配合成分が綺麗の秘訣!美容液入りCCクリームの上手な選び方
CCクリームは化粧下地の役割だけに留まらず、幅広い機能を備えた便利なアイテムとして使用されています。
中でも美容成分配合の多機能CCクリームが人気ですが、美容成分の特徴を把握した上で自分が必要とする成分配合のものを選ぶのがコツです。
ここでは、美容液入りCCクリームの上手な選び方をご紹介したいと思います。
美容成分の特徴を把握しましょう
美容成分には数多くの種類がありますが、CCクリームの中には美容成分がいくつか配合されたものや、贅沢に複数の美容成分がバランス良く配合されたものもあります。
美容成分ごとに特徴や期待できる働きに違いがあるので、必要な美容成分配合のCCクリームを選ぶことでメイクをしながらお肌のコンデションをサポートすることができます。
代表的な美容成分の特徴について見ていくことにしましょう。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は肌に潤いを与える成分のひとつとして、化粧水などの基礎化粧品をはじめコスメ製品の中にも配合されることが多いものです。
水分を保持する働きが高いことで知られているので、日々のスキンケアの中でこまめに使い続けることで乾燥が気になる肌に十分な潤いを与えることができます。
肌が一定の潤いをキープできれば肌に本来備わっているターンオーバーの機能を保つことができるので、潤い成分は理想的なお肌を目指す方にとって欠かせないものなのです。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、独自の技術によってビタミンCを肌の角質層に届けやすくしたものです。
安定型ビタミンCは厚生労働省から認められた成分のひとつで紫外線を浴びた際にメラニンの生成を抑えてシミやソバカスを防ぐ働きが期待できます。
紫外線は毎日浴びるものだからこそ、日々の中UVクリームなどで紫外線対策をとることが大切ですが、ビタミンC誘導体配合のスキンケア製品で肌をサポートするのも理想的な素肌を目指すための方法のひとつです。
セラミド
セラミド (細胞間脂質)は、角質層で水分や皮脂を包み込むようにして肌の潤いを維持する役割を担っています。
角質層に何層にも渡って位置するセラミドは加齢によって減少してくることがあるので、日々の中スキンケアを通してセラミドを角質層に補うことで肌の潤いをサポートすることができます。
水分と皮脂を包み込むようにして潤いを維持する特徴を持っていることから、よりしっかりと潤いを保ちたい時に最適な成分です。
美容液入りCCクリームの上手な選び方
美容液入りCCクリームは、メイクをしながら美容成分を肌の角質層に補うことができるのでおすすめです。
美容液入りのCCクリームが豊富にあるので、どれを選んで良いか迷ってしまう方が多いかもしれませんが、選び方の基本に沿って上手に選べばメイクを通して綺麗な肌に見せることができるだけではなく、スキンケア感覚で使用できるので便利です。
美容液入りCCクリームはどのようにして選べば良いのでしょうか。
肌の悩みに合わせてCCクリームを選ぶ
肌の悩みは人それぞれなので、人によっては快適に使用できる美容液入りCCクリームでも、自分にとっては快適な使用感を得られない場合があります。
肌の乾燥が気になる場合には潤い成分配合のものを選ぶようにしたり、シミやソバカスが気になる場合にはそれらの悩みに働きかけるものを選んだりするなど、悩みに合わせて最適な特徴を持つCCクリームを選ぶようにすると良いでしょう。
年齢に合わせてCCクリームを選ぶ
年齢によって必要な美容成分に違いがありますが、10代など成長期の真っ只中にある方は皮脂の分泌が活発なので、皮脂を抑える働きが期待できる美容成分配合のCCクリームを選ぶことをおすすめします。
また、30代以降は加齢によって肌の乾燥が進行するので、潤いを与えるCCクリームを選ぶと良いでしょう。
CCクリームはとにかく種類が豊富なので、年齢ごとに最適な美容成分配合のCCクリームを選ぶことをおすすめします。
肌質に合わせてCCクリームを選ぶ
年齢に限らず肌質によって肌が乾燥しやすかったり、脂っぽくなったりすることがあります。
脂性肌の方は皮脂を抑える働きが期待できる美容成分配合のCCクリームを選ぶようにすれば、メイクをしている間に皮脂をコントロールすることができます。
