スタイリングに使うならこう!ヘアオイルによるセットのコツとは?
ヘアオイルは、ケアに使うものでもありますが、実はスタイリング剤としても使用できるものになります。
でも、そうしてスタイリング剤としてヘアオイルを使うのには、コツがいるのです。
それを知らないと上手くセットできない事もあるでしょう。
そこでここでは、ヘアオイルによるセットのコツを紹介していきたいと思います。
タオルドライ後にヘアオイルを付ける
ヘアオイルによるセットを上手くしていきたいと思ったら、まずタオルドライをした後のタイミングでヘアオイルを付けることをおすすめします。
タオルドライの後には、普段であればそのままドライヤーをしているという方も多いでしょう。
でもそれでは髪の毛が傷んでしまう可能性があるのです。
さらにいえば、それではヘアオイルのツヤ感があまり出なくなります。
あまりツヤ感が出なくなると、おかしいな?
と思ってもっとたくさんのヘアオイルを使うようになってしまうでしょう。
そうしてつけすぎてしまえば、それは当然ある程度は髪の毛にツヤはでるでしょう。
しかし、それは良いツヤ感とは言えません。
それはツヤ感と言うよりはむしろ、ギトギトしている感じになってしまいます。
其れでは髪の毛が綺麗に見えるはずもありません。
それだけではなく、つけすぎてしまったヘアオイルによって、髪の毛が重たくなってしまうでしょう。
そうならないようにするためには、やはりタオルドライの後にヘアオイルを付けるのがおすすめです。
その後でドライヤーを当てて、形を作っていってください。
少量を軽く付けるくらいで問題ない
そこで付ける量も、あまりつけすぎるのはNGです。
少量を全体にまぶすくらいのイメージで問題ありません。
いくらこれからドライヤーを当てるとはいっても、たくさんつけすぎてしまうと、やはり重たくなりすぎてしまいます。
そして当然ギトギト感も消えきらないでしょう。
だから、それはあまりおすすめできないのです。
たとえ少量であったとしても、ヘアオイルは十分馴染んでくれるので、少量で良いでしょう。
ドライヤーは仕上がりをイメージして
まずはそうしてヘアオイルを軽くつけてドライヤーをして全体の形を整えます。
この時当然ながら、最終的な仕上がりをイメージしてドライヤーをかけていってください。
たとえば、前髪を右流しにしたいのに、左に流れるようにドライヤーを当てていったりしたら、意味がないです。
むしろ後でソレを無理やり変えていくので、すごく違和感のある残念な仕上がりになってしまうでしょう。
ここで言うドライヤーは、髪の毛を乾かすドライヤーではありません。
ここで言うドライヤーは、あくまでも髪の毛を形作るための、癖付けのドライヤーなのだという事を理解しておいてください。
その後でワックスとヘアオイルを混ぜたものを付ける
そうしてヘアオイルをつけた髪の毛をドライヤーで形作ったら、次にはワックスとヘアオイルを混ぜたものをつけて、髪の毛の質感を作っていきます。
ヘアオイルだけではなくワックスも多少混ぜるのは、それによって形をキープしやすくするためです。
ヘアオイルは、髪の毛を保湿したり、艶を出したり、或いはまとめたりする力はありますが、形をキープする力はありません。
だから、少しだけワックスの力を借りるのです。
ヘアオイルと混ぜて使うのは、ヘアオイルの伸びによってワックスが全体に薄くつけやすくなるからです。
女性の場合は男性に比べるとはるかに髪の毛が長いことが多いです。
全体的な長さは変わらなくても、一本一本の長さは全然違うことがあります。
なので、やはりワックスを付ける時には伸びやすくしてつけていかないとならないのです。
ヘアオイルと混ぜて使う位がちょうど良いでしょう。
もう一度ヘアオイルを付けるのは何故?
もう一度ヘアオイルを付けるのは何故なのでしょうか?
一つはやはり先述のように、ワックスを伸ばしやすくするためですが、もう一つは改めてツヤを出すためです。
最初につけたヘアオイルのツヤは、ある程度ドライヤーのおかげで乾いていると言えるでしょう。
なので、改めて薄くつけて、彩度ツヤを出してあげるのです。
こうしてここでもう一度つけてあげるわけなのですから、最初につける量は、やはりきちんと気をつけないとならないと言えます。
最初につけすぎてしまっていたら、ここで改めて付けることは出来なくなりますから。
前髪は最後に仕上げる
ヘアオイルを使ったスタイリングの全体の流れはこんな感じになりますが、前髪は最後に仕上げるというのもコツの一つです。
基本的には、ヘアオイルは、先につけたところにたくさんつくようになるでしょう。
それは当然です。
まだ手にヘアオイルがたくさんついている段階で付けていくわけなのですから、たくさんヘアオイルがついてしまうに決まっています。
では、そんな状態でまず前髪から仕上げようとしたらどうなるでしょうか?
前髪は厚みもそこまでないことが多いので、がっつりついてしまうことになるでしょう。
つまり、つけすぎたような状態になるのです。
前髪にヘアオイルが付きすぎると、前髪がギトギトに見えてしまいます。
前髪がギトギトに見えてしまうと、それはもはや前髪がギトギトなのか、それともその下のおでこが皮脂でギトギトなのか分からなくなります。
そうして他のところがギトギトになること以上に汚く見えるようになってしまうのです。
そうなるのは誰だって嫌でしょうから、前髪は最後に仕上げると覚えておいてください。
ではどこからつけるのか
では、ヘアオイルはどこからつけるのが良いのでしょうか?
まずは後ろから横の髪の毛先につけるようにしていきましょう。
それからそのままもみ込むように手を上にアゲて行くというのを後ろの方の髪全体で行います。
それをおえたら今度は後頭部をなでるように、後ろの方の髪の毛の表面にヘアオイルをつけていきます。
その後でようやく、前髪につける出番なのです。
毛先からもみ込むようにつけていってください。
それは、ワックスをつけた時にも同じことです。
ワックスをつけた時には、しっかりともみ込む必要はありませんが、仕上げ方としては、後ろから横にかけての髪から仕上げていき、最後に前髪と言う流れになります。
するとバランスよい付き加減になり、雰囲気の良い仕上がりになるでしょう。
ドライヤーは数秒同じところにあてて形づける
ヘアオイルをつけている時には、髪の毛はオイルによって多少コーティングされています。
なので、ドライヤーの刺激に対して多少強くなっていると言えます。
普段ならば、癖付ける為とは言え、同じところにドライヤーを数秒当てるのはためらってしまう事もあるかもしれませんが、そうしてコーティングされているわけですから、勇気をもってあてていってください。
手で語りを作りながら3秒から5秒くらい同じところにあてて、それから手はそのままにしてドライヤーを離して3秒くらいまつという事を繰り返していけば、簡単に髪の毛のかたちが作れます。
そしてそれは崩れづらいので、上手くスタイリングできるでしょう。
まとめ
ヘアオイルを使ったスタイリングのコツは以上になります。
ヘアオイルでスタイリングをする時には、ヘアオイルのツヤ感を活かしつつ、スタイリング力の弱さを補っていくというのがポイントになります。
これらのコツを活かしていけば、問題なくそのツヤ感を活かしつつ、弱点を補っていけるでしょう。
是非参考にしてみてください。