いろんなやり方で白髪染め！ 主な特徴と注意点はコレだ！
今や身近になった、誰にでも手軽に出来る白髪染め。
美容院でも種類を選べたり、市販品やネットでも種類豊富で、自分好みに白髪染めを楽しめる時代になってきました。
種類がありすぎて分からない・・・白髪染めのそれぞれの特徴は？
など、良い点や悪い点について、大きく３つにまとめてみました。
白髪を染める時の参考になると嬉しいです。
どんな種類がある？
白髪染めには大きく分けて三つの種類があります。
ヘアカラー、ヘアマニキュア、一時染めです。
ヘアカラー
ヘアカラーとは、ブリーチ剤（染料）を使い、髪の毛のメラニン色素を分解させて髪の毛の一本一本の内部まで薬剤を浸透させ発色させることを言います。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは、髪のメラニン色素を壊さずに、髪の毛の表面をコーティングするように色付け（カラーリング）することです。
一時染め
一時染めとは、伸びてきた白髪の部分だけを塗布剤やスプレー等でリタッチすることで、シャンプーすると取れる一時的な白髪染めです。
それぞれの特徴
キレイに染まる！ダントツ人気はヘアカラー！
最も手軽であり、多くの人が使っている白髪染めは、ヘアカラーです。
美容院へ行って染めてもらうのはもちろん、自分で染めたい時は今やドラッグストアで簡単にカラー剤が手に入り、気軽にセルフカラーができる時代になりましたよね。
ヘアカラーの一特徴は、白髪の部分にしっかりと色が入り、何といっても色保ちがいいところではないでしょうか。
髪の内部にしっかり色が入るという点から、伸びてきた白髪のリタッチにも向いていますね。
気を付けたい点は、ヘアダメージです。
ブリーチ剤は強い刺激のある薬剤で、一度破壊されたメラニン色素は、再生はおろか、修復もされることはありません。
この原理でいくとトリートメントなどのアフターケアでの髪の毛の修復は期待出来ないということになりますよね。
髪への負担はあるものの、気になる白髪を確実に染めたいという人向けなのがヘアカラーですね。
自然派＆アレルギー体質ならヘアマニキュア！
ヘアカラーが髪に合わない体質の方、ヘアダメージを与えず白髪を染めたい人に向いているのが、ヘアマニキュアです。
ヘアカラーの薬剤はツンと鼻につく匂いが気になりますが、これは、髪をブリーチ（脱色）して酸化させるときに起きる化学反応が匂いを出すためです。
ジアミンとうい成分がカラー剤に入っていますが、体質に合わない方だとアレルギー反応を起こし、かゆみが出たりかぶれたりといった頭皮トラブルになります。
ひどいと顔がはれたり赤みやじんましんが出たりということもあります。
その点ヘアマニキュアは、髪の表面にコーティングする染め方で、ブリーチによるメラニン分解もありませんので、髪や頭皮に優しく、仕上がりもツヤツヤとします。
ただ、髪の内部に色を浸透させていませんので、表面だけへの着色はどうしても保ちが悪く、シャンプーする毎に色落ちしてきてしまいます。
着色の持続は難しいですが、生え際の白髪が気になるときにヘアダメージを気にせずにリタッチ出来るのはヘアマニキュアのいい点です。
手軽に！気軽に！一時染め
髪の毛は一ヶ月に１㎝ 以上伸びます。
白髪であっても、染めても染めてもまた白い毛がきちんと生えてきます。
次に美容院に行くまで、または自宅でセルフカラーをするまでの間に、生え際や分け目、顔周りの伸びてきた白髪が気になりますよね。
そしてそんな時に限って急用で外出しなくてはいけなくなったり・・・。
こんな時に便利なのが一時染めです。
白髪染めとは違い、一瞬で白髪を隠してしまうことが出来ます。
スティック、ブラシ、スプレー、ファンデーションタイプなど、様々な商品があります。
