乾燥は肌トラブルのもと!セラミド入りクリームで、しっかり保湿しよう
お肌が乾燥すると、透明感が失われてしまいますし、ごわつきやカサカサの原因となります。
お肌が汚いとメイクするのも憂鬱になってしまいますよね。
ですから、しっかりと普段から保湿ケアを行うのがおすすめなのです。
水分をたっぷりと補給したら、ポイントはその後。
保湿クリームできちんと水分を閉じ込めましょう。
おすすめは油分の多いクリームです。
さらに、効果の高い保湿成分「セラミド」が配合されていれば、効果はさらに期待できます。
肌乾燥と、セラミド入り保湿クリームについて見てみたいと思います。
美肌のポイントは「肌の水分」だった
女性なら誰もが美しい肌に憧れるものです。
美肌のために、様々な美容アイテムをあれこれと試している方は多いのではないでしょうか。
昨今はSNSなどの発達もあり、美容に関する情報は大量にたやすく入手できます。
ですから本当に効果のある商品ならあっという間に人気がでますよね。
しかし、そのような高評価の化粧品を使用しても、効果が実感できないという方もいます。
せっかく高価な美容液やクリームを購入したのに、肌の調子はかわらない…。
そんな風に感じてしまう方は、お肌の基礎力が弱まっているのかもしれません。
美肌のための栄養を与えてくれる美容液やクリームは必須ですが、それ以前にお肌がきちんと潤っていなければ、望ましい効果は出にくいのです。
水分がタップリなら、お肌はそれだけで透明感アップ!
美肌というと、キメの整った透明感のあるお肌。
このようなお肌になるためには、「肌のうるおい」が重要なポイントになります。
綺麗なお肌は、お肌の細胞が一つ一つふっくらとしています肌の角質層では、角質間細胞の隙間を細胞間脂質や天然保湿因子が埋め、規則正しく並んでいます。
さらに角質層の奥、真皮層でもコラーゲンやエラスチンの状態が良好。
細胞の一つ一つがぷるんとしているので、肌にハリやツヤが出てくるのです。
このような美肌を作るために重要なのは、「水分」。
細胞一つ一つがしっかりと水分を抱え込んでいます。
肌の表面にある皮丘と皮溝部分が規則正しく並んでいるため、肌のキメが整い、光の反射量が多くなり、肌は「透明感がある」状態になるのです。
お肌に水分がなくなると…
美肌作りに必要な水分。
秋冬や夏のエアコンの下など、環境の影響によってお肌はこの水分が失われてしまいます。
一時的なものならいいのですが、ずっと続くといわゆる「乾燥肌」と呼ばれるものになってしまいます。
実はお肌の乾燥は美肌にとっては紫外線と並ぶ天敵です。
肌が乾燥するとどのようになってしまうのでしょうか。
乾燥肌になると肌トラブル続出?
乾燥肌とは皮脂分泌量が低下し、角質細胞間脂質や天然保湿因子など水分を抱え込む細胞の減少により角質の水分が少なくなっている状態です。
本来、人間の肌は角質層の「バリア機能」によって水分をキープし、肌質をなめらかにもっちりした状態に保っています。
このバリア機能は肌内部の水分が蒸発するのを防ぎ、外からのウイルスや刺激をシャットアウトしてくれる、重要なもの。
このバリア機能を果たしてくれているのが肌の角質層なのです。
しかし、この角質層の厚さはわずか0.02mm。
サランラップ並みの薄さです。
肌が乾燥し、角質層の細胞や天然保湿因子が減少してしまうと、肌の水分はどんどん逃げてしまいます。
さらに、外的刺激にもとても敏感になってしまうのです。
バリア機能を失った肌は、トラブルを発生しやすくなってしまいます。
美肌に必要な透明感が消える
肌内部の水分が不足してしまうと、角質層はバリア機能を果たせず、めくれてしまいます。
「肌の粉拭き」というのはこの状態です。
さらに、ターンオーバーが早まってしまうため、成熟していない細胞が表皮に出てきてしまいます。
このような細胞は水分を保持しにくく、かたくごわついています。
それが肌表皮にとどまってしまうため、肌はくすみ、なめらかさを失ってしまうのです。
潤った肌は白く輝きますが、水分が不足している肌は黒く、濁ったような色になってしまいます。
肌に水分をキープするカギは、「セラミド」
白く透明感あふれる肌のためには、「肌の水分」がポイント。
それは表面だけではいけません。
きちんと角質層や真皮層までも潤すほどのたっぷりとした水分が必要なのです。
重要なのは、潤いをしっかりと肌内部に蓄え、巡らせること。
肌の内部にある細胞がふっくらと水分を含むように整えることが大切なのです。
肌バリアのカギは、セラミドだった
角質層で肌バリアを作ってくれるのは角質間脂肪細胞と天然保湿因子。
この天然保湿因子が「セラミド」です。
このセラミドが肌内部でしっかりと水分をキープし、抱え込むために肌は潤った状態でいることが出来るのです。
また、セラミドは水にも油にも溶けにくい性質があります。
そのおかげで肌表面に、水にも油にも強いバリアを作ることが可能というわけなのです。
セラミドはお肌に届けやすい!
