脂性肌を詳しく知って、洗顔や化粧水を見直してみよう!
洗顔した時は肌がサラサラなのに、時間が経つとベタベタに・・・メイクも崩れて、毛穴の広がりも気になって、脂性肌の人は悩みも多いのでは?
今回の特集では、脂性肌はどうしてなるのか、脂性肌の人におすすめしたい洗顔法や化粧水の選び方を教えます。
この特集を読んで、詳しく知って脂性肌と上手に付き合って、改善してみませんか。
脂性肌とは?
肌にはふつう肌や乾燥肌、脂性肌など様々なタイプがあります。
顔を洗ったときはサッパリとして、サラサラになっても時間がたつと脂っこくなる、そんな脂性肌に悩んでいる人は多いはず。
悩み多き脂性肌になるのは、肌のバランスが崩れているからです。
何かしらの原因で、皮脂の分泌が過剰になっている恐れがあります。
一見、ベタベタしたイメージの脂性肌ですが、中には乾燥性の脂性肌もあるようです。
よく、混合肌といいますね。
実は、乾燥しているのにベタベタすることだけに注目していると、間違ったお手入れ法になってより深刻な脂性肌になりがちです。
過剰に分泌されている皮脂を取ろうとして、ゴシゴシこすって、必要な皮脂まで取り除いていませんか?
肌に脂分が全くなくなってしまうと、バランスが崩れてしまいます。
これによって、肌は正常に戻そうと頑張って、過剰に皮脂を分泌します。
しかし、また気になって取り除かれる・・・これじゃ解決しませんよね。
そして、日常生活も見直す必要があります。
睡眠不足や不規則な食生活、ため込んだストレスなどが挙げられます。
「食生活」は脂っこいメニューを避けた方が無難です。
バターや牛脂、肉類など飽和脂肪酸を多く含んだ料理は、肌のバランスを崩しがち、脂性肌を悪化させます。
脂分がすべて悪いわけではなく、体内に取り入れたいなら脂ののった魚がおすすめ。
魚に含まれる脂分はサラサラとしていて、毛穴に詰まりにくいのが特徴!
気になる乾燥の部分に効果的なんです。
そして、夜更かしや睡眠不足なども大敵です。
規則正しい生活ができないと、ホルモンバランスが乱れて過剰な分泌が始まります。
心も体も整えていないと、正常な状態が保てなくなります。
様々な生活習慣を見直して、正しいサイクルに戻してあげることが脂性肌を治す近道と言えます。
脂性肌のお手入れ法
脂性肌の人はベタベタ・テカテカを気にします。
鏡を見て、頬や鼻・額に脂が浮いていると、気になって仕方なくなりますよね。
しかし、皮脂の取りすぎは厳禁です。
ムキになってゴシゴシこすって、その時はさっぱりしてもお肌は泣いていますよ。
洗顔はたっぷりとネットで泡立てて、優しく泡で洗うイメージです。
きちんと洗えていればこすらなくても、十分サッパリします。
洗顔後は保湿を中心にした脂分の少ないものを選びます、アルコールが入っていいると、スーッとして気持ちいいですが、水分が失われてしますので避けた方がいいと思います。
バランスの崩れた脂性肌は、間違ったケアをするとトラブルを招きがちです。
化粧水や乳液選びは慎重にして、自分の肌にあったものを選ぶようにしましょう。
脂性肌を詳しく知る
脂性肌とは、皮脂の分泌が過剰になった肌のことを言います。
過剰に分泌している司令塔のようなものが、男性ホルモン「テストステロン」や「アンドロゲン」と言います。
このホルモンは皮脂腺を増やしたり皮脂を合成したり、皮脂腺の分泌を高める役割があります。
生活習慣が乱れると、皮脂の分泌が過剰になり脂性肌に傾いてしまう訳です。
このホルモンは、ニキビができ始める思春期や、30台~40台にかけて多く分泌されます。
若いころニキビに悩まされた女性が、大人になっても脂性肌に悩むのはそのためです。
しかし、ホルモンバランスだけではなく、遺伝的に皮脂腺が大きいケースや加齢によって毛穴が開いたケースも考えられます。
どのような場合でも、間違ったケアで悪化させないのが大切なポイントです。
脂性肌の化粧品選び
脂性肌は皮脂の分泌が過剰なので「皮脂コントロール」をおすすめします。
ベタベタになった肌の表面は細菌が増えやすく不衛生に。
ニキビや吹き出物などのトラブルを招きがちです。
何度も言っていますが、ゴシゴシとこするのはNG!
