どうやって探す?自分に合ったパウダーファンデーション
いつもキレイでいたいと思うのは女性なら自然なこと。
年齢なりに、髪の毛や体型の悩みは常にあるものの、手っ取り早くキレイになれる方法は自分に合ったパウダーファンデーションに出会う事です。
今では、パウダーファンデーションの種類も豊富で、スーパーで売っている安価なものから、デパートでしか手に入らない高価なもの、インターネットでしか手に入りにくいものまでいろいろあり、自分に合っていないファンデーションを惰性で使っている女性もいるのではないでしょうか。
パウダーファンデーションについて検証してみましょう。
パウダーファンデーションを選ぶ前に
肌にトラブルがあるなら、まず皮膚科へ行こう
乾燥肌、脂質肌、出来物ができやすい、シミがある、シワがある、など、肌の悩みは誰でもあるもの。
また、生理前には吹き出物ができやすい女性も多いので、この時期にリキッドファンデーションは塗りにくい場合もあります。
そんな時もパウダーファンデーションなら、トラブルの場所を避けて塗れるので便利です。
肌を健康に保つために高額な基礎化粧品を使用する方法もありますが、果たしてその効果がどれほどのものなのかは、はっきりわかりません。
おすすめなのは、自分に合った皮膚科を探し、トラブルの際に必要な塗り薬を処方してもらうことで、肌トラブルを安心して解決することができます。
自然化粧品で有名なブランドの美容液を使ったら、顔中がかゆくなった、吹き出物ができた、そんな方はまず皮膚科に相談しましょう。
洗顔は石鹸を良く泡立てたものを使う、あとは処方した塗り薬を塗るだけ、というアドバイスをする皮膚科もあります。
基礎化粧品にお金をかけなくても、皮膚科に行けば自分にあった塗り薬を処方してくれるので、肌荒れのリスクは回避できます。
皮膚科によっては、シワや、シミ、ニキビ跡の相談に乗ってくれる所も多く、必要なビタミン剤や症状を緩和するお薬を出してくれます。
季節だけではない、目的別ファンデーションの使い方
キープ時間が長いファンデーションと短いファンデーションがある
一般的には夏は油分が少なめで紫外線対策が十分なファンデーション、冬は乾燥するので油分が多めで紫外線対策が弱めのファンデーションが店頭に並びます。
ところが、これは誰にでも適用されるとは限りません。
脂質の肌で、顏がいつもべたつく方、子育て中で日中いつも子どもと公園で遊ぶママ世代、屋外でお仕事される方は冬でも紫外線が気になりますし、夏でも常に屋内でエアコンの効いた部屋でオフィスワークをなさっている方は紫外線対策より乾燥肌対策の方が必要なはず。
季節によって販売されるファンデーションのタイプが違いますが、自分の肌のタイプと必要なタイプのファンデーションをその日によってつけるようにしましょう。
自分の肌に合ったファンデーションだからこそ、キープ時間も長持ちするのです。
乾燥肌の方が夏用のファンデーションを塗って、屋内のエアコンの効いたお部屋で長時間過ごせば、当然肌は乾燥しますし、脂質肌の方が冬用のファンデーションを塗って、屋外で一日過ごせば、すぐに取れてしまい、ほとんど素肌になってしまいます。
また、リキッドファンデーションだけだと、どうしても持続力は短くなります。
特に脂質の方はいわゆるお粉ではたかなければ、リキッドファンデーションが汗や油で定着しません。
そんな時にパウダーファンデーションはしっかり肌についてくれるので、長時間お化粧直しをしなくてもキレイな状態をキープできます。
ただし、自分の肌とファンデーション自体の油分のバランスには気を付けましょう。
UVカットのファンデーションは夏には安心ですが、実は日焼け止めはお肌に必ずしもいい物質が入っているわけではないので、SPFが高ければ高いほどいいというわけでもないのです。
また、そもそも日焼け止めは二時間置きに塗り直すようにできているものが多いので、朝塗って放置しておけば、当然効果は薄れます。
日焼けが気になる方は、パウダーファンデーションでまめに塗り直すのがおすすめです。
ファンデーション、お値段で違う?
