敏感肌でも安心して使える白髪染めのタイプと特徴

白髪染め

家計の節約のために自宅で白髪染めをしたくても、何かと肌トラブルが起きやすい敏感肌だと心配なものです。

化粧品や洗剤などでもすぐに赤くなってかぶれてしまったり、かゆくなってしまったりする敏感肌なら、市販の白髪染めには充分注意が必要です。

そこで、敏感肌の方でも安全で手軽に白髪が染められる、白髪染めのタイプや特徴、注意点などを紹介しましょう。



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敏感肌の特徴

普通肌とは違って、敏感肌は肌を守る保護機能が低下している状態です。

遺伝などで生まれつき肌が敏感な方もいますし、生活習慣や肌ケアの方法が間違っていて、徐々に敏感肌になってしまった方もいます。

肌にはバリア機能が働いていて、外から異物が入り込まないように保護する作用があります。

紫外線や排気ガス、花粉やウイルス、化学成分など、肌に影響を与える刺激のあるものから肌をしっかり守ってくれています。

これが低下することで刺激に対する防御機能が弱っているのが敏感肌です。

顔や手、体だけでなく、頭皮も同じようにバリア機能が弱っていますから、白髪染めに含まれている成分に頭皮が反応してしまって、かぶれや発疹などの肌トラブルが起きてしまいます。



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白髪染めの成分をしっかりチェック

敏感肌でも、もちろん白髪染めは可能です。

ただし、配合されている成分によっては刺激が強いものがありますから、白髪染めの成分チェックをしっかり行いましょう。

一番避けたい成分はジアミン系です。

敏感肌ではない方でも肌トラブルやアレルギーを起こしてしまいますから、デリケートな敏感肌だとトラブルを起こす大きな原因になります。

ジアミン系は手軽に白髪を染めてくれて色を長持ちさせる成分ですが頭皮への刺激も強力ですから、成分表でジアミンと付いているものが入っている場合には、使わないのがおすすめです。

