トリートメントタイプ白髪染めで綺麗に染めるコツとは?
これまで市販の1剤と2剤を混ぜ合わせるクリームタイプの白髪染めを使用してきて、髪が傷んでいることにお悩みの方もいます。
途中でトリートメントタイプの白髪染めを使用して、髪に優しい白髪染めを実践しようとする方がいますが、クリームタイプのものに比べて染まりにくいことが気になるかもしれません。
ここでは、トリートメントタイプの白髪染めが染まりにくい理由と綺麗に染めるためのコツをご紹介したいと思います。
目次
クリームタイプ白髪染めはどうしてよく染まるのか
市販のクリームタイプの白髪染めはほんの数分ですぐに白髪染めできることから、手軽に白髪のお手入れをしたい方に人気があります。
髪が乾燥しやすくなるので、丁寧なヘアケアを心がける必要がありますが、どのような理由から白髪がよく染まるのでしょうか。
キューティクルを開いて内側に色を定着させるから
クリームタイプの白髪染めは化学成分が含まれていますが、独自の特徴からキューティクルを開いて髪の内部に色を定着させるため白髪が染まりやすいのです。
キューティクルを開くことで髪が乾燥しやすくなるので、白髪染めをした後は丁寧にトリートメントをして髪を保湿することが大切ですが、髪の内部に色がついていることで色落ちしにくいところも魅力のひとつです。
脂分を分解することで根元もキレイに染まりやすいから
白髪は髪の生え際の部分が最も目立つので、定期的に丁寧な白髪染めのお手入れを実践することが大切です。
髪の根元は皮脂が付着していることがあるので、その上から白髪染めをすると染まりにくい場合があります。
しかし、クリームタイプの白髪染めは化学成分が含まれていて脂分を分解する性質を持つため、髪の根元の部分の白髪も染まりやすいのです。
トリートメントタイプ白髪染めはなぜ染まりにくいのか
トリートメントタイプの白髪染めは、髪と頭皮に優しいことから幅広い層の方から愛用されています。
髪を傷めることなく白髪染めできるので髪のダメージが気になる方におすすめのアイテムですが、クリームタイプの白髪染めと比較すると白髪が染まりにくい特徴を持っています。
トリートメントタイプの白髪染めはなぜ白髪が染まりにくいのでしょうか。
髪の表面に白髪染めの色をつけるだけだから
トリートメントタイプの白髪染めは強い化学成分を含んでおらずキューティクルを開くことができません。
クリームタイプの白髪染めのように髪の内部ではなく、髪の表面に色をつけるだけなので毎日のシャンプーで色落ちしやすいところも染まりにくさを感じる原因のひとつです。
髪の表面は毎日のシャンプー以外にブラッシングなど、外部の様々な刺激を受ける部分なのでどうしても色落ちしやすいのです。
自然由来の染料の特徴から色が定着しにくいから
クリームタイプの白髪染めと違って、トリートメントタイプの白髪染めは髪の表面に色をつけることから1回で濃い色に染まらないことがあります。
繰り返し白髪が気になる部分に使用することで少しずつ白髪染めをしていくアイテムなので、その日のうちにすぐに白髪をしっかり染めたい方からすると、仕上がりに物足りなさを感じることがあるかもしれません。
しかし、白髪染めのお手入れをしても髪を保湿して艶やかでコシのある髪を目指すことができるので、美しい髪を保ちたい方におすすめです。
頭皮の脂分によって根元が染まりにくいから
全体を丁寧に白髪染めしても髪の根元からすぐに白髪が伸びてきてしまいます。
髪の根元はこまめに白髪染めをする必要がありますが、頭皮から分泌される皮脂が髪の根元に付着した状態で白髪染めをすると染料が弾かれてしまい色が定着しにくい場合があります。
特に髪の表面に色をつけるトリートメントタイプの白髪染めは、脂分に弾かれやすく色が染まりにくいので皮脂分泌が活発な方は注意が必要です。
トリートメントタイプ白髪染めで綺麗に染めるコツ
