べたべたしそうだけど…夏でもクリームによる保湿は必要?
冬場には、クリームでしっかりと保湿をしているという方はすごく多いでしょう。
でも夏場ともなると、いちいちクリームでの保湿まではしていないという方も多いのではないでしょうか?
しかし、夏場には本当にクリームによる保湿は必要ないと言えるのでしょうか?
ここではそんな、夏場の保湿クリームの必要性についてみていきたいと思います。
目次
基本的には夏でもクリームは必要
まず結論から言います。
夏場でも、保湿の為にクリームは使用するのがおすすめになります。
夏場にクリームで保湿をするなんて、べたべたして嫌だと感じる方もいるかもしれません。
実際にそういう理由で、夏場にはクリームを使う事を避けていたと言う方もたくさんいるでしょう。
しかしクリームは、夏場にも使用するべきなのです。
それには当然理由もあります。
夏の肌は乾燥しがちだから
その理由とは、夏の肌は意外と乾燥しがちだからと言うことになります。
確かに夏場は、空気は全く乾燥していません。
それどころか、日本の夏は湿度が90パーセントを超えるような日もあるくらいです。
それだけの湿度があれば、肌は乾燥なんてしなさそうに思えるものですが、夏には、そうした空気の乾燥とはまたちょっと違った理由で、肌が乾燥することがあるのです。
夏には紫外線で乾燥する
そんな、夏ならではの乾燥の理由としてまず挙げられるのが、紫外線です。
夏場には、紫外線がかなり強烈になります。
そしてそんな紫外線は、肌に対して毒なのです。
肌にとって、それは刺激がすこぶる強いものになります。
そんなとにかく刺激が強いものを肌にあてていたら、当然肌はダメージを受けます。
そのダメージが、肌から潤いを奪っていってしまうのです。
夏場にはそれが理由で肌が乾燥してしまうことが多いです。
エアコンで乾燥することもある
また夏場には、だいたいのところでエアコンがついているでしょう。
最近の日本の夏は、死者が毎年たくさん出るくらいに暑いです。
そんな風に死者がたくさん出るくらいに暑いのですから、無理してエアコンもつけないで頑張る意味がありません。
だから、どこへ行ってもエアコンはついていると言えるでしょう。
なんなら寒いと感じるくらいにエアコンがついていることが多いです。
そうして寒いと感じるくらいにエアコンがついているとなるということは、それだけ風が強いという事です。
するとそれにより肌が乾燥していくことになります。
そんな風にして肌が乾燥することもあるのが夏なのです。
日焼け止めを落とすために乾燥する
さらに夏場には、ほとんどの方が日焼け止めを使用することでしょう。
そして夏に使用する日焼け止めは、汗をたくさんかいても流れてしまわないように、ウォータープルーフになっていることが多いです。
そうしてウォータープルーフになっているということは、当然洗う際にもそれはなかなか落ちづらいということになります。
でもそれを肌につけたままにしているのは良くありません。
だから、その日焼け止めを落とすために、ごしごし肌を洗ったり、必要以上に洗顔やクレンジングをしてしまったりすることも出てくるでしょう。
しかし当然、そうして肌をごしごし洗ったり、必要以上に洗顔やクレンジングをしたりしていたら、肌はドンドン乾燥して行ってしまいます。
そんな風にして乾燥することもあるでしょう。
汗を拭くために乾燥したりもする
夏場は汗もたくさんかきます。
特に日本の夏の高い湿度の下では、何もしないでも汗をたくさんかくことがあります。
そうして汗をたくさんかくことになれば、その都度汗を拭くこともあるでしょう。
しかし、そうしてその都度、汗を拭こうとしていると、そのせいで肌が乾燥することもあるのです。
なぜなら、汗を拭く際には、多くの方が文字通り汗を拭いてしまうからです。
拭いてしまうということは、その分だけ肌に摩擦が起こるという事になります。
肌は、摩擦にすごく弱いです。
摩擦を与えていると、そのせいで乾燥してしまうことがあるのです。
なので、汗を拭くせいで乾燥を招くこともあります。
拭かないのもよくはない
ただ、拭かないのも良くないです。
拭かないのは拭かないので、汗が肌から蒸発する際に、一緒に肌に必要な水分まで蒸発させることに繋がったりして、乾燥を招くことがあります。
なので拭かないでそのままにしているのもそれはそれで避けないとなりません。
ではどうすれば良いのかというと、基本的にはタオルやハンカチなどで、拭くのではなく抑えるようにすればよいのです。
そうすれば、肌に摩擦を与えることなく、汗にきちんと対処することが出来るようになり、ある程度乾燥は防げるようになるでしょう。
乾燥している肌にはクリームは欠かせない
このように、夏場には夏場で、肌が乾燥してしまう理由があるのです。
それも、かなりたくさんあると言えます。
ということはつまり、それだけ肌が乾燥している方も多いという事です。
そしてそんな風に肌が乾燥しているという状況を改善するためには、クリームは欠かせません。
洗顔は減らせない
肌が乾燥しているという状況を改善するためには、保湿を加えるか、あるいはそもそもなるべく潤いを奪わないようにするかと言う二つの方法があります。
潤いをなるべく奪わないようにするというのは、洗顔の回数を夜だけにするなど工夫をするという事です。
でも、夏場の場合は、そうして洗顔の回数を減らすのも良くないでしょう。
夜にも汗をたくさんかくし皮脂もたくさん出る
なぜなら、夏場は、夜にもたくさん汗をかくし、そして皮脂もたくさん出ると言えるからです。
夏の夜はすごく寝苦しいです。
だから、寝ている間にすごくたくさん汗をかきますし、そしてシンプルに湿度や気温が高いので、毛穴も開きがちになり、皮脂もたくさん出ると言えます。
そんな状況なので、朝起きた時にはすでに顔が汚いと言えるのです。
そんな風に顔が汚いのに、それを水だけで流していたら、あまり汚れは落ち切れないでしょう。
するとそれが理由で肌が荒れてしまう可能性も出てきます。
そうならないようにするためには、しっかりと朝も洗顔をしないとなりません。
だからクリームを使うしかない
洗顔の回数を減らせないのですから、保湿をプラスしていくしかありません。
でも、化粧水だけでは十分な保湿は出来ません。
だから、夏場であってもクリームを使うべきだと言えるのです。
夏用のクリームもある
ただそういわれても、夏場にクリームを使用して顔がべとべとするのは嫌だという方もいるでしょう。
でもそんな方でも大丈夫です。
今の時代は比較的になんでもそろう、かゆいところに手が届きがちな時代だと言えます。
なので、夏用の、しっかりと保湿をすることはできながらも、あまりべたべたはしないというようなクリームもあります。
もし夏場にべたべたするのが苦手だというのであれば、そういう夏用のクリームをつかって保湿をしていけば良いでしょう。
そんな風にして、是非夏にもしっかりと肌を保湿していってあげてください。
もちろんそれは春も秋も、そして冬もです。
まとめ
夏場でも、クリームを使った保湿は必要だと言えます。
なんなら、夏の方にこそクリームを使った保湿が必要だと言っても良いくらいでしょう。
それだけ夏場は肌が乾燥するという事です。
なので、夏場だからと油断をせずに、しっかりとクリームを使用して、丁寧に肌を保湿していってあげてください。
そして、夏でも綺麗な肌をキープしましょう。