脂性肌には化粧水を付けたほうが良い?その理由を詳しく紹介!

脂性肌

米肌(MAIHADA) 肌潤化粧水

脂性肌の方は、メイク崩れがしやすくて化粧水は付けないほうが良いと考えている方もいます。

所が、それは大きな誤解で、脂性肌の方こそ化粧水を付けたほうが良いのです。

それでは、なぜ脂性肌の方は化粧水を付けたほうがいいのか?

脂性肌が原因で化粧水を付けてこなかった方のために、化粧水を付けたほうが良い理由やメリットさらには、おすすめの化粧品と一緒に紹介しましょう。




脂性肌になる原因とは?

脂性肌に化粧水を付けたほうが良い理由を知るためには、肌タイプと脂性肌はどのような状態であるか知る必要があるので、4種類の肌タイプと脂性肌はどのような状態なのか詳しく説明しましょう。

4種類の肌

4種類も肌タイプがあるのだろうかと思うかもしれませんが、その種類は普通肌/乾燥肌/脂性肌/混合肌などがあるのです。

普通肌とは、この4種類の肌タイプで最も肌質が良い状態です。

そのため、健康に悪影響を与えるような成分を含んでいない化粧品であれば、どの商品を使用しても問題はないでしょう。

乾燥肌は、皮脂の分泌量が低下している状態で、角質の水分含有量も低下している状態です。

このような状態では、肌のバリア機能も低下しているので紫外線に当たれば日焼けしやすくなります。

そして脂性肌は、皮脂が過剰分泌された状態で、化粧崩れしやすかったり、ニキビになりやすかったりします。

混合肌は顔のゾーンによって違う肌タイプになっている状態で、Tゾーン(ひたいと鼻の部分)が脂性肌になって、Uゾーン(口周りとアゴの部分)が乾燥肌になるタイプが多いです。

