美肌の知人に聞いた、脂性肌を改善させるための化粧水テクニック

脂性肌

脂性肌に悩まされている方は少なくないでしょう。

どんなに綺麗にメイクをしても、数時間で崩れてしまうのが脂性肌の定めです。

脂性肌の持ち主は、そんな過酷な宿命を甘んじて受け入れる必要があるのでしょうか?

答えはNOです。

あるものを上手に使えば油田のごとく湧き上がる脂を抑え、テカリのない肌へ近づけることができます。

あるものとは?

それは「化粧水」です。




脂性肌はつらいんです!

「あぁ、またテカってる・・・」鏡にうつる自分の姿を見て、また今日もため息が漏れます。

私は脂性肌の持ち主です。

それも「超」がつくほどの。

脂性肌って本当に嫌なものなんです。

どんなに気合をいれてメイクをしても数時間で崩れてしまうし、だいたいテカるってなんだか恥ずかしいですよね。

若い頃のテカリは良いんです。

「若いなぁ!

エネルギーみなぎってなぁ!」と思いませんか。

でも齢40にしてテカるって・・・。

ギラギラしているというか節操ないというか。

だから私は正直、乾燥肌に憧れています。

乾燥肌に悩まれている方には、「乾燥肌の辛さも分からずに!」と怒られそうですが、脂性肌よりは断然良いイメージです、私の中では。

ノーマル肌になれないなら、せめて乾燥肌になりたい!

そう思えるくらい悩んでいます。

もう本当にこのテカリとは永遠のお別れをしたいのです。




美肌の持ち主との出会い

先日そんな私に一筋の光がさしました。

超絶美肌の知り合いができたのです。

彼女は私とほぼ同年代でありながら、白く美しい肌をしています。

すっぴんの時もメイクしている時も、一点の曇りもないような、まるで吸い込まれそうな肌です。

私は彼女の肌に釘付になり、会話の途中でさりげなく聞いてみました。

「肌きれいだね。

生まれつき?」だいたい肌がきれいな人って、生まれつきってことが多いんのです。

生まれつきに勝てるわけないんですよね。

しかし彼女はこう言いました。

「生まれつきじゃないよ。

学生の頃はニキビがひどくて・・・大人になってからもかなりオイリーで苦労したんだけどねー。」え?

脂性肌だったの?

私はとってもびっくりしました。

そして食いつくようにこう言いました。

「その美肌の秘訣教えて!」

化粧水で脂性肌が変わる

あまりの私の勢いに彼女は少し面食らっていたようですが、すぐに笑顔に戻りました。

「もちろんいいよ。

○○さんは(←私)スキンケアをちゃんとしてる?」ドキ!

「脂性肌でしょ?

化粧水はしっかりと選んでる?」ドキ!

ドキ!

スーパーの特売で適当に買った化粧水を使っているとは言えません。

「ちゃんと浸透するように使ってる?」ドキ!

ドキ!

ドキ!