セラミドと並んで、保湿クリームなどに含まれている成分としてよく見るのが「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」です。
これらは肌内部にあり、肌の弾力やハリを支えてくれる重要な成分。
保湿クリームなどで補うことができれば、お肌の状態はかなり良くなることでしょう。
これらは確かに素晴らしい成分なのですが、ちょっと問題があります。
分子量が大きすぎて、お肌内部まで届けることがほぼ不可能なのです。
それではセラミドはどうかといいますと、セラミドが存在するのはお肌の一番上、角質層です。
ですから肌内部まで浸透させる必要はありません。
肌表面に塗れば、きちんとセラミドを補うことが出来るのです。
ですから、保湿効果を求めるならセラミドはとても有効と考えられているのです。
肌内部の水分キープのカギは、「油分」
美肌とはお肌にたっぷりと水分が蓄えられている状態。
セラミドは「水分を層と層の間に挟み込む」タイプの保湿成分で、強い保湿力を持っていると考えられていますですから、保湿のためにはセラミドが配合されたものがおすすめ。
さらに、お肌の水分をキープするカギは「油分」です。
水分をたっぷりと補給したあと、お肌の上に油分を与えてやると、フタの役割を果たしてくれるので安心。
水分が逃げることなくお肌にキープされます。
お肌に油分を与えるものとしては「乳液」や「クリーム」があります。
ここではより強力な「フタ」機能を持つ「保湿クリーム」をご紹介したいと思います。
勿論、どれも保湿成分であるセラミドが配合されています。
潤浸保湿フェイスクリーム
花王の敏感肌用ブランド「キュレル」の保湿クリームです。
口コミサイトでも断トツの人気を誇ります。
潤い成分である、「セラミド」や「ユーカリエキス」が肌の角質層にじっくり浸透。
外部刺激を受けにくい、ふっくらと吸い付くような肌に導いてくれます。
弱酸性・アルコールフリー・無香料無着色です。
アトピーや敏感肌の方にもおすすめの高機能保湿クリームです。
エッセンス クリーム
小林製薬のブランド「ヒフミド」の保湿クリームです。
肌の潤いを保ち、ふっくらとしたなめらか肌になる事ができます。
3種類のヒト型セラミド配合。
高い保湿力で肌の弾力とハリをしっかりとキープします。
べたつかず、心地よい使用感。
クリームの他、化粧水や乳液などライン使いすることも可能。
全て、3倍の保湿力を持つと言われる「ヒト型セラミド」が配合されています。
まとめ
お肌をしっかりと保湿するなら、セラミド入りクリームがおすすめ。
きちんとお肌に届くので、高い効果が期待できます。
しかし、保湿クリームを塗る前に大切なのは、しっかりとした水分補給。
お肌の土台を潤さなければ、せっかく保湿効果の高いクリームを使用しても意味がありません。
肌の乾燥を防ぐなら、まずは保湿力の高い化粧水でしっかりと肌内部まで水分を届け、保湿クリームでフタをして下さいね。
空気が乾燥する季節は常に肌の状態をチェックしておくのがおすすめです。
肌に水分を蓄えて、どんな季節ももっちり美肌をキープしましょう。」