知っているようで知らない白髪の生える理由とは?自宅で簡単にできる白髪染めってあるの?
白髪と言えば年齢を重ねるとどうしても気になっている人が増えてくるものですよね。
人は年を取ると老化現象でどうしても白髪が生えてきてしまうのですが、生える年齢って人それぞれ異なりますよね。
そんな白髪の生えるメカニズムってご存知ですか?
また白髪をカバーするために家庭で簡単にできるおすすめの白髪染めをご紹介します。
白髪の生える理由って?
加齢
白髪が生えてくる最も大きな要因はやはり加齢です。
お年寄りになると誰でも白髪になりますが、その理由は髪にいきわたる栄養の不良です。
実は元々髪の毛は白髪なのですが、頭皮のすぐ下の血管から毛根に存在する髪を黒く見せるメラノサイトへ栄養が行き届くことによって髪が黒くなります。
しかし加齢によって血管の血行が悪くなったり、血管そのものが細くなってしまうことによりメラノサイトへ十分に栄養が行き届かないことによって髪が黒くならず白髪になるという事が起きるのです。
栄養不良
加齢によっての血行不良での白髪のメカニズムと似ており、体の栄養状態が悪いと毛根へ十分な栄養が行き届かず白髪になってしまうケースがあります。
例えば外食ばかりしていたり、暴飲暴食を重ねたり、脂っこいものばかり食べていると血液がドロドロになってうまく毛根の細い血管にまで栄養素を届けることが難しくなるという事が理由として言われています。
紫外線
夏などに直射日光を浴びることによって髪の毛や頭皮に紫外線が長時間当たると、髪を黒くする頭皮の組織のDNAが壊れるなどによってうまく髪の色素を作り出すことができなくなることがあります。
それによってダメージを受けた頭皮から黒い髪が生えてこず、白髪が生えてくるという事もあります。
ストレス・過労
マリーアントワネットが一晩にして美しい髪が白髪になったという話がありますが、人は重度のストレスがかかると白髪が生えてくるというケースがあります。
これはストレスによって血行不良が起きたり、血管の収縮によって毛根への栄養が行き届かない為と言われています。
遺伝
正確なメカニズムはまだ解明されていませんが、少なからず遺伝的要素で白髪が生えやすいという人がいるようです。
ホルモンバランスの乱れ
女性特有の月経や、妊娠、出産などでは体内でのホルモンの分泌が大きく変わってきます。
妊娠、出産などでは新しい命の成長を助けたり母乳を作り出すほうに体の栄養が優先されていき髪にまで栄養が行き届かず白髪が発生するというケースが見られます。
隠したい白髪にはどんな白髪染めがあるの?
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアはよく言われる白髪染めとは異なり、髪の色素を抜かずに今の髪色に色を乗せるというものです。
髪の内部には色味は入らず、髪の外側が染まるだけなので髪にとっては優しい染料となります。
なので髪にはもちろん、頭皮にも優しいので白髪染めのダメージが気になる方にはおすすめです。
爪に乗せるマニキュアをイメージするとわかりやすと思いますが、今の髪色にニュアンスをきかせるという感じで手軽に使用できます。
ヘアカラー
一般的に白髪染めと言われる分類になります。
白髪と一言で言っても毛が真っ白というよりは、黄みがあったりと元々の毛の色が残っている白髪が多いのでその色味をブリーチでしっかりと取り去ったうえでカラーリングを乗せていくのが白髪染め用のヘアカラーの特徴です。
おしゃれ染めのヘアカラーとは異なり、白髪染めのヘアカラーはブリーチ力と染毛力が強めに作られています。
しっかりと白髪を染めたい方はヘアカラーがおすすめです。
カラースプレー
何本か気になる白髪がある、1日だけ気になるところをカバーしたい方におすすめなのがカラースプレーです。
気になるところにシュッと吹きかけるだけなので、髪も傷みませんしシャンプーをしたらすぐに洗い流せるメリットがあります。
ただ服に付くと取りにくいなどのメリットがあります。
ヘアトリートメント
シャンプーで髪を洗ったのちに髪の水気を取り通常のトリートメントとして使用します。
トリートメントは髪全体に塗布して10分くらい置いて流すというものも多く、数回やって効果が見られるという感じなので速攻白髪を染めたいというよりも少しずつ目立たなくしたいという方に向いている方法です。
トリートメントなので髪を痛めずケアもできるのが嬉しいものですね。
白髪を自宅で簡単にしっかりと染めたい人にはこれがおすすめ
ホーユーシエロムースカラー
気になる白髪が少しだったり、一部という方はどの白髪染めを選んでも良いと思いますが、白髪が全体に広がって気になるという方はしっかりと全体を染めることができる白髪用のカラーリングをしてしまいましょう。
CMでも有名女優さんが出ていて人気なのがシエロムースカラーです。
数ある自宅用の白髪染めの中でなぜおすすめなのかというと、ずばりお手軽なのにしっかり簡単に染まるという点です。
美容室でカラーリングをするときって、髪を色々ブロックして順番にコームで色を乗せて染めるという工程がありますよね。
実は頭皮は場所によって温度が異なり、温度が高い部分からどんどん色が入ってきます。
適当にただカラーを乗せてしまうと染まりすぎたり、逆に染まりが甘かったという事が起きてしまいます。
しかも素人でしかも1人でやると、頭の後ろの毛が見えにくくてしっかりと色を乗せれなかったりムラになったりという事も起きますがシエロムースカラーはただムース上のカラー剤をクシュクシュシャンプーのように揉みこむだけなので誰でも簡単にできちゃいます。
なので素人には難しいとされている分け目や生え際にもムースが行き届いて綺麗な染め上がりになるのです。
これならちょっとぶきっちょさんでも安心して使用できますね。
白髪染めの前は事前の準備を忘れずに!
パッチテスト
市販の白髪染めには必ずパッチテストをしてから白髪染めを行うように表記してあります。
今までカラーリングでトラブルがなかった方でも、突然体質が変わりカラーリングで皮膚の赤みやかゆみが出たなんてケースもあるからです。
使用したいカラーリング剤を少し容器にとり、綿棒ですくい二の腕の内側に10円くらいの大きさに薄く塗り広げます。
そしてそのまま48時間後の皮膚の状態を見てからカラーリングをすることがおすすめです。
48時間の間は入浴を控えるか、塗布部分をこすらないようにしましょう。
カラーリンググッツ
カラーリングをする前は、鏡、時計、ティッシュペーパー、タオル、クロスなどのグッツを準備してから始めましょう。
カラーリング剤はつくとなかなか取れにくいので飛び散ったりなんて時の場合に、事前に汚れても良い服や新聞をひいておくなどが理想です。
頭皮から近い皮膚を守るために、水分をはじくコールドクリームなどをおでこの生え際付近に塗っておくと皮膚にも安心です。
また説明書も目の前に見れるようにおき、手順はもちろんのことカラーリング剤の放置時間や洗い流し方法などもしっかりとチェックしましょうね。
まとめ
誰もが年齢を重ねると避けて通れないのが白髪ですが、白髪発生のメカニズムは加齢のみならず不摂生などによる栄養不良、遺伝的要素、女性ホルモンの変化など様々な要因があります。
そんな白髪をケアするものも各種ありますが、全体的に白髪が気になる人には白髪染め用のカラーリングがおすすめです。
美容室に行かなくても自宅で手軽に簡単にできるものもありますので、気になる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。