髪染めを行う頻度は多くなっても、それほどダメージが蓄積されないのです。
なぜなら一般の方が白髪染めを行う場合とは違って、プロの美容師の方のほうが白髪を染めるテクニックは上手なので、頭皮に白髪染めをベッタリと塗ってしまうような可能性は低いでしょう。
そのため白髪染めを行う頻度を多くしたい場合には、料金は高くなりますが、美容院で白髪染めを行ってもらう方法がおすすめです。
白髪染めのダメージ
白髪染めを行っている方たちの中には、なぜ白髪染めを行ったら、頭皮や髪に大きなダメージを与えてしまうのか不思議に思う方もいるでしょう。
そこで、白髪染めを行う事によって、髪や頭皮にダメージを与えてしまう原因を紹介するので、確認してみて下さい。
キューティクル
私たちの髪の毛は、外側からキューティクル・コルテックス・メデュラという三層構造になっています。
そして最も外側に位置しているキューティクルは薄いウロコ状になっていて、外部刺激から髪の毛を守る働きがあるのです。
実は白髪染めを行う時は、このキューティクルを開かせて塗料が髪の内部へ浸透させていきます。
しかしキューティクルは開いてしまえば、閉じていくのに時間をかけてしまうので、その間に髪の内部にある栄養や潤いが流出してしまうのです。
そのような事から白髪染めを行ったら、髪の毛に大きなダメージを与えてしまいます。
そして髪の毛から潤いが流出したら、髪の毛がパサついて広がってしまう事があります。
髪の毛がパサついてしまえば、髪の毛をセットする事が難しくてドライヤーをかける時間が長くなってしまうでしょう。
所がドライヤーの熱は、髪の毛のキューティクルを剥がす原因になるので、さらに髪の毛は大きなダメージが残ってしまいます。
そのようなデメリットを考えたら、白髪染めの頻度はできるだけ少なくしたほうが良いでしょう。
頭皮トラブル
ヘアカラータイプの白髪染めの場合は、混合液を作っていくうちに、活性酸素が発生してしまいます。
この活性酸素とは老化を進める原因になるので、そのような白髪染めを頭皮に塗ってしまえば、頭皮が老化していく原因になってしまうのです。
そのような事から白髪染めを行う時に髪の毛へ塗るつもりが、頭皮にまで塗ってしまえば抜け毛や薄毛の原因になってしまうので注意して下さい。
自宅で白髪染めを行うケース
300円前後のお金で購入できる乳液タイプの白髪染めがあるので、自宅で白髪染めを行いたい方は多いでしょう。
しかし自宅で白髪染めを行えば髪や頭皮に大きなダメージを与えるので、正しい白髪染めの方法や、ダメージが少ないトリートメントタイプの白髪染めを紹介するのでみていきましょう。
使用方法
白髪染めを行うためには、まず髪の毛を洗髪してから、髪の毛に含まれている水分をしっかりと拭き取って下さい。
なぜなら髪の毛に水分が多く含まれていたら、ヘアカラー剤を髪の毛に馴染む事が難しいので、色ムラになってしまうからです。
そしてヘアカラーは温度や湿度が高いほうが、髪の毛へ馴染みやすいので、お風呂で染める方法がおすすめです。
お風呂であれば温度や湿度が高い上に、床にヘアカラー剤が落ちても、すぐに洗い落とす事ができます。
そして注意すべきポイントとして、髪の根元も綺麗に染めようと思って、頭皮にヘアカラー剤を塗らないように注意して下さい。
その後はヘアカラー剤の放置時間を守った後に、しっかりとお湯で洗い落としていきましょう。
トリートメントタイプ
白髪染めには、いくつか種類がありますが、市販品でダメージの少ない白髪染めで『トリートメンタイプ』があります。
このトリートメントタイプは、様々な種類が販売されていて、無添加で髪や頭皮に与えるダメージを軽減している商品も販売されています。
ただし、そのような商品は高い値段で販売されているので、注意して下さい。
それでも髪や頭皮に与えるダメージを軽減しながら、白髪染めを行いたい方は、利用してみる価値があるでしょう。
美容院で白髪染めを行うケース
美容院で白髪染めを行えば、白髪染めを行う頻度を多くしても、髪や頭皮に与えるダメージを軽減できます。
ただし美容院で白髪染めを行う場合には、メリットだけではなくてデメリットもあるので、詳しく紹介しましょう。
ダメージを抑制
美容院では、ドラッグストアやホームセンターで販売されているような安価なヘアカラー剤とは違って、ダメージの少ないカラー剤を使用しています。
さらに頭皮にあまりダメージを与えないように準備もしてくれるので、自宅より美容院で白髪染めを行ったほうが、髪の毛や頭皮に与えるダメージは少ないのです。
さらに髪の毛が伸びてしまえば、髪の毛を全体的に白髪染めしていきますが、美容院では『リタッチ』が可能です。
このリタッチとは、髪の毛が伸びた時に、色が付いていない髪の根本の部分だけに染める事を言います。
このリタッチを行う事によって、髪の毛の負担を軽減する事ができるので、美容院で白髪染めを行う方法はおすすめです。
リタッチのデメリット
リタッチは髪の毛にかかる負担を軽減できますが、以前染めたカラーと微妙に色味が異なってしまう場合があります。
そのため、リタッチをするより髪の毛を全体的に染めたほうが、綺麗に仕上がる場合があるので、注意しなければいけません。
そのような事もあるので、リタッチをする場合には、以前と同じカラーで染めなくてはいけません。
黒髪にしたい方であれば問題はありませんが、オシャレなカラーにしたい方は以前に染めたカラーの種類を覚えておく必要があるので、忘れないように気を付けて下さい。
まとめ
白髪染めの頻度について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？
自宅で白髪染めを行えば、髪や頭皮に大きなダメージを与えるので、白髪染めを行う頻度を少なくする必要があります。
そのような事を考えたら、髪や頭皮にかかるダメージを軽減できる美容院がおすすめです。
髪や頭皮にかかる負担を軽減できれば、毎月白髪染めを行う事もできるので、白髪が気になる方は美容院で白髪染めを頼んだほうが良いでしょう。