脂性肌にこそリキッドファンデーション!?おすすめしたいメイク法と基礎ケアについて
メイクがどんどんナチュラル志向になりつつある今、リキッドファンデーションの人気は落ちているといいます。
なかでも、脂性肌…昼間にテカりやすい・お化粧が崩れやすいという方は、敬遠しているのではないでしょうか。
しかし、メイクのプロの声によると、脂性肌の人にこそリキッドファンデーションは向いているとのことです。
それを踏まえて、説明をさせていただきます。
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脂性肌にリキッドファンデーションは?
「脂性肌なのでパウダーファンデーションを使っている」というかたは、かなりいるようです。
確かに、皮脂が分泌しやすいお肌だと、なんとなくイメージでリキッドファンデーションを割けてしまいがちですよね。
筆者もそういった経験はありますが、実はリキッドファンデーションのほうがよいという意見も多数あるようです。
それについて、まずは述べさせていただきます。
脂性肌にこそおすすめ
皮脂過多の原因について、まずは述べていきます。
皮脂の分泌は、「お肌を保護する」肌の防御作用によるもの。
加齢による乾燥や毛穴の汚れ詰まり、屋外スポーツをたしなむ方であれば紫外線ダメージなど。
その他には、思春期における新陳代謝なども、脂性肌の原因になります。
リキッドファンデーションといえば、イメージとして
- べとべとする
- お肌が「こもる」感じがするので、なんとなく敬遠したい
そのようなものがあると思います。
確かに、一般的には撮影用のガッツリメイクに好まれるものですし、最近のナチュラル思考とも反するところがあるかもしれませんね。
しかし、実は、ダメージを受けて皮脂を分泌しやすくなっているお肌にこそ、リキッドファンデーションはおすすめできるのです。
第一に、ファンデーションに「うるおい」があること。
これが重要なポイントで、お化粧前の基礎ケアの仕上げ替わりにもなってくれます。
後述しますが、これに特化した商品も最近はあります。
こうなることで、ダメージが原因の皮脂過多を根本的に解決してくれることも期待できるのです。
つぎに、リキッドファンデーションも、乾けばほとんどパウダーファンデーションと変わりのない性質になること。
これには誤解が付きまといがちですが、パウダーファンデーションは「皮脂を吸い上げてくれる」ことから好まれる傾向あります。
しかし、リキッドタイプも同じような効果があるばかりではなく、パウダータイプよりもより均一にお肌を仕上げる・あるいは皮脂の多いTゾーン部分を意図的にカバーするなどコントロールが効きやすいため、皮脂の抑制にはむしろ効果的ということが考えられます。
また、リキッドのマイナスイメージとしてある「ファンデーション割れ」も、最近の商品にはほとんどありません。
昨今の商品事情について、これから述べていきたいと思います。
最近はこんな商品も
リキッドファンデーション特有の潤いを生かして、パウダータイプにある「ミネラルファンデーション」の性質を持った…肌ケアになる商品も数多く出るようになりました。
皮脂過多の人の場合、前述もしましたが、ダメージにより肌内部の水分が失われていることが多いため、こういった商品は非常におすすめできます。
また、いわゆる「ファンデーションの割れ」も、最近の商品ではほぼないと言ってもいいでしょう。
お肌の表面に対する粒子の吸着力も高く、粒子自体も細かくなっているものがほとんど。
前述したように、乾けばパウダータイプと性質がほとんど変わらず、かえって皮脂を吸い上げてくれる商品が多数で回っています。
他には、毛穴ケア・ニキビケアに特化したものも。
皮脂にお悩みのかたは、同時にこれらについてもトラブルを抱えておられる方が多いようなので、商品を厳選してみてもいいですね。
結論を言えば、イメージだけでリキッドファンデーションを敬遠するのはもったいないと言えます。
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洗顔の心得
ここからは、リキッドファンデーションを使う方向けに、洗顔について述べていきたいと思います。
重要なポイントになりますので、是非ご参照ください。
ひたすら優しく洗う
お化粧前の洗顔ですが、さっぱりタイプの洗顔料を強くおすすめします。
あまり強い力をこめずとも、きれいに肌の表面を洗い流してくれるからです。
泡立てタオルを使って、泡をまんべんなく肌に乗せるイメージでひたすらやさしく洗いましょう。
昼間に分泌しないようにと強く洗いすぎると、肌表面に小さなダメージがたくさんついて、そこに化粧料が乗ることで余計にトラブルが起きる場合があります。
そのことを念慮しつつ、洗顔をしましょう。
クレンジングを重点的に
皮脂ケアのもっとも肝要となる工程は、クレンジングにあります。
朝の洗顔時にはおすすめしませんが、ナイトケアの際はしっかりとすることを心がけましょう。
リキッドファンデーションを使う場合はミルクタイプのクレンジングがおすすめですが、水を加えることでリキッドになるタイプなどであれば、オイルで十分だと考えられます。
できれば、濡れた手でも使えるものを選ぶのがいいでしょう。
クレンジングのタイミングとしては、入浴して血流が良くなり・毛穴が開いたときがベストだと考えられます。
リキッドファンデーションは浸透しやすいので、この状態であれば、より効率よく・かつしっかりとお化粧を落とすことができるでしょう。
注意点としては、洗顔と同様に、強くこすりすぎないことです。
とくにクレンジングに関しては、それそのものが強い洗浄力をもつので、優しくお化粧となじませ・お肌を絶対にこすらないという心がけが重要です。
基礎ケアについて
実は、パウダータイプよりも、リキッドファンデーションの方が基礎ケアに時間がかからず・手軽だという声が一部にあります。
パウダーファンデーションの場合、乳液が完全に浸透するまで下地作りを待たなければ、お化粧崩れの原因になることも。
対してリキッドファンデーションは、それそのものがお肌の「フタ」の役目を果たすため、時に化粧水だけで十分・ある程度基礎化粧量がお肌に残っていてもほとんど問題なくメイクを仕上げられる…というのがメリットです。
舞台や撮影用メイクでリキッドが好まれる理由も、ただ「しっかりメイクに向いている」ことだけではなく、短時間で基礎ケア~ファンデーションまでの工程を終わらせられることにあります。
ナイトケア用のかなりしっかりめの乳液しかもっていない…というかたは、化粧水だけで基礎ケアを仕上げて、下地からリキッドファンデーションにうつるのもアリでしょう。
あまり深く考えなくていいのは、リキッドファンデーションのメリットのひとつです。
UVカットについて
UVカット効果のあるリキッドファンデーションについては、注意点があります。
もともとUVケア用品というのは、肌に残留すること自体好ましくありません。
そのため、お化粧の必要のない場面では、すぐにきちんと落としてあげる必要があります。
このとき、「メイク落としシート」ではなく、きちんとクレンジング料を使ってあげるのがベストです。
お肌をいたわるために、この点は留意しましょう。
まとめ
リキッドファンデーションは、ダメージ肌の保湿だけではなく、皮脂を吸い取ってくれるパウダータイプの役目もときに果たしてくれる、万能の化粧量です。
実際に使ってみないと分からないことが多く、二の足を踏んでいらっしゃるかたが多いのではないでしょうか。
脂性肌の人にこそ使ってほしいという声がたくさんあるので、是非この記事をきっかけにお試しいただければと思います。