動物性のヘアオイル!馬油の特徴や期待できる効果について

ヘアオイル

馬油ヘアオイル 60ml

ヘアオイルは髪の手入れに効果的です。

ここでは、そのヘアオイルの中でも特徴的な「馬油」というオイルを紹介します。

馬油の歴史は古いことから、名前は聞いたことがあるという人は多いかと思います。

また、薬局などで馬油を見かけたことがあり、どのような商品なのか気になっている方もいることでしょう。

そのような方のために、馬油の特徴や髪への効果などを中心に紹介していきます。



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馬油(ばーゆ・まーゆ)とは?

馬油は馬の油と書きますが、その名前の通り、馬油は馬の油になります。

主に食用の馬の皮下脂肪を原料としており、馬を解体する時に腹部や首から取り出します。

そのような馬油は、火傷などを治すのに効果的な成分が含まれていることから、古くから皮膚治療の薬として使用されてきました。

また、馬肉の生産量が多い熊本県などでは、馬油を使用して化粧品や石鹸やシャンプーなど色々な製品を作り出してします。

馬油に含まれているオレイン酸やパルミトレイン酸は人間の皮脂にも含まれているため、馬油は皮脂に近い性質があり、肌や髪に馴染みやすい油です。

そのため、馬油に含まれている栄養成分は肌に浸透しやすく、皮膚や髪の健康を保つ油として適しています。

ヘアオイルとして利用されているものは植物性のものが多いですが、馬油は動物性油脂になり、それも馬油の特徴となっています。



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馬油に含まれている成分と期待できる髪への効果

馬油は、不飽和脂肪酸であるオレイン酸・パルミトレイン酸・リノール酸・リノレン酸、飽和脂肪酸であるミリスチン酸・ステアリン酸・パルミチン酸などで構成されています。

それでは、それらの成分は髪にどのような効果をもたらすのか、見ていきましょう。

髪が潤いツヤがでる

馬油を髪に馴染ませることによって、髪が潤いツヤがでます。

髪が乾燥したり、パーマをかけたり、ヘアカラーなどをすると髪は傷んでしまいますが、そのような髪を馬油で保湿することにより、髪が潤いまとまりやすくなります。

つまり、傷んだ髪を健康的で美しい髪にしてくれる効果が期待できるのです。

また、洗い流さないトリートメントとして使用すると、髪の毛を油でコーティングするため、髪の水分を蒸発するのを防いで、熱や紫外線や摩擦などの刺激から髪の毛を守ってくれます。

