保湿にはどっち効果的なの？ クリームＶＳオイルそれぞれの特徴
保湿に使用するアイテムは、色々あります。
でもその中でも特に保湿によく使われるのは、クリームとオイルになるでしょう。
でもそもそもクリームとオイルは、どちらの方が保湿において効果的だと言えるのでしょうか？
それが分からないとどちらを使うべきか分からないでしょう。
そこでここでは、クリームとオイルのそれぞれの特徴についてみていきます。
クリームは保湿成分が配合されている
クリームとオイルのどちらが保湿に効果的かと言うことを見る為には、まずはクリームの特徴から見ていきたいと思います。
クリームの特徴は、なんといっても保湿成分が配合されているというところにあるでしょう。
もちろんクリームの種類によっては、保湿成分ではなく美白成分だったり、あるいはアンチエイジングの成分だったりすることもありますが、そもそも保湿に使用として選んでクリームであれば、保湿成分が配合されていることが多いです。
対してオイルは、そういう保湿成分などは、特に加えられていないこともあります。
そもそもそのオイルに含まれるビタミンなどはしっかりと配合されていて、それがきちんと保湿に働いてくれることはあるでしょうが、成分的にはやはりクリームの方が保湿には効果的になると言えるでしょう。
それが、クリームの最大の特徴になるでしょう。
オイルとは違う角度で保湿が出来る
基本的にオイルでの保湿と言うのは、油分で水分に蓋をするというような保湿方法になります。
オイルには、油分がクリームよりも濃いです。
なので、その分しっかりと肌に膜をつくることが出来るのです。
そうして肌に膜ができれば、その分だけ肌から水分は逃げづらくなります。
すると、それらは肌に浸透していくしかなくなります。
そうして保湿が出来るのが、オイルなのです。
でも、クリームの場合は、そういう蓋に加えて、さらに保湿成分を与えることで、水分に蓋をしつつも、さらに違うところから肌を保湿しようとしているのです。
それはやはり、効果的になるでしょう。
クリームも油分はある
上記の通り、クリームも蓋はすることができます。
なぜならクリームにもしっかりと油分は含まれているからです。
ただその量がオイルよりは少ないので、その膜のレベルに関しては、オイルの方が上だというだけです。
クリームは刺激が少ない
クリームの特徴としてあげられることは、もう1点あります。
それが、クリームは刺激が少ないということです。
基本的には油分は少ない方が肌への刺激は少ないと言えます。
なので、オイルよりはクリームの方が肌への刺激は少ないのです。
刺激が少ないに越したことはない
保湿というのは、基本的には毎日することになるでしょう。
そうして毎日保湿をするのであれば、やはり刺激は少ないに越したことはありません。
刺激が強いものを毎日つけていたら、その分だけダメージは蓄積してしまうと言えますから。
ダメージが蓄積していってしまうと、そのダメージからの回復に栄養を使い過ぎて、しっかりと肌を保湿することができなくなったりもするでしょう。
そうしたら当然その分だけ肌は乾燥していきます。
そうなったらもはやソレを使用する意味もなくなるでしょう。
保湿の為のアイテムで逆に乾燥を招いてしまっているわけですから。
それを防ぐためには、やはり保湿に使用するアイテムには、刺激がすくないものを選ぶべきだと言えるでしょう。
刺激が少ないはクリームなので、基本的にはクリームはおすすめできるアイテムになります。
逆にクリームの成分が合わないこともある
ただ、先述の通り、クリームには保湿成分が配合されていることが多いです。
そうして保湿成分が配合されているということは、人によっては配合された成分が肌に合わないという方も出てくるということになります。
肌に合わない成分が含まれていたら、その方が肌への刺激は強くなります。
だから保湿クリームであれば、かならずしも刺激が少ないというわけではないということは、覚えておかないとならないでしょう。
オイルの特徴は蓋がしっかりしていること
オイルの特徴は、なんといってもしっかりした蓋をすることが出来ることです。
先述の通り、肌に蓋をすれば、その蓋の下の水分は蒸発することができなくなり、肌に浸透していくしかなくなります。
なので、結果保湿ができるわけなのですが、オイルの場合は、クリーム比べてその蓋をする力が強いのです。
ということはつまり、よりしっかりと化粧水の成分などを肌に浸透させることが出来ると言えるのです。
保湿に悩みがある方は、化粧水においても保湿力の高いものを使用しているという事も多いでしょう。
しかし、その成分をしっかりと浸透させることができないのであれば、あえてそういう化粧水を使用する意味もないと言えます。
どうせそういう化粧水を使用するのであれば、その成分もしっかりと浸透させないとなりませんそれが出来るのが、オイルになるのです。
成分の喧嘩もしない
またクリームの場合は保湿成分が色々と配合されていますが、オイルはもっとシンプルなものになります。
ということは、オイルの場合は、化粧水の保湿成分と何かが喧嘩をしてしまうということがないと言えます。
これがクリームだったら、クリームの保湿成分と化粧水の保湿成分が喧嘩してしまうこともあるでしょう。
ライン使いで使用しているのであれば、そうそうそれらが喧嘩をすることはありませんが、ライン使いではなく、まったく別のブランドの物を使用しているという場合には、それが喧嘩をしてしまうこともあるのです。
もしそうなったら、それは二つともにとってすごく勿体ないことになります。
なのでそうならないように、化粧水に保湿成分があるものを使用している場合には、オイルを使用するか、ライン使いでクリームを使用するのがおすすめになります。
オイルは伸びが悪いという特徴もある
オイルには、伸びが悪いという特徴もあります。
その伸びが悪いというのは、人によってはメリットに感じることもあるでしょうし、人によってはデメリットになることもあるはずです。
というのも、伸びが悪いと、その分だけしっかりと保湿されているように感じられる方もいるのです。
簡単にそれは肌からも消えていきませんし、その分しっかりと保湿されているように思うのは当然です。
でも、やはりそれはデメリットに感じる方の方が多いでしょう。
なぜならやはり、肌がべとべとして気持ちが悪いからです。
いうなれば、皮脂がたくさん出ているような状態になるのです。
それは、あまり気持ちの良いものではないでしょう。
クリームは伸びが良い
逆にクリームは伸びが良いと言えます。
クリームには確かにそれなりに油分もありますが、その油分はオイルに比べると少ないですし、他にも色々と配合されているわけですから、その分伸びもよくなるのです。
もしオイルのような伸びが悪いものが苦手だというのであれば、その時にはクリームを選ぶのがおすすめです。
たかがテクスチャーではありますが、それでストレスを感じていたら、効果も感じられづらくなりますから。
まとめ
保湿においては、クリームが効果的なのか、それともオイルが効果的なのかと言うことでここまで見てきましたが、個人的にはクリームの方がおすすめになります。
もちろん紹介してきた通りオイルにはオイルの良さがあるのですが、クリームの方がバランスが良いと言えるのです。
なので、基本的には迷ったらクリームを使うのがおすすめです。