リキッドファンデーションの正しい使い方と適した肌とは
肌には乾燥肌やオイリー肌、季節によってもコンディションはバラバラです。
自分の肌に適したファンデーション選びは難しく、間違って使用している場合もおおいにあり得る事です。
ファンデーションの種類には、パウダーファンデーション、クリームファンデーション、リキッドファンデーションがあります。
年を重ねていくにつれて肌質はどんどん変化していくので、一度ファンデーションの見直しをする事も必要となっていきます。
今回は、リキッドファンデーションの正しい使い方と、適した肌についてお話します。
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リキッドタイプの特徴
リキッドファンデーションとは文字通り液体のファンデーションです。
油性成分が主であり、クリームタイプと大きな差はありません。
使い心地はしっとりとしており、マット感が出るパウダータイプとは異なりツヤ感を出すことができます。
液状なので、伸びがよく毛穴などの凹凸にも上手く入り込み浸透力が強いのが特徴です。
一方、細かな隙間まではいり込むので、きちんとメイク落としをしないと、毛穴に残ってしまったりと肌トラブルの原因となります。
みずみずしさが特徴のリキッドタイプは、オイリー肌の人には少々重くべたつきを感じるかもしれません
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肌質による向き不向き
オイリー肌には不向き
リキッドファンデーションは手軽でメイク初心者でも手が出しやすく、油分が多いので肌馴染みが良く、塗りムラも出来にくい事から若年層にも人気ですが、新陳代謝が良くニキビの出来やすいオイリー肌の10代、20代前半の肌には不向きといってもいいです。
この時期の肌にはファンデーションなどの余計な刺激は避ける事をおすすめします。
どうしてもという事ならば、使用時間を短時間にし、カバーしたい部分にのみ薄塗りにする等工夫して、少しでも肌への負担を減らしましょう。
ふつう肌、乾燥肌に向いている
リキッドタイプの特徴である油性成分は、油分が不足した乾燥肌の手助けをしてくれます。
ふつう肌の人は季節や気候の変化で乾燥が気になる時などの使用が好ましいです。
季節による変化
季節によってお肌の調子は簡単に左右されてしまいます。
季節ごとのトラブルと対策をざっくりとご紹介します。
春
寒い冬から暖かい春へと気温の変化が激しい春は吹き出物が出やすく、風邪の季節である冬に蓄積された体調の不良が身体やお肌に現れる時期です。
寒さに慣れた肌が、暖かくなったことにより過剰に皮脂を分泌するので、洗顔等でテカリやすいTゾーンを中心に皮脂を落とし、乾燥している部分には潤いを与えるといった部分的なお手入れをしてあげましょう。
夏
夏といえば紫外線。
UVケアを意識するのはもちろんの事、汗によるメイク崩れにより皮脂が酸化して毛穴の黒ずみを引き起こします。
エアコンの効いた部屋での生活時間も増える為、丁寧な洗顔に加え保湿もしっかりと行う必要もあります。
秋
温暖化により、真夏の気温から秋への温度変化が急激に起こります。
その為、紫外線で受けたお肌の影響と温度差による疲労感が起こり、血行不良も引き起こす時期です。
冬に向けてのお肌の準備期間といっていいでしょう。
身体の内側からの栄養と外側からの保湿でお肌の機能を高めてあげましょう。
冬
乾燥の代表季節、冬。
暖房の効いた部屋で肌へのツッパリ感を覚えたり、屋内外の温度差により皮脂バランスを崩し、吹き出物による肌荒れや粉吹きといったトラブルに見舞われがちです。
そんな時は水で塗らしたタオルを吊るしておくだけでもいいので、加湿を心がけ水分補給を十分にしましょう。
色の選び方
実は“首や手に合わせて色を選ぶ”は間違いなのです。
首に合わせてしまうと、なんだか顔だけ浮いている、なんて事はないでしょうか。
