女性だけのものじゃない? 男性がヘアオイルを使用するメリットと注意点
ヘアオイルというと、女性が使うものだというイメージがある方も多いでしょう。
でも、ヘアオイルは男性が使うにしてもメリットを感じられるものなのです。
ただそのメリットを知らないと、使用する気にならないのも当然。
そこでここでは、そんなヘアオイルを男性が使用することのメリットと、さらにそれを使う際の注意点について紹介します。
髪をダメージから守ってくれる
ヘアオイルを男性が使用するメリットとしてまず挙げられるのはこれです。
男性の髪は特に、ダメージを受けていることが多いでしょう。
たとえば、パーマをかける人も女性と比べると多いですし、カラーをすることもある。
男性ではあまりカラーをしている人は多くはないかもしれませんが、カラーをしている場合、そのカラーは割と派手めな明るいカラーであることが多いです。
女性の場合は、しているのかしていないのかわからないような暗めのカラーであることも多いですが、男性の場合は派手めなカラーであることがおおいんです。
色を明るくするには、しっかりと色を抜いていかないといけない。
ということはその分だけ髪の毛はダメージを受けているんです。
しかもそのうえ、それを補修しようとはしません。
女性であればトリートメントなどを積極的にする人も多いですが、男性の場合はまずそういう人はいないですよね。
だから、知らない間にどんどん髪は傷んでいくし、これからもダメージは与えられていく。
そのダメージを、ヘアオイルを日々使用することで軽減することができるようになるんです。
ダメージを受け続けると誰もが恐れる自体に
髪の毛にダメージを与えられ続けると、やはり次第に髪の毛はやせ細っていきます。
やせ細っていくということがどういうことかというと、それは抜けやすくなるということです。
ということは、そのままダメージを受け放題でいると、いつしか髪の毛が薄くなってきてしまうことが考えられるんです。
もちろん薄毛は必ずしも悪いとは言えません。
薄毛でもかっこいい人はいますし、海外ではセクシーさすら感じてもらえることもあります。
でも、日本では残念ながら嘲笑されることの方が多い。
それもどうかと思いますが、それが日本の文化観、価値観なので、仕方ないところがあるんです。
なので、できれば薄毛になるのは避けたいところ。
そのために役立つのがヘアオイルなのです。
ウェットなスタイリングが可能に
ヘアオイルは、髪の毛につや感を与えてくれるものになります。
だから、ヘアオイルを使ってスタイリングをすると、髪の毛にウェット感をもたらすことができます。
最近では、ウェット感をもたらしたスタイリングは人気です。
程よくトレンドを取り入れたスタイリングをするのであれば、ヘアオイルはピッタリなのです。
ヘアオイルとワックスを使う
ただ、男性の場合、ヘアオイルだけでスタイリングをするのはあまりおすすめはしません。
確かにヘアオイルだけでもスタイリングをすることは可能です。
でもたとえば毛先を大きく動かしたりすることは、ヘアオイルではまずできません。
あくまでも流れを強調させるとか、それくらいのスタイリングしかできないんです。
女性の場合はそれでも問題ないところはあります。
しかし男性の場合は、それだとちょっと物足りないことがほとんど。
なので男性がスタイリングをするのであれば、ヘアオイルに加えてワックスも使うことがおすすめです。
ワックスだけだとパサついて見えることもありますが、そこにヘアオイルを加えることで、パサつきを抑えてウェット感をもたらしつつ、しっかりと髪の毛を動かしていくことができるようになるんです。
それでいて、ワックスによる髪の毛へのダメージも多少抑えることができるようになりますから、非常に効果的。
つけすぎると清潔感がなくなる
そんな効果的なヘアオイルですが、使用する際には注意もあるんです。
先ず一つは、つけすぎてしまうことで清潔感がなくなることがあるという点。
ヘアオイルはたしかに髪の毛に艶を出してくれます。
しかしあくまでもそれはオイルによる艶です。
オイルによる艶ということは、それを出しすぎると、脂ぎっていてギトギトなだけだと思われる可能性があるんです。
ただでさえ男性は、女性と比べる皮脂がおおめな生き物です。
皮脂がたくさん出るわけですから、顔などは多少てかっていることもあります。
顔がてかっている人が、髪の毛もてかっていたら、それは間違いなく脂でギトギトだと思われるでしょう。
それに清潔感を感じる人はいません。
そしてそれに好印象を抱く人もいません。
誰が見てもそれには不快感しかないんです。
だから、つけすぎには要注意なのです。
ほんの少しで大丈夫
基本的には髪の毛につやを出す際のヘアオイルの使い方は、ほんの少しで大丈夫なのです。
そもそもワックス自体、よほどそれがマットなものでない限り、多少のウェット感を感じさせてくれるものです。
毛束感がでますから。
なのでヘアオイルで出すウェット感は、本当に少しで大丈夫。
一滴二滴手の平に出して多少なじませて、それを毛先の方からささっとつけてあげるくらいでいいんです。
その上からワックスをつけてあげると、やりすぎない程度の適度なウェット感を出していくことができます。
香りが強いこともあるので注意
もう一つ、男性がヘアオイルを使用する際に気を付けるべきこととして挙げれらるのが、香りです。
ヘアオイルは、男性用として売られているものはあまり多くはありません。
なので、たくさんの選択肢の中から選びたいと思ったら、女性用のヘアオイルの中からも選ぶことになるでしょう。
しかし女性用のヘアオイルは、香りが強いものも少なくありません。
もちろん男性用のヘアオイルも男性用らしい香りがすることはありますが、女性用のものと比べると香りは強くないことが多いんです。
女性用のヘアオイルは、やはりいいにおいをかおらせたいものですから、香りが強くなるのです。
でも、そうして香りが強いと、男性の場合は逆効果になることがあります。
というのもやっぱり男性は皮脂が多く、その皮脂の酸化の臭いを避けるのが難しいのです。
つまり、根本的に頭皮などは多少不快な臭いがすることが多い。
その多少不快な臭いがするところに、香りの強いものをぶつけていったら香りはどうなるでしょうか?
その場合、良いにおいが不快なにおいをかき消すということはあまりなく、強いにおいがふたつ混ざりあった臭いにおいになることが多いんです。
しかもそれはもともとのにおいよりもかなり強く感じられるようになります。
だから、男性がヘアオイルを使う際には、気をつけないとなりません。
なるべくにおいが少ないものを使う
対処法としてはやはり、なるべくにおいが少ないものを使うというのが一番。
ヘアオイルにはたしかにいいにおいがするものも多いのですが、よりシンプルで、素材のにおいくらいしか感じられないというものも中にはあるんです。
だからそういうものを使うようにしていけば、こうしたにおいの問題には対処できます。
まとめ
男性であっても、ヘアオイルは使用するメリットがあるんです。
確かにつけすぎやにおいの問題には気をつけないといけませんが、それらに気を付けることも別に難しいわけではありません。
それならばしっかりとヘアオイルを使って、そのメリットを享受した方が良いでしょう。
是非これからは、男性もヘアオイルを使っていってください。