ショートヘア・トラブル頭皮のかた向け・ヘアオイルとの付き合い方
アウトバストリートメントは、ロングヘアの人に限った話だと思っている人もいるようです。
しかし、男性やショートヘアの人・トラブル頭皮の人でも、ヘアケアは十分に有効なもの。
なかでもヘアオイルは、無限の可能性を秘めています。
この記事では、より幅広い層に積極的にヘアオイルを使っていただけるように、使い方までを解説していきたいと思います。
ショートヘアでもヘアケアは必要?
男性やショートヘアのかたは、コンディショナーで十分・アウトバストリートメントはほとんどしないというかたが多いのではないでしょうか。
しかし考えてみていただきたいですが、美容院に通う頻度が高いのは、やはり短髪だからこそです。
一般的に髪は毛先から痛むといいますので、頻繁に髪を切るというのはよい習慣ですし、確かにそれだけでもケアになります。
しかし近年は、ある程度ヘアスタイルが持続するように施術してくれる美容院も多くなりました。
全国に何か所か「美容院激戦区」がありますし、お仕事などでなかなか美容院に行く時間がないというかたは、敢えてそういった注文をスタイリストにおねがいすることもあるのではないでしょうか。
そう考えると、長期的に見て自宅ケアはやはり必要になってくるでしょう。
また、ショートヘアでもクセの強い人は、日々のコンディションによってスタイリングがきまらないことが多いようです。
理由としては様々ですが、やはり毛先から暴れだすのが基本ではないでしょうか。
キューティクルの開きが主な原因として、これを落ち着けてくれるのは「ヘアオイル」です。
ヘアオイルの役目は、これにとどまりません。
ドライヤーやヘアアイロンの熱からもしっかりとキューティクルを保護してくれます。
保湿成分の高い者であれば、水分の失われた髪の内部から、時間をかけて補修してくれます。
また、スタイリングも同時にしたい!
というかたには、オイルワックスという手もあります。
そう考えると、ヘアオイルの可能性は無限大なのではないでしょうか?
むしろ、ショートヘアでがっちり髪型をきめるかたにこそ、ヘアオイルはおすすめしたいものになります。
しかし、特に男性を中心に気になるのは、「オイルを塗って頭皮にトラブルを起こさないか?」という点だと思います。
確かに、体質的に皮脂が出やすい方や頭皮トラブルを抱える方にとっては、ヘアケア商品の細部に至るまでが気になるポイントになりますね。
そこで、ヘアオイルと頭皮トラブルとの付き合い方について、まずは考えていきたいと思います。
トラブル頭皮とヘアオイル
トラブルにも大別して2種類ありますので、それぞれに沿ってご提案をさせていただきます。
脂性の頭皮
まずは、男性に多い「脂性の頭皮」から。
朝にシャンプ―をわざわざしても昼には油っぽくなる・臭いがする・夜中に脂が出てしまう…こういった悩みをお持ちの方は少なくないそうですね。
ヘアオイルを塗ることで余計に悪化するのではないかと危惧されるお気持ちは、筆者も経験したことがあるため、想像に難くありません。
しかし、ご安心ください。
後述もしますが、やはりヘアオイルというのは、頭皮に直接つけないようにするというのが未だ定説ではあります。
しかし、最近のものの品質向上には目覚ましいものがあります。
アルガンオイルを代表とした天然成分を中心につくられたものが多いのですが、これらは頭皮のマッサージにも使える非常にやさしい成分で出来ており、むしろ頭皮ケアにはもってこいと言えます。
脂性の頭皮トラブルの多くが、毛穴の汚れに端を発するのですが、ヘアオイルの種類によっては洗髪前のクレンジングにも使えます。
当然、高品質な素材を使ったものほど高価になり・あまり消費したくないという気持ちにはなってしまいますが、左記を含めて有効活用すれば、むしろトラブルの改善につながる可能性は十分に考えられます。
口コミなどでも、ヘアオイルを使った頭皮マッサージ・クレンジングなどで皮脂の分泌過多から解放された!
というかたが何人かいらっしゃるようです。
参考になるデータだと筆者は考えます。
フケの多い頭皮
フケの多い頭皮のほとんどが、体質というよりも生活習慣に端を発することが多いそうです。
ストレス・食生活などなど…ヘアケア・頭皮ケアでは解決できない事が多いのだとか。
しかし、ある口コミによると、頭皮につけても問題のないヘアオイルにアロマ精油などを混ぜてマッサージをすることで、リラックス効果がかなりあるとのことです。
ヘアオイルの成分として有名なアルガンオイルは、ビタミン類・ビタミン誘導体を多く含有しており、栄養不足に陥った頭皮を回復してくれるような効果も期待できます。
よって、フケの多い・乾燥質な頭皮のかたも、ヘアオイル商品を厳選したりブレンドしたりすることで、十分に改善が望めるものだと思われます。
上手なヘアオイルを使う
ここからは、ヘアオイルの選び方について解説をしていきます。
東急ハンズ・LOFTなどの大型店には多数の商品が並んでいますが、使い心地は試せても長期的な真価は…?とお悩みのかたは必見。
選び方
基本的には、頭皮についても問題のない「ノンシリコン」を明示したものを選びましょう。
「ジメチコン」などがシリコン成分にあたるのですが、こういったものを含有する製品はNGです。
髪や頭皮をコーティングしてしまうので、シャンプーや他のヘアケア用品の効果を十分に引き出し得ない可能性も。
天然オイルをたっぷりと使っているものをできれば選びたいのですが、原産地によってお値段はかなり変わってきます。
ここは正直にケチっても問題はないと思いますが、できれば口コミサイトなどを参照したいものですね。
アロマオイルをもともと扱っているようなメーカー製のものだと、より安心ができます。
肌につけてもよいものを作っているので、頭皮ケアが可能と明示されたものも多数あります。
アロマ系のメーカーは無数にあるので、デパートなどに是非足を運んでみてください。
使い方
使い方の注意点としては、基本的には販売店のアドバイス・説明書に従うのが基本的ですが、最初は頭皮につけないように心がけましょう。
毛先にたっぷりとヘアオイルを含ませて、そこからさかのぼるように余ったオイルを浸透させていくのが吉です。
使うタイミングですが、ドライヤー前や朝のヘアセット前がベスト。
ワックスやドライヤーの熱から保護してもらえます。
頭皮マッサージができるものであれば、洗髪前にクレンジング兼マッサージとして利用するのもいいですね。
ちなみに、頭にもいろいろなツボがあるので、頭皮マッサージやヘッドスパのテクを学んでみるのもよいかもしれません。
洗髪時の注意
最後に、洗髪時の注意点について。
どんなにやさしいヘアオイルをつかったとしても、特に頭皮トラブルを抱えているひとは、本番シャンプーの前にきちんと「湯シャン」をするようにしましょう。
シャワーを浴びながら指の腹で頭皮をマッサージしていくだけなので、非常に簡単です。
これはヘアオイルとは直接関係のないことですが、基本的なことなので、守るようにしたいです。
まとめ
ヘアオイルはアウトバストリートメントのなかでは非常にソフトな使いごこちで、案外誰にでも馴染むものです。
ショートヘア・トラブル頭皮の人でも、ノンシリコン・天然成分のみで作られたオイルであれば、安心して使えるのが最大のポイント。
髪のケアについて悩んでおられる該当のかたは、この記事を機械に、是非購入などを検討してみてください。