脂性肌と毛穴の関係について~収れん化粧水のススメと製品のご紹介
お化粧が崩れやすい・時間がたつとお肌がテカテカとする…そんな、悩ましい「脂性肌」。
しかし、悩みはこれだけにとどまらず、お肌のキメやニキビ・角栓にも及んでいるかたが多くいます。
ここでは、開いたままの毛穴と脂性肌の関係性についての解説と、毛穴を引き締める効果の高い「収れん化粧水」のご紹介をさせていただきます。
毛穴と脂性肌の関係
毛穴が大きいとアブラが出やすい?
脂性肌の人の悩みに多いのが、
●肌のキメが荒い
●ニキビや角栓ができやすい
こういったものと言います。
クローズアップしてみると、「毛穴が大きく開いており、同時に汚れが溜まりやすい」状態とも言えるでしょう。
では、この状態と脂性肌の関係はいかほどなのでしょうか?
結論から言うと、余分な皮脂が出る原因のほとんどが「毛穴の大きさ」と言えます。
そもそも皮脂とは、肌を保護するために分泌されるもの。
毛穴が開くのは「肌の保護システム」が働いているためであり、すこし大げさに言ってみれば、肌の状態悪化の一番分かりやすいサインが「脂性肌」と言えるでしょう。
では、毛穴が開く原因…お肌の状態が悪くなるとは、どういうことでしょうか?
これについてもっと深く踏み込んでみます。
毛穴が大きくなる原因
先にも述べたように、毛穴が開くのは「肌の保護システム」が機能しているということなので、決して悪いことではありません。
しかし、開いたままの毛穴を放置しておくと、
●汚れが詰まり、余計に肌の状態が悪化する
●最終的には角栓やニキビの原因となる
と、あまり良くない結果になります。
それでは、肌の防衛システムが働く原因とはなんでしょうか。
その原因のほとんどが、現代人だと生活習慣にあると言われています。
特に多いのが、
●生活リズムの乱れ(不規則な勤務等で睡眠時間がまばらになる等)
●動物性脂質の多い食事(ファーストフード中心の生活等)
●ストレス
これらになります。
現在進行形で脂性肌・毛穴についてお悩みで、かつ上記の状態に心当たりのある方は、生活習慣を根本から見直すことも必要になってくるでしょう。
とはいえ、健康的な生活を手に入れるのは、一朝一夕で済むことではありません。
そこで、今度は外的要因について考えてみます。
まず考えられるのが、「寝具の汚れ」。
枕カバーをほとんど取り換えない・寝具の手入れ自体をあまりしない…といったことに心当たりはないでしょうか。
この記事では化粧水の紹介を後程しますが、せっかく朝晩のお肌のお手入れをしっかりしても、寝具から雑菌が肌に付着・繁殖してしまう…ということが考えられます。
これも「肌の保護システム」を働かせ、毛穴が開く一因となります。
是非気を付けてみてください。
他に考えられる外的要因としては、意外にも「洗いすぎ」です。
特にメイクをする女性に多いのですが、オイルタイプなどの強力なクレンジング液でごしごしとマッサージをするかたは、要注意です。
そもそもお肌の表面というのは、一定量の皮脂があってしかるべきなのです。
化粧水は水分コントロールを/乳液は肌表面の脂質のバランスを整えるものでありますが、それ以前にお手入れの段階で皮脂を取りすぎてしまうと、「お肌の保護システム」が働きます。
よって、普段のお手入れが念入りな方も、一考すべきでしょう。
さて、ここまでは毛穴が大きくなる原因に触れてきましたが、毛穴を引き締める効果のある化粧水…一般的に「収れん化粧水」と呼ばれるもので、簡単にお悩みを解決できないでしょうか?
まずは「収れん化粧水」の特徴について、以下で解説をしていきます。
収れん化粧水とは
収れん化粧水の多くは、動物性脂質を中心とした食生活の海外の人々に合わせて、作られてきました。
今では国内でも多くの種類が開発されていますが、人気商品の一部はやはり海外製です。
まず、その成分について検討してみましょう。
一般的に「収れん化粧水」と呼ばれるものは、主にこういった含有物で構成されています。
●アルコール類(肌の引き締めに直接作用。
つけたときの清涼感にも作用)
●ビタミンC誘導体(水分を肌に閉じ込める効果)
これらが直接、毛穴の引き締めに作用する成分となります。
ここに天然由来の引き締め・保湿成分を配合していくのが普通ですが、この配合物の品質や稀少性が、製品の値段に影響します。
ここで製品選びのポイントとして挙げたいのは、「アルコール類の含有率」。
アルコール類は逆効果?
