自分に合う白髪染めを見つけるまで

白髪染め

自分に合う白髪染めを見つけるまで

サラッサラの栗毛のストレートロングが自慢だった私も世に言うアラフィフとなり、白髪染めが必要なお年頃となりました。

若い頃に褒められた髪型やファッションスタイルを引きずる痛いおばちゃんにはなりたく無く、何度も髪型を変えたり、パーマをしたり、カラーリングを繰り返してきました。

そんな髪への負担を繰り返しているうちに、いつの間にか本来の自慢の髪の色がどんな色だったかもう分からなくなっていました。

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体育館での衝撃的な光景

体育館で行われた子どもの保護者会に参加した時、沢山の後頭部を眺めながら、毛先がバッサバッサに傷んだ女性や、恐怖の頭頂部プリンちゃん状態のママ、更に恐れを知らない、カラーリングを行ったのはいつですか?

と質問したくなる様なツートンカラーの方々を目にし、衝撃を覚えました。

と同時に、自分は人の目にどう写っているのか、急に確認したくなりました。



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髪に出る年齢と経済力

女性の髪は、どれだけ自分に時間とお金をかける事が出来るかが表れる、経済力バロメーターなのだと気付きました。

毛先が痛み放題でバッサバッサの女性やプリンちゃんママに、身だしなみを気にしている方は少なく女性としてオシャレを楽しむ余裕が感じられません。

もちろん、身だしなみにさほど価値を見出さない人にしてみれば、毛先などどうでも良くて、一概に女性の髪で経済力を測れるわけでは有りませんし、艶やかな髪と幸せが比例している訳でも有りません。

ですが、艶やかな髪は幸せそうに見えるのは確かです。

ヘナとの出会い

自分の髪の状態を見直してみると、パーマに白髪染めのカラーリングで傷んだしまった髪は、手触りが悪く、堪らず美容師さんに相談したところ、ヘナで染める事を勧められ、暫くヘナでカラーリングをしてみました。

髪の手触りは確かに改善しましたが、ヘナでの白髪染めのカラーリングはミドリ色の染料をベッタリと頭に塗って、まるでお地蔵さんの様な状態で長時間待たないと髪に色が入ら無い上に、ヘナの色の種類が少なく自分の望む色味を出してもらうには限界が有りました。

更にヘナの匂いが独特で、リラックス効果からは程遠い香りで、洗髪しても2週間程度は匂いが抜けないのです。

自分で染めてみる

ヘナの香りと、地蔵状態での長時間拘束に嫌気がさしていた頃、時間も無く美容室になかなか行け無い時期が有りました。

忙しい時期も少し落ち着き、鏡に向かうと、頭頂部にモーゼが現れ、海が割れた如く、白髪が出現していました。

慌てて市販の利尻昆布白髪染めカラーリング剤を購入し自宅で染めてみました。

お風呂上がりは、白髪が隠れた事に満足したのですが、髪が乾いた状態で、自然光の中で確認すると、キラキラより更に輝きを放つ怪しい白髪がわんさか、そして私の頭上には何色もの髪が混在している残念な状態でした。

ヘアマニキュア

無残にも様々な色が混じり合ってしまった髪を結び髪にし、平日をしのぎ、週末を待って美容室に駆け込みました。

もう一度、美容師さんに、ヘナだと時間がだいぶかかり、匂いも抜けないと相談したところ、上手く染まるかどうか分からないけど、ヘアマニキュアを試してみようという事になりました。

髪の手触りはヘナよりツルツルになり、色目もヘナよりは選択肢が広がり、より自然な仕上がりとなりました。

ネックはヘアマニキュアは肌に着色してしまうので、髪の根元までは染める事が出来ない為、3週間に一度程度、美容室に行く必要が出てきた事です。

また色落ちが激しいので、お風呂上りに使用する髪用タオルを分ける必要が有ります。

まとめ

自分に合う白髪染めを見つけるまで、紆余曲折有りましたが、私にはカラーヘアマニキュアが合っている様で、ケミカルなカラーリングやヘナより、心地良く過ごせています。

女性の年齢は肌や体型に表れるものですが、根元から毛先まで艶やかな髪だと、実年齢より若く見られるのは確かです。

若さは細部に宿るのかもしれませんね。




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