トリートメントをすると白髪染めは綺麗に染まるようになる?
白髪染めの後には、トリートメントをすることが大切だと言われることが多いです。
でも、なぜ白髪染めの後にはトリートメントをすることが大切だと言われるのでしょうか?
それは、白髪染めの後にトリートメントをすると、白髪染めが綺麗に染まるようになるからでしょう。
でもそれは本当なのでしょうか?
ここではそれについてみていきたいと思います。
白髪染めが抜けづらくなる
白髪染めの後にトリートメントをするとまず、白髪染めが抜けづらくなると言えるでしょう。
白髪染めは、キューティクルを開いてそこに色を流し込んで着色していくという、市販のヘアカラーと同じような仕組みで行われることが多いです。
そうしてキューティクルを開いてそこに色を入れていくということは、その開いたキューティクルをしっかりと閉じないとならないということでもあります。
しっかりとそれを閉じていかないと、開いたキューティクルから白髪染めの染料がどんどん抜けていってしまうことになるでしょう。
それではせっかくした白髪染めが全然持たなくなります。
全然持たなくなるというだけではなく、そもそもあまり染まらなくもなるでしょう。
だから白髪染めがすごく勿体ないことになります。
そうさせないためには、キューティクルを閉じていかないとなりません。
それが、出来るのがトリートメントなのです。
キューティクルを閉じるトリートメントもある
トリートメントと一口に言っても、色々な物があります。
たとえば髪の毛に栄養成分をプラスして、それをツヤのあるイキイキとしたものにしようというものもあれば、髪の毛を保湿してくれるようなものもあるでしょう。
でも白髪染めの後に使うべきトリートメントはそういうものではなく、キューティクルを閉じてくれるものになります。
そういうものを使ってしっかりとキューティクルを閉じていけば、キューティクルから染料が抜けていくこともなくなるし、しっかりと染まるようになるでしょう。
しっかりと染まり長持ちするようになるということは、ムラにぬけていくという事がないということになります。
それはつまり、それだけ綺麗に白髪染め出来ているという事でしょう。
艶がでるので綺麗に見えるようにもなる
白髪染めの後にトリートメントをすると、髪の毛に艶が出るようになるでしょう。
基本的には白髪染めの後にするべきトリートメントは、髪の毛のキューティクルを閉じてくれるようなものになります。
でもそんな髪の毛のキューティクルを閉じてくれるようなトリートメントも、ただただ髪の毛のキューティクルを閉じるためだけにあるわけではありません。
それは、髪の毛のキューティクルを閉じつつも、しっかりと髪の毛に艶を与えてくれたりもするものなのです。
そうしてトリートメントによって髪の毛に艶が与えられればその分だけ髪の毛は生き生きとして見えるようになるでしょう。
髪の毛が生き生きとして見えるようになるということは、それだけ綺麗に染まっているという事になります。
なのでやはり、白髪染め後にトリートメントをすると、白髪染めが綺麗に染まっているように見えるようになると言えます。
もし少しでも綺麗に白髪染めをしたいのであれば、しっかりと白髪染め後にトリートメントをするのを忘れないようにした方が良いでしょう。
パサパサの髪ではムラに見える
しっかりと艶がある髪の毛の場合は、白髪染めもムラなく見えると言えるでしょう。
しかし髪の毛がパサパサだったらどうでしょうか?
たとえムラなく染めることが出来ていたとしても、太陽光も変な風に反射しますから、ある一部分はすごく明るく見えるけど、ある一部分は暗く見えるというような、ムラ状態になってしまう可能性が高いです。
たかが髪の毛の艶ではありますが、実は艶とはそれくらいに大切なものになるのです。
なので是非、トリートメントをして、しっかりと艶を出していってください。
ダメージも多少はカバーできる
白髪染め後にトリートメントをすると、ダメージも多少はカバー出来るようになります。
先述のように、キューティクルを閉じるというのが、白髪染めの後のトリートメントの一番の目的ではありますが、そんなキューティクルを閉じる為のトリートメントにも、キューティクルを閉じるということやあるいは艶を出してくれるということ以外にもメリットがあります。
それが、ダメージも多少カバーしてくれるという点です。
トリートメントは本来、髪の毛を補修為に使用されていました。
そしてそんな大元の仕組みは、やはり白髪染めの後に使用するものにもあると言えるのです。
だから白髪染めの後にトリートメントをしていけば、白髪染めで傷んだ髪の毛をカバーしてくれるでしょう。
白髪染めでは、髪の毛はそれなりに痛みます。
なのでしっかりとソレを補修する成分を加えていってあげないと、気が付けば髪の毛がボロボロになってしまっていたという事も出てくるでしょう。
白髪染め後にきちんとトリートメントをしていれば、そうそうそうなることはありません。
ダメージが残ると色が抜けやすくなる
もし白髪染めのダメージが髪の毛に残ってしまっていたら、その時には髪の毛から色が抜けやすくなると言えます。
傷んでいる髪の毛になるわけですから、色が抜けやすくなるのも当然です。
そしてもし、元々は白髪ではなかったところに白髪染めのダメージが残ってしまったら、そこからも元々あった色が抜けていってしまうと言えます。
つまり、そうして白髪が増えて行ってしまうことがあるのです。
白髪を少しでも改善していきたいから白髪染めをしているのに、そのせいで白髪が増えてしまっていたら、それはすごく無駄でしょう。
なのでそうならない為にも、白髪染めのダメージに関しては、その都度しっかりとケアをしていかないとなりません。
それが出来るのがトリートメントなのです。
そういうことがあるので、白髪染めの後のトリートメントは欠かせないと言えるでしょう。
しないよりは確実に綺麗にそまる
このように、白髪染めの後にトリートメントをしていけば、白髪染めだけしてなにもしないというような状態と比べて、はるかに綺麗に染まるようになると言えるでしょう。
綺麗に染まるようになる理由が一つだけではなく色々あるわけなのですから、綺麗に染まるようになるのも当然です。
あえて白髪染めの後にトリートメントをしないという意味もよく分かりませんし、白髪染めの後には、まず確実にトリートメントをするようにするのがおすすめです。
出来れば日々続けるのが吉
そしてその白髪染めの後のトリートメントは、日々続けるのが良いでしょう。
日々トリートメントを続けていけば、その分色も閉じ込められますし、ダメージも補修できますし、常に綺麗な状態をキープできるようになります。
髪染めをした直後だけトリートメントをして、そのまま後は大してケアをしていないという方もたくさんいますが、自分なりにトリートメントしていった方が綺麗に見えますから、是非自分なりのトリートメントを続けていってください。
まとめ
白髪染めの後にトリートメントをすると、白髪染めが綺麗に見えるようになるということは間違いないでしょう。
確かにトリートメントをするのは面倒に感じることもあるかもしれません。
でもそれの面倒なんてたかが知れていますから、是非しっかりとトリートメントをしていってください。
そうして髪の毛をいたわる気持ちがあれば、次第に白髪も改善していくでしょう。