美容液は夜だけじゃない!日中つける美容液で「24時間保湿」を目指す!
お肌に栄養をたっぷりと与えてくれる美容液。
通常はスペシャルなケアとして夜のお手入れに加えている方が多いのではないでしょうか。
しかし、特に乾燥が気になる、肌触りが悪いなどのお悩みがある方は、日中のスキンケアにも美容液を使用するのがおすすめです。
メイク中のお肌は意外と乾燥しがちなのです。
保湿と日中用の美容液について見てみたいと思います。
お肌の乾燥はなぜ起こる?
お肌の大敵と言えば、「紫外線」と「乾燥」です。
紫外線は肌の細胞にダメージを与え、老化を引き起こす原因となるもの。
徹底的に排除しましょう。
乾燥もお肌の質を低下させ、老けた印象を与える原因となります。
美しい肌には水分がタップリ!
美肌と呼ばれる条件には様々ありますが、「ツヤ」や「ハリ」、「透明感」といったものが重要です。
これらを作り出すのは肌内部の水分。
お肌の表皮の下には角質層と呼ばれる層があり、この部分が水分を蓄えて潤っていると肌がふっくらと整い、みずみずしい印象を与えるのです。
「透明感がある」と言われる肌は、表皮のキメが整って、光を多く捉える肌のこと。
光を多く捉え反射させるので、肌がレフ版のように輝くのです。
水分がなくなった肌はどうなる?
一方角質層に水分が減ってしまうと、角質細胞がいびつな形となりしぼんでしまいます。
こうなると肌の表皮のキメが乱れ、透明感が失われてしまうのです。
水分の抜けた角質細胞は固く、ゴワっとしていますから、肌の手触りもゴワツキ、ふっくらとしたなめらかさもありません。
さらにお肌の乾燥が進むと、角質細胞が不揃いになり、角質層はスカスカになります。
角質細胞の間から肌深部の水分が逃げ出し、肌の乾燥はどんどん悪化してしまうのです。
こうなってくるとお肌はガード機能が低下し、外的刺激や細菌などの影響を強く受けるようになります。
普段刺激に感じない化粧品やクリームなどがしみたり、塗っただけで肌が赤くなったりと様々なトラブルを起こす可能性があります。
これがいわゆる「敏感肌」なのです。
肌の乾燥を感じたら、肌奥までしっかりと保湿成分を届けよう
お肌の乾燥は様々なトラブルを引き起こします。
くすみやゴワつきだけではなく、シワやたるみの原因ともなるのです。
表皮の乾燥を止めるため、皮脂の過剰分泌が起こって肌内部は乾燥しているのに表皮はテカテカないわゆる「インナードライ肌」になることもあります。
このような肌にならないためにも、乾燥を感じたらすぐに保湿の助っ人「美容液」を投入して、乾燥を排除しましょう。
本当のおすすめは乾燥を感じる前から美容液を始めることです。
お肌の乾燥を感じ始める頃には、お肌内部の乾燥はすでに進行していると考えられます。
ですから秋冬など、乾燥しがちな季節になったらすぐにスキンケアを見直すことが大切なのです。
どうして美容液を使うの?
スキンケアの基本は洗顔、化粧水、乳液です。
美容液はそこにプラスすることで、より多くの肌効果を得ることができるもの。
大抵「美白」や「保湿」など、効果が特化されています。
ですから肌の乾燥にお悩みの方は乾燥を改善すると記されている美容液をお求めになるのがおすすめです。
美容液はお肌の悩みにピンポイントに対応しているおり、肌トラブルの「特効薬」とも言えるもの。
トラブルを抱えたお肌の改善には最適なアイテムなのです。
美容液には順番があるの?