そのような効果のおかげで髪が傷みくくなるため、パサついたりボサボサしたりした髪になりにくくなります。

また、髪が潤うことにより、パチパチした嫌な静電気を予防してくれます。

髪だけでなく頭皮の乾燥も防ぐ

馬油を頭皮に使用すると、髪だけでなく頭皮も保湿してくれます。

そのため、頭皮が乾燥するのを予防することができます。

頭皮の乾燥を防止することで、乾燥が原因となる痒みやフケや抜け毛などの予防効果にも期待することができます。

そのように、頭皮の乾燥を防ぐことは薄毛対策にもなるため、薄毛が気になる方は馬油を使うことをおすすめします。

発毛や育毛を手助けしてくれる

先程も少し触れましたが、馬油は薄毛対策にも効果的で、育毛や発毛を手助けしてくれます。

髪をシャンプーで洗う前に、馬油を頭皮につけ頭皮マッサージを行うことによって、頭皮をクレンジングします。

そのクレンジング効果は優れており、頭皮の毛穴に詰まった除去しにくい汚れを浮き上がられ、除去しやすくしてくれます。

また、マッサージで血流が良くなり、柔らかい頭皮になる効果も期待できます。

頭皮が不潔で固く、血流が悪いと健康的な髪を生やしたり育てたりすることは困難になります。

ですが、馬油で頭皮を柔らかく清潔にし、血流を良くすることによって、健康的な髪の毛を生やし育てることが可能となります。

馬油をヘアオイルとして使用する方法

ヘアケアに使う場合

馬油はシャンプー前のトリートメントとしても効果的で、ダメージを受けてパサついた髪に水分を与え、潤いのある美しい髪にしてくれる効果が見込めます。

その方法は、シャンプーで髪を洗う前に馬油を適量手に取り、左右の手の平と指で伸ばし、頭皮をマッサージしながら髪にも馴染ませていきます。

その後、蒸しタオルを頭に巻き、20分くらい待ちましょう。

20分くらい経過したら蒸しタオルを外しお湯ですすいで、いつものようにシャンプーで髪を洗い、しっかり流しましょう。

また、髪をドライヤーで乾かす前に使用するのもおすすめで、洗髪後タオルドライを行った後に馬油を使用すると、髪の毛を馬油がコーティングするため、ドライヤーの熱で髪が受けるダメージを軽減してくれます。

スカルプケアに使う場合

髪ではなく頭皮だけに使用するのもおすすめで、シャンプー前の頭皮マッサージで使用することによって、頭皮環境を整えることができます。

馬油を使った頭皮マッサージによって頭皮が清潔になるだけでなく、血流も良くなるため、髪に必要な栄養や酸素が届きやすくなり、健康で美しい髪を育てることが可能となります。

馬油を使用した頭皮マッサージの方法は、まず馬油を適量取り、左右の手の指の腹に軽く伸ばすようにつけ、頭皮をマッサージしていきます。

頭頂部や側面や後頭部など、隈なくマッサージを行いましょう。

その際、力を入れすぎたり、爪を立てたりしないようにしましょう。

頭皮マッサージは、指の腹を使って優しく揉み込むことが大切です。

そして、頭皮全体をマッサージしたら、蒸しタオルを頭に巻き、20分くらい置きます。

その20分間は意外と長いので、体を洗ったり、肌のケアをしたり、湯船に浸かったりして待つと良いでしょう。

20分くらい経過したらお湯ですすいで、普通にシャンプーで髪を洗い流します。

馬油の髪以外への効果

美肌効果

馬油には、シワの予防やシミの改善効果が期待でき、ニキビや乾燥肌の改善にも効果を期待することができます。

それは、馬油の血行を促進させる働きにより、新陳代謝が良くなるためです。

新陳代謝が良くなると、肌の機能が高まります。

また、老廃物を排出する働きも高まるため、美肌効果が期待できるのです。

それと、馬油の保湿力も美肌効果をサポートしてくれています。

火傷や傷や痒みにも効果的

馬油には炎症を軽減する作用と殺菌作用があるため、転んだり切ったりしてついた傷の治療にも効果的です。

そして、火傷にも効果的で、火傷した部分に塗ることにより、患部が空気に触れなくなるため、火傷の症状を軽減させることができるといわれています。

馬油は傷や火傷を保護してくれるため、しっかり塗ると良いでしょう。

また、馬油には痒みを抑える働きもあるため、虫さされやアトピー性皮膚炎にも効果的といわれています。

痒みのある部分に使用すると馬油が皮膚に浸透し、血液の流れが良くなり、新陳代謝が上がるため、痒みが抑えられます。

筋肉痛や肩こりの緩和

馬油には血流を促進させる作用と炎症を鎮める作用があることから、筋肉痛や肩こりなどの症状を緩和する効果が期待できます。

それらの症状を馬油で緩和させたい時は、マッサージをするように揉んだりしながら塗ると良いでしょう。

また、馬油には捻挫や打撲を緩和する働きもあるといわれています。

その際の使い方は、始めに患部をしっかりと冷やし熱を取り除きます。

そして、そこそこ腫れが治まってきたら、馬油を患部に塗ります。

これで完了となりますが、就寝前に馬油が多めに塗ってあるガーゼをテープで患部に貼って就寝すると、さらに治療効果を高められるといわれています。

まとめ

ヘアオイルは、オリーブオイルや椿油、ホホバオイルやアルガンオイルなど植物性がほとんどですが、動物性の馬油もヘアオイルとして効果的です。

馬油をヘアケアで使用することにより、髪の傷みを予防、改善し、美しい髪へと導いてくれます。

馬油は薬局やドラッグストアで手軽に購入することができるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。






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