トリートメントタイプの白髪染めは、髪や頭皮に優しいので毎日使用できるところが大きな魅力です。
このメリットを生かすことで、白髪が目立ちやすくなる髪の根元の部分をこまめにお手入れすることができますが、しっかり色を定着させるために工夫をすることが大切です。
トリートメントタイプの白髪染めで白髪を綺麗に染めるにはどうすれば良いのでしょうか。
白髪染めの前日か当日にシャンプーを済ませておく
トリートメントタイプの白髪染めは、髪の根元の部分に皮脂がついていると染まりにくい特徴を持ちます。
このことから、シャンプーをせずに白髪染めを伸ばしても思うような仕上がりにならない可能性が高いです。
綺麗な仕上がりを目指すためにも、白髪染めの前日か当日にシャンプーを済ませておくと良いでしょう。
乾いた髪に丁寧に白髪染めを塗るようにする
トリートメントタイプの白髪染めは濡れた髪に使用することもできますが、水分によってトリートメントに含まれている自然由来の染料が薄まってしまう可能性があります。
より綺麗に色を定着させるためにも、乾いた髪に白髪染めを伸ばして使用することをおすすめします。
髪の生え際はより丁寧に白髪染めを伸ばすようにすると白髪に色が定着しやすくなります。
放置時間をやや長めにとるようにする
クリームタイプの白髪染めは化学成分配合なので短時間でも髪に色が定着しますが、トリートメントタイプの白髪染めは髪に伸ばした後、ある程度時間を置く必要があります。
よりしっかり髪に色を定着させたい場合には、放置時間をやや長めにとると良いでしょう。
また、白髪染めを髪に伸ばしてシャワーキャップを被るようにすると、色がより定着しやすくなり周囲に色が飛び散りにくくなります。
トリートメントタイプ白髪染めの色を長持ちさせるコツ
トリートメントタイプの白髪染めは、クリームタイプの白髪染めに比べて色が定着しにくく色持ちしにくい特徴を持ちます。
髪のダメージが気になる方でも安心して使用できるところが魅力のひとつではあるものの、色をもっと定着させたいと思う方が多いことでしょう。
白髪染めの色を長持ちさせるにはどうしたら良いでしょうか。
同じメーカーの白髪染めシャンプーを併用する
トリートメントタイプの白髪染めを販売しているメーカーの中には、トリートメントと併用できるシャンプーを販売しているところがあります。
シャンプーにも自然由来の染料が含まれているので、シャンプーをすることで少しずつ髪に色をつけていくことができます。
特にシャンプーは頭皮を中心に使用するものなので、髪の根元に色を定着させたい時におすすめです。
毎日こまめにトリートメントとして使用する
トリートメントタイプの白髪染めは、毎日使用できるところが大きな魅力です。
髪に潤いを与えながら白髪染めできるので、艶やかな髪を目指すことができます。
毎日こまめにトリートメントとして使用すれば、髪全体の色落ちしてきた白髪に働きかけることができます。
毎日欠かさず使用を続けることで、少しずつ色をつけていきながら髪の根元の部分にもアプローチできるので綺麗な髪色をキープしやすくなるでしょう。
定期的に乾いた髪に伸ばして白髪染めをする
トリートメントタイプの白髪染めは、毎日の中でトリートメントとして使用することで髪の色落ちにアプローチできますが、本格的に白髪染めをしたい時には定期的に乾いた髪にトリートメントを伸ばしてお手入れすることをおすすめします。
定期的に髪の根元を含めた白髪に色を定着させることで理想的な髪色を維持しやすくなります。
まとめ
理想的な仕上がりのためにも、トリートメントタイプの白髪染めの特徴をしっかり把握することが大切です。
クリームタイプの白髪染めと違って、トリートメントタイプの白髪染めは使い方によっては染まりにくく感じることがあります。
適切な使用方法をマスターして丁寧な白髪染めを実践することで、美しい髪色を目指すことができるでしょう。