髪は女の命!女性の髪と頭皮にやさしい天然成分100%のヘアオイルで、もう髪と頭皮のトラブルも怖くない!
髪は女の命、と言われるくらい、女性の髪はその人のイメージを大きく左右します。
しかしパーマやヘアダイ、ブローでさんざん髪と頭皮を傷めつけて、その命を粗末にしてしまっていると後悔している人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は髪と頭皮にやさしく、トラブルも怖くないような天然成分100%の美髪と健康な頭皮環境を実現してくれる3大ヘアオイルを紹介したいと思います。
目次
最近特に注目されている3大ヘアオイルとは?
髪にダメージを受けている人や敏感頭皮・敏感肌の人に最近特に注目されている3大ヘアオイルがあります。
それが、ツバキ油、ユズ油、アンズ油です。
それではこの3大ヘアオイルはいったいどのようなものなのか、ちょっと見ていきたいと思います。
古来日本女性に愛されてきたテッパンの髪油!ツバキ油
ツバキ油といえば古来日本女性の黒髪を美しくする髪油として愛されてきた、テッパンのヘアオイルとして知られています。
おばあちゃんやその世代以前の人達から愛用されてきた伝統的なヘアケア商品ですが、最近では髪にハリとつやを与えてくれ、ブローの時にも髪が傷まないということで今どきの若い世代の人達の中にも愛用している人が少なくありません。
ツバキ油は黄金色のものから透明なものまでいろいろな種類が出回っていますが、いずれも見た目よりは重くなくサラッとした使い心地です。
香りはほんのりとツバキの香りがして、髪につけるとほぼ無香料の油といった感じです。
アンズの香りと保湿効果が人気のアンズ油
アンズの種から抽出された油で、ヘアケア商品の老舗である柳屋本店が2008年に発売したヘアオイルです。
ツバキ油では少々べたつくという人に人気があり、アンズのフルーティーな香りとサラッとした使用感なのに保湿効果がバツグンということで人気が高いヘアケア商品の一つです。
天然成分100%でありながら、アンズ本来のほのかに甘くてフルーティーな香りが魅力的で、この香りに惹かれるリピーターも少なくありません。
香り高いユズ油と無臭のユズ種子油の2種類あります
ユズ油には米油やなたね油にユズ果皮から抽出された精油を混ぜて製造されたものと、ユズの種子から搾取されたものとの2種類があります。
市販で販売されているようなお手頃価格のユズ油は、たいていの場合は他の油にユズの精油を混ぜ合せたものが大半です。
それに対してユズの種子から搾取されたユズ油は、種子1kgあたりにわずか100mlしか抽出されないというとても希少価値の高い油で、100%ユズの種子から製造されたものは価格も他の油に精油を混ぜたものと比べると数倍くらいします。
どちらも髪と頭皮に効果的なヘアオイルとして人気がありますが、精油を混ぜたユズ油はユズの香りが強いのが特徴です。
それに対してユズ種子油は無臭で、エッセンシャルオイルを希釈するキャリアオイルとしても使用されています。
髪質や頭皮環境によってヘアオイルの選び方も変わる
ツバキ油・アンズ油・ユズ油はいずれも髪と頭皮のお手入れにおすすめのヘアオイルですが、髪質や頭皮環境によってどのヘアオイルを選べばよいか、その選び方も変わってきます。
まず古来日本女性が愛用してきたというツバキ油は、髪につけるとつやとしなやかさが出て、髪の1本1本のダメージを修復することで髪本来の美しさを引き出してくれます。
また少し濡れた髪に椿油をつけると、櫛どおりが良くなって髪の静電気を押さえるだけでなく、頑固な寝ぐせやくせ毛の人の髪を落ち着かせる効果もあります。
一方、アンズ油は髪がヘアダイやブローなどで乾燥しがちな髪にうるおいを与え、パサつきを抑えてくれます。
特にスタイリングの時にアンズ油を髪につけると、広がりを押さえて落ち着いたヘアスタイルにセットしやすくなります。
そしてユズ油は頭皮環境を整えるのに効果的なので、薄毛や抜け毛、フケに悩んでいる人におすすめです。
ユズの果皮に含まれるビタミンPや種子に含まれるリノール酸が頭皮の炎症を抑え、保湿効果も発揮して発毛・育毛に効果が期待できます。
いずれの油も無添加で天然成分100%のものがおすすめ
ツバキ油やアンズ油、ユズ油の中には合成添加物や香料を使用している商品もあるようですが、頭皮が敏感な人にはやはり無添加で天然成分100%のヘアオイルがおすすめです。
特に前髪は額に接触する部分ですので、髪に効果的なものだけでなく頭皮や皮膚にも優しい成分を使用していることが大切です。
合成添加物など肌に有害な成分が配合されていると髪が皮膚に接触して、ニキビや吹き出物などの原因になりやすいので購入する時には必ず成分をチェックしましょう。
主成分のオレイン酸とリノール酸が髪と頭皮を守る!