アルコール(エタノール・メントール)類は、つけたときこそ引き締め効果・清涼感があるものの、時間が経つと揮発して効果を失いがちです。
それだけではなく、揮発する際に肌の水分を奪い去ってしまうことも。
「乳液でしっかりとフタをしてあげれば問題ない」とも考えられますが、これもある意味では間違いです。
アルコール類を多く含有する化粧水を使い続けると、いわゆる「インナードライ」…使い続けることで肌の奥深くの水分が失われることも考えられます。
結果として肌の皮脂と水分のバランスが崩れ、毛穴を引き締めるつもりが逆効果だということも。
収れん化粧水を購入するときは、成分表を確認し、できるだけアルコール類が少ないもの・あるいはノンアルコールのものを選ぶようおすすめします。
ここまで前置きさせていただきましたが、ここからは実際に、口コミで評価が高く・かつコストパフォーマンスもよい実用的な収れん化粧水のご紹介をさせていただきたいと思います。
厳選・おすすめの収れん化粧水
さて、それでは「本当に毛穴引き締めに効果がある」成分とは、どういったことでしょうか?
その条件を述べると、
●お肌内外の脂質と水分のバランスをコントロールできる
●保湿力があり、浸透性が高い
こういった成分になります。
効果的とされているものの代表格は、肌の組成成分であるセラミド・ヒアルロン酸など。
それ以外にも、天然成分に着目し、きちんとお肌の将来のことを考えた配合の製品が多数でています。
ここでは、・コストと品質のバランスがとれているもの
●入手のしやすさ
この観点から、おすすめの商品を2点ほど紹介します。
リッツ シェイプモイストローション
各口コミサイトで上位をキープ。
150ml/1270円(税込・2017/3/7現在)で購入可能です。
※上記価格はAmazonから。
筆者も愛用しております。
人工着色料・アルコール・パラベンなど、お肌への悪影響を指摘されている成分のいくつかを使用せずに作られています。
とろみのある液は肌なじみがよく、おどろくほど肌の奥に浸透します。
しばらく肌表面に成分が残っている感覚がありますが、これが乳液にもある「フタ」の役割を果たすようで、乳液なしでも大満足のしっとり感があると、さまざまな肌質のかたに好評です。
本題である毛穴の悩み・脂性肌にお悩みの方…すなわち収れん化粧水を探し求めているかたが、最終的に辿りつく化粧水のひとつでもあるそうです。
実際にレビューを確認すると、「毛穴が小さくなった」「肌のキメがよくなり、お化粧のノリがよくなった」などの声が多く寄せられています。
肌の奥から脂質・水分のバランスキープができるよう心を砕かれており、高保湿力を謳う製品としてはコストパフォーマンスも断トツでしょう。
是非おためしください。
ロゼット スキンコンディショナー(収れん化粧水)
こちらも筆者が愛用していた製品になります。
洗顔料の「ロゼットパスタ」のロゼットになります。
特に、ご家族単位で愛用されているかたに人気。
ドラッグストアでも取り扱いがあり、Amazon価格では1300円(+送料、2017/3/7現在)となります。
ハーブ系の香りと清涼感で人気が高く、敏感肌にも対応しています。
付け心地はサラサラとしており、浸透感も高く、朝のお手入れやふき取り用化粧水としてはぴったりと言えるでしょう。
ただし保湿力には少し不安があるため、毛穴にお悩みの皆さんは特に、乳液の併用は必須と言えます。
まとめ
脂性肌に有効なのは、1に生活習慣、2に保湿力の高い化粧水と一般的に言われています。
しかし、生活習慣の見直しには時間がかかるもの。
お化粧のノリや角栓・ニキビなど「毛穴トラブル」に苦しんでおられるかたには、収れん化粧水の試用をおすすめしたいと思います。
お手入れ用品の見直しだけで改善がみられる場合も多くあるようなので、ご参考にしていただければ幸いです。