お出かけ前にサッとひと塗りし、洗い流し不要というのは共通しておりますが、中には、毎日つけているうちに少しずつ白髪が染まっていくタイプのものもあるようです。
一時染めの選び方は、白髪の分量にもよるところが大きいかと思います。
量が少ない場合は、マスカラタイプという、まさにアイメイク用マスカラのようなものがいいでしょう。
気になる白髪部分の表面上にマスカラで塗ると完了です。
白髪の量が多い人はこんなマスカラでは白髪の範囲カバーするのが大変ですので他のものをおすすめします。
一時的に使うものですので、使い勝手を試してみて、自分に合うものを決めるといいでしょう。
月に一度は白髪染めをするという人は、一時染めの商品を一つは持っておくと安心かと思います。
白髪は染めるべき？？
男女ともに４０代半ばから白髪の量が増えると言われております。
白髪を染めることなく、気にせず自然体でいられたら、どんなにか楽なことでしょう。
ですが白髪は気になると思います。
髪へのダメージもあり、手間もお金もかかり、染めずに済むなら染めたくはないけれど、白髪を放置したくないので染めている、という理由で染めている人が多いではないでしょうか。
年を取ると髪の毛が若い時とは違います。
一本一本の毛がやせて細くなり、まっすぐだった毛もうねりが出てきます。
白髪の量も徐々に増えてきます。
白髪を染めずにいる人を見たときの印象は、どうでしょうか。
服装や本人のキャラクターによるところも大きいかと思いますが、なんとなく白髪があることで実年齢より老けて見られ、寂しげな印象を与えてしまうようです。
そして、何といっても、白髪が残念なところは、清潔感がないように見えてしまうところだと思います。
若い時に黒髪を明るく染めて楽しむ「おしゃれ染め」とは違い、白髪染めは、必要に駆られてやっている人が多いではないでしょうか。
自分で生え際や分け目が気になっていると「見られているかも」と思ってしまうのが、白髪のコンプレックスの一つでもあると思います。
自分の白髪が気になる人は、他人の髪もしっかりチェックしています。
大事な会合やイベント、旅行など、予めスケジュールがわかっている時はそこへ向けてきちんと白髪染めをしていることでしょう。
男性の白髪は？ロマンスグレー？？
男性の白髪染め率は女性ほど高くはありませんが、染めていない自然派の男性の白髪も注意が必要です。
日本人のベースである黒い髪に白髪がぽつぽつと入り、徐々に白髪の量が増えていくわけなんですが、この段階的な増え方の白髪に対し、こまめに散髪、調髪しないと、汚らしく見えてだらしない印象になってしますという点です。
ロマンスグレーと聞くと中高年男性の渋い白髪交じりの印象ですが、渋く見えるかどうかは、清潔感が占めるところもかなり大きいでしょう。
白髪のおっさん、と思われるか、ロマンスグレーのおじさま、と思われるかは清潔感が大事なのです。
ただ白髪を伸ばしっぱなしにしておいても、自然派どころか仙人のような感じですからね。
それともう一つ。
ロマンスグレーとは、白髪もそうですが、プラス、髪の毛の量もあっての言葉のように感じます。
すかすかの髪の毛で白髪だと、何となくロマンスグレーの印象とは遠いですね。
禿げない程度にそこそこ髪の毛の量があって白髪多めの渋い中年のおじさま、ということでしょうね。
素敵だと思います。
まとめ
白髪は増える一方で減ることがありませんので、この先何年も続ける予定の白髪染めに対して、それぞれの白髪染めの特徴を知った上で自分に合ったものを使い、上手に楽しんでいけたらいいでしょう。
白髪を染めると清潔感が生まれます。
伸びてきた白髪、退色した毛先など、色んな色がミックスされてしまた、残念な髪の毛では、だらしない印象を与えてしまいます。
市販品も多種多様になってきましたので、美容院と市販のセルフカラーをうまく取り入れて、髪の毛を綺麗にしたいものですね。