これらの3大ヘアオイルの主成分は、オレイン酸とリノール酸という脂肪酸です。
オレイン酸は身体の皮脂中に最も多くを占めている成分で、限りなく人の皮膚に近い成分であると言われています。
そのために肌や髪に刺激が少なくてなじみやすく、適度な保湿効果があります。
一方、リノレン酸にはオレイン酸と同じく保湿効果があるほか、すぐれた抗炎症効果を発揮します。
特に頭皮環境を整えることに効果を発揮する脂肪酸で、頭皮が乾燥してフケが出やすくダメージを受けている人に適しています。
このオレイン酸とリノール酸が髪と頭皮を守り、健やかで豊かな髪を育ててくれるのです。
3大ヘアオイルのオレイン酸とリノール酸の配合量?
オレイン酸とリノール酸の配合量は、それぞれのオイルによって違います。
それでは3大ヘアオイルに含まれるオレイン酸とリノール酸、そしてその他の成分について配合量を比較していこうと思います。
オレイン酸配合量ナンバーワンのツバキ油
3大ヘアオイルを比較してみるとオレイン酸を最も多く含むのがツバキ油で、全体のおよそ85%を占めています。
これは他の植物と比べてもダントツに配合率が高く、豊富なオレイン酸は紫外線の害を防止する効果もあります。
炎天下やサマーシーズンに髪が傷んだ人にも効果的ですし、出かける前にツバキ油をつけると髪にも中波長の紫外線を防止する効果が期待できます。
他にもビタミンEが含まれていて、酸化しにくく髪のアンチエイジング効果も期待できます。
ビタミンが豊富なアンズ油
アンズ油のオレイン酸配合率はおよそ56%~68%で、オレイン酸が多いツバキ油に比べてサラッとした使用感があります。
オレイン酸が多いほど油に粘性があるので、ツバキ油と比べると軽い感じの使用感です。
粘性が少ない分浸透性が高く保湿力にも優れているので、髪や頭皮が乾燥気味の時には特におすすめです。
他にもリノール酸をはじめ、ビタミンA、ビタミンB,ビタミンEとビタミン類が豊富なので、頭皮環境を整えてフケや抜け毛を防止する効果もあります。
優れたスカルプケア効果が実感できるユズ油
アンズ油にも頭皮環境を整える効果がありますが、さらに発毛や育毛効果が期待できる成分を豊富に含んでいるヘアオイルがユズ油です。
果皮から抽出した精油を米油やなたね油に混ぜて製造されたユズ油の場合は、果皮に含まれるビタミンPが頭皮の毛細血管を強化して血液の循環を促すので、髪が健やかに育つ頭皮環境づくりに適しています。
フケや抜け毛のほか、加齢や頭皮のダメージによる薄毛にも効果が期待できます。
一方なたねの種から抽出したなたね種子油の場合も、オレイン酸とリノール酸が60%ほど含まれていますので、頭皮環境を改善するのに役立ちます。
まとめ
ツバキ油・アンズ油・ユズ油はスーパーやドラッグストアでも比較的手に入りやすく、すぐに使ってヘアケア・スカルプケア効果を実感することができます。
いずれも植物成分100%のヘアオイルで、安心して使用できるものばかりです。
そして使い心地もナチュラルなので、特に髪やお肌のことに敏感な女性の間で人気が高いのもうなずけます。
ところでヘアケアにこれらのヘアオイルを使用する場合は、シャンプー後の濡れた髪やヘアミストをつけた後の少し湿った髪につけるのがおすすめです。
ヘアオイル特有のテカリも気にならず、自然なつやの美髪に仕上がります。