皮脂の過剰分泌

脂性肌を説明するのに、なぜ他の3種類の肌タイプまで説明したのかと言えば、脂性肌から普通肌にする方法を知ってもらいたかったからです。

実は脂性肌の方は、肌を綺麗にしようとして何度も洗顔をする方がいます。

そうすれば、肌が乾燥してしまうので皮脂が一時的に少なくなって、皮脂の量を戻そうとして過剰分泌されてしまうのです。

皮脂が少なくなって過剰分泌されるのは、皮脂が肌を外部刺激から守る役割があるからです。

この一連の動きから、乾燥肌の延長線上にあるのが脂性肌という事が分かるでしょう。




脂性肌によるリスク

脂性肌の方や、これから脂性肌になるかもしれない方のために、脂性肌のリスクを説明します。

このリスクを知れば、脂性肌になっている事がいかに肌によくない事か分かるはずです。

ニキビ

脂性肌になれば、ニキビになりやすくなると言われています。

なぜなら、脂性肌の状態はニキビの原因となるアクネ菌が増殖しやすい環境だからです。

アクネ菌が増殖するには、2つの条件が必要と言われており、その2つの条件とは『毛穴が詰まる状態』と『皮脂が過剰分泌された状態』です。

皮脂が過剰分泌されたら、毛穴が詰まってしまい、毛穴にいるアクネ菌が空気に当たらなくなります。

アクネ菌は空気を嫌って皮脂をエサにして増殖するので、毛穴が詰まって皮脂が過剰分泌される事は、アクネ菌が増えるには絶好の環境なのです。

化粧品選び

脂性肌になったら、多くの方が悩ませる問題が『化粧品選び』です。

脂性肌の方は使用する化粧品によって、化粧崩れを起こしやすくなるので、選択出来る化粧品が限られてしまいます。

多くの女性にとって、選択出来る化粧品が限定されてしまうのは、辛い事でしょう。

化粧品を自由に選ぶ事が出来たら、綺麗な女優さんやモデルさんが使用している化粧品を使用する事も出来るので、脂性肌になる事は化粧品選びでも大きなリスクとなります。

化粧水を使用するメリット

肌タイプや脂性肌のリスクを知ってもらった所で、次に脂性肌の方が化粧水を使う事によるメリットを紹介しましょう。

皮脂のコントロール

化粧水には肌の油分を整えてくれて、皮脂を適度にコントロールする働きがあります。

そのため、何回も洗顔をして皮脂を過剰分泌させないで、化粧水によって皮脂をコントロールしたほうが良いでしょう。

抗酸化作用

抗酸化作用がある化粧水があって、その商品を使用すれば、アクネ菌の増殖を抑える事が出来ます。

その結果、ニキビになる事を抑える事を期待出来るのです。

そして、抗酸化作用で注目されているのが『ビタミンC誘導体』です。

このビタミンC誘導体とは、ビタミンCを改良する事によって、浸透力と安定力をアップさせた美容成分になります。

ただし、アクネ菌には『善玉菌』と『悪玉菌』があって、善玉菌は肌のバリア機能の働きがあるので必要な存在です。

そのため、善玉菌まで殺菌したら肌に悪影響を与えてしまうので、いつまでも抗酸化作用に期待するのは危険なので注意して下さい。

おすすめの化粧品を紹介

脂性肌に化粧水を付けるメリットが分かっても、日本では数多くの化粧水が販売されているので、どの商品を購入したら良いのか悩んでしまうでしょう。

そこで、潤い成分のあるものや抗酸化作用のある化粧品を3つ紹介しましょう。

ソフィーナボーテ 高保湿化粧水

ソフィーナボーテ 高保湿化粧水 しっとり 140ml

花王のソフィーナボーテ 高保湿化粧水は、乾燥して固くなりやすい角質細胞のケラチン繊維を水分で包み込んでくれます。

香りは、ほのかな花雫の香りがするので心地よく使う事が出来ます。

さらに、高保湿成分が配合されているので、肌に潤いを与えて皮脂をコントロールしたい方にはおすすめの化粧水です。

エッセンスローション

小林製薬 ヒフミド エッセンスローション 120ml 保湿化粧水

ヒフミドのエッセンスローションは『セラミド』を使用しており、このセラミドは、肌にある保湿成分で、水分が保たれるような働きがあります。

セラミドが肌にあるのなら、この化粧水を使用する必要はないのではないかと思う方はいるかもしれません。

しかし、このセラミドは年齢を重ねていくに従って減少してしまいます。

その結果、肌の潤いがなくなっていき、様々な肌トラブルが起きてしまうので、セラミドを配合している化粧水を使用するメリットはあるでしょう。

米肌 肌潤化粧水

米肌(MAIHADA) 肌潤化粧水

KOSEの米肌 肌潤化粧水は、無香料/無着色/石油系界面活性剤フリー/鉱物油フリー/弱酸性で刺激の少ない商品になっています。

さらに、お米を長い間に渡って発酵&熟成させて『ライスパワーNo.11』を作り出した事に成功しました。

そして、このライスパワーNo.11によって、セラミドも作り出す事に成功しました。

そのため、刺激が少なくて潤いを与えてくれる化粧水を探している方にはおすすめです。

エンリッチローション

抗酸化作用の化粧水を探している方におすすめなのが、CYCLE PLUSのエンリッチローションです。

この商品は、ビタミンC誘導体の化粧水なので、アクネ菌の増殖を防いでくれます。

さらに、保湿力のある成分『ヨクインエキス』も配合してあるので、脂性肌に方にはおすすめの化粧水です。

ただし、この化粧水を使用するには、手間暇をかけなくてはいけないので注意が必要です。

その使用方法は『高浸透型ビタミンC誘導体配合パウダー』をローションに入れてから、フタを閉めて容器を10~20回振ります。

そして、パウダーが完全に溶けるまで5~10分かかってしまうのです。

さらに使用期間は約1ヶ月なので、早めに使わなければいけないので気を付けて下さい。

まとめ

化粧水は潤いを与える事によって、過剰に分泌された皮脂をコントロールする事が出来ます。

さらに抗酸化作用のある化粧水を使用すれば、ニキビの原因であるアクネ菌の繁殖を抑えてくれる働きもあります。

脂性肌は様々な肌トラブルを招くので、1日も早く改善したほうが良いので、普通肌になるまでは化粧水で、皮脂の過剰分泌とアクネ菌の繁殖を抑えたほうが良いでしょう。






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