ドライヤーの使い方わかってる? 育毛に効果の良いドライヤーの使い方と悪い使い方
育毛をしている人にとっては、ドライヤーの使い方はすごく重要です。
こういう基本的なところを抑えていないと、どうしても育毛剤の効果が出づらくなってしまうでしょう。
それでは育毛剤を使うのも勿体ないというものです。
そこでここでは、育毛の為に効果的なドライヤーの使い方と、育毛に悪い使い方について紹介していきます。
目次
頭に近づけすぎるのは悪い使い方
まずはドライヤーの悪い使い方から紹介していきます。
ドライヤーの悪い使い方としてまず挙げられるのが、ドライヤーを頭にたくさん近づけて使用するという使い方になります。
ドライヤーを頭にたくさん近づけて使用すると、どうしても必要以上頭を乾燥させてしまいます。
そうして必要以上に頭を乾燥させてしまうと、当然皮脂がたくさん出るようになるでしょう。
そうなったら毛穴もつまりがちになりますし、育毛が上手くいきづらくなります。
女性の頭皮はただでさえ乾燥しがちですから、それは良くありません。
また、近くで熱を与えすぎると頭皮がやけどをしたり、直接的なダメージをうける可能性もあります。
それも当然育毛には良くないので、頭の近くで熱風を当てるのもよくありません。
一番アツいモードだけで乾かすのも良くない
ドライヤーにはいくつかのモードがあります。
そのモードは、温風の量で分かれてることもあれば、熱さで分かれている事もあれば、その両方で分かれていることもあります。
だいたいの場合は、温度と量の両方で分かれているといえるでしょう。
でも、そうしてモードが幾つかに分かれているのにもかかわらず、温風だけで髪の毛を乾かしてしまう人がいるのです。
それは勿体ないですし、実はそれは育毛にも良くないことなのです。
なぜなら、そうして温風だけで髪を乾かすことでも、髪の毛は乾きすぎてしまうからです。
そうして髪の毛が乾きすぎてしまうと、先述の通り皮脂が多く出るようになるので、育毛には良くない影響を与えてしまいます。
温風だけで乾かしたからといって、特にいいことはないので、きちんとモードは使い分けるようにすると良いでしょう。
毛先ばかりを乾かしてしまうのも悪い使用法
ドライヤーを使う際には、多くの人がしっかりと根元を乾かすでしょうが、マレに毛先ばかりを乾かしてしまう人がいます。
でもドライヤーとは本来、髪の毛の根元を乾かす為のものです。
根元を乾かすことで、根本のあたりに雑菌が繁殖することを防いたり、頭皮が乾燥して皮脂が過剰に出ることを防げるようになるのですから。
だから、ドライヤーを当てる際にはしっかりと根元を中心に当てていくようにしてください。
毛先は、髪の毛の中でも特に傷んでいるところと言えます。
そうして傷んでいるところにドライヤ―を当てていったら、そこは間違いなく更に傷んでいってしまうでしょう。
さらに毛先が傷んでいってしまったら、そこから髪の毛が死んでいってしまう可能性もあります。
育毛の為にも、そうして髪の毛を殺さないためにも、ドライヤーは根元にあてるようにしてください。
髪の毛を無駄にバサバサしない
ドライヤーの育毛に悪い使い方として、やたらと髪の毛をバサバサしながら乾かそうとするというものもあります。
髪の毛は確かに、数層のレイヤーになっていることが多いです。
だから、上からただあてるだけでは下の方が乾かないと思うものですし、水気を切りながら乾かした方が乾くと思いがちですから、ついつい髪の毛をバサバサしながら乾かそうとしてしまう気持ちもわかります。
でも、そうして髪の毛をバサバサしながら乾かしても、それで乾きが早くなるという事はあまりないでしょう。
むしろバサバサすることでついうっかり髪の毛を引っ張ったりしてしまい、抜け毛を増やす結果になるだけです。
当然ながら、抜け毛が増えるというのは、育毛には悪いことです。
せっかく育ってきた毛が抜けてしまうのですから、育毛の効果がいったん無に帰するという事になります。
それはすごくもったいないことだと言えるでしょう。
だから、髪の毛を乾かす際には、無駄にバサバサしないようにしていきましょう。
正しい乾かした方は髪の毛を持ち上げて乾かす
では、育毛によい正しいドライヤーの使い方は、どのようなものになるでしょうか?
まずひとつ目のポイントは、髪の毛を持ち上げながら乾かすということです。
髪の毛を軽くつかんで持ち上げて、そこにある程度の距離からドライヤーの温風をしっかりと当てていけば、それだけでしっかりと根元を乾かすことができます。
もちろん持ち上げる際に、強くつかんで持ち上げるのはNGです。
強くつかんで持ち上げてしまうと、それだけでどうしても頭皮には負担をかけてしまいますし、髪の毛もぬけがちになってしまいます。
だから、持ち上げる際にはあくまでも軽く持ち上げるような気持ちで持ち上げるようにしていってください。
最後は冷風で乾かすのが正解
育毛に効果的な正しいドライヤーの使い方として言えるのは、最後には冷風で乾かすということです。
先述のように、最後まで温風で乾かそうとすると、それだけですごく頭皮を乾燥させてしまいます。
でも、最後を冷風で乾かしていけば、必要以上に乾燥させることはなく、ある程度のうるおいを保ったまま乾燥させることができるのです。
だから、最後はそうして冷風モードを使用してください。
最後というのは、だいたい8割程度乾いた後です。
8割くらい乾かしていれば、あとは冷風モードでもしっかりと乾かすことができます。
だから、冷風でも乾くまでに時間がかかりすぎるということはなくなるでしょう。
育毛剤をつけた後は冷風で乾かす
育毛剤を使っているのであれば、それに関するドライヤーの使い方もあります。
それが、育毛剤をつけた後には冷風モードで乾かすという事です。
育毛剤をつけたあとにも、当然髪の毛はある程度蒸れています。
でも、その蒸れであれば、雑菌が繁殖したりすることはないでしょうから、基本的にはそのまま自然乾燥するのがベストです。
だけど、そうはいってもいられない状況もあります。
その後に何か用事がある時には早く乾かさないとならないでしょう。
そんな時には冷風で乾かすのです。
冷風で乾かしても、自然乾燥しても、差は大してありません。
むしろ冬場などの寒い時期であれば、自然乾燥よりも冷風で乾かした方が、冷えを生まないのでいいこともあるでしょう。
だから、育毛剤をつけた後には冷風のドライヤーで乾かすというのがおすすめです。
ドライヤーで乾かした後に育毛剤をつける
ちなみにそんな育毛剤は、ドライヤーでしっかりと髪の毛を乾かしてからつけるのが正解です。
だから、まず温風でしっかりと髪の毛を8割くらい乾かして、その後で冷風で残りの2割を乾燥させてその後で育毛剤をつけるようにしていってください。
そしてそれをさらに冷風モードのドライヤーで乾かしていくのです。
なんとなく二度手間のように感じるかもしれませんが、しっかりと成分を浸透させていくにはそうするのが一番なので、そうしていきましょう。
まとめ
ドライヤーの使い方次第で、育毛の効果が変わってくるのですから、誰だって良い使い方をした方が良いに決まっています。
その使い方というのも、そこまで難しいものではありませんから、誰でもマスターできるでしょう。
確かにちょっと手間はかかるかもしれませんが、これも育毛の為だと思って、是非生活に取り入れてみてください。