通常のスキンケアに美容液をプラスする場合は化粧水のあと、乳液やクリームの前に使用します。
乳液やクリームには油分が多く、この油分は水分をガードする機能があるのです。
油分は肌内部の水分蒸発を防ぎ、外的刺激から肌を保護してくれるのですが、良い成分も受け入れてくれません。
乳液やクリームの後につけるとせっかくの美容液成分が浸透ブロックされてしまうので、必ず化粧水の後の使用し、そのあと乳液やクリームでフタをするようにしましょう。
ただし、導入美容液と呼ばれるものはこの限りではありません。
導入美容液は通常洗顔のすぐあと、化粧水の前に使用します。
これは美容液成分が肌内部を柔らかくし、化粧水の通り道を広げてくれる役割を持つためです。
「導入美容液」というくくりにあるものは、使用書きをよく読み、投入する順序を確認するのをおすすめします。
日中美容液はどこが違う?
夜のスキンケアに取り入れる美容液と日中に使用する美容液。
これらの違いはどんな所にあるのでしょうか。
これは、日中に使用する美容液は「紫外線対策」を含むものが多いのが特徴です。
つまり、UVカット機能があるのです。
日中気になるのはやはり紫外線。
美容液でもUVカットできたら嬉しいですよね。
日中のケアに使用したい美容液を見てみたいと思います。
リサージ ボーテ ホワイトセラムUV
「リサージ」の日中美容液です。
ウオーターベースのみずみずしいテクスチャーが特徴。
お肌を心地よく潤わせながら、しっかりとUVカットを行います。
一塗りするだけで、お肌は光沢感のあるなめらかな美肌に変化。
乾燥や肌ストレスからお肌をしっかりと保湿します。
「伽羅」など天然精油成分配合で、リラックス感のある香りが一日中続きます。
SPF29・PA++。
ビューティーデイセラム
「全薬工業」のブランド「ジュレリッチ」の日中美容液です。
紫外線や乾燥からお肌をしっかりとプロテクトしてくれます。
高いスキンケア効果で光老化を防ぎ、保湿力を高めます。
少量でも伸びが良く、なめらかな使い心地です。
SPF20・PA++。
クリアアップ UV
資生堂のブランド「リバイタルグラナス」の日中美容液です。
紫外線A波・B波をしっかりとカット。
新成分に美容豆Cエキス(シカクマメ種子エキス、チャ葉エキス、グリセリン)配合。
高い保湿効果で紫外線等による乾燥からお肌をしっかりと守ってくれます。
角質層における光透過性を高め、透明肌を実現します。
伸びがよく、さらっとしたテクスチャー。
お肌に負担は一切ありません。
SPF40・PA+++。
IBUKI プロテクティブ モイスチャーライザー
乾燥や紫外線、外気から肌を守ってくれる、資生堂の日中美容液です。
肌の凹凸をカバーし、キメの整った美しい透明感を与えてくれます。
肌に速やかに浸透し、保湿成分が肌内部に広がって肌のハリ・ツヤ感をアップ。
心地よい使用感と清涼感あふれる香りで、つけている間もリラックスすることができますよ。
SPF15・PA+。
バイタルサイエンス プレミアム AGプロテクション
コスメデコルテの日中美容液です。
肌にうるおいをたっぷりと閉じ込め、長時間しっかりと保湿。
肌の表面に柔軟なハリ膜を作り、磨き上げたように艶やかでいきいきと澄み渡る肌を演出します。
スキンケアに加えることで、続くベースメイクの仕上がりをアップ。
美肌を叶える保湿美容液です。
SPF15・PA++。
薬用 雪肌精 デイ エッセンス
コーセーの「雪肌精」の日中美容液です。
美白効果が高く、シミ・ソバカスをつくりにくくします。
勿論保湿力もばっちりです。
肌の潤いバランスを整える「モイスチュアバランスポリマー」配合でべたつかず、なめらかな使用感を実現しました。
和漢植物エキス配合で、お肌にしっかりと美容成分が浸透します。
首筋や手の甲などに使用するのもおすすめです。
まとめ
夜だけではなく、日中も気をつけたい乾燥対策。
スキンケア効果の高い美容液なら、紫外線の影響をブロックし、肌をしっかりと保湿してくれます。
お肌を保湿すると、化粧下地やファンデーションの付きや持ちがアップ。
メイク時の美しさを引き立ててくれますよ。
乾燥する季節は日中でもしっかりスキンケアがおすすめ。
お気に入りの日中美容液を見つけて下さいね。