男性だからこそ白髪染めを有効に使って楽しみたい、そのために注意することは?
昔は男性の白髪も、ロマンスグレーの老紳士などと言われて中々お洒落な物でしたがそれでもやはり、黒々とした髪の方が若く見られるのは事実です。
そこで市販の白髪染めにも、多くの男性用の白髪染めが見受けられるようになりましたが、どういった品物をそう使えば効率的にしかも髪を損なうことなく、綺麗に染められるのでしょう。
男性白髪染め初心者さんへ、軽いヒントになれば幸いです。
目次
男性が白髪染めを決意する時
ある程度のお年になれば白髪も、貫禄とか威厳の象徴になってくれますが、まだまだお若い40代で白髪が出て目立ってきたりすると、ちょっと悲しいですね。
またこれが、こめかみ辺りに固まっていればメッシュみたいだと、逆におしゃれに見えるのですが中々そう上手くはいってくれません。
所謂若白髪と言うのはやはり、年より老けて見えてしまいますし、会社などでも働き盛りなのにそんな風に見られるのは困る。
そんな方にはここで、白髪染めデビューをおすすめしたいです。
外部との接触の多い男性だからこそ、見た目も大事にしたいものです。
白髪染めって男性用と女性用に違いがある?
ドラッグストアなどの白髪染めのコーナーに行きますと、男性用と女性用の白髪染めがずらっと並んでいます。
色合いなど見てみたら、どうも女性用の白髪染めの方が自分の地毛の色合いに合っているような気がする、そう思った方もいらっしゃるでしょう。
基本的に白髪染めは、男性用女性用の成分に大きな違いはありません。
男性が女性用の物を、逆に女性が男性用の物を使っても別に問題は起きません。
何より、美容院などで染める時のカラー剤は、男性女性の区別なく使われていますね。
ただし女性用の白髪染めの場合、女性好みの香料が入っていますので、男性が使用する場合は無香料の物を選ぶといいでしょう。
髪質って白髪染めに影響する?
一般的に男性の髪質は、女性より硬くて太めです。
実は染まりやすい髪質と言うのは、所謂猫っ毛と呼ばれる細くて柔らかい髪質なのです。
どちらかと言うと、髪質としては弱めの感じでキューティクルも弱っていることが多いのです。
その逆の太くて硬い元気な髪の場合、勿論キューティクルも元気です。
と言う事は、太くて硬い髪質の場合、キューティクルの間から薬液が染みこみづらいと言う事になります。
皮肉なようですが、元気な髪の方が染まりにくいと言う事になりますね。
男性の場合女性より髪が染まりにくいと言うのは、こういった髪質の違いから言われることなのです。
つまり男性の場合、夏など紫外線を強く浴びて髪の毛が弱っている時の方が染まりやすいという事になりますので、特に髪質が硬めの方はそう言った時期に染める方がよろしいでしょう。
どんな色合いがおすすめ?
