ナチュラルメイクができるCCクリームの効果的な使い方
肌の悩みをふんわりとカバーしてくれて、ナチュラルなメイクをかなえてくれるのがCCクリームです。
ファンデーションほどのカバー力はありませんが、肌をきれいに見せてくれる効果が高く薄付きですから、下地としてもすっぴん風メイクとしても楽しめます。
どんな風に使ったらいいのだろうとか、塗る時のコツなどを知りたいという人もいるはずです。
そこで、CCクリームの効果的な使い方を紹介しましょう。
CCクリームとは
CCクリームとは、肌の色調補正に優れたベースメイクアイテムです。
肌の色むらやくすみなどをカバーしてくれて、肌がきれいに見えるように演出してくれます。
色でカバーするのではなく、光の屈折や反射などの効果を上手に利用して、肌の悩みを目立たなくしてくれます。
美容成分が入っていますから、メイクしているのにスキンケア効果まで得られて、潤いが長続きしてくれます。
種類にもよりますが、化粧下地やコントロールカラー、UVカット、ファンデーション、コンシーラーなど、ベースメイクの全ての役目を担ってくれます。
スキンケア後にCCクリームを塗るだけでナチュラルメイクが完了しますし、上にフェイスパウダーやファンデを重ねるとしっかりメイクにもなります。
スキンケアで肌の土台を仕上げておく
CCクリームを塗るタイミングは、スキンケアの直後でかまいません。
日焼け止めをプラスするなら、日焼け止めの後に塗るのがおすすめです。
CCクリームには化粧下地の効果がありますから、別途下地を塗らなくてもきれいにメイクが乗ってくれます。
CCクリームには美容成分も含まれていますが、やはりしっかりスキンケアをやっておくようにしましょう。
あくまでもCCクリームはベースメイクの仲間ですから、手抜きのスキンケアをしてしまうと乾燥したり肌の悩みが増えてしまいます。
スキンケアは肌を健やかに保って肌の悩みを改善することと、ベースメイクしやすいように肌の土台を整えることです。
しっかり保湿されていない肌だとCCクリームや後から重ねるパウダーなどもしっかり密着しなくなり、CCクリームのよさが生かされなくなります。
きれいなメイクの仕上がりにするためにも、毎日のスキンケアをしっかりやっておくのが大切です。
CCクリームを上手に塗るコツ
CCクリームは手でもスポンジでもブラシでも、何を使って塗ってもかまいません。
自分が一番やりやすい方法で、均一に肌にフィットするように塗ってあげましょう。
手や指で伸ばす時の使い方
一番手軽でメイクしやすいのが、手や指で伸ばして塗ってあげる方法です。
CCクリームを取り出していきなり肌に乗せるのではなく、手の甲に取り出して少し温めてから乗せるようにしましょう。
テクスチャーが体温で緩くなって伸ばしやすくなりますし、肌に密着しやすくなります。
メイクの基本の頬とおでこ、鼻、あごの5点にクリームを乗せてあげて、なじませながら広げていくのがコツです。
小鼻の脇や口元などは上手に指を使ってあげて、塗り残しがないようにしましょう。
内側から外へ向かって伸ばしてあげて、最後に顔を手で包み込んであげてクリームを密着させてあげるとメイクがなじみやすくなります。
スポンジで伸ばす時の使い方
スポンジにCCクリームを含ませると、浸透してしまって肌に付ける分が少なくなってしまいます。
手で塗る時の要領で5点置きしてあげて、さっと手でまずは塗り広げてあげましょう。
その後で、スポンジを使って叩き込むような感じで肌になじませていきます。
スポンジのいいところはクリームが肌に均一に伸ばしやすいという点です。
小鼻の脇などはスポンジの角を使うと上手に伸ばせます。
手だけで塗るよりも密着力がアップして薄付きになりますから、ナチュラルメイクしたい方にはおすすめです。
ブラシで伸ばす時の使い方
ブラシで塗る時にはブラシにCCクリームを含ませてあげて、広い部分から塗っていきます。
