ナチュラルメイクを好む方を中心に人気を集めるCCクリームについて

CCクリーム

ベースメイクに使える化粧アイテムには色々な種類があり、それぞれの化粧アイテムによって利便性や機能性が異なっています。

そんなベースメイク部門の中で、美容成分が含まれていて簡単に使えることから人気を集めているCCクリームに注目し、CCクリームの解説や選び方、BBクリームとの違いなどについて紹介していきます。



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CCクリームの解説

一時期のブームによってCCクリームを愛用し始めた方も多いと思いますが、CCクリームの名前の由来や細かい性質は分からないという方は少なくないと思います。

そこで、ここではCCクリームの名前の由来や機能性・利便性について解説していきます。

CCクリームとは

CCクリームのCCとは、care control(ケア コントロール)の頭文字を略した言葉とされている場合もあるのですが、実際には明確な由来はなく、control(コントロール)、color(カラー)、care(ケア)、condition(コンディション)など、各メーカーによってCCの意味合いは使い分けられているのが現状です。

このCCクリームは、肌色補正と光の効果で素肌を美しく見せ、それと共に高いスキンケア成分が含まれた美容効果の高い化粧下地となっています。

そんなCCクリームは、肌の欠点を隠すための製品ではなく、肌を均一に整えて若々しい肌を演出するクリームとなっています。

CCクリームの機能性と利便性

CCクリームは気になる部分をしっかり隠すのでなく、ナチュラルに色補正することで素肌のように見せてくれることが魅力となっています。

また、気になる部分をしっかりと隠すためには、化粧下地、カラーコントロール、コンシーラー、ファンデーションなど、たくさんの化粧品を使用すると厚塗り感が出てしまいますし、手間と時間も掛かってしまいます。

一方、CCクリームなら一つのアイテムで色と光の効果で気になる部分をごまかすことでナチュラルでキレイな肌に見せてくれますので、厚塗り感がありませんし、時間効率も優れた商品となっています。

従って、ナチュラルな仕上がりにしたい人におすすめとなっていますし、最近ではベースメイクをしっかりと作り込んだマットな仕上がりよりもツヤ感のある素肌っぽい質感が流行にもなっていますので、CCクリームの需要は流行と共に自然と広がって行きました。



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CCクリームの選び方

化粧下地やファンデーションとしても使える便利なCCクリームですが、商品を選ぶ際に何を基準にすれば良いのか迷ってしまう方も少なくないと思います。

そこで、ここではCCクリームの選び方について紹介していきます。

肌に合った色を選ぶ

肌色補正でナチュラルな仕上がりにしてくれるCCクリームですが、もともとの地肌とあまりにも違う色を選んでしまうと逆にくすんで見せてしまう場合もありますし、血色が悪く見えてしまうこともあります。

そのため、自分の肌がイエローベースなのかブルーベースなのかを確認した上で、それに合わせた色味が出せるCCクリームを選んだ方が失敗が少なくなります。

また、実際に試してみることも大切で、お店で試し塗りができる場合は頬と首の境目などに塗って試してみるのがおすすめですし、CCクリーム以外の化粧品やカラーリングなどの様々な色選びの際にも役立つと思います。

機能と成分で選ぶ

CCクリームは、基本的には肌色補正効果のある下地という分類になるのですが、発売している化粧品メーカーによってはBBクリームのようにカバー力を備えている商品もありますし、それ1本でベースメイクが完了する商品や仕上げのパウダー効果がある商品もありますので、一口にCCクリームと言っても使い方や使用効果は様々となっています。

さらに、商品によっては日焼け止め効果があるものもありますので、自分の使いたい目的や求める機能性に合わせてどのような成分が配合されているのか、またはどのような効果が得られるのかを購入前にしっかりと確認すると後々の後悔に繋がるリスクを下げることができます。

使いたい用途で選ぶ

CCクリームは、本来は化粧下地として使うものなのですが、より素肌っぽくツヤ感を出したい時にはCCクリームをファンデーションとして使うこともできます。

そのため、CCクリームを化粧下地として使用するのか、それともファンデーションとして使用するのかを明確にしてから商品を選ぶと買い物がスムーズにできますし、失敗することも少なくなります。

使用する用途を明確にして選ぶ理由ですが、CCクリームを化粧下地として使用する場合はファンデーションを上に重ねることを考慮して伸びが良くて薄塗りできるものや、肌色補正の効果を重視して選ぶのがおすすめです。

また、ファンデーションとして使用する場合は、ある程度カバー力があるものや、ファンデーションのように肌色の色付けタイプがおすすめとなっています。

CCクリームとBBクリーム

CCクリームとBBクリームは、どちらも化粧下地の役割を兼ね備えたアイテムとなっており、一見するとどちらも大して変わらないように思われがちですが、厳密に言うと双方の役割は異なっています。

そこで、ここではBBクリームの役割を紹介すると共にCCクリームとの違いをお伝えしていきます。

BBクリームとは

BBクリームが生まれたのは、ピーリングの発祥地であるドイツとされており、ドイツのクリニックが施術後のデリケートな肌を保護するために開発されました。

そんな経緯から医療用に開発されたBBクリームは、美容整形が盛んに行われている韓国で注目を集めて更なる開発が進み、保湿力、カバー力、美容効果、紫外線予防など、様々な部分が強化されたBBクリームが多く発売され、その後に日本人女性からの注目を集めて広まっていきました。

そんなBBクリームは、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの役割を果たすクリームとなっており、余分な角質を除去するピーリングの施術を行った後のケアを目的として開発された経緯がありますので、肌を保護する効果が備わっていますし、肌の再生を促進させる効果もあるというのが特徴の一つとなっています。

CCクリームとBBクリームの違い

もともとBBクリームは、ピーリングやレーザーなどの美容施術後の肌を保護しながら敏感になっている肌を紫外線から守り、カバーするために開発された製品となっています。

そのため、肌の欠点や色ムラをしっかりとカバーするリキッド状のコンシーラーともいえる機能を果たしていますので、どちらかというとマットな仕上がりになり、ナチュラル感よりもカバー力を重視した仕様になっています。

一方、CCクリームは素肌をキレイに見せる力が優れており、肌色の補正効果で肌の欠点をカモフラージュしながら肌をトーンアップし、滑らかに整え、シワを防ぐ効果に期待が持てます。

その効果により、若々しくナチュラルな肌に仕上げてくれるのが特徴となっています。

その上、CCクリームの方がBBクリームよりもスキンケア効果が高いのも特徴となっています。

また、使用感に関してもCCクリームとBBクリームでは違いがあり、BBクリームよりもCCクリームの方が伸びやすく、薄付きな傾向があります。

しかし、各化粧品メーカーが競うようにして独自開発していますので、CCクリームとBBクリームの双方の弱い部分を強化した商品が開発されていますので、商品開発が進むに連れてCCクリームとBBクリームの違いを線引きするのも曖昧になっています。

まとめ

CCクリームについて紹介してきましたが、その利便性と機能性を生かしてしっかりとメイクしたい時は化粧下地に使用することができますし、近場のお出掛けなどのナチュラルメイクにしたい時はCCクリームのみでも十分な働きをしてくれますので、優れた性能と多様性があるCCクリームに人気が集まるのも納得して頂けたと思います。






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