ビタミンC力で整った肌へ。 脂性肌タイプの人は「ビタミンC誘導体入り」化粧水を探すべき!
お肌のタイプによってメイクのノリや持ちは全く違います。
脂性肌タイプの人は、皮脂が過剰に分泌されるので顔がテカったり、毛穴からファンデーションがくずれてしまいがちです。
ファンデーションの仕上がりを美しくし、長時間キープするためには土台となるお肌のケアが一番大切です。
そこでおすすめしたいのがビタミンC誘導体入り化粧水。
どんなものなのでしょうか。
脂性肌の化粧水選びは難しい?
ひと口に脂性肌といっても、みんな同じというわけではありません。
ホルモンや食事、生活習慣から皮脂が過剰分泌されていることもありますし、お肌の乾燥が原因で皮脂の過剰分泌が起こっている場合もあります。
お肌の水分量が30%以下の場合「乾燥肌」に分類されるのですが、脂性肌タイプの人の中にも実は「乾燥肌」タイプだったという方もいます。
お肌が乾燥すると、自己防衛機能として肌は足りない水分を皮脂で補おうとします。
そのため表面上は皮脂が過剰に分泌される脂性肌タイプのようにみえてしまうのです。
このタイプの人は通常の脂性肌タイプの方と同様のケアでは、状況は改善されません。
長年脂性肌で悩んでいて、様々な対策を試してみたけれど一向に改善されないという方は「お肌の内部の乾燥」に気づいていないのかもしれません。
脂性肌の原因は?
脂性肌タイプの人にとって悩みの種である「皮脂」。
化粧崩れを引き起こしたり、ニキビの原因にもなります。
そんな皮脂ですが、実はお肌を保護するためにはとても大切なものなのです。
通常、皮脂は汗と混ざりあってお肌の上に保護膜のような油膜を作ります。
この油膜は肌を外的な刺激から保護し、角質が剥がれ落ちるのを防いでくれる役割があります。
皮脂は不要なものではなく、美肌のためには絶対に必要なものなのです。
しかし、問題はその量です。
脂性肌タイプの人はこの皮脂の量が過剰になっている状態。
本来肌には皮脂量を最適な状態に保つ機能があるはずなのですが、なぜ過剰分泌がおこってしまうのでしょうか。
原因その1:ストレス
脂性肌タイプの人は、慢性的なストレスにさらされている場合があります。
ストレスは交感神経の働きを過剰にしたり、男性ホルモンの分泌を活発化し、皮脂分泌を促すのです。
女性も仕事を持ち、社会の一員として男性顔負けの仕事をこなす時代です。
そんな多忙を極める女性は日々ストレスにさらされがち。
ストレスでホルモンバランスが崩れ、血中の男性ホルモン量が増加し、肌の皮脂分泌が過剰になっているのかもしれません。
このタイプはストレスそのものと向き合うことが必要となります。
お肌のケアではなかなか改善しないので、皮脂の過剰分泌によって吹き出物やニキビができてしまったら速やかに皮膚科に行くことをおすすめします。
原因その2:生活習慣の乱れ
生活習慣といっても特に気をつけたいのが睡眠不足。
睡眠が不足してくると、交感神経に乱れが生じます。
これによって男性ホルモンが活性化し、皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。
この他にも気をつけたいのはタバコやお酒。
タバコは血流を妨げ、肌の成分を破壊します。
特に、美肌に必要なビタミンCやEが喫煙によって大量に失われます。
このため、いくらお肌に良い成分を与えても、ビタミンCとEの欠如によりお肌内部にまでは届きにくい状態となってしまうのです。
さらにタバコは交感神経も刺激します。
結果として皮脂分泌がさらにさかんに行われるようになるのです。
原因その3:過剰なスキンケア
脂性肌タイプの人は、肌の皮脂をとるために頻繁に洗顔したり、強くこすったりしていませんか?
