ナチュラル肌に仕上げる!人気のCCクリームとは?
有名メイクアップアーティストで美容家のIKKOが紹介したことで一躍ベースメイクアイテムの定番となり注目を浴びたBBクリームですが、その後はどこの化粧品メーカーも自社オリジナルのBBクリームを発売してきました。
しかし近年化粧品売り場では、BBクリームの他にCCクリームというクリームも販売されています。
今回はそのCCクリームをクローズアップし、その特徴や BBクリームとの違いなどについて御紹介します。
CCクリームとは?
CCクリームはファンデーションの前に使用するベースメイクアイテムです。
肌の色を補正する色補正効果を主な目的とし、肌のトーンを上げナチュラルで自然な肌に仕上げる効果があります。
使い方
綺麗な仕上がりにするためにはベースメイクはとても重要で、CCクリームの塗り方や量を意識することで仕上がりが変わってきます。
まず、CCクリームを塗る前に化粧水などのスキンケアをしてしっかりと保湿します。
次に手の甲に、パール粒大ほどのCCクリームを出します。
CCクリームを顔の額、頬、顎そして鼻筋にのせますのせたCCクリームを顔の中心部から外側に向かって中指と薬指で伸ばします。
そして、顎、額、鼻筋の順で全て伸ばしていきます。
最後に、CCクリームを肌に密着させメイク崩れを防ぐため、スポンジで全体をなじませます。
CCクリームとBBクリームの違いとは
BBクリームとCCクリームはどちらもベースメイクアイテムですが、それぞれ主な特徴が異なっており、肌質や目的によってどちらを使用するかにより仕上がりが全く異なってきます。
ベースメイクアイテムとしての目的の比較
BBクリームは「Blemish Balm」の頭文字から名付けられており、その意味を直訳すると傷を軽減させる、つまり傷を目立たなくするという意味です。
その名前の通り、BBクリームはシミやソバカス、にきび跡などの肌の欠点をカバーして目立たなくする、カバー力を目的としたクリームで、ファンデーションの代わりとしても使用できます。
一方CCクリームは、Color ControlやColor Conditioningなどとメーカーによってその定義は様々ですが、肌の色を補正し、肌のトーンを整えナチュラルな肌に仕上げることができる、肌の色補正を目的で開発されたクリームです。
BBクリームとCCクリームの違いは、肌トラブルをカバーする目的で使用するクリームか、赤みやくすみなどの肌色の補正を目的で使用するクリームかということです。
メリットデメリット比較
BBクリームとCCクリームにはどちらもメリットデメリットがいくつかあります。
カバー力の高いBBクリームのメリットは、肌の欠点をしっかりと隠し、マットな仕上がりにしてくれるので、ファンデーションの効果もあります。
また、BBクリームは美容液、日焼け止め、コンシーラー、ファンデーション効果などこれ1本で何役もこなすメリットがあり、忙しい朝なども時短で化粧ができるというメリットがあります。
しかし、カバー力が強いため仕上がりが粘土のような肌質で、厚化粧のように見えてしまい、ナチュラル感のある肌に仕上げることはできません。
また、脂分に弱く脂性肌の人が使用すると崩れやすく、乾燥を感じやすいというデメリットもあります。
CCクリームの場合だと、肌の欠点をカモグラージュしながら、肌に潤いを与え、ナチュラルな仕上がりにします。
また、軽めのテクスチャーから塗っている感があまりない、軽めのつけ心地がメリットとして挙げられます。
しかし、BBクリームのようなカバー力はないので、あくまで肌色を整えるための下地として使用し、ファンデーションを合わせて使用する必要があります。
こんな人におすすめ!
BBクリームは、リキッドファンデーションのようなしっかりと肌トラブルや欠点をカバーしたい人や、マットな仕上がりを好む人におすすめです。
CCクリームは、素肌のような透明感のある肌を好む人や、赤みや乾燥によるくすみなど肌色を明るくしたい人、軽めのつけ心地を好む人におすすめです。
人気有名ブランドCCクリーム
CHANEL CCクリーム50
有名ブランドのCCクリームの中で、人気の高いシャネルのCCクリームは、紫外線を強力にカットする紫外線防止効果や、スキンケア効果、ナチュラルなメークアップ効果を1本で補えるクリームです。
潤いを与え、滑らかに伸びるつけ心地で若々しい印象の肌を作り上げます。
使用者からは、CCクリームなのにコンシーラーが入らないほどのカバー力や、長時間使用してもテカテカにならず崩れにくいという声が多く、クオリティーの高さが人気の理由です。
YSL フォーエバーライトクリエイターCCクリーム
YSLから初めて登場したCCクリームで、光を増倍させるリキッドミラー成分と、色彩ヴェールが肌の色ムラやくすみに働き、肌色をコントロールしてくれるクリームです。
全3種類あり、くすみがきになるなら「ローズ」シミ、そばかすが気になるなら「アプリコット」、赤みや黄ぐすみが気になるなら「ラベンダー」と、カバーしたい目的によって選べることが人気の理由です。
また、YSL独自開発成分のグリカンアクティブも配合されているので、美白効果もあり内側からも透明感ある肌へ導く効果もあります。
JILL STUART エアリーティント ウォータリーCCクリーム
宝石のようなデザインが可愛く、若い女性から人気のあるジルステュアートのCCクリームは、スキンケア成分をたっぷりと配合し、みずみずしく透明感のあるフレッシュな肌を演出するクリームです。
皮脂吸着パウダーや、撥水効果のある成分が皮脂や汗を抑え、化粧崩れを防ぎます。
1本でスキンケア、ファンデーションどちらの役割も果たし、忙しい朝などや初心者でも簡単に使用することができるメリットが人気の理由です。
注目のプチプラCCクリーム
KOSE グレイスワンCCクリーム
1本1200円とお手頃で、1品7役をこなす優秀なCCクリームです。
コラーゲン、ヒアルロン酸、アスタキサンチンなどの美容液が79%配合されており、小じわや乾燥くすみをカバーし、明るく透明感のある肌を導きます。
カネボウ フレッシェル スキンケアCCクリーム
1本1600円とお手頃で、1品5役をこなすCCクリームです。
軽いウォーターベース処方で軽いつけ心地で、ひと塗りでくすみや色むらを抑え、すっぴんのようなナチュラルな肌に仕上げます。
肌に密着し潤いを与える湿潤効果と、潤いを閉じ込める保護効果でつけている間中潤いを保ちます。
また、クレンジングは不要でいつもの洗顔で落とすことができ、手間がかからない点も人気の理由です。
ドットフリー リシリエンスCCクリーム
1本1000円とお手頃で、1本で9役こなすとても優秀な CCクリームです。
生コラーゲンを含むスキンケア美容成分が83%配合と非常に高く、5種のパウダーを配合しており、毛穴やくすみ、しわなどをしっかりカバーします。
紫外線をしっかりカットしつつ、紫外線吸収剤フリーのノンケミカル処方で肌に優しく負担がかからないので、敏感肌の方にもおすすめです。
まとめ
みずみずしい透き通るような肌を手に入れることは難しいことではないことがわかったのではないでしょうか。
また、最近ではBBクリームの効果や美容効果を持ち合わせたCCクリームなども発売されており、1本で何役もこなし、化粧にかかる時間や手間を省略することが可能になってきました。
BBクリームとCCクリームの違いをしっかりと理解し、自分の肌に合ったCCクリームで、美しい素肌のような肌を手に入れましょう。