色落ちが気になる!白髪染めを長持ちさせる方法を教えて!
白髪染めのお手入れをしたばかりの時は美しい髪色だったとしても、毎日のシャンプーによって色落ちしてくることがあります。
また、時間の経過で生え際の部分が白く目立ってきますが、リタッチを繰り返すことで髪が傷むことが気になる方がいるかもしれません。
ここでは、白髪染めを長持ちさせる方法についてご紹介したいと思います。
白髪染めをしても色落ちしてしまう理由とは?
髪の表面に色をつけるタイプの白髪染めをしている
髪の表面に色をつけるタイプの白髪染めは、時間の経過と共に紫外線を浴びることや毎日のシャンプーによって色落ちしやすくなります。
髪の内部ではなく表面に色がついているだけなので外部の刺激に弱く、どうしても色落ちしやすい特徴を持ちます。
特に自然由来の染料を使うものは色落ちしやすい傾向はあるものの、髪にダメージを与えにくいという特徴を持つので、こまめに白髪染めをすることで髪色をキープする対策がとれます。
白髪染めをする前にきちんと洗髪していない
髪表面に色を定着させる白髪染めを使用する際、髪に汚れや皮脂がついているとその部分に色がつきにくくなったり、色落ちしやすくなる場合があります。
白髪染めは乾いた髪の方が色が定着しやすいので、シャンプーは前日の夜に済ませておいてできるだけ髪が汚れないような状態を保ちながら、翌日の朝などに白髪染めをすると良いでしょう。
また、髪のお手入れのひとつとしてヘアオイルを白髪染めの前に使用してしまうと、髪がコーティングされた状態となってしまい色が定着しにくいので、お手入れの前日はシャンプーの後にリンスやトリートメントだけに留めて、髪をコーティングするタイプのヘアケア製品は避けるようにしましょう。
洗浄力が高いシャンプーによって染料がとれている
合成界面活性剤が含まれているシャンプーは汚れ落ちが良く洗浄力が高いので、白髪染めのお手入れの後に毎日の中で使用し続けると色落ちしやすくなります。
また、合成界面活性剤を含むシャンプーは、髪に定着している染料だけではなく頭皮や髪が必要とする水分や油分までも落としてしまうことがあるので、頭皮や髪の乾燥が気になる方にはおすすめできません。
髪が傷むことで色落ちしやすくなっている
何らかのダメージによって髪が傷んでいる状態は、白髪染めをしても色落ちしやすくなります。
髪色を少しでも長持ちさせるためにも、髪に十分な潤いを与えてコンデションを整えておくことが大切です。
髪が傷んだ状態では、白髪染めの成分によっては髪がますます傷んでしまう可能性があります。
毎日のシャンプーの後はコンデショナーで済ませるのではなく、トリートメントをする習慣を持つと髪のダメージ修復や髪の保湿の働きを期待することができるでしょう。
髪の内部に染料を定着させた方が色持ちする?
1剤と2剤を混ぜ合わせるタイプの白髪染めは、髪のキューティクルを開いて髪の内部に色を浸透させるので色落ちしにくいかもしれませんが、白髪染めをするたびに髪が乾燥しやすくなるため枝毛や切れ毛の原因となってしまいます。
また、皮膚が敏感な方の中には、化学薬品の働きによって髪の内部に染料を定着させる白髪染めを使用すると、皮膚が過敏に反応することがあるので注意が必要です。
白髪染めは色持ちが良い方が美しい髪色を保つことができますが、髪や頭皮にダメージを与えるものは、長い目で見た時に美しい髪質を保てなくなります。
白髪染めは時間の経過によってお手入れを繰り返していくものなので、できるだけ頭皮や髪に優しい白髪染めでお手入れしながら、色落ちしないための工夫をすることが大切です。
白髪染めを長持ちさせる手軽な方法を教えて!
白髪染めをする時に染料を定着させる工夫をする
白髪染めの染料を髪に定着させるためには、白髪染めをする前に髪を清潔に保っておくことが大切です。
前日にシャンプーをするか、もしくは当日にシャンプーをして髪をしっかり乾かした後に白髪染めをすると、髪表面に皮脂や汚れなどの余分なものが付着していない分、髪に色で定着しやすいでしょう。
白髪染めをした後にシャンプーで洗い流した後はコンデショナーやトリートメントなどで髪を整えますが、髪色を保つ働きが期待できる製品を使用することで色落ちを防ぐ対策がとれるでしょう。
髪に潤いを与えて健康な髪をキープする
髪の乾燥が進むと髪が傷んでしまい、白髪染めの色持ちが悪くなってしまいます。
毎日使用するシャンプーやトリートメントは、髪に潤いを与えるものを使用すると良いでしょう。
また、自然由来の成分が贅沢に配合されたものがあるので、髪を労りながら汚れを落として髪を整えることができます。
白髪染めシャンプー&トリートメントを使う
白髪染めをしても毎日のシャンプーによってどうしても色落ちしていくので、毎日使用するものを白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントに変えると良いでしょう。
シャンプーやトリートメントをするたびに少しずつ髪に色をつけていくことができるので、色落ちを防ぐ対策をとることができます。
白髪染めをした髪色をサポートできるように、同じ色の白髪染めシャンプーとトリートメントを選ぶようにしましょう。
髪に優しい部分的な白髪隠しで髪色を整える
白髪染めをした後、時間の経過による全体的な色落ちに伴い生え際の白髪がより目立ってくることがあります。
美容室で定期的に染めている方の場合、色落ちしたとしても頻繁に白髪染めをすることができないので、白髪や色落ちが気になるところを部分的な白髪隠しのアイテムでお手入れすると良いでしょう。
部分的な白髪隠しのアイテムの中には、自然由来の成分配合でふんわりと白髪を隠すタイプのものがあるので髪へのダメージを軽減しながら、髪色を整えることができます。
ヘアオイルで髪をケアしながらコーティングする
自然由来の原料から作られているヘアオイルは、髪に優しく潤いを与えながらドライヤーの熱からガードする働きを期待することができます。
ヘアオイルは髪をオイルでコーティングする特徴があるので、白髪染めの色落ちが気になる時に対策をとることができるでしょう。
髪の水分の維持にも役立つので、白髪染めによる髪の傷みが気になる方にもおすすめです。
自分で白髪染めをする時の色持ちを良くするためのコツ
美容室で白髪染めをする時、髪に染料を馴染ませた後にヘアキャップを被った状態で時間を置くと思いますが、これと同じように自宅で白髪染めをする時でもヘアキャップを使用して染料の定着をサポートすると良いでしょう。
また、ヘアキャップを被っている時に頭皮の温度を上げることで色が定着しやすくなるので、できるだけ温かい部屋で白髪染めをするようにします。
自分で白髪染めをする際には、できるだけ髪に優しい自然由来の染料配合の白髪染めがおすすめで、髪の傷みを防ぐことで色持ちを良くする対策がとれます。
また、血行が促されることで頭皮の温度を上げることができるので、色を定着させる待ち時間に温かい飲み物を飲むようにするなど対策をとることが大切です。
まとめ
せっかく白髪染めをして綺麗な髪色になったとしても、色持ちが悪いと頻繁にお手入れしなければなりません。
白髪染めの染料を定着しやすくするコツをマスターすることで、理想的な髪色を保つ対策をとることができるでしょう。
また、潤いに満ちた健康な髪を保つことで色持ちを良くすることができるので、毎日の中で丁寧に髪のお手入れをすることが大切です。