白髪染め後のトリートメントは手でつける?コームでつける?
白髪染めをした後には、トリートメントも付けて行かないとなりません。
でもそうしてトリートメントをしていく際には、コームでトリートメントしていくか、それとも手でトリートメントをつけていくのが良いのか、迷うものです。
実際問題、素手でつけるのとコームでつけるのは、どちらの方が効果的だと言えるのでしょうか?
ここではそれについてみていきます。
トリートメントはコームでつけるべき
まず結論から見ていくと、白髪染め後のトリートメントは、コームで付けて行くべきだと言えます。
なんとなくトリートメントは、素手でつけた方がしっかりと浸透するのではないかと思う方もいるでしょう。
確かに、素手つけていけば、手の温度で髪の毛を温めながら付けて行くことが出来ますし、そして何より、しっかりと深く浸透させられるように、ぎゅっと押し込んでいけるような気がします。
だから、素手でつけていく方がトリートメントは浸透しやすいと思うのも仕方ないでしょう。
でもトリートメントは、素手でつけたからといって、浸透しやすくなるわけではありません。
むしろトリートメントは、素手でつけていく方が浸透しづらくなると言えるでしょう。
ムラになってしまうから
それは、素手でトリートメントを付けていくと、ムラになってしまうからだと言えます。
素手でトリートメントをつけていくと、すごくトリートメントがついている箇所と、全然トリートメントがついていない箇所が生じてきてしまいます。
手では均等に伸ばしていくのは難しいですから、それは避けられないでしょう。
でもそうして、すごくたくさんついているところには、残ったトリートメントは浸透していきません。
そして、きちんとついていないところは当然トリートメントの量が足りないので、それがあまり浸透していかないと言えるでしょう。
なので、素手でトリートメントをつけていく方が浸透しづらくなってしまうのです。
コームであればバランスよく伸ばせる
これがコームであれば、バランスよく伸ばすことが出来るでしょう。
髪の毛についている分をすーっと伸ばし行くことになるのですから、自然とバランスよく、均等に伸ばすことが出来るようになるのです。
均等に伸ばしていければ、多すぎて詰まってしまうことも、少なすぎてあまり浸透していかないということもなくなります。
なので綺麗にトリートメントが出来るようになるのです。
綺麗にトリートメントが出来るようになるということは、白髪染め自体も綺麗になるという事です。
トリートメントは、白髪染めをした後の開いたキューティクルを閉じるという大事な役割があります。
それが綺麗にムラなく出来れば、トリートメントの色もムラになるような抜け方はしなくなるでしょう。
そんな風に綺麗に白髪染めをしていく為にも、トリートメントはコームでつけていくべきだと言えるのです。
目は細かめが良い
白髪染め後のトリートメントをコームでする際には、コーム選びも大切になるでしょう。
基本的には市販の白髪染めについているようなコームで問題ありませんが、より丁寧にトリートメントしていきたい、つまりより丁寧に染めていきたいのであれば、トリートメントは目の細かめのコームでつけていくのがおすすめになります。
目の粗いコームだと、その分だけトリートメントがついている箇所がムラになりがちになります。
それはそうでしょう。
目の粗いコームであればあるほど、トリートメントは髪の毛の束につくことになります。
束の髪の毛につくということは、その束の髪の毛の中の方にはあまりトリートメントが付かないという事になります。
だから、目の粗いコームでトリートメントを付けていくと、結果的にムラになってしまうのです。
それを防ぐためには、目の細かいコームでつけていくのが一番です。
目の細かいコームであれば、束のサイズが小さくなるので、その束の中の方にまでしっかりとトリートメントを届けていくことが出来るようになるでしょう。
そうなれば当然、より綺麗にトリートメントしていけるようになります。
細か過ぎると抜けてしまうので注意
ただコームの目が細かすぎるのは、それはそれでよくありません。
コームの目が細かすぎると、どうしても髪の毛につけているトリートメントがコームによってとられてしまうことになります。
つまり、結果的に髪の毛につけるトリートメントの量が少なくなってしまうことがあるのです。
確かに、髪の毛につけるトリートメントの量が多すぎるのは良くありません。
しかし、髪の毛につけるトリートメントの量が少なすぎると、それは当然しっかりとその効果を発揮することができなくなります。
いくら綺麗に塗ることが出来たとしても、それでは意味がありません。
だから、目が細かすぎるのもだめなのです。
コームは強く動かさないように注意
また、コームでトリートメントをしていく際には、そのコームを強く動かさないようにも注意が必要です。
強く動かしてしまうと、その刺激によって髪の毛が弱ってしまいます。
白髪染めは、髪の毛に与えるダメージもすごく大きいです。
白髪染め後のトリートメントの一番の目的は開いているキューティクルを閉じることになります。
でも、開いているキューティクルを閉じるという事のほかにも、白髪染めで受けた髪の毛のダメージを軽減するという目的もあるのです。
つまりそれだけ白髪染めは髪の毛にダメージを与えているという事になります。
そんなすごくダメージをあたえられている、白髪染めをした後の髪の毛に対して、トリートメントをつける為とはいえ、コームをすごく強く動かしていたら、その衝撃でダメージを与えてしまうことになる可能性は高いです。
すると髪の毛が切れたりすることも出てくるでしょう。
そうならないようにするためにも、コームはなるべく丁寧に動かしていくべきなのです。
流れにも気を付ける
なるべく丁寧に動かしていく為には、コームの流れに気をつけないとなりません。
基本的には上から下に、あるいは下から上に向けて流していくのが正解になります。
でもやろうと思えば斜めに動かすこともできますし、右から左に動かしていく事も出来ます。
ですがそれは、良くないのです。
そうすると変な風に髪の毛が引っ掛かったりして、髪の毛に与えるダメージも大きくなります。
それは避けたいところです。
だからコームは、なるべく髪の毛の流れに沿って動かすようにしていきましょう。
市販のトリートメントもコームでつけるべき
白髪染め後のトリートメントでは、白髪染めについてくるもののほかに、市販のトリートメントを使うという事もあるでしょう。
そうして市販のトリートメントを使用する際にも、コームでつけていくのがおすすめになります。
そっちのトリートメントだって、なるべくムラなくつけることが出来るのであればそれに越したことはありません。
ムラなく付けて行かないと、ある一箇所だけ乾燥したりして、ある一箇所だけ白髪染めが抜けることもあるかもしれません。
そうなったらやはり醜いですから、そういう市販のトリートメントもコームでつけるべきだと言えるのです。
まとめ
白髪染めの後のトリートメントは、ついつい手でつけてしまっている方もいたかもしれませんが、この様に本来はコームでつけるのが正解になります。
それには多少の注意点もありますが、それも別段難しいような注意点ではありませんし、出来ればしっかりとコームでつけていってください。
そして、より白髪染めを綺麗にしていきましょう。