洗顔後手にとって顔に塗る、所要時間約3秒とは口が裂けても言えません。

「あのね、脂性肌の人も正しい化粧水を選んで、正しく使えば、テカリのない美しい肌になることはできるんだよ。

正しいスキンケアは美肌の基本なの。」まったくもってその通りですね。

心を入れ替えて今後は正しいスキンケアに取り組む所存でございます。

脂性肌の化粧水選び

彼女のレクチャーによると、脂性肌の持ち主が化粧水を選ぶ際にポイントとなることが3つあります。

ひとつずつ紹介しますね。

1、さっぱりタイプの化粧水を選ぼう

化粧水の役目は肌の油分と水分のバランスを整えることにあります。

脂性肌の方は皮脂の分泌が盛んなので、化粧水は油分の少なめのタイプを選ぶ必要があります。

さっぱりタイプとしっとりタイプ二つのランナップが存在する場合は、迷わずさっぱりタイプを選びましょう。

「オイルフリー」や「オイルカット」と表記されている化粧水も油分が入っていないので、脂性肌の方にはおすすめです。

2、保湿力の高い化粧水を選ぼう

脂性肌の方は乾燥とは無縁だと思っているきらいがあります。

私もそのひとりです。

しかしながら脂性肌でも乾燥することは往々にしてあるようです。

むしろ乾燥するからオイリーになるとも言えます。

肌は水分が少なくなると、それを補おうと油分を過剰に分泌します。

何かが不足すると代わりの何かで補おうとする、ありがたくもやっかいな人体の摂理です。

ですので、脂性肌の方はこれ以上油分を出さないためにもしっかりと肌を潤す必要があります。

高保湿、などと謳っている化粧水を選ぶようにしてください。

3、有効成分が配合された化粧水を選ぼう

脂性肌に有効な成分が配合された化粧水によって、テカリを抑えることができます。

オイリーな肌のための有効成分は、

●ヒアルロン酸
●セラミド
●コラーゲン

などの保湿成分と、

●リン酸アスコルビルNa
●イソステアリルアスコルビルリン酸2Na

などのビタミンC誘導体です。

これらの成分が配合された化粧水は、肌の内部をしっかりと潤わせながらも肌を引き締め、テカリを防いでくれます。

是非使ってみてくださいね。

上手な化粧水の付け方

「どんなに正しく化粧水を選んだって、使い方が間違っていたら元も子もないんだよ。」彼女のレクチャーは続きます。

手抜きスキンケアでは顔のテカリは抑えられないそうです。

化粧水は高価なものを買う必要がないと彼女は言います。

以前彼女は脂性肌用の高級化粧水を使用していたそうですが、値段が値段だけに使い惜しみをしてしまい、その結果まったくテカリは解消されなかったようです。

ポイントはとにかくたっぷりと使って肌の奥に浸透させることです。

高価な化粧水をちびちびと使うより安価なものを惜しみなく使う方が効果はがあります。

①洗顔後、化粧水をたっぷり手にとる
②手のひら全体に化粧水を行き渡らせる
③頬、あご、おでこなど広範囲の部分を手のひらでやさしく覆うようにして染み込ませる
④指に残った化粧水を小鼻や目尻、口元などの細かい部分にあてて染み込ませる

これを5回ほど繰り返します。

肌がしっとりして手のひらに皮膚がくっつくくらいになったら完了です。

決して強くこすったり、撫で付けたりはしないようにしましょう。

また赤ら顔の原因になりますので、パッティングもやめてください。

脂性肌を改善する生活習慣

正しく化粧水を選んで、正しく使えば、脂性肌は改善されるようです。

私も彼女の教え通りのことを行えば、この憎きテカリともおさらばできるのでしょうか?

「もちろん今言ったように化粧水を選んで使えば、かなりテカリは軽減されると思うわ。

でも根本的な解決にはならないよ。

脂性肌を改善するには生活習慣にも気を配る必要があるわ。

ついでに教えといてあげるね。」ありがたくて涙が出そうです!

彼女いわく脂性肌を改善するには、

●肉食をやめてビタミンB2とビタミンB6を積極的に摂取する
●ストレスを溜め込まない
●夜更かしをしない
●冬でも紫外線対策をおろそかにしない

などの生活習慣に気をつける必要があるそうです。

私は肉が大好きなのですが、ビタミンB2が多く含まれている卵やヨーグルト、ビタミンB6が豊富に含まれている大豆製品などを積極的に食べていきたいと思います。

また夜更かしはやめて、肌のゴールデンタイムと呼ばれている22時~02時の時間帯にはぐっすりと眠っているようにするつもりです。

まとめ

いかがでしたか?

美肌の知り合いができて、そして彼女のレクチャーを受けて、とうとう私もこのテカテカギラギラした脂性肌とお別れできそうです。

40年来の付き合いでしたが未練はまったくありません。

数ヵ月後にサラサラ肌の新しい自分に会えると信じて頑張ります。

みなさんも化粧水選びの参考に、また化粧水の使い方の参考にしてみてくださいね。






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