高いからいいと言うわけではない
パウダーファンデーション、と言っても肌にいきなり塗るわけではなく、下地を塗る場合、下地にリキッドファンデーションを塗る場合、ローション、乳液後に塗る場合、BBクリームの上に塗る場合、いろいろあります。
また、高いファンデーションがカバー力が強く、肌に良く、持続力が長い、と言うわけではなく、肌に優しいミネラルファンデーションもあれば保湿力が強いクリーム状のタイプもあります。
薄くつくタイプのもの、あっという間に何もかも消えてしまう厚いタイプのもの、長持ちするもの、塗ったときはキレイなのにすぐに落ちてしまうものなどいろいろです。
1つ1万円もするファンデーションもありますが、お店で試すときは美容部員の方が下地も塗り、そのファンデーションに最適な環境で塗ってくれるので、当然キレイな仕上がりになりますが、その一方で時間が経ったら、そもそも自分の肌に合っていないファンデーションは持続力も短くなります。
発色も見え方も、場所によって違ってきます。
店内の照明ではキレイでも、外に出たら真っ白だったり、時間が経ったらくすんで見える場合があります。
まずは店頭で試して、1日様子を見てみるのがおすすめです。
また、肌の色味も今出会ったばかりの美容部員より、あなたの方がよほど良く分かっているはずです。
顏の色が白くても首の色が濃ければ、顏の色に合わせてファンデーションを買えば、顏と首の色は変わってきます。
これは、常にファンデーションを塗っている方に起こりがちなのですが、顏は日焼け止め効果のあるファンデーションを塗っているので、日焼けしていないのに対して、無防備だった首は焼けていて、気が付いたら顏だけ白くなってしまったという結果からくる状況です。
白く見せるのがいいとされている日本の美容界ですが、白めのファンデーションを塗ると、太って見えたり、シミやクマが隠しにくくなります。
ワントーン暗いと、肌全体がきれいに見える場合も。
一方でチークが好きな方が暗めのファンデーションを塗ると、チークが乗ってこないので逆効果です。
ファンデーションであなたの印象が大きく変わるので、ファンデーション選びは自分が主体になってじっくり探すのがおすすめです。
目的や行く場所によってもファンデーションの種類は変わってきます。
自然に見せたい、とにかく肌のトラブルを隠したい、暗い場所での使用、屋外での使用、紫外線対策だけでなく、どこに行くかでファンデーションの種類も変わってきます。
化粧直しができる環境とできない環境なども考慮してファンデーションを選びましょう。
あなたを一番キレイに見せるファンデーションを見つけよう
まずは安心して試せる薬局へ
デパートや量販店のメーカーコーナーに行けば、親切丁寧に美容部員が対応してくれますが、断りにくいのが難点。
おすすめなのは、ネットの口コミなどをもとに、大型の薬局でゆっくり時間をかけて選びましょう。
この時、なるべく素肌で行くと、色味も確認しやすいので、いろいろ試せます。
今持っている下地やリキッドファンデーションとの相性はどうかなどもチェックポイントです。
まず、塗った後、鏡で自分の表情をチェックしてみましょう。
カバー力が強いパウダーファンデーションは塗った後、笑ってみるとシワがものすごく目立ち地割れのようになることもあります。
アンチエイジング用のちょっと高級なファンデーションは、商品によってはこの現象に陥り、むしろ老けて見える場合があります。
シワが気になる方はうす付きのファンデーションで、シミだけコンシーラーでカバーした方がシワは隠せます。
また保湿力が強いファンデーションは顏がベタベタになり、テカテカと光ってしまう場合も。
意外に有名ブランドでなくても、自分の肌に合っていれば自然な仕上がりでキレイに持続する場合もあり、一個の単価が安ければ、化粧下地とセットで購入することもできます。
化粧下地も必ず必要と言うわけではなく、自分の肌に必要かどうか見極める必要があります。
下地を塗ったために、厚塗りになってしまい、崩れやすくなることもあるからです。
まずは、薬局にまめに通って、ちょっとずついろいろ試すようにすると、自分に合ったファンデーションに出会えるはずです。
まとめ
種類も豊富で、選ぶのが難しいファンデーションですが、まずは身近にあるファンデーションから試してみましょう。
信じられないぐらいキレイになる海外の超高級ブランド以上の仕上がりになる商品がたくさんあります。
ファンデーションは洋服と一緒で、どこに身に着けていくかがポイントです。
環境によってファンデーションの効果の出方が大きく差があるので、高価なものでなくても種類を持っていると、失敗を防げます。
例えば、お泊りでファンデーションを落とせない状況なら、長時間つけていても肌に負担のないファンデーション、屋外で紫外線が強い場所に長時間いる場合は夏用のファンデーション、キャンパスや職場であまり厚化粧にならないように自然な仕上がりにしたい場合は、うす付きのファンデーション、と言ったように、TPOに合わせてファンデーションを変えると、崩れにくくいつもキレイな状態でいられます。
ファンデーションをつけなくてもいい環境の時は、なるべく素肌を休ませてあげるのも大事なお手入れの1つです。
パウダーファンデーションは一瞬で肌をキレイに見せてくれる魔法のアイテムなので、お化粧をしていない時もせひ持ち歩いて、緊急対応できるようにしておくと「今日に限ってメイクしてなかった」という事態も避けられます。
自分に合ったパウダーファンデーションを見つけて、アンチエイジングと女子力アップを狙いましょう。