パウダーファンデーションを割ってしまった!困った時のカンタン再生術
パウダーファンデーションを落として割ってしまった経験は誰しもあるはず。
高いものやまだたくさん残っていた場合はけっこうショックを受けてしまうものです。
粉々になってしまったら、もう使えないのかと思ってしまいますよね。
しかし、割れたからといって新しいものに取り換える必要はありません。
ここでは、ファンデーションが割れた時の対処法を紹介しましょう。
目次
まだ捨てないで!砕けたパウダーファンデーションは砕いて再利用
パウダーファンデーションは持ち運びに便利なよう、パウダーを圧力で固めてコンパクトにしたものが最も一般的です。
何かの拍子に一部が欠けただけならまだしも、バラバラになってしまったらもう買い替えるしかないのかと諦めていませんか?
割れてしまったファンデーションは捨てずにとっておいて、固まりを細かく砕くことで再利用できます。
割れたのにさらに細かくするなんてどういうこと?
と思うかもしれませんが、まずは粉を無駄にしないようラップで包むかビニール袋に入れてパウダーをつぶしていきましょう。
ファンデーションが粉状になったら、市販のパウダージャーに入れてルースパウダーとして使用できます。
ただ、保存や持ち運びなどのことを考えると、プレストタイプとして使いたいという方もいますよね。
プレスした後に冷やして固めればOK
袋を破らないようにしながら、麺棒やトンカチでできるかぎりファンデーションを細かいパウダー状にしたら、元のケースに押し込んでいきます。
後で空気が入らないよう均一に詰めることが大切です。
それから新しいラップを出して詰めたパウダーの上にのせ、メイク道具のキャップなど先端が平らになったもので表面をギュッギュッと押します。
表面を叩くというよりも、圧縮させていくようなイメージです。
ファンデーションの使い方が広がるプレス&冷却法
ただ詰めただけではまだ崩れやすい状態のままなので、詰めたファンデーションが崩れないようラップかビニール袋に入れ、冷蔵庫で2、3時間冷やせば完成です。
パウダーファンデーションの主成分は脂なので、常温ではバラバラだったものが冷やすことによりくっついて固まります。
さすがに新品とはいかないので外出用には向かないものの、お家でのメイク用には十分に使えるので、パウダーファンデーションを無駄にしなくてすみます。
メイク直し用と再生させたファンデーションと2種類使うといいでしょう。
また、同じメーカーのものであれば色の違う2種類のファンデーションを混ぜ合わせて、自分にちょうどいい色のオリジナルファンデを作ることもできます。
手間をかけたくないなら化粧水or乳液でもっと気軽に
ちなみに、砕かずに化粧水や乳液を使って元通りにする方法もあります。
化粧水を2、3滴ファンデーションの上に落としたら、乾くまで待ってからラップをしいて押さえつけます。
乳液の場合は、数滴たらしてファンデーションと練って乾燥してからやはりラップでプレスすればOKです。
この2つの再生法はお手軽ですが、ファンデーションに余分なものを混ぜることで劣化を速めてしまいますので、固めてからなるべく早く使い切ることが重要です。
乳液と混ぜてリキッドファンデーションにも!
砕いてパウダー状にしたファンデーションに乳液を加えてかき混ぜれば、リキッドファンデーションとして使えます。
上手く固まらなかった時や、マットな仕上がりの方におすすめです。
砕いたファンデーションと乳液をケースに入れて、つまようじなどで好みの堅さに仕上げましょう。
こちらも傷みやすいので、早めに使ってしまうのがベストです。
まとめ
パウダーファンデーションが割れてしまったからといって、捨ててしまうのはもったいないもの。
砕いてルースパウダーにするのもいいですし、固めて再利用するなど、ひと手間で甦るなら節約にもなります。
再生したファンデーションは既成品と比べると振動に弱く、崩れやすいため外出用には不向きですが、朝出かける時に使うにはぴったり。
やりやすい方法で、壊れた化粧品も有効に活用しましょう。