髪の表面にあるキューティクルを開かせるために配合されているアルカリ剤も、敏感肌にとっては良くありません。

アミノフェノールやレゾルシンなどの成分が書かれてあれば、それがアルカリ剤ですから避けるようにしましょう。

白髪染めはいったん髪の色をブリーチして染まりやすくしてから、染料で色を染めていきます。

このブリーチ剤も敏感肌には刺激が強いですから使わないのが無難です。

過酸化水素などの成分はブリーチ剤に当たりますから、見つけたら使わないようにしましょう。

これらの成分が配合されていないものなら安全性も高いです。

事前の成分チェックを怠らないようにして、安心して使える白髪染めを選びましょう。

敏感肌に向いた白髪染め

永久染毛剤タイプの市販の白髪染めは、やはり敏感肌には刺激の強い成分が配合されています。

しかし、それ以外のものなら安全に使えるタイプがあります。

ヘアマニキュアタイプ

サロンドプロ カラーオンリタッチ 白髪かくしEX ダークブラウン 15ml

ヘアマニキュアとは名前からもわかるように、髪の表面にマニキュアをするように、染料で髪の表面にコーティングして色を付けていくタイプの白髪染めです。

永久染毛剤が髪の内部まで染めているのと違って、表面的に色を塗っているような感じなので、頭皮や髪へもほとんどなく白髪もきれいに染まってくれます。

ドラッグストアやバラエティーショップなどでも豊富に取り扱いがあり、色のバリエーションなどもたくさんあります。

色持ちは約1ヶ月程度で、徐々に色が落ちてきてしまいます。

また、染めた直後は色落ちしやすいですから、洋服やタオルなどが汚れないようにしっかり洗髪して洗い流すようにしましょう。

全てのヘアマニキュアが地肌に優しいわけではありませんから、成分チェックとパッチテストはしっかり行いましょう。

ヘナタイプ

ヘナ ハーバルカラー ナチュラルイエロー(トーンアップ用) 100g

ヘナはハーブの仲間で、天然の染料として昔から大活躍しています。

天然由来100%の植物で髪を染めることになりますから、ヘナにアレルギーがないなら、安全で頭皮や髪にもとても優しく白髪が染まってくれます。

髪が明るいオレンジ色に染まってくれて、いったん染まった部分は色落ちする心配もありません。

白髪もオレンジ色に染まって目立ちやすいですから、もっとトーンを落としたいなら、インディゴという黒めに染まるハーブでもう一度染めてあげると色が落ち着きます。

ヘナとして売られている白髪染めの中には天然ヘナ100%のものもありますが、染めやすくするために化学成分が含まれているものもあります。

ヘナのみかどうかをしっかりチェックして、安全で頭皮に優しいものを選びましょう。

トリートメントタイプ

白髪染め サクラントリートメントカラー ブラック

最近どんどん人気になってきているのが、トリートメントタイプの白髪染めです。

植物由来の天然色素が白髪を染めてくれて、トリートメント成分が一緒に配合されたものです。

無添加で染料も安心できる原材料のものですから、頭皮と髪に優しく敏感肌でも安心して使えます。

永久染毛剤の白髪染めと大きく違っているのは、1回で白髪が染まるタイプではなく、定期的にトリートメントとして使いながら、徐々に白髪を目立たせなくするタイプのものです。

ヘアケア感覚で白髪が染められて便利ですし、トリートメント効果で髪の補修や回復も一緒にできます。

カラーシャンプータイプ

髪ラボ 白髪用ヘアカラーリンスインシャンプー 2本セット (ダークブラウン・ダークブラウン)

毎日のシャンプーをしながら白髪を染めてくれるタイプのものです。

汚れを落とす洗浄成分と白髪を染める染料とが一緒に配合されていて、手軽に負担なく白髪を染められるのが大きなメリットです。

白髪染めトリートメントよりもさらに染毛力が弱くなっていますから、単品で使うよりも白髪染めトリートメントとの併用がおすすめです。

白髪が染まるのに多少時間がかかりますが、シャンプーとして毎日使えて便利です。

頭皮や髪へのダメージもありませんから、敏感肌でも安心して使えます。

敏感肌の白髪染めの注意点

肌トラブルなどを起こさないためにも、敏感肌の方は白髪染めの選び方や使い方などの注意点をしっかり押さえておきましょう。

パッチテストをしっかり行う

敏感肌用とかパッチテスト済みと白髪染めに書かれてあっても、万人に影響が出ない保証はありません。

どんなに肌に優しい白髪染めだったとしても、パッチテストは必ずやるようにしましょう。

腕の内側など皮膚が柔らかくて薄い部分に白髪染めを塗って、48時間ほど置いて反応を見ます。

異常が出た場合にはすぐに洗い流して、正しい処置を行うようにしましょう。

不使用の添加物の種類が多いもの

無添加と書かれた白髪染めはどんな添加物や、成分が無添加なのかをチェックする必要があります。

1種類だけ添加物が不使用でも無添加と表示できてしまいますから、省かれている添加物の種類が多いものほど安全性が高くなります。

公式サイトやパッケージなどを確認してみて、何が無添加なのかを調べてみて、安心できるものを使いましょう。

明るく染まるタイプには要注意

配合されている色素成分にもよりますが、明るく染まるタイプの白髪染めほど刺激の強い成分が含まれている傾向が強いです。

日本人の髪は黒い色素が多いですから、それを明るいブラウンなどに染めるには、それ相応の成分が入っていると思っておいた方が良いでしょう。

髪が華やかで軽く見える明るいタイプを選びたくなるでしょうが、その際にはいつも以上に成分チェックを念入りに行って、安全性を確かめてから使うようにしましょう。

トーンが暗くなるほど頭皮と髪への負担も少なくてすみますから、敏感肌なら安全性重視で暗めのトーンを選べば、商品選びの幅も広がります。

まとめ

今は色々な白髪染めのタイプがありますから、敏感肌でも安心して使えるタイプを選ぶことでリスクを減らせます。

安全に白髪を染めて見た目も若々しく変身して、おしゃれや毎日の生活を心行くまで楽しめるようになります。

重要なのは安全な白髪染めを使うことと、事前のチェックを怠らないことです。

紹介したようにヘアケア感覚で使える白髪染めもありますから、使いやすいタイプを探してみましょう。






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