白髪染めトリートメントを乾いた髪に使う時のコツ
白髪染めトリートメントは1剤と2剤を混ぜ合わせる白髪染めと違って、髪や頭皮に優しい白髪染めのお手入れが可能なところが大きな魅力です。
しかし、化学成分を多く含む白髪染めと違って1回のお手入れですぐに色がつくわけではないので、色がつきやすくなるように使い方を工夫する必要があるのです。
ここでは、白髪染めトリートメントを乾いた髪に使う時のコツをご紹介したいと思います。
白髪染めトリートメントが髪に色がつきにくい理由
化学成分を主成分とする白髪染めは1回のお手入れで髪に色がつきやすいところがメリットですが、それと同時に髪が乾燥してお手入れを続けることでダメージが蓄積されやすいところがデメリットです。
その点、白髪染めトリートメントは天然由来の成分から作られていることから、バスルームで手軽に使用できるところが大きな魅力です。
しかし、白髪に色がつきにくい特徴を持っているので、その理由について見ていくことにしましょう。
髪の表面に色を定着させる特徴を持つから
化学成分を含む市販の白髪染めは、髪の水分を維持するのに欠かせないキューティクルを開いて髪の内側に色を定着させることから1回のお手入れで色がつきやすいのです。
しかし、白髪染めトリートメントは、髪の表面に色を定着させる特徴を持つので髪が乾燥することもなく潤いを与えながら白髪染めをすることができます。
天然由来の染料で髪に色をつける特徴を持つから
白髪染めトリートメントには天然由来の染料が配合されていることから、髪に優しい白髪染めが可能となります。
化学成分を含む染料と比較すると、マイルドな使い心地であることから色がつきにくい傾向があるのです。
自然に髪に色をつけるためお手入れの回数を重ねなければ色が定着しにくいのです。
天然由来の染料はシャンプーで色が落ちやすいから
天然由来の染料は髪に優しいところが大きな魅力ですが、シャンプーをするたびに色が落ちやすいところがデメリットのひとつです。
シャンプーは毎日するものなので、白髪染めトリートメントで色をつけてもどうしても色が落ちやすくなってしまうのです。
色を定着させるためには、毎日コツコツと白髪染めトリートメントを継続することをおすすめします。
白髪染めトリートメントの基本的使い方をマスターする
白髪染めトリートメントはバスタイムに気軽に使えるので、白髪染めのお手入れを継続しやすいでしょう。
基本的な使い方をマスターした上で生活習慣のひとつとして白髪染めトリートメントによるお手入れを続けることで白髪を目立たなくする対策がとれます。
さっそく白髪染めトリートメントの基本的な使い方をご紹介します。
シャンプーの後にトリートメント代わりに使う
白髪染めトリートメントはシャンプーの後にトリートメント代わりに使うことができるので、毎日の中でこまめに白髪染めのお手入れができます。
白髪は時間の経過と共に伸びてくるので、白髪染めのお手入れの習慣を持つことでいつでも理想的な髪色を保つことができます。
いつものトリートメントを白髪染めトリートメントに変えるだけの手軽さなので、時間のない方におすすめです。
乾いた髪に使用して時間を置いてから洗い流す
白髪染めトリートメントを濡らした髪に使用することでも髪に色をつけることはできますが、乾いた髪に使用することで白髪に色がつきやすくなります。
乾いた髪に白髪染めトリートメントを馴染ませて、液垂れしないようにシャワーキャップを被るなどして時間を置きます。
髪が濡れていない分、トリートメントに含まれている染料が薄まらずに済むので理想的な髪色を目指しやすいでしょう。
白髪染めトリートメントを乾いた髪に使う時のコツ
白髪染めトリートメントを乾いた髪に使用する時、ちょっとしたコツをマスターしておくことで理想的な髪色を目指しやすくなります。
通常のトリートメントのように使用するのでは満足感がないという方であれば、乾いた髪に使用すると良いでしょう。
清潔な髪に白髪染めトリートメントを馴染ませる
白髪染めトリートメントは化学成分を含む白髪染め製品より髪の染まり具合がマイルドなので、髪や頭皮を清潔にしておくことが大切です。
髪や頭皮に皮脂や汚れがついたままだと、その上に白髪染めトリートメントの染料が付着することになるため白髪に色がつきにくくなります。
前日の夜にシャンプーを済ませるようにして、清潔な髪の状態でお手入れするようにしましょう。
髪に馴染ませた後でシャワーキャップを被る
白髪染めトリートメントを髪に馴染ませた後、シャワーキャップを被るようにすると髪に色が定着しやすくなります。
ヘアカラー専用のシャワーキャップもあるので、効率良く髪に色を定着させたい時におすすめです。
バスタイムの始めに乾いた髪に白髪染めトリートメントを馴染ませてシャワーキャップを被り、身体を洗うなどして、最後にトリートメントを洗い流すようにすれば放置時間を無駄なく使うことができます。
髪に馴染ませた後で放置時間を長めにとる
白髪染めトリートメントは放置時間をある程度とることで色が定着しやすくなります。
乾いた髪に白髪染めトリートメントを馴染ませて、お風呂でゆっくり過ごすなど工夫したり、室内で染めるのであればトリートメントが周囲に飛び散らないように注意しながら髪に馴染ませたりします。
そして、シャワーキャップを利用して液垂れしないように注意しながら適度に時間を置いて、バスルームに移動して洗い流すと良いでしょう。
白髪染めトリートメントを洗い流す時の注意点
白髪染めトリートメントを髪に馴染ませて時間を置いたら、きちんと洗い流すことが大切です。
通常のトリートメントと違って白髪染めトリートメントは色がついているので、髪に色が残ったままでいると寝具や衣類に色がついてしまう可能性があります。
白髪染めトリートメントを洗い流す時の注意点を見ていくことにしましょう。
色が出なくなるまでお湯できちんと洗い流す
白髪染めトリートメントを洗い流す時は、適温のお湯を使って色が出なくなるまできちんと洗い流すようにしましょう。
シャワーでお湯を出しながら指の腹を使って頭皮を丁寧にマッサージするように洗い流します。
色が出なくなったらタオルで丁寧に水分を拭き取りましょう。
色がついたお湯が浴室の床に残らないようにする
白髪染めトリートメントを洗い流した後、浴室の床に色がついたお湯が残らないようにすることが大切です。
そのまま放置していると淡い色の床の場合に色がついてしまう可能性があるので、シャワーを使って床をしっかり洗い流して色がついていないか確認しましょう。
乾いた髪に使用した時にはきちんとシャンプーをする
白髪染めトリートメントを乾いた髪に使用した後ある程度の時間放置したら、バスルームでシャンプーを使って色を洗い流しましょう。
トリートメントとして使用する時以上に髪や頭皮に濃く染料がついているため、色がなくなるまで洗い流すことが大切です。
使用するシャンプーも白髪染めトリートメントと同じメーカーの白髪染めシャンプーを使用するようにすれば、シャンプーの際も色を定着させやすくなるでしょう。
まとめ
白髪染めトリートメントは毎日の中で手軽に白髪染めのお手入れを実践できる便利なアイテムです。
通常のトリートメントと同じように使用することもできれば、乾いた髪に馴染ませて使用することでより丁寧なお手入れを実践できます。
バスタイムを有効活用して白髪染めすれば、時間がない時でもこまめにお手入れを継続することができるでしょう。