基本は手で塗る時と同じように内から外へと伸ばすのがいいのですが、ブラシの特性上、一方向にブラシを動かすよりも往復させた方がしっかりと肌に付いてくれます。
小鼻の脇などの細かい部分は、ブラシを立てて毛先を上手に使ってあげればきれいに塗れます。
ブラシで塗る時の利点はつやが出やすいという点で、同じCCクリームなのに手やスポンジで塗った時と仕上がりが違ってきます。
注意点は力を入れてブラシを押し付けないことと、肌に当たっても痛くない硬さのブラシを使うことです。
ボディのカバーに活用する
首やデコルテのニキビやしわ、手のシミなど、ボディでも肌の悩みが気になる部分があります。
ボディ用のファンデーションだと白い洋服を着ている時に、ファンデの色が付いてしまうことがあります。
特に夏場は汗でボディファンデも崩れやすいですし、そんな時こそCCクリームの出番です。
シミなどが目立つ場所にちょんと塗ってあげて、軽くなじませるだけで肌の悩みを自然にカバーしてくれます。
ボディファンデのように洋服に色が付く心配もありませんから、夏場でも安心して利用できます。
その人に合った様々な使い方ができる
CCクリームの使い方にこれといった決まりごとはありません。
美容成分が入っていて、下地にもファンデにもなりますし、UVカット効果もありますから、多目的なオールインワンタイプとして好きに使えます。
スキンケア後にCCクリームを重ねるだけで、ファンデやパウダーを使わなくてもすっぴん風メイクになります。
ちょっと近所に買い物に行ったり、しっかりメイクする必要のない時などに役立ちます。
化粧下地として使って、上にBBクリームやファンデを重ねてあげると、お出かけする時でも恥ずかしくないくらいしっかりしたメイクになります。
肌の悩みもきちんとカバーしてくれて、上に重ねるアイテムの乗りも良くなります。
ナチュラルメイク派の方なら、CCクリームの上にフェイスパウダーを塗るだけでも、ふんわりナチュラルメイクに仕上がります。
化粧崩れしにくくなりますし、パウダーがベールのようにより肌をきれいに見せてくれます。
ドラッグストアで買えるおすすめのCCクリーム
まずはテスターや試供品でお試ししてみたい人も多いでしょうから、ドラッグストアやバラエティショップで売っているCCクリームを使ってみましょう。
ラナレイ プリズムCCクリーム
売り上げ30万本を突破し、複数のランキングサイトで1位にもなっている人気商品です。
1つで8役とかなりの多機能タイプで、毛穴までしっかりカバーしてくれます。
独自のオイルセパレート効果で不要なオイルはすぐに揮発してしまいますから、化粧崩れの原因を減らせます。
薄付きなのにカバー力に優れているのは、独自の技術プリズム作用で光をきれいに反射してくれるからです。
SPF50+、PA++++とUVカット効果は最強ですから、夏にも負けない肌でいられます。
雪肌精 ホワイトCCクリーム
美白化粧品でおなじみのコーセー雪肌精シリーズのCCクリームです。
雪肌精ですからもちろん美白効果がありますし、保湿や美白しながらベースメイクを実現してくれます。
1つで6役もこなしてくれて、気になる肌の悩みはカバーしてくれます。
和漢植物エキスや雪のうるおいエッセンスが入っていて、しっとりと透明感のある肌でいられます。
独自のアミノ酸コートパウダーが肌表面をきれいにカバーしてくれて、SPF50+、PA++++でUVカット効果も文句なしです。
まとめ
ナチュラルに薄付きで、その人なりの色んな使い方ができるのがCCクリームのいいところです。
ベーシックな塗り方さえマスターしてしまえば、厚ぼったいメイクから卒業してナチュラルメイクの仲間入りができます。
最近人気のオールインワンタイプですから、時短ベースメイクができてしまうのが大きなメリットです。
ワンランク上の肌を目指して、CCクリームを取り入れてみましょう。