顔だけ浮いてしまうと、どれだけ薄い化粧でも厚塗り感が出てしまいます。
鏡を見ると分かると思いますが、首は顔よりも白いのです。
では、どこで選ぶのかというとズバリ“フェイスライン”です。
浮いてしまう原因は首とフェイスラインの色が合っていないからです。
頬の少し下からフェイスラインと首を通るよう縦に一直線に一本ファンデーションをのせて下さい。
それを各色一本ずつのせ、一番違和感のない色が自分の肌に合った色です。
テスター等、顔に塗るのに抵抗がある方は手の甲に塗り、フェイスラインに近づけてみるだけでも大丈夫です。
ファンデーションを塗る前に
大切なのは、ベースをきちんとする事です。
いくらいいファンデーションを使ってもベースが崩れていては意味をなしません。
多くの方がご存知の洗顔→化粧水→乳液→化粧下地の流れですが、ただ塗ればいいというものではありません。
一つ一つが肌に馴染んでから次の工程に進まないといけません。
リキッドファンデーションは油分が多く、それが他の油分(乳液や化粧下地)と混ざり合ってしまうことにより、化粧崩れを引き起こし、ファンデーションを塗っている段階での化粧のりの悪さも同時に引き起こしてしまいます。
また、油分の多いTゾーンや小鼻回り等に過剰に乳液をつけすぎてしまうとテカリが増し、逆に乾燥している部分の保湿があまいと、上手く化粧がのりません。
スキンケアでベースとなる整ったお肌をいかに作り上げることが出来るかが大切です。
リキッドファンデーションの正しい塗り方
リキッドファンデーションの基本は“薄塗り”です。
カバー力に長けている反面、毛穴や凹凸を埋めようとついつい厚塗りしてしまいがちですが、厚く塗ってしまうと化粧崩れの原因となります。
直接顔にのせない
まずは手の甲にファンデーションを出し、体温で温めてください。
そうする事により、綺麗に肌へ密着し化粧崩れも防ぎます。
ファンデーションをのせる
次に顔にのせていきます。
おでこ、鼻、頬、顎に点でのせ放射線状に中から外へ擦らないよう優しく塗っていきます。
塗り終えたらスポンジなどで整え、余分なファンデーションと油分を取り除きます。
仕上げ
リキッドファンデーションをのせた後には、フェイスパウダーをのせましょう。
サラサラの肌になり、化粧崩れを防ぎます。
フェイスパウダーをはたいた後に、余分なパウダーを落とすため、ブラシで余分な粉を落としてください。
リキッドファンデーションの落とし方
クレンジング適量を手に取り伸ばし、少し人肌で温めます。
そうする事により、ファンデーションに馴染みやすくなります。
Tゾーンから指先で円を描くようにクルクルと丁寧に馴染ませます。
次に頬や顎、目元口元へと馴染ませてぬるま湯で擦らないように数十回かけて洗い流します。
拭き取りクレンジングは肌への負担が大きいので避けるのが無難です。
クレンジング料をいつまでもお肌の上に置いておくのも負担となってくるので、丁寧かつ手早く落とすのがコツです。
100均のファンデーション
最近ではコスパの良い100均メイクがよく取り沙汰されています。
手軽に手に入り値段も安く量もそれなりにある事から、手に取りやすいです。
何より高い物を買って失敗した時の精神的ダメージが少なく済みます。
では、高いファンデーションと100均のファンデーションとの違いは何なのでしょうか。
それは“成分”です。
成分なんて気にしない!
という人は100均の品で大丈夫でしょう。
しかし中には肌荒れしやすかったり崩れやすかったりと、使ってみなければ分からないデメリットも垣間見えます。
まとめ
リキッドファンデーションを使いこなすには、自分の肌質と向き合い正しい方法で使用する事が必要不可欠です。
ベースを整え正しいスキンケアを目指し、顔の全面に塗るだけでなく、部分的な使用も可能な事を忘れずリキッドという特性を生かせる活用方法でメイクを楽しみましょう。
これからの季節リキッドファンデーションが活躍する事は間違いないでしょう。