微妙な色合いまで含めますと、しかも男女白髪染めの区別なく探すことになると、とんでもなく多くの色合いがあります。
中でも代表的な色合いで、おすすめのカラーをご紹介しましょう。
黒
日本人の髪の色で一番ポピュラーな色合いですので、この色で染める人が多いでしょう。
何しろ黒い髪は白髪が目立つことおびただしいので、特に若白髪の方の場合はしっかりとこの色で染めて地毛との境を無くしておきましょう。
はっきりした黒は、若さと強さを際立たせてくれますので、特に対人関係の多いお仕事の方にはおすすめの色合いです。
グレー
灰色と言うと、ちょっと暗い感じですがグレーと言うとお洒落っぽくなるので、言葉とは不思議なものです。
白髪を染めていく時に、周りにはっきり悟らせずに少しずつ染めたい、と言う方にはグレーから出発がおすすめです。
重ねて染めていくのもよろしいですし、途中から黒に変更してもあまり違和感なく済みます。
白髪は染めたいけど、いきなりの変身はちょっとと言う、営業関係のお仕事の方などにはこちらから始めてみてはどうでしょう。
濃い目の茶色
髪の毛は黒いけど、完全に黒く染めてしまうと重くなるかも、と言う方には濃い目の茶色がよろしいでしょう。
少し色のウエーブも出るので、明るい感じに仕上がります。
気持ちを明るめに保って、職場でも明るさを失わずしかも、軽すぎもしない色合いですのでオールマイティーに利用できます。
またこの色合いだと、完全に黒で染めるよりも根元から新しく生えてくる白髪の色が、目立ちづらいと言った強みもあります。
明るい茶色
どうせ出てきた白髪だったら、カラーリングに利用してみようと発想の転換したい方に、明るい茶色はおすすめです。
元々普通のカラーリングの場合一旦脱色して染める感じですので、白髪を染めると言うのは脱色の手間が減るとも言えます。
ちょっと重く見えた色合いの髪を、白髪部分を明るい茶色で染めることでイメージチェンジ出来るでしょう。
若い頃にカラーリング出来ずに残念だったという方に、この色合いで気持ちも若く戻してしまうのは如何でしょう。
手間もかからなそうなトリートメントタイプはどう?
男性でも女性でも、髪に負担をかけずに染めたいというのは当たり前のことです。
特に男性の場合、白髪染めが必要になる頃に丁度、抜け毛の心配も出てきてしまいます。
髪を傷めずに、毛根や頭皮への負担を少なく染める方法の一つが、トリートメントタイプの白髪染めです。
シャンプーのついでに出来ますし、栄養成分が多く入っていますので髪の毛への負担も少ないのです。
ただやはり、色落ちしやすいのはこのタイプの白髪染めは仕方のないことです。
染まり方も、何度も重ねて使用しているうちにだんだん色が乗ってくると言う感じです。
特に前述しましたように、男性の髪は硬いタイプが多いのでトリートメントタイプの効き目は、今一歩かもしれません。
白髪染めって髪や地肌は痛まない?
残念ながら、地肌への負担は結構大きいのが事実です。
と言いますのも、白髪染めの場合髪の根元から染めていく形になりますので、地肌にも成分が染みこんでしまうことになるからです。
そして根元に白い色が出てくるとどうしても、すぐにまた染めてしなうことになるため、回数を多く染める結果になってしまいます。
地肌が弱ったのが原因で抜け毛が増えている方などは、少々控えたほうがいいかもしれません。
どうしても仕事上でみっともない中途半端な白髪はちょっと、と言う方は洗い流せるスティックタイプの白髪隠しを使用するのも手ですね。
他には無香料の物や、出来るだ天然成分配合の物など選ばれると、それなりに肌への負担は少なくなります。
白髪ぼかしって近頃見かけるけど
普通の白髪染めはしっかりと、髪に色を浸透させてカラーリングしていきますが、白髪ぼかしは普通の毛との色合いの差をぼかしていくような感じでの染め方です。
若白髪タイプの方だと物足りないというか、すぐに結果が出ないのであまり使われない方法ですが、染めているとはっきり周りに知らせたくないと言う人にはおすすめです。
ある程度の年齢の方だと、この方法でロマンスグレーのダンディっぽい感じに仕上がります。
こちらはどちらかと言うと、白髪と共存したい人におすすめの方法ですね。
普通の白髪染めとどうちがうのか、理容店などでもやってくれるところはありますので、お試しにやってもらうのもいいかもしれません。
まとめ
白髪と共存できる年齢になったら、それはそれでしめたものですがそこに至るまでにはやはり、白髪染めは使用したいと言う人が多いでしょう。
男性の場合どうしても仕事上などで、髪の色合いも大胆に変化させたりは出来ませんが、白髪を染めるなら少しだけ髪色に関して冒険できるかもしれません。
そんな風にちょっとだけ、ご自分の白髪と白髪染めを上手く使って、新しい楽しみを見つけてはいかがでしょう。
ただし、髪の健康のためにも使用回数などには充分に注意を払ってくださいね。