お肌を清潔に保つというのは大切なことですが、やりすぎは厳禁です。
強い洗顔料で肌を洗うと、汚れと共に大切な潤い成分まで流し去ってしまいます。
その結果お肌はとても無防備な状態にさらされます。
洗顔後にきちんと十分な保湿をおこなっていればいいのですが、さっぱりタイプの化粧水をはたくだけだったり、べた付くからと乳液やクリームをぬらずにおくとあっという間にインナードライ肌になってしまいます。
前述したように、乾燥した肌は自己防衛から皮脂の分泌を過剰に行うようになります。
このような肌はインナードライ肌。
改善のためには十分な保湿とスキンケアが必要なのです。
脂性肌タイプの人におすすめ!ビタミンC誘導体
化粧水や美容液の広告で目にしたことがある方も多いであろう「ビタミンC誘導体」。
見たり聞いたりしたことはあるけれど、実際どんなものか知らない。
という方もおられるのではないでしょうか。
どんなものかご紹介したいと思います。
ビタミンC誘導体とは…
美肌に効果的なビタミンとして知られるのがビタミンCです。
美白、抗酸化作用などがあります。
このようにお肌に有効なビタミンなのですが、実は問題があります。
非常にもろく、成分自体が不安定なのです。
ですからせっかく化粧水や美容液に配合しても、効果を発揮するのが難しいのです。
このように壊れやすいビタミンCを改良し、効能を損なわないよう安定化させた成分が「ビタミンC誘導体」なのです。
ビタミンC誘導体の効果は…
壊れやすいビタミンCを改良して作られた「ビタミンC誘導体」。
その美容効果は驚くほどたくさんあります。
美白、抗酸化作用や肌をなめらかにする作用など。
さらに、できてしまったメラニンを還元して色素沈着を防いでくれる作用もあります。
つまり、シミを薄くしてくれるのです。
脂性肌タイプの人にとってはどんなメリットがあるかといいますと、皮脂コントロール機能です。
過剰な皮脂分泌を抑え、整えてくれる役割があります。
ですからビタミンC誘導体入りの化粧水を使えば、皮脂のコントロールをしてくれるので皮脂分泌を抑えられる効果を期待できるのです。
ビタミンC誘導体入りのおすすめ化粧水!
お肌に有効なビタミンCの力を損なう事なく届けてくれるビタミンC誘導体。
皮脂コントロール機能が嬉しい化粧水、どんなものがあるのでしょうか。
薬用 雪肌精ローション エクセレント
ハトムギ・トウキ・メロスリアのエキスをタップリと配合した化粧水です。
肌馴染みにすぐれ、なめらかな感触で内側からふっくらと潤い、キメの整った白肌を保ちます。
紫外線ストレスを受けた肌をケアし、乾燥や肌あれをふせいで健やかな肌へと整えてくれます。
シミ・ソバカスのケアにもおすすめです。
さっぱりとした使い心地でべたつきません。
ホワイトアップ ローション I
「アルビオン」の化粧水です。
メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防いでくれます。
さわやかなみずみずしい感触。
肌の隅々まで潤いを届けながら肌を引き締め、透明感にみちた肌になります。
キメが整って、ワンランク上の肌に。
毛穴も小さくしてくれるので、つるんとしたタマゴ肌が実感できます。
ブライトローション
「FUJIFILM」のブランド「アスタリフト」の化粧水です。
シミ・ソバカスに有効な成分がメラニンの生成を防いでくれます。
独自成分で角質をみずみずしく整えながら、肌に潤いの道を作り、輝きに満ちた美白肌へと誘います。
とろっとした保湿力のあるテクスチャーです。
まとめ
脂性肌に嬉しい機能を持つビタミンC誘導体。
皮膚に浸透しやすく、浸透後はビタミンCに変化します。
脂性肌タイプの人にはとてもおすすめの化粧水なのですが、インナードライタイプの脂性肌の人は注意が必要です。
この成分は皮脂コントロールを行うため、肌内部がドライの人はさらにドライになってしまう恐れがあるのです。
必ず適量を守って、使いすぎないようにしましょう。
ビタミンC誘導体入り化粧水でテカりのない、綺麗な肌をキープしてくださいね。