ムキになってこすりすぎて必要な脂分まで取るとかえって悪化します。
気にしすぎて、一日に何度も洗顔したり、スクラブの入った洗顔料でゴシゴシ・・・これでは肌に負担をかけすぎてボロボロになりますよね。
正常に戻ろうとする肌は頑張って、より多くの皮脂を分泌します。
よって悪循環の始まりです。
まずは、正しい洗顔法を身につけましょう。
クレンジングや洗顔剤は、泡立てネットをつかいます。
安い物は100均で売っていますので、それで十分ですよ。
これで、少量をつけてモコモコ泡立てれば、洗顔料の節約にもなりますし一石二鳥です。
すぐに消えない泡が完成するので、この泡で肌を洗うイメージです。
力を入れずに優しく洗うことで、きめの細かい泡が毛穴の奥まで入り込んで汚れを洗浄してくれます。
指でゴシゴシ洗わないので肌を傷つけずに洗いあがります。
きちんと洗えていればさっぱり感がありますし、お肌もつるつるになりますよ。
そして、いわば敏感になっている肌質なので、刺激の少ない洗顔料やクレンジングをおすすめします。
化粧水や美容液はベタベタしない、さっぱりタイプの物がベスト。
化粧水で肌にたっぷりと保湿をしてあげて、乳液などは控えめに!
ファンデーションは、しっとり系のリキットタイプやウォータープルーフの物はやめて、サラサラ系のパウダータイプに。
お肌を優しく守りながら脂分を正常値に戻してあげることがいいと思います。
日焼け止めの選び方
春を迎えると日差しの強さが気になってきます。
この頃になると、日焼け止めを使う人も多くなりますよね。
脂性肌の日焼け止めの選び方ってどのようにしたらいいのでしょうか?
人は日焼けをすると肌が乾燥します。
脂性肌の人が日焼け止めを使用しないと、今よりもバランスが崩れて肌の状態が悪化します。
皮脂分泌をコントロールするためにも日焼け止めは必ず使用しましょう。
しかし、常にベタベタ感を気にする脂性肌の人は、日焼け止め特有のベタつき感が気になる人多いはず。
できれば、化粧下地として使えるタイプの物や、サラッとしたつけ心地のタイプを選ぶと使いやすいと思います。
最近では、BBクリームやCCクリームなど、日焼け止め効果のある商品もあります。
保湿効果がある商品が多いので、多少のベタつき感は気になるかもしれません。
どうしても気になるようなら、脂性肌専用の物や夏用を使うのも手です。
自分の肌にあった商品が見つかったら丁寧にメイクをしましょう。
日焼け止めやファンデーションは、スポンジを使用して肌になじませます。
一気に肌全体を塗るのではなく、小刻みにトントントンと肌になじませていくイメージ。
時間はかかりますが、仕上がりと持ちが違ってきます。
しっとりとした仕上がりのクリーム系のファンデーションは、上からサラサラのパウダーで仕上げましょう。
見た目も違いますし、化粧の持ちもグンとアップします。
まとめ
脂性肌のメカニズムや洗顔・メイク法の特集は役立ちましたか?
鏡を見るたびにガッカリしたり、何度も化粧直しばかりして悩んでいる人も多いと思います。
メイクや化粧水を見直すのはもちろんですが、生活習慣を改善すると体の中から変化すると思います。
しかし、生活習慣を見直しても、スグには結果は出ないかもしれません。
気長に続けて、肌が正常な状態をとり戻す事が大切なのかもしれません。