また、乾燥肌の方は肌に潤いを与えながら同時に潤いをキープする働きが期待できる美容成分配合のCCクリームを選ぶと良いでしょう。
肌の悩みにはこんなCCクリームがおすすめ
年齢や肌質によって肌の悩みが尽きませんが、毎日のスキンケアを徹底しながら美容成分配合のCCクリームをメイクにプラスするなどしてお肌をサポートすることが大切です。
肌の悩みに合わせてCCクリームを選ぶ時は、配合されている美容成分の特徴を把握した上で選ぶことをおすすめしますが、それぞれの肌の悩みにはどのような美容成分配合のCCクリームを選べば良いのでしょうか。
肌の乾燥による小じわが気になる時のCCクリーム
肌の乾燥による小じわが気になる時には、毎日の中で肌に十分な潤いを補う必要があります。
潤い成分にはヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンなどがあるので、これらの美容成分配合のCCクリームを選ぶようにすればメイクを通してお肌に潤いを与えることができます。
潤い成分配合のCCクリームなら、艶やかなメイクの仕上がりを目指すことができるでしょう。
シミやソバカスが気になる時のCCクリーム
紫外線を浴びることでシミやソバカスができやすくなることがあります。
ビタミンC誘導体は紫外線を浴びた際にメラニンの生成を抑えてシミやソバカスを防ぐ働きを期待できる成分ですが、ビタミンC誘導体配合のCCクリームならシミやソバカスが気になる方をサポートしてくれます。
さらにUVカット機能付きのCCクリームならメイクを通して紫外線対策をとることができるでしょう。
また、CCクリームは薄づきで自然な仕上がりが魅力のメイクアイテムなので、現在あるシミやソバカスをカバーする働きが欲しい時にはコンシーラー機能付きのものを選ぶなど、美容成分配合の多機能CCクリームを選ぶことをおすすめします。
肌のたるみが気になる時のCCクリーム
加齢によって肌のハリを維持するのに欠かせないコラーゲンの量が減少していくので、肌のたるみが気になる場合には毎日のスキンケアを通して角質層に十分な潤いを補うことが大切です。
セラミドやコラーゲン配合のCCクリームを選ぶことで、メイクを通して十分な潤いを補いながらイキイキとした表情を目指すことができるでしょう。
また、たるみによって毛穴が目立つ場合には、ファンデーションのような働きが期待できるカバー力が高いCCクリームを選ぶようにすれば毛穴を目立ちにくくすることができます。
美容液入りCCクリームを選ぶ時の注意点
美容液入りCCクリームは、メイクをしながら必要な美容成分を角質層に補えるところが大きな魅力です。
しかし、選び方を間違えると自分に合わないアイテムでメイクをすることになるので、理想的な仕上がりにならない可能性があります。
どのような点に注意しながら美容液入りCCクリームを選べば良いのでしょうか。
配合されている美容液の割合に注意する
CCクリームはメイクを通して肌を綺麗に見せるためのアイテムなので、配合されている美容液の割合に注意する必要があります。
たとえば、含まれている美容液の割り合いが多いほど肌に良いような気がしてしまいますが、あまりにも美容成分の割合が多いとどうしてもCCクリームの水分量が多くなるので肌をカバーする働きを期待することができません。
もともと薄づきなアイテムなので、ほど良い分量で美容液が含まれているものを選ぶようにしましょう。
肌質に合わない美容液を含むアイテムに注意する
美容液にはお肌に潤いを与えるものや皮脂を抑える働きが期待できるものがあります。
乾燥肌なのにも関わらず皮脂を抑える美容成分が配合されたCCクリームを使用すると、肌の乾燥がますます気になることがあります。
また、脂性肌なのにも関わらずオイル成分などの美容液配合のCCクリームを使用すると、肌の脂っぽさが気になる場合があります。
肌質に合わないアイテムの使用には十分に注意しましょう。
まとめ
CCクリームはメイク時に肌を綺麗に見せるだけではなく、美容成分配合のものを選ぶことでメイクを通して肌をサポートすることができます。
肌の悩みに合わせて必要な美容成分配合のものを選ぶことをおすすめしますが、まずは美容成分の特徴を把握しておくことが大切です。
自分にとって最適な特徴を持つCCクリームを選べば、理想的なメイクの仕上がりが目指せます。